ニュースレター
- 詳細
- 参照数: 2364
「若葉九条の会」ニュースレター No 43 (2012.02.15発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
2012年度「若葉・九条の会」総会のご案内
若葉・九条の会は今年2月23日、設立7周年を迎えました。
読売新聞の世論調査では、この7年間に、国民の意識は、憲法を「改正する」が61%から43%へ、「改正しない」が27%から39%へ、九条を「変える」が44%から32%へ、「守る」が46%から58%へと変化してきました。
一方、2011年11月、改憲手続法(07年5月成立)に基き衆参両院憲法審査会が実質審議を始めました。いつ、どのようなかたちで、「改憲」問題が持ち上がるか予断を許しません。
下記の通り、総会を開催し、2011年度の活動のまとめ、2012年度の活動の方向を議論致したく、皆様のご参加をお願い致します。関心をお持ちの方はどなたでもご参加下さい。
日時:3月18日(日)14:00~16:30 みつわ台公民館講堂にて
(全国集計の途中結果:2月13日現在 4,026,244名)
平和を願う音楽家の会”つぶてソング”
全員合唱”花” ”ふるさと”
てづくり 古楽器 プサルター
様々な悩みの末にとった彼の行動は「今声を上げなければ自分は人間ではなくなる」という彼の思いに裏付けられており、一人でも多くの人の声の集まりがこのおぞましい惨事を防ぐ唯一の道であることを訴えている。(西都賀・崎山樹)「ひとり舞台」集英社刊2012 1300円
図書館にリクエストも可
感想文(400字位)を募ります。E-mail 又は FAXにて 編集委員会までお寄せ下さい。043-252-2036
▲いのちが大事/いらない原発と基地 in ヒロシマ
2月18日(土)14:00~16:30
広島平和記念(原爆)資料館 ホール
講演:渡辺 治(一橋大名誉教授/九条の会事務局)
福島から:武藤類子さん
●ビキニ被爆者 核を問う
2月25日(土)14:00~17:00
第5福竜丸展示館「夢の島マリーナ会議室」
NHK・ETV特集「大江健三郎・大石又七」対話 89分上映
核を考える市民講座:資料代500円
新木場駅から徒歩15分 03-5569-2710
◎ 若葉・九条の会2月例会
2月26日(日)14:00~16:30
みつわ台公民館
レポート:鎌倉 淑子(検証・3/11以後)
◆ 講演会「チェルノヴィリで起きたことから何を学ぶか」
2月26日(日)10:00~12:00
千葉市生涯学習センター大研修室
演者:広河 隆一(DAYS JAPAN編集長)
主催:ニルス理科実験クラブ
無料 当日先着順
問合せ:稲毛区地域振興課284-6105
◇原発さよなら!3・4 千葉集会
3月4日(日)13:00開場(ライブ;13:00-14:10)
千葉県教育会館大ホール 資料代500円
制服向上委員会(結成20年のアイドルグループ 。「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」が大反響を呼ぶ)
講演:「フクシマの真実」武藤類子さん(9/19 脱原発5万人集会で発言)
連絡先:原発さよなら千葉 (090-2553-2587)
■東日本大震災 市民のつどい「ピース オン アース stage」
〈追悼し、未来を・・・〉
3月10日(土)11:00~19:00(予定)
日比谷公園噴水前特設ステージ 無料
田中優・Yae・マエキタミヤコ・キャンドルジュン 他
3月11日(日)11:00~19:00(予定)
坂本龍一・後藤正文・加藤登紀子・鎌田實
飯田哲也・中沢新一
◎「若葉・九条の会」総会(トップページにご案内)
3月18日(日)14:00
みつわ台公民館
◇さようなら原発1000万署名集約集会
3月24日(土) 13:30~
東京・日比谷野外音楽堂集会、パレード
編集後記
恒例、当会も実行委員会に参加の「若葉・新春平和と文化のつどい」(5回目)がおわりました。西都賀在住 信太さん(書家)の味わい深い文字の看板、高品在住の浪岡さん(メゾソプラノ)の”つぶてソング”、クールな市民科学者、崎山さん(西都賀)、モクモクと裏方の務めをはたす岩佐さん(千城台)・・・みんな、わたしたちの市民力だと感じます。あきらめないで「平和の文化」を発信し続けましょう。
「脱原発1000万署名」は会場で52筆頂きました。2月末に届けます。
2012/2/9(都賀の台・鎌倉)
- 詳細
- 参照数: 2052
「若葉九条の会」ニュースレター No 42 (2011.12.05発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
原発 やめる? 続ける? わからない 全国シール投票実施
2011年11月3日(祝)午後1:30~3:20 千葉市動物公園モノレール駅陸橋上にて
原発 やめる ・・・236人(61パーセント)
原発 続ける ・・・ 57人(15パーセント)
わからない・・・・・ 92人(24パーセント) 総数:385人
会のメンバー13名と柴犬1頭が参加しました。家族連れ、カップル、中学生もシール投票をしてくれました。長崎で被曝し聴覚が不自由という年配の方が偶然に通られ「核なき世界を」と。東京新聞千葉支局と赤旗の取材があり、翌日記事になりました。
当日の模様です
全国の集計結果が11月30日に出ました
原発 やめる ・・・15,094人(73パーセント)
原発 続ける ・・・ 2,275人(11パーセント)
わからない ・・・ 3,308人(16パーセント)
計 20,677人が答えました 国会に届けます
12月定例会 「2011年を振り返って」
12月23日(祝・金) 午後2時~4時30分 みつわ台公民館
自由に語り合いましょう。参加費無料、どなたでもどうぞご参加ください
第4回九条の会全国交流集会 (11/19) 於: 日本教育会館
第4回九条の会全国交流集会に参加しました。参加者は約750名、熱気ある交流会でした。大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんのあいさつの印象に残ったことを紹介します。
大江さん:9月19日の「さよなら原発」大集会とそのあとのデモでは今までの集会や行進とは違うという印象を持った。5大国以外に、原発の使用済み核燃料からプルトニュウムを取り出し使用を認められている国は、日本とドイツだけである。自民党の国会議員が、“原発を維持するということは何時でも核兵器をつくれるということであり、潜在的な核抑止力になっている。原発をなくすということは潜在的な抑止力を放棄することになる”といっている。我々は九条により戦争をしない、武装はしないといってきたが、すでに核弾頭を造ることができるし、核抑止力をもっている、こういうことがすでにあるという感を強く持った。
憲法ができる前、日本人は広島、長崎への原爆投下という大きな災難を被り、被害者の苦しみは今も続いている。その苦しみを繰り返してはならないという決意が「憲法文化」です。核は持たないという自覚をしているのは大きな文化です。そこに福島原発事故という戦後のマイナスの要素がもう一つ加わった。子どもは内部被曝不安の中で20年30年と生きていかねばならない。もう二度とこのようなことが、あってはならない状況をつくることが「憲法文化」的な仕事です。
奥平さん:3.11がもたらしたもの、復旧とは何か改めて考える必要がある。原発問題の直ぐ背後に核兵器武装が付きまとっている。すなわち九条のことと関わっている。ある高名な音楽家が、世界文化賞の受賞記者会見において、「原発文化のなかにどっぷりと浸かっていた、恥ずかしい思いである」と語っていたのが印象的だった。
いま、3.11を機軸に憲法「改正」の動きにピッチが上がり、憲法審査会が眠りから覚め動き出した。結党50周年党大会で憲法改正案を採択し、改憲手続法(2007年5月施行)を強行採決し、この原動力であった自民党は、今ならやれるぞという気がある。憲法は、単に政治的な問題ではなく、国の基本に関わる問題、哲学的な問題、人間の生き方の根幹に関わる問題、「正義」に関わる問題であることがようやく認識されてきた。この時に改憲が亡霊のように出てきた。それも自民党は「九条だけでなく全面改訂しよう。押し付けられた憲法は全面的に改訂しなければならない」と。
澤地さん:9月19日の明治公園での「さよなら原発5万人集会」で本当に感動した。6万人の発表でも少ないぐらい集まり道にも人があふれた。“原発を止めよう”とこれだけの人が思いを一つにして集まったのを見て、日本もまだ捨てたものではないと強く実感した。憲法を変えようという黒い野心をつぶせるかどうかは、結局は私たちの手の中にある権利です。 生存権を認める憲法のもとで福島の子どもたちや現場の労働者が毎日被曝している。憲法を守ることは原発への意思表示とつながっている。日本は今、世直しを求められている。 木村 忠彦 みつわ台5丁目 世話人
交流ひろば
「さようなら原発1000万人アクション」に伴う署名活動に参加して
9月20日付朝日新聞で、大江健三郎さんらが呼びかけた集会に約6万人が参加したとの記事にスゴイと感嘆しておりました。翌日の朝日新聞に「脱原発集会:民主主義が動き出す」との社説で、その意義を高く評価しておりました。
その翌日小生の許に「チェルノブィリ子供基金」を通して「さようなら原発」の署名用紙が届きました。当初は30名程度が精一杯と思いましたが、町内の自治会員のお宅を皮切りに署名活動をスタートしましたところ、賛同者が多く、励ましの声も多く頂き、一ヶ月の間に200名ほどの署名が集まり、10月20日に事務局に送付いたしました。ただ、お願いした2割ぐらいの人は「まだ判断がつかない」「判らない」と署名を拒否されました。現在も署名活動を続けており40名ほどの署名が集まっております。最終締め切りは来年2月末ですので、今後も続けてまいりたいと思っております。 (西都賀・信太)
「脱原発を実現し自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」
1000万人署名只今149名。
用紙をコピーして増やし今日まで149名の署名を集めました。判断しかねている方は「原発をやめると電力が足りなくなるのではないか」と思い込んでいる方が多いです。便利第一の生活を変えて脱原発を実現したい。 (稲毛区柏台・野々瀬)
「さよなら原発」ステッカー作りました
みなさんの声で九条ステッカーだけでなく、脱原発ステッカーを是非つくってほしいということで作りました。自動車や自転車、ポストなどに取り付け、取り外し簡単、マグネット式です。
*色(赤・白・青・黄・緑)
*大きさ5cm×30cm 両サイドカット自由
*1枚500円 (みつわ台・岡本) <連絡先 090-1435-4667へ>
みなさま、「交流ひろば」に、メッセージ、ご意見、近況報告、本の紹介などをお寄せください。600字以内 FAX 043-252-2036 E-mail
みつわ台公民館文化祭(10/29)参加
公民館和室にて
お話会(紙芝居・東京大空襲)(絵本・「世界がもし100人の村だったら」「しごくのそうべえ」)
折り紙創り(折り鶴・楽しい色鉛筆)を楽しみました。
お出かけ情報
◎ さようなら原発1000万署名に参加しよう
12月10日(土) 11:30 有楽町駅前で署名・街宣
日比谷野外音楽堂12:00開場
オープニングコンサート
13:30 開会 神田香織MC
スピーチ内橋克人・鎌田慧・フクシマから
14:10 パレード
★ 原発の安全神話を支えてきた学校教育
12月11日(日) 13:30~
御茶ノ水 明治大学リバティータワー16F 1163 室
パネルディスカッション 鎌田慧・俵義文他
◇ 四街道市「平和と文化のつどい」
12月18日(日) 開会13:00
四街道市文化センター大ホール
1部 合唱、フクシマからの報告ほか
2部 講演 前広島市長 秋葉忠利氏
参加券 999円(木村・鎌倉まで)
◆ 定例会
12月23日(金・祝) 14:00~
みつわ台公民館
2011年を振り返ってー懇談会
参加費:無料
どなたでもどうぞご参加ください
○ 東海第2原発と千葉
2012年1月21日(土) 18:15~
千葉市民会館 4F 会議室
講 師:小林正弥さん
資料費:500円
主 催:平和への大結集(080-2042-5625)
♪ 「第5回 わかば新春平和と文化のつどい」
~ニューイヤーコンサートin わかば 2012 おたのしみに・・・
2012年1月29日(日) 13時開場
若葉文化ホール(千城台)
前売り券 500円(世話人までどうぞ!)
主催 つどい実行委員会
後援 千葉市・千葉市教育委員会・振興財団
「つぶてソング」より (詩:和合亮一)
浪岡浩子さん朗読・独唱 フクシマによせて
オーケストラによるワルツ、ファゴット独奏
新婦人コーラスひまわり・加曽利コーラス等
● さようなら原発1000万人アクション
2012年2月11日(土) 13:30~
東京代々木公園・集会、パレード
◇ 第九条の会ヒロシマ20周年記念講演会
「許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会」
2012年2月18日(土) 14:00~
広島平和記念(原爆)資料館メモリアルH
“いのちが大事 いらない!原発と基地”
講 演:渡辺 治さん
福島から:武藤類子さん
◎ さようなら原発1000万署名集約集会
2012年3月24日(土) 13:30~
東京・日比谷野外音楽堂 集会、パレード
編集後記
憲法審査会が野田政権のもと始動した。<改憲のためのハードルを低くする>(3分の2→2分の1)<9条を捨てて集団的自衛権を使えるようにする>のが目的だと思う。いろいろメクラマシ術を使うだろうが、①審査会を傍聴し、監視しよう。②自衛隊よ海外に人殺しにいくな。③正反対の人命救助に徹せよ。K
- 詳細
- 参照数: 2326
「若葉九条の会」ニュースレター No 41 (2011.10.8発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
緊急お知らせ
平和を願う市民のつどい 2011
実行委員会 090-3317-0410(舘)043-252-1852(鎌倉)
「平和」とは単に戦争がない状態ではなく、安心して子どもを生み育て、人としての当たり前の日々の暮らしができることではないでしょうか。今年の「平和を願う市民のつどい2011」は正面から「原発問題」に向き合います。大人、学生、子ども、外国籍さまざまな環境にある市民のみなさま、どうぞ、参加してご意見をお話し下さい。
い つ? 2011年10月15日(土)13:30~17:00
どこで? 千葉大学 教育学部 2101 大講義室
JR 総武線各駅停車 西千葉駅 又は京成電鉄 みどり台駅
千葉大西千葉キャンバス・正門から(案内板用意します)
保育室あり 事前申し込み要(090-9304-1030) 資料費 300円
どんな? 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田香織(約1時間)
小林正弥教授の千葉大学白熱教室(約2時間)
白熱教室準備中 原発推進側の資料集め
・ 文科省・資源エネルギー庁作成の小・中学生用副読本とホームページから「安くてクリーンで安全な原発」・原発は必要という市民・財界・労組・マスコミの意見
脱原発側の資料集め
・ 原発の危険性・地震と原発 千年に一度の地震?・津波の軽視・内部被曝・原発のコスト・原発はクリーンか CO2・高温排水・廃棄物処理
当日発言予定
◆ 福島県から避難して(千代田信一さん)
◇ 放射線の人への影響(医学博士・崎山比早子さん)
◆ 地方自治体は?(千葉市長・熊谷俊人さん)
◇ エネルギー政策を真剣に考える立場から(産総研研究員)
☆ 参加者全員が発言者です。子育て中の親、農業従事者、経営者、研究者、若者から高齢者まで、
それぞれ自分の意見や思いを伝え合い、共に考えましょう。
賛同者名:秋葉榮 秋元寿子 浅間基秀 荒川剛男 市川まり子 伊藤章夫 岩佐悦次 漆原勉 大嶋甲三 小柳敏朗 金井秀夫 金谷房雄 鎌倉忠三郎 鎌倉淑子 河井節子 川鍋光弘 木村忠彦 工藤東 久保田美智 小林立子 崎山樹 崎山比早子 佐久間美弥子 下之薗修 島あけみ 白井進 出納いずみ 菅原軍司 高野晴美 高橋晴雄 竹内悦子 舘正彦 土屋淑子 坪井はるか 仲佐秀雄 永野勇 西田洋子 二瓶朝夫 二瓶浩實 波木賢 長谷川弘美 半沢勝男 平井道子 古家幾久江 三島泉道端園枝 宮田敬子 村松勇 矢野忠昭 山崎邦子 吉岡滋子 渡部誠
後援:千葉市・千葉市教育委員会
9月19日 東京明治公園・「原発さようなら5万人集会」
当日のメッセージより
鎌田 慧さん 「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名は今日で100万人を突破しています。来年3月までに1000万人の声を集めましょう。」
大江健三郎さん「原発の電気エネルギーなしでは事業は成し遂げられない。生活できないという人々がいますが、それは<うそ>だと思います。原子力によるエネルギーは荒廃と犠牲を伴います。
放射性物質で汚染された広大な面積の土地をどのように剥ぎとるか、どう始末するのか。内部被曝している大きい数の子どもたちの健康をどう管理するのか。イタリアではもう原発によって人の命が奪われることはない。私たち日本人はこれからもさらに原発事故を恐れなければならないということです。私たちはこの事態に抵抗する意志を持っています。政治家、経団連の実力者に思い知らせる必要があります。どのようにして?私たちには民主主義のこのような集会、市民のデモしかないのです。しっかりやりましょう。」
内橋 克人さん「原発安全神話の新版、改訂版に注意しなければならない。つまり技術が進歩すれば安全な原発は可能であるという。さようなら原発で世界は変わるでしょう。皆さんありがとう。」
フーベルトさん「何百万ものドイツの市民から皆さんへ連帯の挨拶をお伝えします。脱原発はもはや出来るか、出来ないかの話ではなく政治的にやるか、やらないかの話しなのです。」
福島から来られた武藤類子さん「3・11が美しい福島を奪いました。福島の人々は避難すべきか、残るのか。食べるのかたべないのか。日々苦渋の選択を迫られています。国、東電は事実を隠す。国は私たちを守ってくれないこともわかりました。私たちとつながって下さい。フクシマを忘れないで下さい。助けて下さい。
他に落合恵子さん、澤地久枝さん、山本太郎さんらのスピーチもありました。 (報告:都賀の台・鎌倉)
下の写真は当日の模様です。
交流ひろば
「原子力発電に依存しない社会は可能だろうか」の学習会に参加して
私の始めの一歩
九条の会の発足は、大江氏の「ヒロシマノート」に高校生の時に接していた私には気になる存在でしたが、日々の生活に追われ遠いものでした。この夏休みに娘と安曇野ちひろ美術館を訪れたおり九条の会の原発反対署名に接しました。「声に出す、行動することが必要、今出来ることから始めよう」 私の始めの一歩です。科学、技術の進歩は目覚しくひと一人の一生の時間をかけても理解しきれない歴史の積み重ねの、今が頂点かもしれませんが、自分たちの世代の間に始末の出来ないものを作ってしまった事に責任を感じなければならないと思います。
海に山に大気中に大地にと撒き散らしてしまった放射性物質、貯まる一方の使用済み核燃料、始末の術を持たないうちに危険な物を作ってしまった愚かさを恥じ入ります。地球上の生物でこんなに愚かで迷惑千万なものは人間以外にいません。原発に頼ってきたのは失敗だったのですから止めて当然です。幸いとりあえず火力発電を増やす事である程度補いもつくようですので後は自然エネルギーの活用が待たれます。原発停止に向け企業、庶民の一人ひとりも節電と自家発電の努力が望ましいと思われます。
(南方戦線生き残りの父の命を引き継いで64年、小倉台・日暮範子)
9月定例会 報告
原発学習会3回シリーズ(5/1「福島第一原発事故とその影響」崎山比早子さん・ 6/26「原子力発電は何故危険なのか」木村忠彦さん・8/21「原子力発電に依存しない社会は可能だろうか」本島勲さん)を終えて、「原発導入のシナリオー冷戦下の対日原子力戦略」(1994 NHK放映ドキュメンタリーのDVD)を見て自由討論。
▼このドキュメンタリーは「ヒロシマ・ナガサキ・第5福竜丸被曝」によって「核アレルギー」と言われた私たち日本人が「原子力の平和利用」の名のもとに如何に巧に騙され、原発を受け入れるに至ったかがよくわかった。▼同じ過ちを繰り返さないためにどうすればいいのか?▼「難しくてもう嫌だ!」とさけびたいが、事実を知り調べ自分のあたまで考える力をつけるほかないのでは?▼原発労働者の被曝・子どもたちの内部被曝・汚染物質の処理・高濃度汚染核廃棄物の処理が重大な課題▼原発事故は現在進行中なのだ
「若葉・九条の会」では脱原発を実現するために以下の2つに取組みます。
◎ 「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」(全国1000万署名)署名用紙を同封します。既に署名済みの方は二度はしないで下さい。身近な方におひろめ下さい。集まりましたら今年中に世話人までお届け下さい。
◎ <原発 止める?続ける?全国シール投票>10/15~11/6 に参加、実施します。
JP千葉駅前予定。日時未定。決まりましたらお知らせします。
7月24日/戦争体験を語り継ぐ 堤信一さん
千葉大空襲を想い起こして
今年は太平洋戦争で無条件降伏をした1945年8月15日から66周年です。太平洋戦争を体験した人はかなり高齢となりました。私も敗戦の年国民学校1年生で焼け跡の記憶はかすかですが、今年3月11日の東日本大震災後の被災地の様子は戦後の焼け跡のようだと体験者は話されます。
千葉市は敗戦直前の6月10日と7月7日に空襲を受け市街地が焼野原となり、多数の死傷者を出しています。「若葉・九条の会」では7月24日、千葉市の大空襲について会員の堤信一さんのお話を聞く会をもちました。堤さんは「戦争を風化させてはならない」と戦争体験の記録「100人の証言集」の編集委員をされ、ご自身の体験も書いています。
当時、堤さんは16才。工業学校生でした。一家は東京で町工場を経営していましたが、強制疎開で千葉に引越してきたそうです。「強制疎開」とは戦争のため家を強制的に取りこわしてしまうことです。7月6日の夜中に空襲があり、院内小学校の裏の田んぼに逃げ家族は無事でしたが、家は跡形もなく焼けてしまい、しばらくは防空壕での生活だったそうです。引越してきたばかりの家も焼けてどんなにがっかりされたことでしょう。戦后、ご家族で力を合わせて生きぬかれたお話しにホッとしましたが、戦争は国のために個人の自由や幸せを容赦なく犠牲にするということを強く感じました。
6月10日の空襲については参加者の女性からその時の爆撃でガラスの破片が腕にささり、今でもその傷が痛むとのお話しを聞きました。戦争を風化させず、憲法九条を守って、ひとりひとりの幸せを大切にする日本にしていきたいと思いました。(みつわ台・森村敏子)
「憲法96条改正を目指す議員連盟」設立―6月7日(民主・自民など約100名)
改憲の発議要件を現行3分の2から「過半数」への引き下げ。「九条改悪」を狙う
民主党憲法調査会再開
会長は改憲派の前原誠司
お出かけ情報
▼ 田中優&まーちゃんツアー
日時:10月5日(水) 10:30~13:00
場所:千葉市文化センターアートホール (パルコ前)
講演:田中優(環境活動家)著書「原発に頼らない社会へ」
・まーちゃんうーぼー(三線演奏家)「復興支援NGO心援隊」代表
主催:復興支援NGO心援隊
問合せ:自然育児サークルポレポレ 080-5425-9841(杉浦)
参加費:無料 カンパ歓迎
◇ 映画 ミツバチの羽音と地球の回転
日時:10月6日(木)10:00 と18:30
場所:船橋市勤労市民センターホール
鎌仲ひとみ監督 ミニ講演 13:00と17:45
大人 1000円 中高生 500円
午前のみ託児あり
共催:「市民ネットワーク千葉県」「生活クラブ」問合せ090-3509-8732
♪ 歌おう 語ろう 憲法 2011 平和・人権・福祉・環境フェステェバル
日時:10月23日(日) 12:00~16:45
場所:千葉市中央公園 ステージ&テント
主催:同実行委員会 後援:千葉市中心市街地まちづくり協議会
◆ 平和を願う市民のつどい2011(再掲)
日時:10月15日(土) 13:30~16:30
場所:千葉大学 教育学部2101 大講義室
第1部 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田 香織
第2部 原発について話そう 小林正弥教授の千葉大白熱教室
資料費 300円 保育あり 要・申し込み
主催:同実行委員会 後援:千葉市・千葉市教育委員会
問合せ 090-3317-0410(舘)043-252-1852 (鎌倉)
♭♯ みつわ台公民館文化祭
日時:10月29日~10月30日
場所: みつわ台公民館
「憲法を読む会」「若葉・九条の会」参加
日時:10月29日(土) 14:40~
場所:みつわ台公民館集会室(畳の部屋)
紙芝居・読み聞かせ・折り紙つくり <千葉に空襲があった><じごくのそうべえ>等。
お楽しみ下さい。
編集後記
表紙を9月19日の5万人集会での大江健三郎さんらのメッセージの一部紹介としました。震災とフクシマ原発事故後を生きることになった私たちは、いろんな人たちがいろんなことをいう中で、真実のことは何か自分で考え、自分が選ぶしかありません。「若葉・九条の会」が自由に話し合い 学べる場となりますように!(K)
- 詳細
- 参照数: 2164
「若葉九条の会」ニュースレター No 40 (2011.8.6発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
お知らせ
原発学習会パート III 原子力発電に依存しない社会は可能だろうか?
日時:8月21日(日)午後2:00~4:30
場所:みつわ台公民館講堂
講 師:本島勲さん 日本科学者会議エネルギー・原子力問題委員会委員
工学博士(岩盤地下水工学)
主 催: 憲法を読む会・若葉九条の会
参加費:無料 問合せ・連絡先 木村忠彦(255-3904)
下の図はニュースレター39号に掲載されたものです。今回の学習会の参考になるかと思いここに再掲します。
「戦争を語り継ぐ」、田中武利さんの「戦争時代の子どもの生活」をお聞きして
5月29日(日)みつわ台公民館での例会は「戦争時代の子どもの生活」と題して、若葉区桜木在住の田中武利さん(全国年金者組合若葉区支部長)がお話されました。田中さんは81歳になられますが、戦争の時代を振り返りながら時間と歳を追って思い出すようにお話され、その語りはアルバムをめくっているような臨場感溢れるものでした。
恩師の戦地召集に刺激され、自ら15歳で特年兵として海軍に志願入隊。既にこの時死を意識し、妹さんに赤い布入の草履、家には竹箒を作ったとのこと。何か痛ましさと健気さに涙を誘われました。
入隊は昭和20年の5月で8月には終戦を迎えたのですが、隊は解散することなく沖縄や北海道などの機雷掃海作業に2年位も当たらされたとのことです。
田中さんからは、日本軍隊の実態やアメリカ軍との違いなど、たくさんのエピソードが話されました。日米軍隊が一緒になって行った掃海作業で知り合った若い米兵との交流の話しは、ご本人も懐かしそうに語っておられたのが印象的でした。
それにつけても、わずか14歳、15歳の少年が死をも覚悟して軍隊に志願するという当時の異常な日常。田中さんから、こうした生のお話しをお聞きし、日本の侵略戦争が国民の命と犠牲の上に行われた犯罪であったとあらためて学ことができた1日でした。 (都賀の台・小宮豊治)
参考資料:5月29日(日)の補足
私の戦中、戦後年表
若葉区桜木・田中武利
1930(昭和5)千城村に生まれる
1931 満州事変 中国侵略戦争開始
1937 支那事変 小学1年
1938 南京大虐殺について父と一緒に朝日新聞記者から聞く。記者は国民に知らせたくとも一字でもそれに触れると新聞は発禁処分になるから記事にはできないと言った。この頃大網街道に沿って傷痍軍人療養所ができる(結核)。外気患者が周辺の部落に毎日遊びにやってくるようになった。つづいて千城園、松籟荘病院(いずれも結核)が出来た。1941 大東亜戦争
1945 3月 小学校高等科卒業
5月 海軍武山海兵団入団
8月 広島、長崎に原子爆弾投下
8月15日 敗戦 海兵団から海軍東京警備隊に移る。海防艦乗船
1946 1月 海防艦倉橋に移る(掃海隊) 掃海海域=津軽海峡、宗谷海峡、東北太平洋岸、沖縄 海域等
12月 掃海隊解散 倉橋下船 復員。 私だけ艦船運航部付となる。復員を申し出る。貨物船乗船
1947 4月 小名浜港沖にて座礁。2ヶ月離礁に努力したが不可能であった。帰郷
6月4日の「九条の会講演会」は入場券を早々に手配していたが、4月22日に脊椎管狭窄症手術で1ヶ月入院、3ヶ月間コルセット着用となり、参加は無理と思っておりましたが妻が一人でも参加したいが方向音痴で日比谷公園に行くのが心配といいますので私もいっしょに行くことになりました。会場周辺は警備のおまわりさんが多数居りましたが右翼の街宣も見かけず、いつになく穏やかでした。2000人以上の参加ということで会場は満杯でしたが、そんな中で後部座席で聴きなれた声がと思った矢先「信太さん」と声をかけられ振り返ると鎌倉さんでした。あの混雑の中で、良く近いところに席が取れたと驚きました。
場内の音響が悪かったのと腰痛に気を取られていたせいか講演の内容が聞き取れず残念でしたが演者の熱意には敬意を覚えました。澤地さんのお話は歯切れもよくユーモアに富んでいて各地の「九条の会」の連携の大切さを強調されていました。
九条の会のチラシで6月11日、反原発のデモが千葉市葭川公園で催されるのを知り参加いたしました。腰痛が心配でしたが無事完歩できました。参加者は乳母車、幼稚園児、小学生を伴った若い夫婦や学生が多く、沿道の人々も好意的で明るく華やかなデモ行進でした。参加人数も出発時、300人ほどでしたが途中参加の人もあり、終着時には410人とのことでした。
翌日の朝日新聞には新宿のデモが取り上げ
られ、全国各地で「脱原発」を訴えるデモや集会が広がっていると報じられましたが、いつものことながら千葉版には市内のデモには一切触れられていません。民主主義の原点である大衆運動について報道されないのは残念です。
これから、九条の会も今回の「反原発デモ」の参加者のような子ども連れの若い夫婦や学生が気楽に参加できるような会になればと切に願っています。 ( 西都賀・信太栄吉)
本 佐野真一著「津波と原発」
佐野さんは3月19日には、南三陸町の志津川病院にはいり、津波に襲われた現場に立っている。被災地で昔、新宿でおかまバーをやっていたママこと、本名金野栄久夫を探し当てる。津波研究の第一人者で日本共産党の元幹部の高齢の山下文男氏にあった話。にんげんくさくておもしろい。
後半(といっても全体の4分の3を占める)の「原発」は圧巻。1994年にNHKで放送されたスクープドキュメント「原発導入のシナリオー冷戦下の対日原子力戦略」(ニュースレターNo.39にて紹介済み)
の登場人物、正力松太郎、柴田秀利、電力会社の権力者、地元福島の浜通りの人物、県会議員や知事、大物小物を含めて、今の福島原子力発電所のルーツが鮮明に。それにしても堤庚次郎が三万円で手に入れた土地を東京電力に三億円で売ったそこに今、原発が建っているとは! (都賀の台・鎌倉淑子)
講談社 2011/6/18 刊1500円
和合亮一の詩集から
酪農家が
大型トラックで運ばれていく牛たちを見て
大粒の涙を雫している
「僕の25年は終った」
「詩の礫」より
南相馬市原町区が
屋内退避区に指定されたとき
私は 商店街のみなさんや
あなたのことを 想った
海沿いの そんなにおおきくはないけれど
元気な街を 思い出して 悲しくなった
たくさんの人がこの町から
避難していった
ある夜
深夜
あなたは 愕然とした
暗い街 真っ暗な 通り
この街には 違うものが 住んでいる と
「詩の邂逅」より
お出かけ情報
▲千葉空襲写真パネル展 考えよう 平和の大切さ
日時:8月2日~8月15日
場所:そごう千葉店地下ギャラリー ・空襲写真 ・原爆写真
主催:千葉市(平成元年:平和都市宣言 平成21年:平和市長会議加盟)
▽子どもたちの安全と未来のために
~放射能汚染と私たちの健康 を考える
日時:8月13日(土)13:30
場所:四街道市文化センター大ホール
第1部:被災地へ思いをはせて 支援ミニコンサート
第2部:講演「放射能汚染と私たちの健康」崎山比早子
福島からの報告
入場料:499円
主催:実行委員会
☆ 第29回・反核平和の親子映画会
日時:8月20日(土)13:20~15:00
場所:千城台コミュニティセンター
「つるにのって」「夏服の少女たち」
無料
◆ピース・フェスティバル
日時:8月21日(日)12:30~16:10
場所:千葉市民会館大ホール
演奏:松野 迅 [ヴァイオリン]
公演:松元 ヒロ [ 風刺コント]
入場料:大人1500円 学生・障害者 1000円 小・中・高生 無料
主催:核兵器廃絶をめざす千葉県平和事業実行委員会
◎ 若葉・九条の会第3回原発学習会
原子力発電に依存しない社会は可能だろうか?
日時:8月21日(日)10:00~16:30
場所:みつわ台公民館 講堂
講師:本島勲
エネルギー・原子力問題委員会委員(地球科学研究所)
参加費:無料
第26回戦争責任を考える千葉の集い 〜 証言と鼎談〜「福島・沖縄」
日時:8月21日(日)13:30-17;30
場所:千葉市生涯学習センター3F
鼎談司会:成澤宗男 関久雄(福島から)
安次富(アシトミ)浩(沖縄から)
参加費:無料
▽ 放射能汚染と私達の健康を考える会
「福島原発事故と健康被害」
日時:9月I日(木)18:30-21:00
場所:千葉市民会館 4F
演者:崎山比早子
主催:原発をなくせ ちばアクション 連絡先: 043-202-7820
編集後記
宮沢賢治の詩のように「・・おろおろ あるき・・」だれもいない細く長い道を、襤褸をまとい 独りで歩いているゆめを見た。
3.11はまさにボディブローのごとく効いて来ている。佐野真一さんは言う「いま私たちに問われているのは、これまで日本人がたどってきた道とはまったく別の歴史を、私たち自身の手でつくれるかどうかである。それしか日本復活につながる道はない。」と。 (都賀の台・鎌倉)
- 詳細
- 参照数: 2308
「若葉九条の会」ニュースレター No 39 (2011.6.6発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
お知らせ 原発学習会パートⅡ 原子力発電はなぜ危険なのか
日時:6月26日(日)午後2:00~4:30
場所:みつわ台公民館講堂
参加費:無料
講師:木村忠彦さん(若葉・九条の会世話人、千葉大名誉教授・物理学)
3/11 以来、難関立ちはだかると実感します。地震、津波は天災です。しかし原発事故は人災です。元千葉大学物理学教授の木村忠彦さんに話していただき、事実を知ることから、討論へ・・・。どなたでもどうぞ!
報告:シール投票実施
5月5日 午後2:00~3:30 JR千葉駅前 参加者10名
「憲法9条守る?変える?わからない」 投票総数:159
守る・・109(68.5%) 変える・・25(16%) わからない・・25(16%)
崎山さんのお話を聞いて
福島第一原発事故に不安を抱いてらっしゃる方が多いせいか、会場は100人を越え、質問される方も多く、充実した学習会でした。講師の崎山さんは、元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士であり、科学を市民の手に取り戻そうという高木学校のメンバーでもあります。以前、崎山さんの講演で、日本には原発が54基もあり、爆破されれば住めなくなる。原発を抱えて自衛戦争はできない。生き延びるためには憲法9条が必要だと言われましたが、今回は戦争ならぬ天災がきっかけで原発事故が起こり、日本が傾きそうです。
崎山さんの話の中で印象に残ったのは、広島の原爆にウランが63キログラム使われていたのに対して、福島第一原子力発電所にあるウランは851トンで、原爆の約13000倍である。もし1基でも失敗したら人が近づけなくなるので他の基も危なくなり、最悪の事態になる可能性がある。今後どうなるか誰も分からない。ということでした。
どうしてこのような事になったのでしょうか?誰も原発の安全に責任をもっていなかったと思います。政府は国策として原発を推進しています。経済産業省原子力安全・保安院は、原子力の専門家というより官僚で、東電に天下りするぐらい東電と癒着していました。原子力安全委員会の安全委員は、原発推進の御用学者ばかりで、東電から多額の研究費をもらっていました。マスコミは、電力会社がスポンサーなので、原発の危険性を唱える者や番組は下ろします。こんな中で安全のためのチエックシステムが機能していたとは思えません。東電は、目先の利益追求に専念し、安全のための地震・津波対策を軽視していたのではないでしょうか?人災と言われても仕方がありません。
原発事故収束の具体的見通しが立たない中、個人が判断して身を守るため、せめて原発の真実の情報は流して欲しいと思います(2カ月後のメルトダウン発表等)。人の命を守ることが平和の条件であるなら、政府は軍事同盟強化や、改憲(9条)を画策するより、足元の原発事故の収束、放射性物質拡散の被曝による発癌について、真剣に考えて欲しいと思いました。 (57歳、主婦)
参考図書&インターネットから
・「プルトニュウムの恐怖」高木仁三郎著 岩波新書
・「原発はなぜこわいか」天笠啓祐著 高文研
・「原発はなぜ危険か」田中三彦著 岩波新書
・「隠された被爆」矢ケ崎克馬著 ちくま新書
▼ 現代史スクープドキュメント
〜原発導入のシナリオ冷戦下の対日原子力戦略~ インターネットで見ることが出来ます
お出かけ情報
▽ 脱「原発」世界同時集会&デモ
6月11日(土)PM12:00~
東京:脱原発アクション都内数箇所(芝公園など)2:30~デモ18:00~20:00
新宿東口アルタ前
千葉:東日本大震災チャリティライブ IN 千葉中央公園
12:00PM~ <世界中の希望をのせて> 後援:千葉市まちづくり協議会
☆ 「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲ひとみ監督・ドキュメンタリー
日時:6月18日(土)午後1:30開場
場所:千葉市男女共同参画センター
前売:1000円 当日:1500円申込・問合せ:252-1852 (鎌倉)
▽「無言館」への旅・・窪島誠一郎
日時:6月19日(日)13:00~16:00
場所:プラザ菜の花 大会議室(モノレール県庁前駅 徒歩1分)
主催:九条の会・千葉医療者の会
参加費:無料
▼ 原発事故と健康/被曝とは何か・・崎山比早子医学博士にきく
日時:6月19日(日)14:00
場所:四街道市文化センター会議室
参加費:無料、先着120名まで
▽ 「原発よ、静かに眠れ」講演:内藤新吾被曝労働と原発震災
日時:6月19日(日)16:20~
場所:千葉市生涯学習センター3F
研修室資料代:500円主催:マルハバ!サラム
★ 映画「いのちの山河」上映
日時:6月23日 (木)10時、14時、19時
場所:美浜文化ホール 大ホール
前売り/1000円、当日/1500円 連絡先043-279-9564(田村)
◇ 若葉・九条の会 例会 原発事故学習会 パートII
日時:6月26日(日)14:00~
講師:千葉大名誉教授木村忠彦
場所:みつわ台公民館講堂
参加費:無料
◆ 7/7 千葉市空襲66周年戦争を繰り返さないための集い2011
日時:7月7日(木)14:00-16:30
紙芝居、体験談、平和の歌をうたおう主催:千葉市空襲と戦争を語る会
ちば・戦争体験を伝える会連絡先:080-5305-3739(伊藤)
◇ 中核地域生活支援センターシンポジウム
日時:7月10日(日)13:30~16:30
場所:千葉市蘇我勤労市民プラザホール
~~~無縁社会からの脱却 地域の再構築
基調講演:湯浅 誠
要申し込み:0478-50-2881(FAX) 0478-50-2800(TEL)
編集後記
表紙、世界の地震地帯と原発の立地点の図は2002年東大名誉教授茂木清夫氏による。「赤」と「黒丸」が重なっているのは、日本列島です。「放射能ってなに?Q&A」は制作者の西岡由香さんの了解をいただき、プリントしました。わかりやすくためになるマンガです。学習会などでお使い下さい。 (都賀の台・鎌倉)