ニュースレター
- 詳細
- 参照数: 2344
「若葉九条の会」ニュースレター No 45
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904
ホームページ http://wakabaarticle9.com/
(2012.06.15発行)
定例会 6月24日(日)午後2時~4時30分
「憲法九条を守り生かすには、どうしたらよいか」
・1945年 アジアでは加害者となり 空襲、沖縄戦、原爆では被害者となり多くの生命の犠牲の上に私たちが ようやく持った「平和憲法」が今、あぶない。
・私たちの声が届かない政治、世論を無視する政治家。「主権在民」ではない?
問題提起:関口甫さん(「若葉・九条の会」世話人、小倉台在住)の後 自由討論
~~~~~
7年前の2005年5月29日、私たちは、みつわ台公民館に 岩田行雄さんを迎えて現行「日本国憲法」は単純に米国の押し付けなどと言えないこと、当時の国会の記録など膨大な資料によりわれわれ自身が手に入れた大切な「平和に生きる権利」を国に守らせ、権力の暴走を縛るものであることを学び、この学習会は「憲法を読む会」「若葉・九条の会」のバックボーンとなりました。
7周年記念講演として再び岩田さんを迎えます。お楽しみに。
2回連続憲法講演 岩田行雄氏(憲法研究者)
「平和憲法はどのように誕生したか」――日本国憲法成立史の実証的再検討―
*従来の概念を覆す「新憲法成立時代」の再現!
敗戦後、焦土から復興する力は、民主主義国家、文化国家、平和国家を目指す理想の中から生まれた。食糧難、あらゆる物資の欠乏を乗り越えて進む、躍動感あふれる人々の姿を明らかにする。 今回の岩田さんのレジュメから
第1回 7月29日(日)午後2時~4時30分
「憲法民主化」の世論形成―新聞報道が果たした役割
第2回 8月26日(日)午後2時~4時30分
国民は新憲法をどのように迎えたか
憲法9条守る?変える?シール投票結果
千葉市動物公園陸橋上 4/29(祝)13:40~15:30 参加者12名
守る:201(70.8%) 変える:29(10.2%)わからない:54(19.0%)
ノダ記者会見の片鱗から
野呂町・石井明美
6月9日、西川福井県知事の要請を受けて行われた国民向けの会見。第1には「国民生活を守るため」、第2には「日常生活の悪影響をなくすため」に大飯原発を再稼動すべきと考える、と。福島第1原発の事故で国民生活はすっかり破壊されてしまったではないか、と思っている身にとっては「再稼動によって国民生活を守る」というのはとんでもない逆転した話。そこのところをどう説明するのだろう、と聞いていたら何のことはない。
「安全への体制は整っています」。え!と耳を疑う。「すべての電源が失われても炉心溶融は起こらない」、何故なら「1年以上かけて、専門家が40回以上論議をしたから」(1年とか40回とか数字では安全性は測れない。「専門家」といわれる人たちへの信頼は原発事故によってすっかり失われたではないか)、そして具体的な安全対策についてはすべて未整備。「・・・するよう電力会社に求めています」(それまでは事故は決して起こらない?)と。
第2の理由「日常生活への悪影響」とは「計画停電とか突然の停電で命の危険にさらされたり、職を失う人が出るかもしれないから」。ノダさんよ、原発事故のおかげで日常生活がすっかり破壊されたり職ばかりか命まで失った人々が未だ膨大に存在していることをもう忘れてしまったんじゃないでしょうね。
ブラックユーモアにしてはおぞましすぎるこの国の首相です!(2012/6/11)
「10万年後の安全」を観て ~~ー原発の再稼動に反対する~~~
5月5日全国の原発が全て止まりました。5月27日みつわ台公民館講堂において「10万年後の安全」の上映会を行いました。参加者は13名でした。
DVDは、「フィンランドにおいて世界で唯一建設されつつある核燃料廃棄物の最終処理場オンカロ建設プロジェクトに関するドキュメント映像である。核燃料廃棄物の最終処理場は10万年もの長期間、放射能を閉じ込める必要がある。現代人の祖先がアフリカを出発したのが約5万年前といわれている。オンカロ(フィンランド語で隠し場所の意)は18億年間変化していない巨大な岩盤でできた地層に、数キロのトンネルをくり抜きフィンランドの原発(現在4機)からでた核燃料廃棄物をその中に収め、100年後にコンクリートで蓋をして完全に埋めてしまおうというプロジェクトである。映画では、10万年後の未来世代に、その危険性を伝えていくことは可能なのか」というものでした。映画自体は脱原発をテーマにしたものではないが、地震列島日本において、原発を考える上で重要な示唆を与えるものでした。
DVDを鑑賞したあと、原発に対する考えを述べ合いました。『原発の危険性は計り知れない、また化石エネルギー・原子力エネルギーは、これから100年間程の過渡的なエネルギーである。原発から撤退し持続可能エネルギーへの大転換を決意すべきであり、大飯原発の再稼動は許されない』ということで意見が一致しました。 (みつわ台・木村 忠彦)
当日の参考資料
使用済み核燃料貯蔵量(貯蔵プール分)
北海道電力 泊 40.3%
東北電力 女川 57.5%
東通 54.1%
東京電力 福島第二 77.7%
柏崎刈羽 74.9%
中部電力 浜岡 72.3%
北陸電力 志賀 17.2%
関西電力 美浜 57.8%
高浜 70.5%
大飯 69.0%
中国電力 島根 65.5%
四国電力 伊方 63.0%
九州電力 玄海 78.1%
川内 66.4%
日本原子力発電 東海第二 85.8%
敦賀 63.1%
*** 5月27日の話し合いから***
▼ 10万年後、果たして人類が存在しているだろうか。数年後には使用済み核燃料プールは満杯になる。地震列島日本では最終処分場は不可能。核廃棄物は人間が制御出来ないことを真剣に考えるべきである。
▼ 事故後、原子力はメリットよりもリスクがずっと大きいことが実証された。これだけの事故を起こしながら誰も責任を取っていない。原子力ムラは生きている。
▼ リスクを冒してまでも何故、急いで再稼動させようとするのか。経済と人命を天秤にかけてはならない。
▼ 使用済み核燃料の再処理により得られるプルトニュウムは核兵器に転用でき、現在5000発の核弾頭をつくれる量のプルトニュウムを保有している。
▼ 今、余裕を持って原発に依存しない社会への方向転換ができる最後の時ではなか。自然エネルギー利用のためにお金と人知を注ぐべきである。
行 っ て き ま し た 九条の会発足8周年学習会
6月9日(土) 於:韓国YMCA
浦田一郎さん(明治大学)「9条をめぐる解釈改憲と明文改憲」
・憲法原則(憲法が要求すること)
自衛のための必要最小限度の実力*(*実力=戦力)
専守防衛・・相手から武力攻撃を受けた時、はじめて行使できる最小限の防衛戦略。→非核三原則、武器輸出三原則などの政策原則
しかし日米安保とセットで軍事力拡大の正当化。集団的自衛権を認めないこと 専守防衛論を捨てさせないこと <自民党案>と<国会審議>を注視することが重要!ほか明田川融さんのお話 (報告・都賀の台 鎌倉)
お出かけ情報
◇「若葉・九条の会」定例会
6月24日(日)14:00~16:30
みつわ台公民館講堂
自由討論「憲法九条を守り活かす日本を創るにはどうしたらよいか」
問題提起 関口 甫さん参加費:無料
◆ 映画「内部被ばくを生き抜く」上映と福島県楢葉町から市原市へ避難されている佐藤努さん(介護士)のお話しと歌
6月24日(日)13:30開場 14:00開演
千葉市男女共同参画センター3Fホール前売り:1000円、当日:1500円(些少)託児有・
問合せ 090-9304-1030(鎌倉)共催:映画と文化フォーラム.マルハバ!サラム
□ 第五福竜丸 <核なき世界へ航海中>
7月1日(日)まで都立第五福竜丸展示館(夢の島公園内) 問い合わせ:03-3521-8494
▼講演「日本国憲法と橋下主義(ハシズム)
7月1日(日)13:30~16時
四街道文化センター 201・202四街道・9条の会結成7周年記念連絡先:080-3399-8179(林)
■千葉市空襲67周年戦争を繰り返さないための集い2012
7月7日(土)14:00~16:30
きぼーる11階中央福祉センター大会議室
参加費:300円
7.7~7.9 「千葉市平和のための戦争展」同会場にて開催
共催:千葉市空襲と戦争を語る会ちば・戦争体験を伝える会問合せ:080-5305-3739
▽ 「11・3憲法九条のつどいin千葉」成功めざすちばのつどい
7月7日(土)14:00~16:30
千葉市民会館4F第1、2会議室
講演:憲法をめぐる情勢と「9条の会」運動の今日的役割り
講師:川村俊夫さん(九条の会・事務局)
○原発再稼動NO,原発0でも電気は足りる!
ちば駅頭宣伝(雨天中止)
7月9日(月)17:30~19:00
JR千葉駅クリスタルドーム前
主催:原発さよなら千葉 連絡先090-2553-2578
● さようなら原発10万人集会
7月16日(月・海の日)12:30~14:00
東京代々木公園イベント広場・ケヤキ並木メイン集会
集会後、パレード
呼びかけ人:さようなら原発1000万人市民の会(内橋克人、大江健三郎、落合恵子鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴辻井喬、鶴見俊輔
▽ 第25回平和を願うコンサート~~~福島によせて~~~
7月16日(月・祝)13:30 開場
千葉市生涯学習センターホール
松島音頭・オペラ「夕鶴」から・「つぶてソング」より・会津磐梯山ほか
前売り券:1800円/当日2000円 問合せ:043-241-2697
▼ 11・3憲法九条の集いin千葉
11月3日(土)13:30 開演
千葉市民会館大ホール
小森陽一報告「加速する改憲の動きと・・」
対談:雨宮処凛&小森陽一「九条から考える原発・震災復興・格差社会」
参加費:300円
共催:「九条の会・ちばけん」「九条の会・千葉県地方議員ネット」
- 詳細
- 参照数: 2338
「若葉九条の会」ニュースレター No 44 (2012.04.13発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
憲法9条守る?変える?全国投票
毎年、憲法記念日に全国各地で行う憲法9条改訂の賛否を問う街頭シール投票。「若葉・九条の会」でも、今年も行います。呼びかけ・投票共にご参加下さい。
とき:4月29日(日・祝)午後2〜4時 雨天順延
ところ:千葉市動物公園モノレール駅陸橋
若葉九条の会総会が終わって
3月18日(日)に若葉九条の会総会を開催しました。いろいろな催しと重なったこともあり、出席者は13名でした。2005年2月設立ですので、早いもので7年が経ちました。この7年間、講演会、学習会、討論会、DVD鑑賞会、シール投票等々、実に沢山の活動をしてきました。若葉九条の会「ニュースレター」を隔月で43号まで発行し毎号約350部を会員と会の周りの方々にお届けし、若葉九条の会「だより」は14号まで発行し毎号約4500部を地域の皆さんに配ってきました。
総会では、(1)昨年3月11日の東日本大震災と福島第一原発の過酷事故からの復旧、復興、再生への重点的かつ迅速な取り組みは憲法の要請であること、この憲法の要請を無視しているのが政府であり東京電力等であること、(2)改憲勢力は、政府や議会の震災と原発事故への対応に苛立つ日本社会を背景に、「憲法に非常事態への対応条項がない」、「改憲を機動的に発動できるように両院の発議は3分の2から過半数にすべきだ」等と、改憲・壊憲の動きを起動してきていること、(3)現在全国には7500以上の九条の会が設立されているが、今こそ「九条の会」の出番であり、若葉九条の会もマンネリに陥らず創意と工夫を凝らした活動を行っていく必要がある、などが話し合われました。みなさま、ご一緒に自由闊達に、活動して行きましょう。
(若葉九条の会代表世話人 木村忠彦)
交流広場
「科学は今どうなっているの?」池内了著 2001年 晶文社刊を読んで
「変化を進化ととらえたときに間違いが起こる」と言ったのは誰だったか、この本を読んで改めてその言葉を思った。高度経済成長の時代を知らず大量消費社会に生まれついた私たちは、科学の安全と環境の保護とを教えられながらそれでも、現在の生活が孕む破壊的な影響にも気が付いていたはずだ。そして昨年の大地震、付随する原発事故・・・レベル7、それによってようやくしっかりと目が向けられ始めたものたち。
科学技術が普遍的に利用されるようになってもそれに対する知識は伴わず、ただ安全神話を鵜呑みにしていたのではと、10年以上前に筆者は言う。現在の生活様式を否定することを恐れて現実に目を瞑り、現在の繁栄のために未来に犠牲を押しつけ、そうして人類はどこへゆくのか、と。
問いを投げかけ読者に任せきりにするのではなく、筆者も筆者なりの解決策を提示し、若者にも思慮奮闘を呼び掛ける一冊となっている。 (大学生 西本 奈央)
○この本には、宇宙物理学者、池内了さんが、1995年から2001年までの間に新聞や雑誌に書かれた「科学時評」75編がおさめられている。言うまもなく、10年前の日本であり世界である。が<2012年の今>への警鐘とも受け取れる。
・(池内さんは天文学者であるから)宇宙人が地球を眺めたら人類は絶滅に向っている と観えるのではないか(「まえがき」)
・今、われわれは、経済成長を生きる目標にして、環境が荒れようと子孫が苦労しようが気にしない。また、快適な生活のために欲望を精一杯膨らませる。忙しくてじっくり考える癖を失っているのに、なお時間を加速しようとしている。
・技術への過信こそが人災の根源
事故後の(正しい)責任のとりかた
・原因の徹底究明
・設計、建設、運転、地震、津波、対応、どの段階でチェックできたかできなかったか。責任をとるのは誰か。どこか。「国会事故調査委員会」の報告(2012年6月予定)を固唾をのんで見守る。
・ヒロシマ・ナガサキ・ビキニでの被曝犠牲の経験から、私たち日本人が獲得した「核アレルギー体質」は素晴らしく良い体質。
・<事実を隠し、ウソをつき、発表を遅らせ、データーを改竄し、汚染を知らせないようにし>ているのは、今もオンナジだ!
太陽が50億年近くも輝き続け、さらに今後50億年も輝くことができるのは太陽の中心部で水素がヘリウムに転換する核融合反応が起っているためである。1000万度を越す高温でしか反応が起きないため、熱核融合と呼ばれている。それを地球上のいとなみ(せいぜい1000度の温度で反応が進む、原子が結合したりする「化学反応」)に持ってきて操作しようとすることが〈原子力利用〉である、と。 (核アレルギー体質の75歳)
観る・聞く・知る 観るチャンスがあったら見よう
「イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘」
2010 ドイツ映画 108分 イエローケーキとは、天然のウラン鉱石を精錬して得られるウランの黄色い粉末のこと。イエローケーキが原発の燃料棒のもととなる。ウラン鉱山は旧東ドイツ、ナミビア、オーストラリア、カナダなどにある。日本では人形峠(岡山県と鳥取県境)周辺で1950年代末から60年代初めにかけてウラン採掘が行われた。30年後の1988年にウラン残土の放置が発覚。 (「人形峠ウラン鉱害裁判」小出裕章・土井淑平共著)
「100,000年後の安全」
2009 (デンマーク・フィンランド・スウエーデン・イタリア)79分
放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかける
「内部被曝を生きぬく」
鎌仲ひとみ監督と肥田舜太郎さんによる最新作。わたしたちは、フクシマ後をどう生きるのか。千葉市にて上映予定あり。
「フクシマの嘘PartⅠ」(15分)「フクシマの嘘PartⅡ」(15分)
ドイツZDF公共放送TV局の短編ドキュメンタリー。「平和を願う市民のつどい」HP にUP。菅直人元首相、佐藤栄佐久元福島県知事の証言は一見の価値があります。.
ちば市民放射能測定室 しらベル 4月1日 オープン
場所:千葉市中央区中央3-13-17
きぼーる近く TEL/FAX 043-224-5013
・申し込み:事前予約
・受け入れ可能検体:水・飲料・牛乳
・野菜・肉・米など(不可のもの・・尿・氷・冷凍食品(常温に解凍は可)
お出かけ情報
◇ さよなら原発 4,20 アクション
許すな再稼動 原発より いのち がだいじ
4月20日(金)18:30 開演
大井町 きゅりあん大ホール(JR大井町)
語り/神田香織
講演/落合恵子
演奏/橋本美香
参加費/500円 高校生以下.震災避難者無料
さよなら原発東京南部1000万人アクション実行委員会
◆ 新しいエネルギー社会をめざして
講師:西尾獏氏(原子力資料情報室)
4月22日(日)13:30~
白井公民館集会室 資料代500円
043-485-4731(原発問題を考える会・大関)
◯ 4月29日(日・祝)
14:00~16:00
シール投票「憲法9条守る?変える?」
千葉モノレール動物公園駅陸橋上 雨天順延
◇ 四街道自衛隊基地見学会 4/29
みつわ台公民館9:30 集合 10:00 現地
地元有志 問合わせ09083407014(岩佐)
● 2012松戸憲法記念日の集い
大江健三郎さん講演会ーひろげよう!憲法9条 不戦の誓いーノーモアヒロシマ・ナガサキそしてフクシマ
5月3日(木・祝)14:00~17:30
松戸市民会館・ホール
参加費:500円
主催:松戸憲法記念日の集い実行委員会 連絡先:047-344-9454
◎ 憲法集会 輝け9条 生かそう憲法 平和とくらしに 被災地に
5月3日(木・祝) 13:00~
日比谷公会堂
スピーチ:伊波洋一 小山内美江子 志位和夫 福島みずほ 福島県の被災者から
演 奏:中川美保 銀座パレ-ド有り 無料
◆ 憲法記念日の集い「世界の動きの中でよむ日本国憲法」
講師:三宅明正氏(千葉大教授)
5月3日(木・祝)14:00~
千葉市文化センター大ホール
資料代:500円千葉県憲法会議(043-225-4567)
□ 第五福竜丸展示館コンサート
5月13日(日)16時30分より
都立第五福竜丸展示館(夢の島公園内)
2500円・2000円・1500円
広島の原爆で被爆したピアノ 演:寺島陸也・室坂京子(ベース・うた)水野俊介・青木美佐子
問い合わせ:03-3521-8494
■原発なくせ!ストップ憲法審査会・国民投票法撤廃5/18集会
5月18日(金)18:00 開場
豊島公会堂(JR池袋駅東口徒歩5分)
高橋哲哉講演ほか。呼びかけ:内田雅敏ら
◎ 九条の会発足8周年学習会<9条をめぐる動きは、いま>
6月9日(土)13:30~16:30 韓国YMCA地下H (JR水道橋駅)
① 9条をめぐる動きと政府の憲法解釈ー米軍基地、武器輸出、国会の憲法論議 (浦田一郎)
② 9条、「同盟」、沖縄の相関(明田川融)
参加費:1000円
- 詳細
- 参照数: 2477
「若葉九条の会」ニュースレター No 43 (2012.02.15発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
2012年度「若葉・九条の会」総会のご案内
若葉・九条の会は今年2月23日、設立7周年を迎えました。
読売新聞の世論調査では、この7年間に、国民の意識は、憲法を「改正する」が61%から43%へ、「改正しない」が27%から39%へ、九条を「変える」が44%から32%へ、「守る」が46%から58%へと変化してきました。
一方、2011年11月、改憲手続法(07年5月成立)に基き衆参両院憲法審査会が実質審議を始めました。いつ、どのようなかたちで、「改憲」問題が持ち上がるか予断を許しません。
下記の通り、総会を開催し、2011年度の活動のまとめ、2012年度の活動の方向を議論致したく、皆様のご参加をお願い致します。関心をお持ちの方はどなたでもご参加下さい。
日時:3月18日(日)14:00~16:30 みつわ台公民館講堂にて
(全国集計の途中結果:2月13日現在 4,026,244名)


平和を願う音楽家の会”つぶてソング”

全員合唱”花” ”ふるさと”

てづくり 古楽器 プサルター
様々な悩みの末にとった彼の行動は「今声を上げなければ自分は人間ではなくなる」という彼の思いに裏付けられており、一人でも多くの人の声の集まりがこのおぞましい惨事を防ぐ唯一の道であることを訴えている。(西都賀・崎山樹)「ひとり舞台」集英社刊2012 1300円
図書館にリクエストも可
感想文(400字位)を募ります。E-mail 又は FAXにて 編集委員会までお寄せ下さい。043-252-2036
▲いのちが大事/いらない原発と基地 in ヒロシマ
2月18日(土)14:00~16:30
広島平和記念(原爆)資料館 ホール
講演:渡辺 治(一橋大名誉教授/九条の会事務局)
福島から:武藤類子さん
●ビキニ被爆者 核を問う
2月25日(土)14:00~17:00
第5福竜丸展示館「夢の島マリーナ会議室」
NHK・ETV特集「大江健三郎・大石又七」対話 89分上映
核を考える市民講座:資料代500円
新木場駅から徒歩15分 03-5569-2710
◎ 若葉・九条の会2月例会
2月26日(日)14:00~16:30
みつわ台公民館
レポート:鎌倉 淑子(検証・3/11以後)
◆ 講演会「チェルノヴィリで起きたことから何を学ぶか」
2月26日(日)10:00~12:00
千葉市生涯学習センター大研修室
演者:広河 隆一(DAYS JAPAN編集長)
主催:ニルス理科実験クラブ
無料 当日先着順
問合せ:稲毛区地域振興課284-6105
◇原発さよなら!3・4 千葉集会
3月4日(日)13:00開場(ライブ;13:00-14:10)
千葉県教育会館大ホール 資料代500円
制服向上委員会(結成20年のアイドルグループ 。「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」が大反響を呼ぶ)
講演:「フクシマの真実」武藤類子さん(9/19 脱原発5万人集会で発言)
連絡先:原発さよなら千葉 (090-2553-2587)
■東日本大震災 市民のつどい「ピース オン アース stage」
〈追悼し、未来を・・・〉
3月10日(土)11:00~19:00(予定)
日比谷公園噴水前特設ステージ 無料
田中優・Yae・マエキタミヤコ・キャンドルジュン 他
3月11日(日)11:00~19:00(予定)
坂本龍一・後藤正文・加藤登紀子・鎌田實
飯田哲也・中沢新一
◎「若葉・九条の会」総会(トップページにご案内)
3月18日(日)14:00
みつわ台公民館
◇さようなら原発1000万署名集約集会
3月24日(土) 13:30~
東京・日比谷野外音楽堂集会、パレード
編集後記
恒例、当会も実行委員会に参加の「若葉・新春平和と文化のつどい」(5回目)がおわりました。西都賀在住 信太さん(書家)の味わい深い文字の看板、高品在住の浪岡さん(メゾソプラノ)の”つぶてソング”、クールな市民科学者、崎山さん(西都賀)、モクモクと裏方の務めをはたす岩佐さん(千城台)・・・みんな、わたしたちの市民力だと感じます。あきらめないで「平和の文化」を発信し続けましょう。
「脱原発1000万署名」は会場で52筆頂きました。2月末に届けます。
2012/2/9(都賀の台・鎌倉)
- 詳細
- 参照数: 2176
「若葉九条の会」ニュースレター No 42 (2011.12.05発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
原発 やめる? 続ける? わからない 全国シール投票実施
2011年11月3日(祝)午後1:30~3:20 千葉市動物公園モノレール駅陸橋上にて
原発 やめる ・・・236人(61パーセント)
原発 続ける ・・・ 57人(15パーセント)
わからない・・・・・ 92人(24パーセント) 総数:385人
会のメンバー13名と柴犬1頭が参加しました。家族連れ、カップル、中学生もシール投票をしてくれました。長崎で被曝し聴覚が不自由という年配の方が偶然に通られ「核なき世界を」と。東京新聞千葉支局と赤旗の取材があり、翌日記事になりました。
![]() ![]() |
当日の模様です
全国の集計結果が11月30日に出ました
原発 やめる ・・・15,094人(73パーセント)
原発 続ける ・・・ 2,275人(11パーセント)
わからない ・・・ 3,308人(16パーセント)
計 20,677人が答えました 国会に届けます
12月定例会 「2011年を振り返って」
12月23日(祝・金) 午後2時~4時30分 みつわ台公民館
自由に語り合いましょう。参加費無料、どなたでもどうぞご参加ください
第4回九条の会全国交流集会 (11/19) 於: 日本教育会館
第4回九条の会全国交流集会に参加しました。参加者は約750名、熱気ある交流会でした。大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんのあいさつの印象に残ったことを紹介します。
大江さん:9月19日の「さよなら原発」大集会とそのあとのデモでは今までの集会や行進とは違うという印象を持った。5大国以外に、原発の使用済み核燃料からプルトニュウムを取り出し使用を認められている国は、日本とドイツだけである。自民党の国会議員が、“原発を維持するということは何時でも核兵器をつくれるということであり、潜在的な核抑止力になっている。原発をなくすということは潜在的な抑止力を放棄することになる”といっている。我々は九条により戦争をしない、武装はしないといってきたが、すでに核弾頭を造ることができるし、核抑止力をもっている、こういうことがすでにあるという感を強く持った。
憲法ができる前、日本人は広島、長崎への原爆投下という大きな災難を被り、被害者の苦しみは今も続いている。その苦しみを繰り返してはならないという決意が「憲法文化」です。核は持たないという自覚をしているのは大きな文化です。そこに福島原発事故という戦後のマイナスの要素がもう一つ加わった。子どもは内部被曝不安の中で20年30年と生きていかねばならない。もう二度とこのようなことが、あってはならない状況をつくることが「憲法文化」的な仕事です。
奥平さん:3.11がもたらしたもの、復旧とは何か改めて考える必要がある。原発問題の直ぐ背後に核兵器武装が付きまとっている。すなわち九条のことと関わっている。ある高名な音楽家が、世界文化賞の受賞記者会見において、「原発文化のなかにどっぷりと浸かっていた、恥ずかしい思いである」と語っていたのが印象的だった。
いま、3.11を機軸に憲法「改正」の動きにピッチが上がり、憲法審査会が眠りから覚め動き出した。結党50周年党大会で憲法改正案を採択し、改憲手続法(2007年5月施行)を強行採決し、この原動力であった自民党は、今ならやれるぞという気がある。憲法は、単に政治的な問題ではなく、国の基本に関わる問題、哲学的な問題、人間の生き方の根幹に関わる問題、「正義」に関わる問題であることがようやく認識されてきた。この時に改憲が亡霊のように出てきた。それも自民党は「九条だけでなく全面改訂しよう。押し付けられた憲法は全面的に改訂しなければならない」と。
澤地さん:9月19日の明治公園での「さよなら原発5万人集会」で本当に感動した。6万人の発表でも少ないぐらい集まり道にも人があふれた。“原発を止めよう”とこれだけの人が思いを一つにして集まったのを見て、日本もまだ捨てたものではないと強く実感した。憲法を変えようという黒い野心をつぶせるかどうかは、結局は私たちの手の中にある権利です。 生存権を認める憲法のもとで福島の子どもたちや現場の労働者が毎日被曝している。憲法を守ることは原発への意思表示とつながっている。日本は今、世直しを求められている。 木村 忠彦 みつわ台5丁目 世話人
交流ひろば
「さようなら原発1000万人アクション」に伴う署名活動に参加して
9月20日付朝日新聞で、大江健三郎さんらが呼びかけた集会に約6万人が参加したとの記事にスゴイと感嘆しておりました。翌日の朝日新聞に「脱原発集会:民主主義が動き出す」との社説で、その意義を高く評価しておりました。
その翌日小生の許に「チェルノブィリ子供基金」を通して「さようなら原発」の署名用紙が届きました。当初は30名程度が精一杯と思いましたが、町内の自治会員のお宅を皮切りに署名活動をスタートしましたところ、賛同者が多く、励ましの声も多く頂き、一ヶ月の間に200名ほどの署名が集まり、10月20日に事務局に送付いたしました。ただ、お願いした2割ぐらいの人は「まだ判断がつかない」「判らない」と署名を拒否されました。現在も署名活動を続けており40名ほどの署名が集まっております。最終締め切りは来年2月末ですので、今後も続けてまいりたいと思っております。 (西都賀・信太)
「脱原発を実現し自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」
1000万人署名只今149名。
用紙をコピーして増やし今日まで149名の署名を集めました。判断しかねている方は「原発をやめると電力が足りなくなるのではないか」と思い込んでいる方が多いです。便利第一の生活を変えて脱原発を実現したい。 (稲毛区柏台・野々瀬)
「さよなら原発」ステッカー作りました
みなさんの声で九条ステッカーだけでなく、脱原発ステッカーを是非つくってほしいということで作りました。自動車や自転車、ポストなどに取り付け、取り外し簡単、マグネット式です。
*色(赤・白・青・黄・緑)
*大きさ5cm×30cm 両サイドカット自由
*1枚500円 (みつわ台・岡本) <連絡先 090-1435-4667へ>
みなさま、「交流ひろば」に、メッセージ、ご意見、近況報告、本の紹介などをお寄せください。600字以内 FAX 043-252-2036 E-mail
みつわ台公民館文化祭(10/29)参加
公民館和室にて
お話会(紙芝居・東京大空襲)(絵本・「世界がもし100人の村だったら」「しごくのそうべえ」)
折り紙創り(折り鶴・楽しい色鉛筆)を楽しみました。
お出かけ情報
◎ さようなら原発1000万署名に参加しよう
12月10日(土) 11:30 有楽町駅前で署名・街宣
日比谷野外音楽堂12:00開場
オープニングコンサート
13:30 開会 神田香織MC
スピーチ内橋克人・鎌田慧・フクシマから
14:10 パレード
★ 原発の安全神話を支えてきた学校教育
12月11日(日) 13:30~
御茶ノ水 明治大学リバティータワー16F 1163 室
パネルディスカッション 鎌田慧・俵義文他
◇ 四街道市「平和と文化のつどい」
12月18日(日) 開会13:00
四街道市文化センター大ホール
1部 合唱、フクシマからの報告ほか
2部 講演 前広島市長 秋葉忠利氏
参加券 999円(木村・鎌倉まで)
◆ 定例会
12月23日(金・祝) 14:00~
みつわ台公民館
2011年を振り返ってー懇談会
参加費:無料
どなたでもどうぞご参加ください
○ 東海第2原発と千葉
2012年1月21日(土) 18:15~
千葉市民会館 4F 会議室
講 師:小林正弥さん
資料費:500円
主 催:平和への大結集(080-2042-5625)
♪ 「第5回 わかば新春平和と文化のつどい」
~ニューイヤーコンサートin わかば 2012 おたのしみに・・・
2012年1月29日(日) 13時開場
若葉文化ホール(千城台)
前売り券 500円(世話人までどうぞ!)
主催 つどい実行委員会
後援 千葉市・千葉市教育委員会・振興財団
「つぶてソング」より (詩:和合亮一)
浪岡浩子さん朗読・独唱 フクシマによせて
オーケストラによるワルツ、ファゴット独奏
新婦人コーラスひまわり・加曽利コーラス等
● さようなら原発1000万人アクション
2012年2月11日(土) 13:30~
東京代々木公園・集会、パレード
◇ 第九条の会ヒロシマ20周年記念講演会
「許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会」
2012年2月18日(土) 14:00~
広島平和記念(原爆)資料館メモリアルH
“いのちが大事 いらない!原発と基地”
講 演:渡辺 治さん
福島から:武藤類子さん
◎ さようなら原発1000万署名集約集会
2012年3月24日(土) 13:30~
東京・日比谷野外音楽堂 集会、パレード
編集後記
憲法審査会が野田政権のもと始動した。<改憲のためのハードルを低くする>(3分の2→2分の1)<9条を捨てて集団的自衛権を使えるようにする>のが目的だと思う。いろいろメクラマシ術を使うだろうが、①審査会を傍聴し、監視しよう。②自衛隊よ海外に人殺しにいくな。③正反対の人命救助に徹せよ。K
- 詳細
- 参照数: 2441
「若葉九条の会」ニュースレター No 41 (2011.10.8発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
緊急お知らせ
平和を願う市民のつどい 2011
実行委員会 090-3317-0410(舘)043-252-1852(鎌倉)
「平和」とは単に戦争がない状態ではなく、安心して子どもを生み育て、人としての当たり前の日々の暮らしができることではないでしょうか。今年の「平和を願う市民のつどい2011」は正面から「原発問題」に向き合います。大人、学生、子ども、外国籍さまざまな環境にある市民のみなさま、どうぞ、参加してご意見をお話し下さい。
い つ? 2011年10月15日(土)13:30~17:00
どこで? 千葉大学 教育学部 2101 大講義室
JR 総武線各駅停車 西千葉駅 又は京成電鉄 みどり台駅
千葉大西千葉キャンバス・正門から(案内板用意します)
保育室あり 事前申し込み要(090-9304-1030) 資料費 300円
どんな? 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田香織(約1時間)
小林正弥教授の千葉大学白熱教室(約2時間)
白熱教室準備中 原発推進側の資料集め
・ 文科省・資源エネルギー庁作成の小・中学生用副読本とホームページから「安くてクリーンで安全な原発」・原発は必要という市民・財界・労組・マスコミの意見
脱原発側の資料集め
・ 原発の危険性・地震と原発 千年に一度の地震?・津波の軽視・内部被曝・原発のコスト・原発はクリーンか CO2・高温排水・廃棄物処理
当日発言予定
◆ 福島県から避難して(千代田信一さん)
◇ 放射線の人への影響(医学博士・崎山比早子さん)
◆ 地方自治体は?(千葉市長・熊谷俊人さん)
◇ エネルギー政策を真剣に考える立場から(産総研研究員)
☆ 参加者全員が発言者です。子育て中の親、農業従事者、経営者、研究者、若者から高齢者まで、
それぞれ自分の意見や思いを伝え合い、共に考えましょう。
賛同者名:秋葉榮 秋元寿子 浅間基秀 荒川剛男 市川まり子 伊藤章夫 岩佐悦次 漆原勉 大嶋甲三 小柳敏朗 金井秀夫 金谷房雄 鎌倉忠三郎 鎌倉淑子 河井節子 川鍋光弘 木村忠彦 工藤東 久保田美智 小林立子 崎山樹 崎山比早子 佐久間美弥子 下之薗修 島あけみ 白井進 出納いずみ 菅原軍司 高野晴美 高橋晴雄 竹内悦子 舘正彦 土屋淑子 坪井はるか 仲佐秀雄 永野勇 西田洋子 二瓶朝夫 二瓶浩實 波木賢 長谷川弘美 半沢勝男 平井道子 古家幾久江 三島泉道端園枝 宮田敬子 村松勇 矢野忠昭 山崎邦子 吉岡滋子 渡部誠
後援:千葉市・千葉市教育委員会
9月19日 東京明治公園・「原発さようなら5万人集会」
当日のメッセージより
鎌田 慧さん 「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名は今日で100万人を突破しています。来年3月までに1000万人の声を集めましょう。」
大江健三郎さん「原発の電気エネルギーなしでは事業は成し遂げられない。生活できないという人々がいますが、それは<うそ>だと思います。原子力によるエネルギーは荒廃と犠牲を伴います。
放射性物質で汚染された広大な面積の土地をどのように剥ぎとるか、どう始末するのか。内部被曝している大きい数の子どもたちの健康をどう管理するのか。イタリアではもう原発によって人の命が奪われることはない。私たち日本人はこれからもさらに原発事故を恐れなければならないということです。私たちはこの事態に抵抗する意志を持っています。政治家、経団連の実力者に思い知らせる必要があります。どのようにして?私たちには民主主義のこのような集会、市民のデモしかないのです。しっかりやりましょう。」
内橋 克人さん「原発安全神話の新版、改訂版に注意しなければならない。つまり技術が進歩すれば安全な原発は可能であるという。さようなら原発で世界は変わるでしょう。皆さんありがとう。」
フーベルトさん「何百万ものドイツの市民から皆さんへ連帯の挨拶をお伝えします。脱原発はもはや出来るか、出来ないかの話ではなく政治的にやるか、やらないかの話しなのです。」
福島から来られた武藤類子さん「3・11が美しい福島を奪いました。福島の人々は避難すべきか、残るのか。食べるのかたべないのか。日々苦渋の選択を迫られています。国、東電は事実を隠す。国は私たちを守ってくれないこともわかりました。私たちとつながって下さい。フクシマを忘れないで下さい。助けて下さい。
他に落合恵子さん、澤地久枝さん、山本太郎さんらのスピーチもありました。 (報告:都賀の台・鎌倉)
下の写真は当日の模様です。




![]() |
![]() |
交流ひろば
「原子力発電に依存しない社会は可能だろうか」の学習会に参加して
私の始めの一歩
九条の会の発足は、大江氏の「ヒロシマノート」に高校生の時に接していた私には気になる存在でしたが、日々の生活に追われ遠いものでした。この夏休みに娘と安曇野ちひろ美術館を訪れたおり九条の会の原発反対署名に接しました。「声に出す、行動することが必要、今出来ることから始めよう」 私の始めの一歩です。科学、技術の進歩は目覚しくひと一人の一生の時間をかけても理解しきれない歴史の積み重ねの、今が頂点かもしれませんが、自分たちの世代の間に始末の出来ないものを作ってしまった事に責任を感じなければならないと思います。
海に山に大気中に大地にと撒き散らしてしまった放射性物質、貯まる一方の使用済み核燃料、始末の術を持たないうちに危険な物を作ってしまった愚かさを恥じ入ります。地球上の生物でこんなに愚かで迷惑千万なものは人間以外にいません。原発に頼ってきたのは失敗だったのですから止めて当然です。幸いとりあえず火力発電を増やす事である程度補いもつくようですので後は自然エネルギーの活用が待たれます。原発停止に向け企業、庶民の一人ひとりも節電と自家発電の努力が望ましいと思われます。
(南方戦線生き残りの父の命を引き継いで64年、小倉台・日暮範子)
9月定例会 報告
原発学習会3回シリーズ(5/1「福島第一原発事故とその影響」崎山比早子さん・ 6/26「原子力発電は何故危険なのか」木村忠彦さん・8/21「原子力発電に依存しない社会は可能だろうか」本島勲さん)を終えて、「原発導入のシナリオー冷戦下の対日原子力戦略」(1994 NHK放映ドキュメンタリーのDVD)を見て自由討論。
▼このドキュメンタリーは「ヒロシマ・ナガサキ・第5福竜丸被曝」によって「核アレルギー」と言われた私たち日本人が「原子力の平和利用」の名のもとに如何に巧に騙され、原発を受け入れるに至ったかがよくわかった。▼同じ過ちを繰り返さないためにどうすればいいのか?▼「難しくてもう嫌だ!」とさけびたいが、事実を知り調べ自分のあたまで考える力をつけるほかないのでは?▼原発労働者の被曝・子どもたちの内部被曝・汚染物質の処理・高濃度汚染核廃棄物の処理が重大な課題▼原発事故は現在進行中なのだ
「若葉・九条の会」では脱原発を実現するために以下の2つに取組みます。
◎ 「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」(全国1000万署名)署名用紙を同封します。既に署名済みの方は二度はしないで下さい。身近な方におひろめ下さい。集まりましたら今年中に世話人までお届け下さい。
◎ <原発 止める?続ける?全国シール投票>10/15~11/6 に参加、実施します。
JP千葉駅前予定。日時未定。決まりましたらお知らせします。
7月24日/戦争体験を語り継ぐ 堤信一さん
千葉大空襲を想い起こして
今年は太平洋戦争で無条件降伏をした1945年8月15日から66周年です。太平洋戦争を体験した人はかなり高齢となりました。私も敗戦の年国民学校1年生で焼け跡の記憶はかすかですが、今年3月11日の東日本大震災後の被災地の様子は戦後の焼け跡のようだと体験者は話されます。
千葉市は敗戦直前の6月10日と7月7日に空襲を受け市街地が焼野原となり、多数の死傷者を出しています。「若葉・九条の会」では7月24日、千葉市の大空襲について会員の堤信一さんのお話を聞く会をもちました。堤さんは「戦争を風化させてはならない」と戦争体験の記録「100人の証言集」の編集委員をされ、ご自身の体験も書いています。
当時、堤さんは16才。工業学校生でした。一家は東京で町工場を経営していましたが、強制疎開で千葉に引越してきたそうです。「強制疎開」とは戦争のため家を強制的に取りこわしてしまうことです。7月6日の夜中に空襲があり、院内小学校の裏の田んぼに逃げ家族は無事でしたが、家は跡形もなく焼けてしまい、しばらくは防空壕での生活だったそうです。引越してきたばかりの家も焼けてどんなにがっかりされたことでしょう。戦后、ご家族で力を合わせて生きぬかれたお話しにホッとしましたが、戦争は国のために個人の自由や幸せを容赦なく犠牲にするということを強く感じました。
6月10日の空襲については参加者の女性からその時の爆撃でガラスの破片が腕にささり、今でもその傷が痛むとのお話しを聞きました。戦争を風化させず、憲法九条を守って、ひとりひとりの幸せを大切にする日本にしていきたいと思いました。(みつわ台・森村敏子)
「憲法96条改正を目指す議員連盟」設立―6月7日(民主・自民など約100名)
改憲の発議要件を現行3分の2から「過半数」への引き下げ。「九条改悪」を狙う
民主党憲法調査会再開
会長は改憲派の前原誠司
お出かけ情報
▼ 田中優&まーちゃんツアー
日時:10月5日(水) 10:30~13:00
場所:千葉市文化センターアートホール (パルコ前)
講演:田中優(環境活動家)著書「原発に頼らない社会へ」
・まーちゃんうーぼー(三線演奏家)「復興支援NGO心援隊」代表
主催:復興支援NGO心援隊
問合せ:自然育児サークルポレポレ 080-5425-9841(杉浦)
参加費:無料 カンパ歓迎
◇ 映画 ミツバチの羽音と地球の回転
日時:10月6日(木)10:00 と18:30
場所:船橋市勤労市民センターホール
鎌仲ひとみ監督 ミニ講演 13:00と17:45
大人 1000円 中高生 500円
午前のみ託児あり
共催:「市民ネットワーク千葉県」「生活クラブ」問合せ090-3509-8732
♪ 歌おう 語ろう 憲法 2011 平和・人権・福祉・環境フェステェバル
日時:10月23日(日) 12:00~16:45
場所:千葉市中央公園 ステージ&テント
主催:同実行委員会 後援:千葉市中心市街地まちづくり協議会
◆ 平和を願う市民のつどい2011(再掲)
日時:10月15日(土) 13:30~16:30
場所:千葉大学 教育学部2101 大講義室
第1部 講談:「チェルノヴィリの祈り」神田 香織
第2部 原発について話そう 小林正弥教授の千葉大白熱教室
資料費 300円 保育あり 要・申し込み
主催:同実行委員会 後援:千葉市・千葉市教育委員会
問合せ 090-3317-0410(舘)043-252-1852 (鎌倉)
♭♯ みつわ台公民館文化祭
日時:10月29日~10月30日
場所: みつわ台公民館
「憲法を読む会」「若葉・九条の会」参加
日時:10月29日(土) 14:40~
場所:みつわ台公民館集会室(畳の部屋)
紙芝居・読み聞かせ・折り紙つくり <千葉に空襲があった><じごくのそうべえ>等。
お楽しみ下さい。
編集後記
表紙を9月19日の5万人集会での大江健三郎さんらのメッセージの一部紹介としました。震災とフクシマ原発事故後を生きることになった私たちは、いろんな人たちがいろんなことをいう中で、真実のことは何か自分で考え、自分が選ぶしかありません。「若葉・九条の会」が自由に話し合い 学べる場となりますように!(K)




