「若葉九条の会」ニュースレター No 42 (2011.12.05発行)
若葉九条の会広報部 代表木村忠彦 043-255-3904 ホームページ http://wakabaarticle9.com/
原発 やめる? 続ける? わからない 全国シール投票実施
2011年11月3日(祝)午後1:30~3:20 千葉市動物公園モノレール駅陸橋上にて
原発 やめる ・・・236人(61パーセント)
原発 続ける ・・・ 57人(15パーセント)
わからない・・・・・ 92人(24パーセント) 総数:385人
会のメンバー13名と柴犬1頭が参加しました。家族連れ、カップル、中学生もシール投票をしてくれました。長崎で被曝し聴覚が不自由という年配の方が偶然に通られ「核なき世界を」と。東京新聞千葉支局と赤旗の取材があり、翌日記事になりました。
当日の模様です
全国の集計結果が11月30日に出ました
原発 やめる ・・・15,094人(73パーセント)
原発 続ける ・・・ 2,275人(11パーセント)
わからない ・・・ 3,308人(16パーセント)
計 20,677人が答えました 国会に届けます
12月定例会 「2011年を振り返って」
12月23日(祝・金) 午後2時~4時30分 みつわ台公民館
自由に語り合いましょう。参加費無料、どなたでもどうぞご参加ください
第4回九条の会全国交流集会 (11/19) 於: 日本教育会館
第4回九条の会全国交流集会に参加しました。参加者は約750名、熱気ある交流会でした。大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんのあいさつの印象に残ったことを紹介します。
大江さん:9月19日の「さよなら原発」大集会とそのあとのデモでは今までの集会や行進とは違うという印象を持った。5大国以外に、原発の使用済み核燃料からプルトニュウムを取り出し使用を認められている国は、日本とドイツだけである。自民党の国会議員が、“原発を維持するということは何時でも核兵器をつくれるということであり、潜在的な核抑止力になっている。原発をなくすということは潜在的な抑止力を放棄することになる”といっている。我々は九条により戦争をしない、武装はしないといってきたが、すでに核弾頭を造ることができるし、核抑止力をもっている、こういうことがすでにあるという感を強く持った。
憲法ができる前、日本人は広島、長崎への原爆投下という大きな災難を被り、被害者の苦しみは今も続いている。その苦しみを繰り返してはならないという決意が「憲法文化」です。核は持たないという自覚をしているのは大きな文化です。そこに福島原発事故という戦後のマイナスの要素がもう一つ加わった。子どもは内部被曝不安の中で20年30年と生きていかねばならない。もう二度とこのようなことが、あってはならない状況をつくることが「憲法文化」的な仕事です。
奥平さん:3.11がもたらしたもの、復旧とは何か改めて考える必要がある。原発問題の直ぐ背後に核兵器武装が付きまとっている。すなわち九条のことと関わっている。ある高名な音楽家が、世界文化賞の受賞記者会見において、「原発文化のなかにどっぷりと浸かっていた、恥ずかしい思いである」と語っていたのが印象的だった。
いま、3.11を機軸に憲法「改正」の動きにピッチが上がり、憲法審査会が眠りから覚め動き出した。結党50周年党大会で憲法改正案を採択し、改憲手続法(2007年5月施行)を強行採決し、この原動力であった自民党は、今ならやれるぞという気がある。憲法は、単に政治的な問題ではなく、国の基本に関わる問題、哲学的な問題、人間の生き方の根幹に関わる問題、「正義」に関わる問題であることがようやく認識されてきた。この時に改憲が亡霊のように出てきた。それも自民党は「九条だけでなく全面改訂しよう。押し付けられた憲法は全面的に改訂しなければならない」と。
澤地さん:9月19日の明治公園での「さよなら原発5万人集会」で本当に感動した。6万人の発表でも少ないぐらい集まり道にも人があふれた。“原発を止めよう”とこれだけの人が思いを一つにして集まったのを見て、日本もまだ捨てたものではないと強く実感した。憲法を変えようという黒い野心をつぶせるかどうかは、結局は私たちの手の中にある権利です。 生存権を認める憲法のもとで福島の子どもたちや現場の労働者が毎日被曝している。憲法を守ることは原発への意思表示とつながっている。日本は今、世直しを求められている。 木村 忠彦 みつわ台5丁目 世話人
交流ひろば
「さようなら原発1000万人アクション」に伴う署名活動に参加して
9月20日付朝日新聞で、大江健三郎さんらが呼びかけた集会に約6万人が参加したとの記事にスゴイと感嘆しておりました。翌日の朝日新聞に「脱原発集会:民主主義が動き出す」との社説で、その意義を高く評価しておりました。
その翌日小生の許に「チェルノブィリ子供基金」を通して「さようなら原発」の署名用紙が届きました。当初は30名程度が精一杯と思いましたが、町内の自治会員のお宅を皮切りに署名活動をスタートしましたところ、賛同者が多く、励ましの声も多く頂き、一ヶ月の間に200名ほどの署名が集まり、10月20日に事務局に送付いたしました。ただ、お願いした2割ぐらいの人は「まだ判断がつかない」「判らない」と署名を拒否されました。現在も署名活動を続けており40名ほどの署名が集まっております。最終締め切りは来年2月末ですので、今後も続けてまいりたいと思っております。 (西都賀・信太)
「脱原発を実現し自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」
1000万人署名只今149名。
用紙をコピーして増やし今日まで149名の署名を集めました。判断しかねている方は「原発をやめると電力が足りなくなるのではないか」と思い込んでいる方が多いです。便利第一の生活を変えて脱原発を実現したい。 (稲毛区柏台・野々瀬)
「さよなら原発」ステッカー作りました
みなさんの声で九条ステッカーだけでなく、脱原発ステッカーを是非つくってほしいということで作りました。自動車や自転車、ポストなどに取り付け、取り外し簡単、マグネット式です。
*色(赤・白・青・黄・緑)
*大きさ5cm×30cm 両サイドカット自由
*1枚500円 (みつわ台・岡本) <連絡先 090-1435-4667へ>
みなさま、「交流ひろば」に、メッセージ、ご意見、近況報告、本の紹介などをお寄せください。600字以内 FAX 043-252-2036 E-mail
みつわ台公民館文化祭(10/29)参加
公民館和室にて
お話会(紙芝居・東京大空襲)(絵本・「世界がもし100人の村だったら」「しごくのそうべえ」)
折り紙創り(折り鶴・楽しい色鉛筆)を楽しみました。
お出かけ情報
◎ さようなら原発1000万署名に参加しよう
12月10日(土) 11:30 有楽町駅前で署名・街宣
日比谷野外音楽堂12:00開場
オープニングコンサート
13:30 開会 神田香織MC
スピーチ内橋克人・鎌田慧・フクシマから
14:10 パレード
★ 原発の安全神話を支えてきた学校教育
12月11日(日) 13:30~
御茶ノ水 明治大学リバティータワー16F 1163 室
パネルディスカッション 鎌田慧・俵義文他
◇ 四街道市「平和と文化のつどい」
12月18日(日) 開会13:00
四街道市文化センター大ホール
1部 合唱、フクシマからの報告ほか
2部 講演 前広島市長 秋葉忠利氏
参加券 999円(木村・鎌倉まで)
◆ 定例会
12月23日(金・祝) 14:00~
みつわ台公民館
2011年を振り返ってー懇談会
参加費:無料
どなたでもどうぞご参加ください
○ 東海第2原発と千葉
2012年1月21日(土) 18:15~
千葉市民会館 4F 会議室
講 師:小林正弥さん
資料費:500円
主 催:平和への大結集(080-2042-5625)
♪ 「第5回 わかば新春平和と文化のつどい」
~ニューイヤーコンサートin わかば 2012 おたのしみに・・・
2012年1月29日(日) 13時開場
若葉文化ホール(千城台)
前売り券 500円(世話人までどうぞ!)
主催 つどい実行委員会
後援 千葉市・千葉市教育委員会・振興財団
「つぶてソング」より (詩:和合亮一)
浪岡浩子さん朗読・独唱 フクシマによせて
オーケストラによるワルツ、ファゴット独奏
新婦人コーラスひまわり・加曽利コーラス等
● さようなら原発1000万人アクション
2012年2月11日(土) 13:30~
東京代々木公園・集会、パレード
◇ 第九条の会ヒロシマ20周年記念講演会
「許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会」
2012年2月18日(土) 14:00~
広島平和記念(原爆)資料館メモリアルH
“いのちが大事 いらない!原発と基地”
講 演:渡辺 治さん
福島から:武藤類子さん
◎ さようなら原発1000万署名集約集会
2012年3月24日(土) 13:30~
東京・日比谷野外音楽堂 集会、パレード
編集後記
憲法審査会が野田政権のもと始動した。<改憲のためのハードルを低くする>(3分の2→2分の1)<9条を捨てて集団的自衛権を使えるようにする>のが目的だと思う。いろいろメクラマシ術を使うだろうが、①審査会を傍聴し、監視しよう。②自衛隊よ海外に人殺しにいくな。③正反対の人命救助に徹せよ。K