ニュースレター
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「若葉九条の会」ニュースレター No.38
(2011.4.23発行)
お知らせ
緊急学習会
「福島第一原発事故とその影響」
講師:崎山比早子さん(医学博士、元放射線医学総合研究所主任研究官、現高木学校)
日時:2011年5月1日(日) 午後3時~5時
場所:みつわ台公民館講堂(千葉市モノレールみつわ台駅下車千葉銀裏徒歩3分)
主催:憲法を読む会・若葉九条の会
参加費:無料
(参考)日本最初の原子力発電(東海村)・・・ 1963年
福島第一原発1号機 運転開始 ・・・ 1971年
米スリーマイル島原発事故 ・・・ 1979年
旧ソ連チェルノブイリ原発事故 ・・・ 1986年
◎ シール投票 「憲法9条守る?変える?わからない」
日時:5月5日(木・子どもの日)午後2時~3時30 分
場所:JR 千葉駅クリスタルドーム
主催:若葉九条の会(全国シール投票参加企画)
◎ 5月例会
「戦争体験を語る」 若葉区桜木在住 田中 武利さん
日時:5月29日(日)午後2:00~4;30
場所:みつわ台公民館講堂
主催:憲法を読む会・若葉九条の会
「2011年度総会報告」
故加藤周一さん等9人の呼びかけ(2004/6)に応えて若葉区の市民も、2005年春、「若葉・九条の会」につどい、6年が経過しました。呼びかけ人のうち、小田実、加藤周一、井上ひさしは既に亡く、私たちは、そのこころざしを引き継いでいきます。全国の「九条の会」や護憲団体と緩やかに連携しつつ千葉の地域に根ざした草の根の活動を継続していきます。
地震,津波、原発事故ショックのさなか、3月20日、7年目に入るための総会をみつわ台公民館で開きました。参加者は18名。黙祷の後、議事をすすめました。以下報告します。
議長:山崎春樹(みつわ台)議事録確認:信太栄吉(西都賀)
▼ 2010活動報告・決算報告・・・承認
▼ 2011年度活動方針案・予算案 活動方針案一部修正・・承認
* 活動方針に「原発に関する学習会を持つこと」を付け加えた。
7分休憩のあと、30分弱自由討論。
・ 地震と津波は天災であるが原発事故は人災。
・原発に関して正確な情報が必要・マスコミ報道は楽観的に過ぎる・事態はもっと深刻なのではないか(*3/20現在の意見)
・ 自衛隊は活躍している。(人命救助、災害を防ぐ)しかし本質は軍隊(国家権力行使の)なのではないか?
・ 自衛隊は日米安保条約と一体のものとして生まれた。現在完全に米軍指揮下にあるのではないか。
・ アメリカにも二つの勢力がある。沖縄の米軍基地はいらないという勢力も存在する。
▼ 活動計画
・ 世話人会を月一回開き、相談し方針に沿って活動を提案していく
・ 定例会を月1回みつわ台公民館で行う。(学習会、DVDを見て話し合う、戦争体験を聞いて記憶し記録する、講演会など)
・ 学習会で取り上げたいテーマ
<基本的人権・生存権と平和><国際経済問題とTPPについて><宗教特にイスラム教とその文化><核兵器廃絶と原発><東アジア共同体について><日米同盟と安全保障>
・ ニュースレターを隔月発行する
・ 「若葉九条の会だより」を必要に応じて発行する・ みつわ台公民館クラブ連絡協議会に加盟し文化祭に参加する
・ 会の運営はカンパによる
▼ 2011年度世話人:小野寺力・鎌倉淑子・木村忠彦・小宮豊治・崎山比早子・関口甫・藤木武夫・村松勇・森村敏子・山田安太郎
震災から一ヶ月、思うこと
2011年3月11日、巨大な地震と津波に襲われ多くの人の命が失われました。更に、福島の原子力発電所の爆発により、放射能は飛散し、大変な被害が起きています。多くの生命が奪われ、住居の喪失、足りない食料、燃料の不足、停電、野菜の出荷制限、漁業の破壊、農業も生活も破壊されました。多くの人が災害の復興支援に立ち上がり、支援をしています。千葉県でも、浦安等での液状化で、大変な被害が起きていますので、安全な町つくりが求められています。管政権は、全力で、復興支援をすべきと考えます。
また、東京電力は、放射能汚染で、大変な事態になっているのに、正確な情報を提供していません。原子力発電所の爆発以後、政府と東京電力は、「直ちに人体に影響を与える数値の放射能汚染ではない」と責任を回避する態度をとってきました。今回の事故で、原発の安全神話はなくなり、原子力発電は、廃止の方向にいくと思われます。 4/18(山田安太郎・みつわ台)
九条の会講演会
2011年6月4日(土)13:30 開会
場所:日比谷公会堂(東京日比谷公園内)
参加費:1000円(前売り)
講演:大江健三郎 奥平康弘 澤地久枝 鶴見俊輔
◆ 申し込み方法 郵便局備え付けの振替用紙に名前/住所/電話番号 入場券希望枚数○枚と記入代金を振込んでください。
00180-9-011520 加入者名「九条の会」
入場券は郵送 定員になり次第締め切 連絡先 九条の会事務局(TEL 03-3221-5075)
子どもを放射能に曝してはいけないでしょう。子どもに嘘を教えてはいけないでしょう。
正確な情報と正しい知識が必要です。5月1日の学習会が第1歩となるでしょう。しかし、放射能汚染は待ってくれません。特に子どもは毎日、母乳やミルクや水をのみ大きくなっていきます。自分で避難することはできません。
* 放射能の埃を体内に入れないこと
* 雨にあたらないこと
* 子どもの屋外遊び、戸外でお弁当をたべることをひかえるは、すぐできます。
不適切な原発副読本
小学生向け「わくわく原子力ランド」、中学生向け「チャレンジ!原子力ワールド」(放射性物質を閉じ込めるため五重のかべを設けています)と、原子力安全神話を刷り込んでいる。発行したのは文科省と経済産業省だ。製作したのは日本生産性本部・エネルギー環境教育情報センター。書いたのは誰だ?と責任を問いたい。
今、インターネットで見られます
現代史スクープドキュメントhttp://bit.ly/5MsX9n(1994年 NHKにて放映)1945年ヒロシマ、ナガサキの被曝、1954年第五福竜丸被曝により「核アレルギー」の日本人にいかに原子力平和利用を受け入れさせていくか。巧みな日米戦略。
お出かけ情報
▽5月1日(日)15:00 ~みつわ台公民館講堂 緊急学習会「原発事故」講師:崎山比早子
▽5月3日(火・祝)12:30~ 日比谷公会堂(東京)5/3 憲法集会 三宅晶子・伊藤千尋・福島みずほ・志位和夫
▽5月3日 13:30~「5・3憲法記念日の集い」
千葉市文化センターホール(パルコ前)
○講演「沖縄から平和憲法を考える」講師;弁護士 新垣 勉――安全保障ってなに?人権ってなに ○琉球舞踊
主催:千葉県憲法会議憲法改悪反対千葉県共同センター参加費:500円 (連絡先:043-225-4567)
▽ 5月5日(木・祝)15:00~シール投票 JR千葉駅東口
▽ 5月8日(日)13:30~千葉県教育会館(県庁前)新館5F
「5・8 千葉県憲法学習集会」
もうだまされない基地も原発も要らない 糸数けい子さん資料代:300円
映画の案内
☆ 特集「25年目のチェルノブイリ」東京・中野のミニシアターポレポレ 東中野 にて 5月6日まで
ナージャの村 アレクセイと泉 祝の島ほか 17本 問合せ先:ポレポレ座(03-3371-0088)
☆ 「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲ひとみ監督・ドキュメンタリー
6月18日(土)午後千葉市女性センター参加券:1000円
渋谷で上映中ですが千葉で上映決定! 問合せ先:鎌倉(252-1852)出納(254-7748)
編集後記 =がんばれ、と言わないで=
今、盛んにTVで「日本は一つ、がんばろう」と言っている。これとそっくりに「原発は安全」とさけび続けていたことを思い出して欲しい。私たちは一つではない。皆、違う。強くないし、強い必要もない。皆、違って弱いけれども助け合うのがいいと思う。被災の子どもたちがあまりに<健気で、いい子なのが気がかりだ。 (鎌倉)
- 詳細
- 参照数: 1983
「若葉九条の会」ニュースレター 37号
(2011.2.26発行)
若葉九条の会広報部
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村忠彦 Tel 043-255-3904
お知らせ
若葉九条の会・憲法を読む会総会のお知らせ
日時:2011年3月20日(日)14時から16時30分(開場:13時30分)
会場:みつわ台公民館講堂
議題:1.憲法九条をめぐる情勢(担当:小宮)
2.2010年度活動報告(担当:木村)会計報告(担当:村松)
3.2011年度活動計画(担当:木村)予算報告(担当:村松)
4.2011年度世話人の選出
今年2月、若葉九条の会は設立6周年を迎えました。上記の要領で総会を開催しますので是非ご参加下さい。この1年、世界的にも、日本周辺でも平和をめぐり大きな問題が起きました。世界の経済・政治において歴史的、構造的な変化が進行していることを示す出来事もいろいろありました。また、国際問題、紛争を武力で解決できないことはいよいよはっきりしてきています。しかし、日本においては憲法九条を変えて、自衛隊を名実ともに軍隊に変え日本を戦争できる国にしようとする動きが根強くあります。その一方で、若者や高齢者をはじめ、多くの国民の生活破壊が深刻になってきています。
総会では、上に挙げた情勢を踏まえ憲法9条、憲法25条をどのように活かしてゆくのか、2011年度の活動計画を話し合いたいと思います。 多数ご参加下さい。
「第4回わかば・新春平和と文化のつどい」開催
去る1月30日、千城台若葉文化ホールにて「第4回わかば・新春平和と文化のつどい」が開催された。第2部「平和を願う音楽家の会」の方々による詩と音楽で朗読された詩は「生ましめんかな」「燈籠ながし」「折づる」の3篇。――吉永小百合編、男鹿和雄画 角川文庫「第二楽章 ヒロシマの風」からであった。「生ましめんかな」が特に好評でしたので、ここに紹介します。
生ましめんかな 栗原 貞子
こわれたビルディングの地下室の夜だった
原子爆弾の負傷者たちは
ローソク一本ない暗い地下室を
うずめていっぱいだった
生まぐさい血の臭い 死臭
汗くさい人いきれ うめきごえ
その中から不思議な声がきこえてきた
「赤ん坊がうまれる」と言うのだ
この地獄の底のような地下室で
今、若い女が産気づいているのだ
マッチ一本ないくらがりで
どうしたらいいのだろう
人々は自分の痛みを忘れて気づかった
と「私が産婆です、私が生ませましょう」
と言ったのは
さっきまでうめいていた重傷者だ
かくてくらがりの地獄の底で
新しい生命は生まれた
かくてあかつきを待たず産婆は
血まみれのまま死んだ
生ましめんかな
生ましめんかな
己が命捨つとも
「第4回わかば新春平和と文化のつどい」に参加して
前回までは裏方としてでしたが、今回初めて客席から参加することができました。
「ちばぞうれっしゃ合唱団」は男性が少なかったのを感じさせず、とてもハーモニーが美しく良かったです。「みつわ台女声コーラス」も年齢層は高いようですが、良かったです。どちらも発声からきちんと練習を重ねているのが伝わりました。
「東京情報大学ウィンドアンサンブル」は、若い人が出演してくれた点は良かったと思います。でも何か若さが感じられなかったのは、アニメソングで無難にまとめたせいでしょうか。去年のように、大胆にジャズ等管楽器の音色を活かせる大人の曲が1曲位入っても良かったのでは、と思いました。
「若葉シンフォニーオーケストラ」は1曲目は管楽器の曲なので良かったのですが、2曲目のワルツは弦楽器が少なくて残念でした。
そして、普段聴く機会のないファゴットの独奏、浪岡浩子さんの詩の朗読は感動しました。 最後の全員で歌うのは、もう少し歌い易い高さが良かったと思います。2時間半もずっと聞くだけで声を出していないのですから、発声練習をせめて5分でもしないと、あの高さの声は2曲共出ません。今回客席で、それが良くわかりました。(御成台・山崎 京子)
当日のステージと会場の写真(撮影:Damien Andrews)を下に載せます
会 員 か ら
「主要メディアが放棄した情報の力」
1月14日チュニジアに始まった民主化運動はエジプトに飛んだ。1月25日から18日間エジプトの首都カイロのタハリール広場を中心に民衆デモが行われ、遂に独裁者ムバラク大統領を辞任に追い込んだ。反政府、民主化運動はその後リビア、イラン、サウジアラビア、バーレーン等中東全域に拡大しつつある。その背景には民衆の貧困と腐敗した特権階級との格差がある。一方、運動で主要な役割を演じたのが情報の共有だ。チュニジアやエジプトの大統領一族の腐敗をリークしたウイキリークスとその情報を短時間で広げたフェイスブックなどのコミュニケーション手段により、これまでに見られなかった速度で運動がひろがっていった。
日本ではどうか?毎年3万人にものぼる自殺者をだし、学校を卒業しても職がない、高齢者は孤立し、医療も崩壊しつつある。米軍基地は居座って騒音をまき散らし環境破壊を続ける。お金がないと言いながら、ムダな公共事業や軍事費、思いやり予算は削らない。
防衛局が沖縄の豊かな自然が残る高江のヤンバルの森に米軍ヘリパットの建設を強行している。現地では連日住民が座り込んで阻止運動を行っている。それに呼応して東京では2月20日市民がアメリカ大使館に建設中止申し入れを行おうと集会とデモを企画した。東京都公安員会は直前にその集会の場所と、デモコースを強制的に変更してきた。その上、赤坂署の警官は理由もなく集会に参加していた人の髪の毛をわしづかみにして引きずり倒し逮捕した。これは大変な憲法違反だ。しかし、メディアはこれを伝えようとしない。
中国電力は山口県上関に原発の建設を強行しようとしている。建設予定地田ノ浦は絶滅危惧種の生物が多種類生息し、昨年名古屋で行われた生物多様性世界会議でも原発建設中止を訴える声明が出された。田ノ浦をはさんだ祝島島民はここで漁による生活を営んでいる。その90%以上は原発建設に反対で30年間毎週反対デモを行ってきた。海上では若者がカヤックに乗って中電の埋め立て工事を阻止しようとしている。それにもかかわらず中国電力は海岸に座り込みをしている人数より圧倒的多数の警備員を雇って反対住民を排除し作業を強行している。この現実もテレビニュースには流れないし、全国紙にも載らない。ウイキリークスの代表ジュリアン・アサンジ氏は言う「情報は民主主義の通貨だ」と。日本のメディアは自らその通貨を放棄しているように見える。 (若葉区・西都賀 崎山比早子)
記録・記憶・千葉
◇ 千葉市大空襲とアジア・太平洋戦争の記録 100人の証言・・1000円
◇ 自然の法理 究めんと ――稲葉正 不屈の人生―・・ 2500円
◇ 伝えたいこと・・・・・・ 1800円 ちば・戦争体験を伝える会・編
申し込み・世話人会まで
お出かけ情報
◆ 3月19日(土) 12:00~16:00
武力で平和はつくれない
場所:代々木公園B地区ケヤキ並木 集会後パレード
WORLD PEACE NOW
◆ 5月27日(金)18:30~
文化講演会――講師:渡部陽一氏(戦場カメラマン/ジャーナリスト)
~~平和と命の大切さ~~
四街道市文化センター大ホール 入場料:1800円(全席指定)
四街道市制施行30周年記念事業 問合せ:043-423-1618 (四街道市文化センター)
編集後記
「わかば・新春平和と文化のつどい」はみなさまの協力で、出来ました。ホール正面の大きな文字(横カン)は西都賀にお住まいの「若葉・九条の会」会員の信太栄吉さん(書道の先生)に書いていただきました。同じく、「九条の会」会員の浪岡尊志さん、浩子さんには、お忙しいなか、本当に時間をさいて頂きました。私たちは、何も知らないので、プロの方に簡単に頼みごとをしますが、陰で大変な努力が払われていることを忘れてはならないと思いました。 今年は,客席で、じっくり聴きたいと考えた人もいます。それもありがたいことでした。 (都賀の台・鎌倉 淑子)
- 詳細
- 参照数: 2361
「若葉九条の会」ニュースレター 36号
(2010.12.18発行)
若葉九条の会広報部
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村忠彦 Tel 043-255-3904
お知らせ
会場:千葉市若葉文化ホール
第1部 東京情報大学ウインドアンサンブル ”さんぼ”他
腹話術 伊藤むつ子さん
ちばぞうれっしゃ合唱団“ぞうれっしゃがやってきた”より
第2部 「平和を願う音楽家の会」の皆さん
ピアノ演奏 平木晶子さん “春の歌”
ファゴット独奏 加藤洋男さん ピアノ 柴田優美子さん
チケットなどのお問い合わせ先 (みつわ台)木村:(電、FAX)225−3904,(都賀の第)鎌倉:(電)252-1852, (FAX)252-2036,(千城台北)高野:(電、FAX)237—8003,(千城台東1)岩佐:(電、FAX)237-7144, (千城台東3)猿田:(電)237-4198 (野呂町)石井:(電)228-1106, (東京情報大)日高:
(実行委員会)
11月例会報告—早乙女愛さんの講演を聞いて思うことー
11月28日に開かれた11月例会では早乙女愛さんを講師にお迎えし「軍隊をすてた国コスタリカ」の上映と「コスタリカはなぜ軍隊をすてたか?」の講演をうかがった。参加者は30人で、講演会としては寂しかったが、初めて参加された方も含め、活発な話し合いがされた。
日本は軍隊を捨て非戦を誓う憲法九条を持っている。にもかかわらず現実には、アメリカ、中国、ロシアに次ぐ軍事大国となり、全国各地に135の米軍基地を抱え、イラクに派兵し、今はソマリア沖に基地建設している。憲法施行から63年、平和憲法は解釈改憲という形でなし崩しにされ続け、今やその速度は坂道を転がり落ちるような勢いである。
一方、コスタリカは軍隊を捨てた国であるが、憲法には防衛のためには軍隊を再組織できるという条項もある。しかし、半世紀以上にわたってこの条項は使われたことがない。非軍備永世中立国であるというその平和指向には日本におけるような危うさは感じられない。映画に出てくるごく普通の人々はみな軍隊を持ないことを誇りに思っており、憲法が生活に根付いていることを感じさせる。
「戦争の放棄、軍備及び交戦権の否認」を謳った九条がなし崩しにされてゆく日本との、この大きな違いは一体何なのだろうか?お話しの後、早乙女さんにその質問をしてみた。彼女がこの映画を作った動機の一つがこの疑問であったそうだ。そのような問題意識を持ってコスタリカに行った。映画の切り口は人と人、人と自然の繋がりを学校教育や社会教育でどのように扱っているかである。
コスタリカでは日本で毎年7月から8月に集中して行われる戦争の悲惨さを伝える平和教育のようなものはないそうだ。その替わり、学校では徹底して個人の権利を教える。子供は誰からも愛される権利を持っていること、自分が持つ権利を他者もまた持つことを教える。また子供の時から選挙の手伝いをさせることにより選挙の持つ意味を学ばせる。学級委員の選挙は立候補者が自分の方針を発表し、その方針の妥当性を問うて投票が行われる。日本における学級委員の選出とはまるで違う。日本の学級委員選挙の延長が、政治的ビジョンを何も示さない人気俳優やスポーツ選手が、その知名度だけで国会議員に当選するという現状につながるのではないか。
コスタリカは経済的にはそれ程豊かな国ではない。しかし、軍備にかける予算を教育、福祉、社会のインフラ整備にあてているため、識字率か97%と発展途上国の中では群を抜いて高い。内戦の絶えないコロンビアからの大量の難民を受け入れ、隣人として社会の中に組み込んでいる。この社会が自然と平和教育になっているのであろう。
日本国憲法は国の最高法規であり、天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負っている。しかし、今や改憲を公然と口にする議員が国会議員の多数を占め、最高裁判所には自衛隊の違憲性を判断しない裁判官が多数である。少なくとも国会議員は選挙によって選ばれるのであるから、憲法を変えようとしている議員も主権者である国民が選んだのだ。ということは、憲法が議員を選ぶ判断基準になっていないことになる。コスタリカとのなんたる違いか!何故そうなのだろう?
日本人はあれほどの犠牲者を出した第二次大戦の戦争責任者をも自らの手では裁いてこなかった。そればかりかA級戦犯が首相になることを許し、日米安保条約締結の強行をも許してしまった。日本人は権利とか責任の観念が希薄なのかもしれない。そして急激な変化は嫌うが、なし崩し的変化には寛大である。また、常に周囲に気を配り大勢に順応してゆく傾向が強い。だから一旦大勢がある方向に動きだしたら歯止めがききにくい。そのような日本人の深層心理を読んでか、米国は一貫して九条を変えてゆく方向で圧力をかけ続けてきている。これにどのように抗してゆくか。それは草の根の運動だろう。全国に7500あまりある“九条の会”が大きな希望だ。これを拠り所にして、大勢を変えてゆけば、まだ、希望をつなぐことはできると思う。 (西都賀 崎山比早子)
若い世代からの声 『コスタリカはなぜ軍隊をすてたのか?』を聞いて
早乙女愛さんの講演『コスタリカはなぜ軍隊をすてたのか?』は、私にとって新しい発見が数多く得られる良い経験になりました。講演では早乙女さんのお話や、映画『コスタリカはなぜ軍隊をすてたのか?』のダイジェスト版の鑑賞、また東京大空襲で被害に遭われた鎌田十六さんの話を収めた映像の鑑賞などが行われました。
『コスタリカはなぜ軍隊をすてたのか?』ではコスタリカとはどういう国なのか、共に平和憲法を持つ日本とコスタリカの何が違うのか、その理由が分かるような構成となっていました。コスタリカでは常設軍を保有しない代わりに教育に力を入れています。その中で行われる平和教育では自分の身近な生活から平和を感じられるよう工夫がされていました。自分の身近にある問題に対して自分はどうすればいいのか。戦争ではなく、自分の生活に焦点を当てることで自分や周りの人々、そして環境が良いものであるためには、軍隊を持たないこと、戦争を行わないことが大切なのだと考えるような教育がコスタリカでは行われていたのです。
また、子供を含めた国民のほとんどが政治に対して常に視線を向けているという点でも日本との違いがありました。今回の講演会を通して私は新しい平和の広め方を発見できたと思います。それは「自分の身近な生活から、平和を考えてもらう」というものです。今回の経験で得たものを最大限発揮して、平和の輪を広げていきたいと思います。 (若葉区・青田)
年配の世代から:戦争に代わる「対話による解決を」
国民を奴隷のごとく扱いこらしめて、国を栄えさせ天皇をひとり千代に八千代に栄えさせるための「帝国憲法」から、GHQのおかげで象徴天皇として天皇制は残ったが、政府に対する「国民の権利」を語った憲法へと大きく、がらりと変わりました。もう60年になります。しかし、この憲法に書かれた国民の権利は行使しないとすぐにとりかえされてしまいます。
特に九条は「戦争を放棄して、戦争に代わる<対話による解決>をうたっているのです。独立国と称しながら国土に外国軍隊の戦争基地を置かせている国は今や日本だけです。こんな国が世界に向かって平和だ平和だと叫んでも誰が相手にしてくれましょうか。戦争に勝っても恨まれるだけです。恨みは未来永劫に続きます。核も武力も放棄して顔と顔を合わせて話し合いで、「対話」による解決を国民の大きな世論にすべく「九条の会」の皆さんと共に活動して行きたいと心から思っています。(小倉台・関口 甫)
イラク帰還兵士の証言を聞くつどい(10月11日開催 於:千葉大学)に出席して
新聞やテレビ、インターネットなどの報道を通して世界を眺めていると「アメリカ」も「アメリカ軍」もそれがまるで一つの意志を持ったものであるかのように錯覚してしまいがちです。しかしお二人の話を聞くことで、アメリカと米軍は同じではない、米軍の中にも様々な考え方があるのだという当たり前のことに改めて気づかされました。そのことに気づけたのは、イラクやアメリカ軍の現状を肌で知っている人の話しを聞けたからこそだと思います。特にジェフリー・ミラードさんの戦地での体験談や劣化ウランに関するお話は印象に残っています。
若い世代はこのような貴重な機会にもっと貪欲になるべきだし、こういった集会はもっと一般に開かれるべきだと思いました。 (若葉区・東海林)
~~憲法9条と25条の危機について~~
渡辺治教授の講演会「激動の政界と憲法改正」は、11月13日、千葉で行われました。ものをずばり話し、的確な話しをされました。
9条の会の運動の力で、民主党は改憲の旗を降ろし、民主党を変えた。9条の会の運動は、中高年の人たちが立ち上がり、世論を変えた。小泉政権でも打ち出した構造改革とは、大企業の負担の軽減と法人税負担の軽減を目指し、国民の福祉や教育費を削り、消費税の引き上げをすることであり、憲法25条の危機である。憲法25条は、国民は健康で文化的な生活を営む権利を有し、国は社会保障の向上、増進につとめなければならないと定めている。民主党が大勝したのは、後期高齢者医療に対する反対運動、労働者を解雇できる労働者派遣法の改正運動、年越し派遣村の運動、公立高校授業料無償化、子ども手当ての支給の問題などに現れているとのことです。
鳩山政権は、動揺したが、普天間基地等の問題で頑張った。しかしながら、財界とアメリカの圧力で、挫折した。沖縄の運動、県民大会の意志は管政権の大きな課題として残る。反構造改革の運動と普天間基地の国外移転や福祉マニフェストの実現で、民主党は選挙に大勝した。しかし財界とアメリカは、鳩山政権の政策にびっくりし、鳩山政権に圧力をかけ、福祉マニフェストの実現を後退させ、民主党は選挙で敗北した。
社民党、共産党が後退したのは、小選挙区制、二大政党の定着があり、国民は、日米同盟、構造改革に代わる対案を持てていないからと述べていました。管政権は、財界とアメリカの熱い期待で誕生したとのことです。
管政権のもとで、憲法改正や構造改革はどうなるかについて、後期高齢者医療制度に代わる新制度を考え、保育制度の改悪、介護保険制度の改革、消費税の引き上げが行われる。軍事大国化については、日米共同作戦の強化等をする。憲法改正手続法が施行されても、憲法審査会は動かなかったが、管政権、民主党政権で大連立の暁には、改憲の動きが強まるとのことです。 (みつわ台・山田安太郎)
- 詳細
- 参照数: 2639
「若葉九条の会」ニュースレター35号
(2010.10.24発行)
若葉九条の会広報部
ホームページ http://wakabaarticle9.com/
代表 木村忠彦 Tel 043-255-3904
お知らせ
10月例会
日時:10月31日(日)14時〜16時40分
会場:みつわ台公民館講堂
講師:藤木武夫さん (若葉九条の会事務局長、新聞OB九条の会)
演題:「沖縄レポート:米軍基地の現状と沖縄の人々」 DVD上映とお話し
11月例会
日時:11月28日(日)13時開場 13時30分開演
会場:みつわ台公民館講堂
講師:早乙女愛さん
第1部:映画上映「軍隊をすてた国コスタリカ」
第2部:講演「コスタリカはなぜ軍隊をすてたか?」
参加費:無料
第4回「若葉新春文化のつどい」の実行委員会が発足しました。
2011年1月30日(日)午後 千城台の若葉文化ホールにて
ニューイヤーコンサートをお楽しみに!!
普天間基地移設問題を問うシール投票
世界一危険な基地と言われる米軍普天間基地。沖縄県民の負担を軽減するという当初のふれ込みとは裏腹に、県民の反対を押し切って辺野古移設案を日米両政府が合意しました。沖縄県議会も名護市議会もこの合意の撤回を強く要求しています。本土の人間はこれをどのように考えているのでしょうか?許すな!憲法改悪・市民連絡会と全国投票の会が共同で全国投票を行いました。
若葉九条の会は16日午後に千葉駅前で投票に取り組みました。投票結果は以下のようでした。(全国集計はまだ出ていませんので、次号で報告します。)
賛成:9(8.6%)反対:82(78.1%)わからない:14(13.3%)計:105
千葉の投票数は少なかったのですが、反対が多数でした。特に中高生の反応が良く、基地なんて絶対にいらないという生徒がほとんどでした。
イラク帰還兵の証言を聞く集い
今回来日した反戦イラク帰還兵の会(IVAW)の事務局長ホセ・バスケスさんとワシントン支部長ジェフリー・ミラードさんは、仙台・山形・福島・秋田・盛岡・北上・青森・千葉・埼玉で講演されました。
10月11日、千葉大学で行われた集いの参加者は主催者の予想を超えて、380人以上にのぼり、会場は静かな熱気に包まれたようでした。IVAWの会員は軍部全部門にわたり、現在約2,000人にのぼります。全米に60近い支部を持ち、カナダ、イラクを含む海外基地にも会員がいます。IVAWは次の3項目の要求をかかげて活動を続けています。
1.イラクから全占領軍を即時撤退させる。
2. イラクが被った人的及び物的損害に対する賠償。イラク国民が自らの生活と未来について意
志決定できるように、企業によるイラクでの収奪をとめる。
3.全ての帰還兵に対する完全な給付、充分な医療(精神衛生を含む)他の支援行う。
講演後には多くの質問が寄せられ、感想文は50人の方からいただきました。
お二人共に、日本国憲法第九条は日本人のみならず、世界の人々にとっても大切なものであること、もし九条が変えられるようなことになったら、若い人達はすぐに兵士にとられる恐怖と隣り合わせになる事を認識すべきだとも強調されていました。九条を世界に広めたい、沖縄の基地から米軍は撤退すべきだとおっしゃったことも力強く感じました。(崎山 西都賀)
当日、会場で寄せられた感想文50筆の全文を本ニュースレター35号の巻末に掲載しました。(2010.10.30)
当日の会場の模様です。
∮ 参加します
10/23 「第28回 みつわ台公民館文化祭」
文化祭一日目の23日 午後3時から公民館和室で「お話会」を開催
プログラム
・くまにたすけられたおとこ
・おりづるの旅(さだこの祈りをのせて)
・世界がもし100人の村だったら
・紙芝居 (市川まり子さんによる)
・核兵器の無い世界を願うシンボル
<折づる>を折ろう(せんせい・森村敏子さん)
<千葉の記録> 続々・・・
◇「100人の証言」千葉市大空襲とアジア・太平洋戦争の記録 1000円
◇「自然の理法 究めんと」――稲葉正 不屈の人生 2500円
◇[伝えたいこと」 記憶を刻み二度と悲惨な戦争を繰り返さないために 申し込み 043-228-3303(1500円+送料)
◇ 小森陽一 講演録 民主党政権と九条の会の課題」 編集責任:「若葉・九条の会」カンパとして100円申し受けます。いずれも、申し込み先043-252-1852 又は 09093041030(鎌倉)
会員からの声「九条の会」に参加して思うこと 木村忠彦(みつわ台5丁目)
九条の会の活動に参加して5年10ヶ月になった。初めは当時の改憲の動きを阻止するための数年のことだと軽く考えていたが、これから何十年も続く長期戦を覚悟するようになった。「国際紛争を、戦争や武力行使に頼らず、話し合いと国際世論により解決する世界」は歴史の必然であり、21世紀中に実現するのではと強く思うようになった。
歴史をふり返えると、黒人奴隷制廃止、婦人参政権、植民地解放、民族自決権の承認、人権思想の確立など、アメリカ独立宣言 (1776年)、フランス人権宣言(1789年)から、100年、200年という長い間の血みどろの戦いの中で具体化され実現してきた。憲法九条に謳われた思想も、それが世界的に実現されるためには100年以上の戦いが必要ではないだろうか。今、国家間の戦争を是とできる国は無い。アメリカと云えども、宣戦布告して戦争をできないし、イラク、アフガニスタン戦争を通じて、戦争で「問題」は解決しないことを少しは身に浸みていると思う。
人間社会が存在する限り、形を変えまた全く新しい形でさまざまの矛盾が現れるのは当たり前であり、矛盾のない世界は進歩もなく面白くもない。それらの解決に戦争や武力に頼らない国際秩序とルールのある世界の実現は、空想でもなければ幻想でもない。
会員の皆様へお願い
ニュースレターもみなさまのご協力によって35号を発行するまでになりました。継続は力なりとは申しますが、その一方編集担当者も変わらず、マンネリ化しているようにも感じられます。新しい息吹を入れるため本号からは「会員からの声欄」を設けました。400字程度の原稿を、世話人までお送りください。話題は、憲法、平和、戦争、環境等、何でも結構です。投稿をお待ち致しております
お出かけ情報
「沖縄から問う憲法と日米安保」
日時:11月3日(水) 13:00開場、13:30開演
場所:韓国YMCAスペースYホール
講師:新垣勉さん(普天間爆音訴訟弁護団長)
発言:志葉玲さん(イラク戦争の検証を求めるネットワーク)
主催:11/3憲法集会実行委員会 TEL:03-3221-4668
「激動の政界と憲法“改正”」 −憲法9条と25条の危機ー
日時:11月13日(土) 13:00から
場所:JR千葉駅ペリエホール
講師:渡辺治
第1部:橋本のぶよ「平和と憲法を謳う」
第2部:講演「激動の政界と憲法”改正”
参加費:無料・手話通訳つき
主催:千葉県弁護士会
ペシャワール会 中村哲講演会
日時:11月16日(火) 開演:18:40
会場:習志野文化ホール
講演:「アフガンは今 われわれに問われるものは?」
参加費:前売り一般1000円、当日1200円 高校生以下無料
主催:ペシャワール会現地報告実行委員会
連絡先:津野:7-464-9087、090-3512-8877
「若葉・九条の会」所蔵図書、DVD
ブックレット・あたらしい憲法のはなし・憲法と平和と私・九条と「戦争する国」・日本の軍事費
DVD・イラク帰還兵たちの証言集会(田保)・映画「日本国憲法」J.ユンカーマン・戦争をしない国 日本+伊藤真インタビュー・どうするアンポ
本・集団的自衛権とは何か(岩波文庫)・戦争中毒(まんが)・731部隊の犯罪・ みんなの九条
カンパのお願い
会の活動を支えるためにカンパ(1口千円)をよろしくお願い致します。振替口座00130−3−723858若葉・九条の会
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特集 2010年10月11日イラク帰還兵士の証言を聞くつどい 感想文
当日、出口で回収された50筆全部を掲載します。
20才代
○とても興味深いものでした。今日聞いたことや学んだことを大学の友達に伝え、一緒にディスカッションしたいと思いました。今後も平和について学んでいきたいです。(千葉市:女性)
○貴重なお話ありがとうございました。今回の話を聞いて、米兵への”偏見”というものが無くなりました。日本人として、米国に原爆が投下されたという事実は忘れてはいけないことであるのに変わりはないですが、ホゼさんとジェフリーさんたちIVAWが活動していることにとても興味がわきました。また、将来、平和活動のできる職につきたいと思います。大学卒業後は平和に関する開発がを学びたいと思っているので、その方への関心も一層深まりました。良いきっかけを与えてくださり、ありがとうございました。(千葉市:女性)
○善悪は別にして、まずは真実を知るということが重要なのだと思いました。武力抑止力といった方よりの思想が日本国内で今増加されつつありますが、真実を知らないまま、結論を出すことほどおろかなことはないと思います。日本のためを思うからこそ、まず真実を知る。そうして、世界の人たち、国内の人たちと連携して平和を求めていきたいと思います。(八千代市:男性)
○ウラン弾が何の健康問題がないという政府の方々にウラン弾入り”シリアル”を是非食べて見せてほしい。 ジェフリーさんのお話でアメリカ軍が撤退した後、イラク、アフガンへ支援物資を届けたいと話していましたが、それは必ずアメリカの国民の手で渡さなければいけないアメリカ国民の手で戦争を終わらせなければいけない。そのために私は協力したいと思います。(八千代市:女性)
○こんなに大勢の方、特にご高齢の方の来場数に驚きました。頼もしい気持ちです。アメリカの方も喜んで講演していらして、とてもいい交流だと思いました。アメリカの社会のひずみを正し、戦争をなくす仕事は実に大事なテーマで日本はできるかぎり協力していくべきだと思います。イラク、アフガニスタンの将来がよきものになるために何ができるか考えたいと思います。(東京)
○このような機会を開いていただいきありがとうございました。証言の流れがもう少し良く検討されていればよりわかりやすく伝わったのではないかと思います。もっと深く戦争や社会のことについて、二人の考えを聞きたかったです。(千葉市:女性)
○日本ではなかなか聞く事のできない、イラク帰還兵の証言を聞くことができました。貴重な機会を与えていただきありがとうございました。学生が足を運びやすい大学内での開催も、わたしたちにとっては参加しやすかったです。(千葉市)
○交戦規定のあいまいさには、憤りを感じました。イラクの支援や真実の証言を公開していくと共に政府のやり方も考え直さねばならないと思います。今回のお話を聞いて、とても国や制度のあり方について考えさせられました。人権を守るということをこれからも心に留めておかなければならないと思います。(千葉市:女性)
30才代
○ジェフさんとホセさんのお話をお聞きできて本当にありがとうございました。ジェフさんが罪の意識に苦しんでおられること、「戦争において、”罪のない決断”なんてない」といわれたその言葉が、自分自身の生き様を問われつつ響いています。自衛隊を派遣した日本に生きていること、沖縄から兵士を戦地へ送り出していることを思うとき、私自身もまたその戦争に、人を殺すことにかかわっていることを思います。ホセさんが最後に語ってくださったように、今日、聞いたことをまわりの人に伝え、沖縄の普天間基地から、全ての基地から米軍を追い出すこと、沖縄の人たちの思いにつながって行動していきたいです。そして9条を実質的に実現する人と人とのつながりの中で、私も一歩を踏み出していく」ことになるということに希望が示されました。(四街道市:女性)
○貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。米軍兵士がイラクやアフガニスタンで組織の歯車として殺人に加担させられること、「普通の人」が戦地で恐怖によって人間性を失い殺人者になることの恐ろしさを感じました。おそらく本当に不本意にも、イラク人やアフガニスタンの方から見ると自分たちを不条理に殺す殺人者を守るのでしょう。もちろん殺人の被害者はイラクやアフガニスタンの方です。弁解できない面もあると思いますが、米軍の兵士も「戦争の犠牲」だと思います。どちらの側も被害しか生まない、それが戦争なのだと思います。9条を守りましょう。世界に広げましょう。ありがとうございました。本が売り切れたのは残念でした。イラク、アフガニスタン人の立場の意見や見解がなかったのも残念でした。(市原市:男性)
40才代
○直接お話をうかがうことができ、本当にありがとうございました。戦争は人が作るものであり、そしてその人を戦争が人ではないものにしてしまうことが良くわかりました。戦争はもはやビジネスであり、貧困層がその犠牲となっていくのは、おそらくどこも変わらないのでしょう。どうしたらいいか、即効性のある対策はなかなかありませんが、地道に戦争は許されないものであることを伝え続けることができたらと思います。どんなに経済が混乱しても、焼け野原願望に陥ってしまわないように肝に銘じながら、沖縄での基地問題を他人事にせず、当事者の一人として考えながら。(流山市:女性)
○何かしら、私も活動をお助けできるといいなと思いました。でも、私は何ができるでしょう?本やDVDを買って、他の人にも話せるといいのですが。また、9条を守ることはできると思います。病気になった方は、治るのでしょうか?ブラックジャックみたいな医者がいるといいですね。
○質疑時間にアメリカの現実、(運動の仕方、劣化ウラン爆弾、軍のことなど)いろいろ聞けてよかった。9都市を廻っての証言は、とても大変なことだと思いますが、戦争をなくしたいという、ホゼさん、ジェフリーさんの熱意が伝わりよかったです。この思いをできるだけ多くの人に広めていく力に変えて生きたい!(習志野市:女性)
○アメリカのTVドラマが映画などでは、テロと戦うヒーローがかっこよく描かれますが、(「ランボー」「24」等)、実際にはそのようなものではないということを、改めて感じることができてとても良かったです。どんなに時間がかかっても、困難であっても、平和を求めることが一番大切だと思いました。(市川市:男性)
50才代
○海兵隊が沖縄を拠点として、イラク、アフガニスタンに出兵しています。抑止力などとんでもないことで、日本国は侵略、殺戮の軍隊に資金を供給して育てています。海兵隊は侵略、殺戮の軍隊で、普天間基地、沖縄米軍基地撤去に賛同する本日の二人の元海兵隊の人に話を聞けたことは良かった。(習志野市:男性)
○お二人の生での証言、初めて聴く機会感謝しています。催して頂いた9条の会へも感謝いたします。今後もお二人の証言に期待いたします。全国津々浦々お回りください。通訳の女性の方お疲れ様でした。(船橋市:男性)
○貴重な企画ご苦労様でした。IVAWと9条の会は、基本的に違いますし、IVAWの中でもいろいろ意見があるようです。しかし、祖国を愛し、祖国のために戦争に行くべきだと考える人たちにとっても、イラク戦争は間違ったものだということが良くわかりました。交戦規則が次々と変えられ、(無力化し)罪のない民間人を殺したことに多くのイラク帰還兵が苦悩していることが良くわかりました。さらにーIVAWの中で、戦争とは何か、「被爆者」や「世界平和憲法9条について考え始められていることも良くわかりました。9条の会でも戦争の実態を踏まえて、平和憲法の意味をもう一度考え直したいと思います。(市原市)
○本日は、このような興味深い講演を企画していただきありがとうございました。比較的年配の方が多かったですが、より多くの若い世代にも戦争の真実を伝えて生きたいと思いました。生の声を聴けるのはすばらしいことです。(佐倉市)
○貴重な体験をお話していただき、よかったと思います。イラク戦争の不当性→小泉の戦争責任も追及していかなければならないと思います。このような企画を計画された実行委の皆さんご苦労様でした。(千葉市:男性)
○戦争はひとつも良いことがない。平和を維持していく大変だが、みんなで地球規模で作り上げていかねばと思いました。(千葉市:女性)
○誘われて参加しましたが、IVAWのDVD映写がすざましかった。今までメディアの映像にないものがあり、生々しかった。機会があったら5巻全部をみてみたい。(八千代市:男性)
60才代
○交戦規定(ROE)が日々変化していくのは本当に恐ろしいことです。しかし、非武装の民間人が爆弾を持っていることもあるだろうから、自分を守るために攻撃してしまうこともあるだろうという思いもします。リクルーターのやり取りはテレビで見たことがあります。何も知らない若者や貧しい暮らしの若者(妻帯者)に甘い言葉で誘っていたものでした。金持ちは兵士にならなくていいのだ・・・と思ったのを覚えています。「最初の犠牲者は兵士だ」本当にそう思います。地に足のついた実体験に基づいたお話は、重たいものですが目をつぶってはいけないことです。日本の若い人たちに聞いてほしい。知らせる、正しい実態を知らせることは大切なことです。活動に敬意を表します。私も周りの人に話をしようと思います。(佐倉市:女性)
○ホゼバスケスさん、ジェフリーミラードさんの証言はイラク戦争の真実がわかり改めてイラクからの米軍撤退をするよう、強力に勧めたいと思います。(八千代市:男性)
○イラクの帰還兵のお話を聞ける機会を得ることができ、良かったです。イラクで行ったことを知ることができたからです。このような場に参加するとイラクで起きてることがこれまでには考えられないくらい、身近に感じられます。これからも、そのように自分のことのように思われるのではないかと感じます。このような場を作っていただきありがとうございました。(八千代市)
○ジェフさんもホゼさんも貧しい家庭で育ち学業のために軍に志願したという話は堤未果さんの著作の通りと思いました。軍隊を辞めて多くの人にこの戦争は間違っていると伝える使命感にたって、次の一歩を踏み出されていることに敬服します。良い企画を立ててくださったスタッフの方たちに感謝します。(佐倉市:女性)
○証言をしてくださったお二人、ジェフリー・ミラードさんとホゼ・バスケスさんにお礼を申し上げます。また、このような証言を聞くことができる機会を作ってくださり、事務局の皆様にお礼申し上げます。直接、戦争体験が聴くことができ、戦争は人を殺すという事実を知ることができ、家族を失うだけでなく、暮らし・生活・生きることが否定されることです。日本で暮らす私が今できることは、もっと具体的に戦争の事実を知り、9条の会で活動を強め広げる活動をすることです。通訳の安原桂子さんありがとうございました。(八街市:男性)
○勇気をかけて、時間をかけて日本まで来てくださったお二人に感謝。困難も多いと存じますが今後のご活躍を願っています。戦争体験、軍事訓練の生の話を聞くのは初めてです。どんな理屈よりも訴えるものがあり、戦争が如何に理不尽であり、害ばかりで心も体も建物も環境も破壊するものだと思い知らされました。この時代にも戦争が継続していて、世界中のどこかで必ずといっていいほど、行われている。表向き正義を振り回して、お金儲けしている企業によって。(もしかして政治家も)。憲法9条は過去のものでなく、飾り物ではない。攻められたら闘おうなんていう、甘い考えは成り立たない。戦争は自衛隊のためでも許されないのです。(千葉市:女性)
○IVAWの皆さんが沖縄の米軍基地の撤去、憲法9条を守ることにも運動して下さっていることを知り、心強く思いました。熱烈連帯。(八千代市)
○お話を聞けてよかったです。勇気のある行動に感謝いました。きちんと信じることに声を上げられること、すばらしいと思います。日本では考えられないことの気がします。そして多くの仲間ができることすごいと思います。世界中から戦争が無くなってほしい。一歩一歩進んでいけたらいいなと思います。(八千代市:女性)
○あらゆる傷ついた兵士を戦場に送ってはいけない。また戦争は平和につながらないので直ちに停戦してほしい。(千葉市:男性)
○アメリカやマスコミは戦争の真実を伝えない。日本でも同じ。貧しい高校生に大学進学をちらつかせて軍隊に入れる.日本の自衛隊も就職できない高校生を入隊させようとしている。イラクに医薬品などを送る運動をされているとのことですが、破壊して支援するむなしさを感じる。戦争させないことを一番大切。PTSDがある兵士たちがアフガニスタンに行かなくてすんだのは運動があったから、病気を治す権利があることをわからせたのはすごい。
○若い帰還兵の方々から生の戦争のシビアなお話を聞くことができてとてもいい学びになりました。9条の大事さ、大切さ、また教えられました。ありがとうございました。通訳の安原さんお疲れ様でした。(八千代市:女性)
○戦場から戻った兵士が真実を述べたことは良かった。日本が戦争していた時代と比べてみたい。交戦規則は形式上存在するだけで司令官が規則なのである。上官の命令で殺してもめいれされたからという逃げ口実になることはアメリカも同じのようだ。普通の生活で人を殺す場合はないが、戦場ではありうる。しかし、普通の人は人を殺したら平気でいられないことを示している。(千葉市:男性)
○すごいことです。精神的に病んでいる人も薬を投与し戦場に送り込むとは。でもなぜそれほどアメリカは戦争をやりたいのだろうか。あれだけ戦具を使っても無くならない戦具は、どこで作られているのか。アメリカは戦争を常にやらないと経済が成り立たない国なんだと聴いたことがある。作れば使わなければわからない。儲かるから作る。このエネルギーを平和利用できないのか。(船橋市:女性)
70才以上
○お二人の話には本当に感激しました。アメリカというと憎む相手のような感じ(ヒロシマ、長崎の原爆、東京大空襲などを知っているので)をもっていますが、アメリカの良心に触れることができ、本当に嬉しく思います。平和を願う気持ちは世界共通、世界中の人が心ひとつにしてできれば戦争はなくせる。本当に今日は、世界中の人たちの良心を信じて生きていく希望と自信がもてました。ありがとうございます。自分の周りの人からこつこつと訴えたいと思います。(鎌ヶ谷市:女性)
○戦争に反応する、世界中の人たち、市民が連帯して、戦争のない世界にしたい。2020年までに。核兵器を地球上からなくすために、世界の、日本の世論をもっともっと起こしましょう。原発反対の声を上げましょう。いすとマイクの雑音が邪魔でした。(千葉市:女性)
○①「IVAWへの助けになること」1人でいいから今日の話をしてください。具体的で実にすばらしい申し出です。われわれも使いましょう。さすが事務局長でした。「九条維持もIVAWの支持になる」もすばらしい。②最初の途中で中止したDVDを安価にて販売すれば効果大と思いますが。不可能でしょうか。③通訳がわかりやすくて感心しました。(八千代市:男性) We shall overcome 大成功! 歌は成功の基礎!
○驚くべき内容、事実の数々、聞くたびに恐ろしい話。戦争を正当化する特別な力がマスコミを抱き込んだ情報(みなが当然と思う記事)をばら撒いて、われわれの目をごまかしている話許すわけに行きません。原爆の投下による殺傷と同じ罪のない人々の殺人、本当に恐ろしいことです。指導部の人間への罪をと思うのはいけませんでしょうか。戦争は絶対反対です。みなでがんばりましょう。(鎌ヶ谷市:男性)
○戦争で誰も得をしません。勝っても負けてもこれほどばかげたことはありません。そのことを痛いほど今回の講演で理解しました。戦争の悲惨さをもっと身近に感じて政治と交渉の力をフルに活用して、話し合いで戦争を回避し解決すべきと思います。核や武力が国を守る最も必要なものと考えることは間違っていると考えます。(佐倉市:女性)
○すばらしい報告でした。戦争こそ最大の生存環境の破壊です。このような集会をどんどん開催しましょう。法典9条の会も戦争体験を集めています。子や孫にも歴史としてまた、今の戦争のこと、そして貧困が戦争の要員でもあります。日本人もイラクの戦争に行かされている真相を調べたい。失業し職がなくアメリカの派遣会社から海外に採用され現場がイラクだったという話。(船橋市:男性)
○日本国憲法を持つことの意味とありがたさ、9条、25条の趣旨をよく理解し守り抜くための努力を続けたいと思います。(旭市:男性)
○わたしたち普通の市民は普通はそんなに強い存在ではないと思います。弱い市民が平和に生きる保障が憲法9条であるとすると、9条を護ることによって私たちは平和に生存することができるといえましょう。軍隊という非日常の世界で人間の心を持ち続けることの困難さを“冬の兵士”を読んで知りました。その困難の中から帰還して人間の声を上げた“帰還兵”の人たちに敬意を表します。(柏市:男性)
○「アメリカ戦争」について勉強中なので今日の企画は大変良かった。アメリカという国は戦争の歴史です。戦争が好きだから世界中に戦争を仕掛けるともいえませんか。とにかく世界に「民族主義」といいながら結果はいつも民族皆殺しにつながっています。原爆だけが反対ではありません(オバマ)アフガンに増派しているのはけしからん。絶対にやめさせよう。(千葉市)
○ドキュメンタリー映画“Winter soldiers”(2時間もの)を観ているので今日のお二人のお話はそれを思い出しながら、生々しく聞きました。お二人の生まれ育ったところが等しく貧しくひどいところだということ、それをたくみに利用した政府(軍隊)の政策と働きかけ(ニューヨークで実物を見てきました)(いい勤め口=軍隊)(大学への奨学金、市民権の対象など)どこでもいつの時代でも、戦争は貧乏人を活用し、犠牲をそういう人たちに負わせるものです。2008年1月、ワシントンDCとNew York を訪ね(戦争博物館と戦争碑めぐり)。あのA・ネルソン氏に会い、New Yorkを ガイドしてもらいました(グランド・ゼロをはじめ)氏の生育暦と反戦活動もIVAWにつながるものであり、(or、その先駆者でもある)貴重なものでた・・・。程なくイラク戦争後遺症のガンで亡くなられたので、ネルソン氏との出会いと丸一日のお付き合いは貴重なものでした。(氏の著書を読み講演を聴いています。一日も早くアフガンから撤兵を、そして絶対に自衛隊をおくらせない――それも(よみとれず)だが――今9条を具体的に生かす道だと思います。([不戦兵士市民の会]会員)(市川市:男性)
○米国民の中に起こっている反戦の行動について、日本のメディアは殆んど報道していません。(ほんの一部を除いて)私たちは、広く世界的な情報を正しく得る権利があり、義務があります。今日は米国国民の反戦ついての証言が聴けて本当に良かったと思っています。「9条」を世界に広げること、とても大切だと思いました。反戦運動の世界的連帯を。(鎌ヶ谷市:女性)
○貧困が貧困を相手に戦う姿を上のほうから眺めている人々がいる・・・本当につらい現実です。でも学ぶことによって本質を知ることができるのですね。命をかけた体験談を聞かせていただきありがとうございました。周りに伝える努力くらいはいたしましょう。危険をとして来日されたこと感謝です。どうぞこれからも続けてください。平和を守るために。(鎌ヶ谷市)
○普通の市民が戦場では残酷なことを平気でするということは、かつての日本を始め数々の国の戦争において実証済みです。イラク戦争も、同様のことが起こったようですね。戦争で何も解決しないということは真実ですね。国家間紛争を解決する手段としては戦力を使わないこと、話し合いで解決することを大事にしたいと思います。広島、長崎の原爆の後遺症(白血病)ベトナム戦争の枯葉剤による被害、イラク戦争の劣化ウランによる被害など、戦争が終わっても、長い期間にわたって後遺症から逃れない国民、アメリカ政府はどのようにおもっているのでしょうか。責任を感じているとは思えません。核の抑止力は信じてよいものでしょうか。(千葉市:女性)
○感動的な会でした。来日されたお二人の元兵士の方と、主催者に感謝します。個人的に2003年からイラクへの日本の派兵に反対する個人通信を作り、2005年には田保さんたちのサマワ劣化ウラン弾被害告発の映像「アンバス君が6歳で死んだ理由」の上映運動をしたりしましたが、千葉で本当に帰還兵士の証言を聞く会が開かれる日が来るとは思えませんでした。日本もアメリカも内閣や大統領が変わり、陸自・海自・空自も一応撤退しました。他方、北朝鮮の拉致、核実験とか、中国の尖閣問題などが現存し、日本人の反戦護憲の考えに揺らぎが先じているとおもいます。平和の運動の立場にも食い違いが先んじていますが、私は共通の目標が正しければ今回の会のように良い動きをみなで支えていくことが大切と考えます。(千葉市)
○つらいお話だとおもいますが反戦のため語っていただきありがとうございました。
会場からホゼさん、ジェフさんへ寄せられた質問
当日の参加者からホゼさんとジェフさんに多数の質問が寄せられました。その全てをここに掲載します。これをお読みになった皆さんと共に考える材料としたいと思います。
何れ何らかの方法で、彼等の答も掲載する予定です。
〇現在、世界各地で戦争が起こっていますが、その戦争をなくすためにできることは何だと思いますか。(無署名)
〇ジェフさんに 本日の資料2ページ質問6に対するジェフさんのアンサー、上から8行目に「その後に和解をなしとげました」とありますが、どのようなことをさしているのですか。日本は世界で唯一つの原子爆弾による攻撃を経験した国です。ジェフさんは「その後 和解した」といっていますが、どのような事実を言っているのですか。市原市I.N(男性)
〇ジェフさんへ 日本の過去の戦争を「正義の戦争」と言っている日本人がまだまだいます。ジェフさんはアメリカは正義と考えていたのに、本を読む中で「アメリカは悪い」と思うようになったと話されました。何を学ばれたのですか。ホセさんへ 兵役拒否の理由に仏教を学んでいるからと書いたそうですが、それはなぜですか。鎌ヶ谷
〇人を殺すことに『慣れ』は生じるのですか。司令官に逆らうとPunishmentがあるのですか。 千葉市A.N(女性)
〇本当に、軍国主義の国がなくなるとお思いですか? 船橋市M.H(女性)
〇単純に思うことはなぜ戦争は中止できないか。アメリカ国内の政治をどのように変えたらよいと思いますか。鎌ヶ谷M
〇戦争をなくすことができるのでしょうか。戦争をなくすために、私たちにできることを。(無署名)
〇米国ではどんな活動をしていますか。(活動スタイルとか) (無名)
〇これからのアメリカでの闘い、IVAWのVision、展望、アメリカの市民、人々のこの動きへの反応はどのようなものがありますか? 四街道T.O(男性)
〇IVAW参加者に対する米市民の反応はいかがですか。日本で考えると大変厳しい反応が多いのではないかと推察されます。(無署名)
〇IVAWの活動は大変素晴らしいと感銘を受けました。アメリカにおける市民、特に若い人たちの反応はいかがでしょうか。(無署名)
〇アメリカではIVAWの活動にたいしてどのような反応がありますか。(無記名)
〇若い人、とくに大学生に伝えたいメッセージはありますか? S.T
〇現在、千葉大学大学院に所属しています。日本の学生は普段の学校生活の中で戦争について話したり、考えたりすることがほとんどありません。アメリカの学校や学生の現状や、彼らに対してどのように訴えているのか教えてください。Thank you very much. 千葉市H.S(男性)
〇アメリカでは退役軍人が平和運動に力を入れることが許される、が、政府は干渉しないですか。四街道K.N(男性)
〇ホセさんへ質問 戦争体験を語ることに、制止、否定する勢力があったか、また身の危険を感じたことがありますか。四街道K.M(男性)
〇官憲の圧力はどのようにありましたか。その戦いの内容は、具体的にお願いします。鎌ヶ谷T
〇ハーバード大学マイケル・サンデル教授の授業で「アメリカは徴兵制にすればよい。そうすればもっと多くの人が、戦争に慎重になる、もっと考えるようになる」という意見があったが、この意見についてどう思いますか。(無署名)
〇徴兵は民間の会社がやっているそうですが、入隊を決意する時それについてどう思われましたか?反戦活動について国内の反響はどうですか?千葉市M.N(女性)
〇貴重なお話をありがとうございました。兵士をやめると決意した時、まわりの仲間や友人は賛成、または反対しましたか?千葉市M.O(女性)
〇IVAWには2000人の会員がいるそうですが、帰還兵は全員で何人いるのですか?IVAWに入っていない人への働きかけはどのようにしていますか?第2次大戦の退役軍人とはどのような交流もしくは、批判がありますか?最後に皆様の勇気に敬意を表します。鎌ヶ谷H.H(女性)
〇・交戦規則の矛盾などについて主に発言されていたと認識してますが、そもそも「戦争」という行為や、あらゆる暴力についてどうお考えでしょうか。・自身の加害行為を告発し反省するには、さまざまな学習や心の整理が必要だと思いますがIVAWではどのように元兵士への支援をしていますか。 千葉A
〇IVAWに関して大新聞でなく軍関係の新聞が報道したと話されましたが、その背景はなんでしょうか。日本では考えられないことです―。(無署名)
〇米軍のなかにたくさんの女性兵士がいると思います。性的暴行もたくさんあると聞いています。女性兵士がどのように軍のなかで生きているのかおしえてください。八街H.T
〇今後も、日本中を回って多くの帰還兵士の集いを開いてください(無名)
〇二人にお聞きします。一緒に従軍した兵士もしくはIVAWの会員の中でPTSDを抱えている重い症状の人にはどのような人がいるのでしょうか。(無署名)
〇米国の「陸軍」「海兵隊」「州兵」はどのような関係にあるのでしょうか。志願制に変わってから、「州兵」の位置づけが変化したのかどうか。 A.O
〇アメリカが嫌われテロの標的にされる最大の原因は、イスラエルだけに有利になるような外交をやっていることだと思います。これを改めるのが平和への近道だと思いますが、アメリカではこのような動きはありませんか。岩手・宮古S.I(男性)
〇イスラエルの退役兵士グループに「沈黙を破る」という反戦兵士の組織がありますが知っていますか。また、彼らと連帯する意思がありますか。四街道市H
〇現在のイスラエルの在り方についてどのように考えていますか。四街道市I
〇イラク戦争は志願兵と聞きます。アメリカはなぜ徴兵制をやめ志願制にしたのですか。ベトナム戦争からの教訓は何ですか。「経済的」徴兵」について説明してください。 I
〇若い二人からとてもストレートな実際のイラク戦争のことをお聞きしました。胸がいっぱいになり涙が出ました。私も9条を学ぶいいチャンスになりました。日本を歩いての感想はどうでしたか。八千代T.K(女性)
〇日本のメディアからはお二人が話したようなイラクでの戦争規約に反するような報道はほとんどない。アメリカでは帰還兵の人たちも多くいて、アメリカ国民に真実が聞こえているはずなのに、今もなおイラクへ行く兵隊がいる。貧しさで行くしかないのか? (無記名)
〇世界の各地でイラク戦争を検証しようという動きがありますが、アメリカにも同じような動きはありますか? 市川Y
〇必要な戦争、やむにやまれぬ戦争があると思われますか?イラク、ベトナム戦争などは帰還兵の方がたが反戦を訴えていらっしゃいますが、第2次大戦はそのようなことを聞きません。なぜだとお考えでしょう。酒々井O
〇ジェフさんの両親は、べトナム戦争に反対する活動をしていたという話でしたが、ご両親はなぜベトナム反戦活動をしていたのでしょうか。またジェフさんは反戦の教えを両親から聞いていましたか。千葉市Y.Y
〇It seems that the US government did not learn anything from Vietnam War at all
And did not make a good use of it for Iraq War. What do you think of it ? 佐倉市A
〇ベトナム戦争の歴史を、戦争を繰り返さないための教訓として、世代間で語り継がれた経験や学校教育のなかで教わった経験はありますか? 鎌ヶ谷M
〇イラクの子どもたちへの支援として、医療品を届けるとおっしゃっていました。 賛同します。ほかにも子どもたちへの支援策を考えていたら教えてください。稲毛Y
〇イラク国民はアメリカがフセインを殺したことを感謝していると思いますか?なぜあんなに早く裁判を結審し、死刑を急いだのですか? 千葉市若葉区K
〇イラク戦争は9・11からスタートしていますが、そもそも9・11は米政府のマッチ・ポンプと言われています。それをどう思いますか。 八千代K
〇ジェフさんへ ・劣化ウラン被爆の影響と思える貴方の疾病について話してください。バスラ子ども支援計画に、IVAWへ国防省からアプローチ(妨害)があるか否か。ホゼさんへ 兵役を経過したらスカラーシップ(奨学金)支給と聞いているが、受給しても、働かないで学業は続けられないのか。千葉市I
〇お二人の親がベトナム戦争に関連した世代。その後のアフガン、湾岸、イラク戦争にどんな影響があるのでしょうか。もちろん本日のような反戦の動きも一つかも。習志野K.W(女性)
〇アメリカの高校生にまず戦争の悲惨さを訴えるべきではと考えないのですか。戦争では何も解決しないのにオバマのアフガン戦争への増派をどう考えますか。四街道市S.T(男性)
〇ホゼさんは実際にはイラクで従軍していないのですか?お二人ともすでに9・11の時点でアメリカの政策に批判的だったようですが、ホゼさんは帰還兵士の会を組織された理由は何だったのですか?ジェフさんは9・11後に兵役された理由は何だったのですか?成田Y.K(女性)
〇ジェフさんに 米軍撤退後に実行しようとしているイラクへの支援活動に対する、アメリカ国内での支持の状況はどうですか。ホゼさんに 障害を持つ兵士に服薬させてでも派兵しているとのことですが、これはまさに人権侵害です。他国に対しては人権に厳しいアメリカ政府、アメリカ世論の動向はどうですか。 船橋市I.K
〇米軍はイラク民間人の死者数は「数えていない」と言われているが、本当か?イラクの死者数は、どのくらいか?四街道N
○日本の自衛隊のイラク・アフガン駐兵について現地住民の受けとめ方について聞きたい。旭市K.A(男性)
〇日本の自衛隊がイラク、アフガン作戦に参加していますが、米国から見て、また現地で見聞きしたところで、その働きはどうでしたか。 旭H
〇イラクでの劣化ウランの影響についてどのように思われますか。具体的に米兵は劣化ウランについてどんな恐怖を持っていますか。(無署名)
〇貴重なお話をありがとうございます。今後、米軍がイラク、アフガニスタンから撤退することはできるのでしょうか。そのためにはなにが必要でしょうか?イラクやアフガニスタンの方が本当に幸せになるには何が必要でしょうか。よろしくお願いします。市原市Y.M(男性)
〇イラク戦争は1991~2007に終わったといってますが、本当ですか。アフガンに移って戦争していると思います。これはイラク戦争と別の戦争ですか。千葉市 H.S(男性)
〇帰還後の職業は?生活資金は?家族は何人?生活の保障は?船橋市N.H(男性)
〇イラクから帰還された兵士の今の実態はどのようなものですか。なぜアメリカはイラクで戦争をしているのか。何の目的で、尊い兵士の命と引き換えに何を得ているのか。(無署名)
〇海兵隊員の立場で沖縄基地の不必要性を訴えていただけたら大きな力になると思います。鎌ヶ谷K
〇当日配布資料で、ホゼさんは、「沖縄の米軍軍事基地維持は反対します」と書かれていますが、米軍沖縄基地やその他の基地を撤退させるために、私たちは、それぞれの国民とともに、どうアクションしたらよいと思われますか。(無署名)
〇日米安保条約について、どう思われますか?(無署名)
〇日本政府はアメリカに対してどのようなことを本来するべきだと思いますか。(無名)
〇お二人とも、9・11の後の米政府、メディアの対応の嘘を気付かれてますが、兵士→国を守るという意識のもとで、外国へ行って戦うことの意味→たとえば日米軍事同盟のなかで日本は軍隊を持たないという憲法上の制約から、日本人のなかでも米軍が日本を守ってくれるという人がいますが、米軍兵士はどのように考えて、海外へ出ているのでしょうか?(無署名)
〇沖縄の普天間基地の存在によって沖縄の人びとが得ている利益も存在すると私は考えますが、そのことに関してどのようにお考えですか。A.H
〇沖縄の基地問題が大きな問題となっています。日米安保条約にとっても、大きな課題と考えます。解決の方法について考えておられることがあったら、お聞かせください。(無署名)
〇今問題になっている沖縄の基地の問題はどうすれば一番よい解決になると考えておられますか? 鎌ヶ谷A
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「若葉九条の会」:ニュースレターNo.34
(2010.8.25発行)
ホームページ http:///wakabaarticle9.com
代表木村忠彦 (電話 043-255-3904 )
8月例会 戦後65年「戦争体験を語り継ぐ講演会」
日時:8月29日(日)14時〜16時40分
会場:みつわ公民館講堂
講師:上野 寿(とし)さん (若葉区都賀の台)
演題:「戦後65年 特攻隊”震洋(しんよう)”生還者が語る戦争と平和』
DVD (NHK 2009年10月31日放映) 『証言記録 兵士たちの戦争』『ベニアボートの特
攻兵器 震洋特別攻撃隊』を上映後、講演
9月例会 「第4回美浜区平和と文化のつどい」
日時:9月25日(土) 開場:13時30分 開演:14時
会場:美浜文化ホール 2Fメインホール
第1部 歌の調べ 日本のうた 世界のうた
バリトン 大坪義典、メゾソプラノ 坂本晶子、ピアノ 佐々木伸枝
第2部 講演 「語りつぐ平和への思い、憲法九条と私の初心」
講師:早乙女勝元
参加費:1,000円 高校生以下無料
「イラク帰還兵の証言を聞く集い」
−イラク・アフガン帰還兵が語る戦争の真実—
日時:10月11日(月、祝日) 13時30分〜16時30分
会場:千葉大学法経学部105講義室(約300席)
参加費:700円
主催:「イラク帰還兵の証言を聞く集い」実行委員会
「平和を願う市民の集い2010」−地域から平和を創るーの報告
去る7月24日(土)に行われた上記の集いには400人以上のご参加があり盛会でした。
第1部は松本ヒロさんの笑いの止まらない公演、第2部は秋葉忠利広島市長の基調講演「核兵器のない平和な世界をめざして」—21世紀は、市民の力で問題を解決できる時代—に引き続き、舘正彦さんの司会でシンポジウムが行われました。
地域からどう平和を創ってゆくのか平和市長会議に参加されている、石井俊雄(長生村長)熊谷敏人(千葉市長)、横山久雅子(白井市長)、蕨和雄(佐倉市長)の4氏の講演、秋葉氏を加えての討論がありました。参加者からは70を超える質問、意見が提出されました。
近日中に報告書を発行する予定です。ご参加、ご協力ありがとうございました。
「平和を願う市民の集い2010」実行委員会
講演する秋葉市長
トーク中の 松本ヒロさん
今年、原爆投下から65年目の夏、ニュースで報じられたように、多くの記念集会が行われました。私たち千葉市民も、<ヒロシマ・ナガサキ被爆>を、わがこととして考え、7月24日、県教育会館ホールに集まりました。
「2020年までに、核兵器を世界からなくす」
「平和を願う市民の集い2010」に参加して 久和 由希
「平和を願う市民の集い2010」に参加して考えたことは、平和を実現させるために私達若い世代が大戦経験者の方々と共に出来ることとは何かということでした。熊谷市長が述べられたように、若い世代は、決して戦争や平和に無関心ではありません。皆さんが伝えてきた歴史を受けとめ、理解しています。戦争は何も生み出さないことを理解しています。それと同時に、今現在でも世界から戦争も貧困も消えていないことを知っています。そして自分一人の力ではそれらを解決できないことも知っています。
日本は世界唯一の被爆国ですが、世界大戦時、常に被害者ではなく、加害者の面も持ち合わせていたことを知っています。平和を願う中で、若い世代は何をすればいいのでしょうか。私たちは平和に向かって何が出来るのかがわからない状態です。皆さんが投げかける「戦争はいけない」「核兵器廃絶」のメッセージに対して、若い世代は理解しつつも、現実的にどうすればいいのか手段をつかめずにいます。韓国や中国に対する態度は。被爆国としてどのように世界に訴えかけることができるのか。もちろん憲法9条改正をどう食い止めるかも含め、平和を日本国内だけではなく、より広い視野で捉えて、私たち日本国民が実際に出来ることを考えていけたらいいのではないのでしょうか。今世界は核廃絶に向けて本格的な動きを見せようとしています。その中で、世界唯一の被爆国である日本、被爆経験のある方々の存在、そしてその後を継ぐ若い世代の意識は重要な鍵です。皆さんの力を元に、より身近で現実的な動きを実行し、平和を実現していくことが必要とされていると感じます。 (学生・20代)
お し ら せ
◇ 秋葉さんの本:「真珠と桜」ヒロシマから見たアメリカの心(朝日新聞社1986刊)「報復ではなく和解を いま、ヒロシマから世界へ」(岩波書店 2004刊)
◇ 「若葉・九条の会」例会10/31(日)2:00~沖縄報告 藤木武夫 みつわ台公民館
◇11/28(日)2:00~早乙女愛によるDVD&トーク 「軍隊のない国コスタリカ」
◇ 小森陽一講演録ができました(カンパとして100円お願い致します。但し10部以上おひろめ下さる場合は2冊目からは無料。ご活用下さい。秋葉市長とおなじくこれからは市民が平和を創り出す時代だと講演は結ばれています。
◇ 10/23日、24日 みつわ台公民館文化祭に「憲法を読む会」・「若菜九条の会」で参加。紙芝居ほか。
お出かけ情報
「2010市原平和フェスティバル」
日時:8月29日(日)13時〜16時30分
場所:市原勤労会館3F多目的ホール
琉球舞踏・エイサー(ゆいまーる・かりゆしエイサー隊)
「米軍基地さん、我が町においで下さいな」文化集団このゆびとまれ、お話「なぜ沖縄に海兵隊がいるの?抑止力ってなに?」、ピアノ山本幹子
参加費:前売券大人1,000円(小中高生無料)
主催:市原平和フェスティバル実行委員会
「広げよう『無防備運動』 上映と講演のつどい」
日時:9月3日(金)19時〜21時30分
場所:北とぴあ・ペガサスホール(15階)
第1部:ビデオ『太田昌秀・今平和を語る』
第2部:記念講演「沖縄の将来ビジョンと無防備運動に期待すること」太田昌秀さん
参加費:800円
主催:広げよう『無防備運動』上映と講演のつどい実行委員会
連絡先:080-504-6552(國井)
「チェルノブイリの教訓」集会
日時:9月4日(土)13時〜17時
場所:明治大学リバティータワー15階
ビデオ「チェルノブイリ原発」上映
講演:「何よりも先に廃絶したい核=原子力」
講師:小出裕章さん(京大原子炉研)
参加費1,000円
主催:「終焉に向かう原子力」実行委員会
「ZERO:9/11の虚構」
日時:9月11日(土)から24日(金)イブニングショウー
上映時間18時40分 休映日:9月13日(月),21日(火)
場所:東京都写真美術館ホール原版製作:TELEMACO(伊)
日本語版製作・国内配給:ハーモニクス・プロダクション
前売券:1,500円、当日一般1800円、学生1500円、シニア、障害者1000円
問い合わせ先:050-2018-0511
「密約の闇をあばく」—日米地位協定と米兵犯罪—(仮)
日時:9月13日(月)18時30分〜21時
講師:吉田敏浩さん(ジャーナリスト『密約〜日米地位協定と米兵犯罪』著者)
場所:文京シビックセンター5階会議室 A
参加費:800円(会員 500円)
主催:国連・憲法問題研究会
「普天間は問いかける」沖縄フォーラムin東京
日時:9月23日(木 祝)9時45分〜16時30分
場所:明治大学リバティーホール
参加費:1000円(学生 500円)
発言者:新崎盛暉さん、浦島悦子さん他
主催:沖縄フォーラムin東京 実行委員会
第22回 平和を願う美術展
反核・平和を願い、美術表現の自由を求めて
日時:9月25日(土)26日(日)9時〜16時30分
場所:千葉県立美術館 第五展示室
主催:平和を願う千葉県美術家の会
ペシャワール会 中村哲講演会「アフガンは今われわれに問われるものは?」
日時:11月16日(火)
開演:18時40分
会場:習志野文化ホール
参加費:前売り一般1000円、当日1200円 高校生以下無料
主催:ペシャワール会現地報告実行委員会
連絡先:津野:7-464-9087、090-3512-8877
カンパのお願い
「若葉九条の会」の活動を支えるためにカンパ(1口千円)をよろしくお願い致します。
振替口座00130−3−723858若葉・九条の会