ニュースレター
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若葉・九条の会ニュースレター No 61
2015. 02.13発行
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村 忠彦043-255-3904
若葉九条の会・憲法を読む会設立10周年を記念して講演会を開きます。
お出かけください。
日 時:2015年2月22日(日) 13:00開場 13:30開演16:30終了予定
会 場:千葉市みつわ台公民館 講堂
第1部 女声アンサンブルコーラス“たんぽぽ”
朗読とうた 浪岡浩子さん
第2部 講演:「集団的自衛権で日本は平和になるのか
<戦争する国>づくりを阻む国民的共同を」
講師:渡辺 治さん(一橋大学名誉教授、九条の会事務局次長)
参加費:無料
◎ 定期総会(決算報告・活動方針案審議など)は3月29日(日)14:00から
みつわ台公民館にて行います。
10年のあゆみに続き “今”と“これから”を話し合いましょう・・・。
当会申し合わせ事項にある通り憲法九条を守りたい方は誰でも会員となることができます。宗教、思想信条、支持政党を超えてご一緒に考え、意見をかわし、他の人の考えを敬意を持って傾聴し、学びあい市民力をつけましょう。会の運営は カンパによって賄われています。
「第8回わかば新春平和と文化の集い」開催
1月25日 都賀コミュニティセンターにて。
当日の模様です(撮影:アンドリュース ダミエン)
(写真は上から、「タンポポ」、「貝塚中学校吹奏楽部」、「ちばぞうれっしゃ合唱団」「手話グループの皆さんと一緒のフィナーレ」です)
(写真は左から「伊藤むつ子さんの腹話術」、「竹田賢一さんの大正琴」「浪岡浩子さんのソプラノ」です。
交流広場 橋田 克子(都賀の台)
1月17日、{「女の平和」1・17国会ヒューマンチェーン}に、赤いマフラーと毛糸の帽子を身につけて、国会議事堂に行きました。厳しい寒さの中、集団的自衛権反対、安部政権にレッドカードを!という呼びかけにこたえた赤い女性たちが(心あるオジサンたちも)鎖をつなげました。二重になって輪を作るぐらいたくさんの人が平和を望んで集まっていて、「誰一人戦争に行かせません!」コールをしました。あまりの寒さに負けて、湯川れい子さんのスピーチを背後に聞きながら、帰途に着きました。
1月25日、辺野古への基地移設反対、オスプレイ配備の撤回を求めて、国会議事堂を囲むヒューマンチェーンに参加。
17日とはうってかわって穏やかな日和でした。今回は青いものを身につけてということで、青いマフラーをしていきました。全土の0.6パーセントの沖縄に、在日米軍基地の74パーセントを押し付けている現実を、私たちは無視し続けることは許されないと思いました。戦後70年、無責任な政治がずっと続いている日本という国の将来を、いま、私たちひとりひとりが真剣に考えていかなければいけないと、改めて思ったデモでした。
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関口 甫(小倉台)
2月7日千葉県弁護士会主催の「平和憲法を守り、発展させるため――語り合おう憲法を!」集会に行ってきました。会場の千葉県弁護士会館3Fの講堂は170人の参加者でほぼ満員。講演は上智大学の中野晃一教授(44才)、なかなかいい話が聞けました。
標題は「国民は集団的自衛権を支持したのか?~~選挙制度と立憲主義~」です。以下箇条書きにしますので、読んでくださった方は一つづつ、よく考えてみてください。
1) はじめに:戦後70年、冷戦後
(1989、11月ベルリンの壁崩壊)四半世紀の世界は今。
・自由主義と民主主義の最終勝利による「歴史の終焉」?→
・国民国家・領域国家の空洞化→代議制の危機
・利益配分の政治→シンボル(情念・アイデンティティ)のマーケッティング→・
・「ナショナリズム」をまとったグローバルな寡頭支配の拡散(宗教を騙ったボーダレスな組織暴力)
2) 日本における「選挙独裁」の現実
・投票率の低下(2000年衆・森政権62.5%から小泉、安倍Ⅰ、麻生、菅、野田、安倍Ⅱ、52.7%へ)傾向。
・「一票の格差」衆、参とも「違憲状態」
・小選挙区(参議院の地方一人区を含む)の問題。多数派支配のふりをした少数派支配の選挙制度。投票率の低下傾向。選挙制度改革から20年経ったのに何一つ実現していない「約束」
・2014年12月の解散総選挙―解散権濫用の疑い(立憲主義の軽視)DV(ドメスティック・バイオレンス)選挙
「集団的自衛権」の語がない選挙公約集。
(2012、2013も「特定秘密保護法」はナシ
3) どうして「この道しかない」ように
なったか。
・1980年代から始まった「新右派転換」
冷戦終期の世界(レーガン、サッチャー、ゴルバチョフ、鄧小平)
・「右派新連合」:新自由主義(小さな政府)と「ナショナリズム」(日本では中曽根内閣)をセットにする。
① 1980年代半ば~1990年代半ば:
新自由主義と協調的ナショナリズム
② 1990年代後半(橋本、小渕、森):
新右派連合の変質
③ 2000年代:新右派転換の急展開
④ 2009~2012:新自由主義の民主党政
権・・・▼社会的基盤を欠いた政権党交代の
限界と失敗
▼野党自民党のさらなる右傾化→「中道リベラル」の壊滅、極右衛星政党の誕生、代議制の危機
⑤ 2012年12月~:新右派連合の暴走
・財界懐柔策としてアベノミクス
・マスコミ・独立機関(NHK、日銀、内閣法制局)の籠絡
・「ねじれ」解消
・立憲主義への挑戦、議会政治の形骸化
・安倍Ⅱ「新しい国へ」TPP、NSC法、特定秘密保護法、靖国参拝、集団的自衛権行使への解釈改憲、朝日新聞攻撃、DV解散
4) なぜ集団的自衛権行使容認のため
の解釈改憲なのか
・「ナショナリズム」をまとったグローバルな寡頭支配
・「専守防衛」「国防」ではなく「グローバル経済秩序」
・国民国家を単位とした立憲デモクラシーからの「脱却」
・目くらましとしてのシンボル操作(愛国心、歴史修正主義)
まとめ:立憲デモクラシーをいかに守りはぐくむか。 〘私たちの信念と責任〙
私たちの代で日本国憲法をこわされて、それを子や孫にわたすわけにはいかない!!
♥ 「メッセージ」は「おこった顔」をしていては他に伝わらない。私たちはどういう社会をつくろうとしているのかを語っていかなければならない。同一性を求めてはいけない。ただ一点一致していればよいのだ。裾野をひろげなければならない。
若い人の声の中にも「この憲法、こわされたら、また始めればいいじゃん」という人もいる。若い人とも話をしよう。
立憲デモクラシーは裾野を広げること。意見の違う人たちとも話ができるようにならなければいけない。
♥ それと「小選挙区制」これを変えなければダメ。民主党の人と話をしよう。
2014 衆議院自民党の議席数290
民主党 73
相対得票率 自民党 33.1%
民主党 18.3%
絶対得票率 自民党 17.0%
民主党 9.4%
~~~~~~~~~
・ほん
「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」 矢部宏治著 集英社 1200円
お出かけ情報
◇安保関連法制の争点を探る「集団的自衛権問題研究会」主催公開研究会
日時:2月17日(火)19:00〜
会場:文京シビックセンター(丸の内線5番)
資料代:500円
◆「慰安婦証言、ねつ造ではない」元朝日新聞記者植村隆さんを迎えて
日時:2月17日(火)18:30〜
会場:文京シビックセンター
協賛:週刊金曜日ほか 資料代:1000円
▽映画「ひろしま」上映会
日時:2月21日(土)①9:30 ②13:00 ③16:00
会場:市原市勤労会館・YOUホール
チケット前売り 1000円 学生 500円
当日 1300円 学生 800円
問合せ・予約 080-6505-6074(時田)
原爆投下から8年後に作られたまぼろしの映画・1955年ベルリン国際映画祭長編映画賞受賞作品。
後援:市原市教育委員会他
♪ 渡辺治さん講演会
「集団的自衛権で日本は平和になるのか〈戦争する国〉づくりを阻む国民的共同を」
日時:2月22日(日)13:30〜
場所:みつわ台公民館
無料
▼ 福島問題を考えるフォーラム2015
日時:2月28日(土)13:00~16:00
会場:船橋市勤労市民センター ホール
福島原発問題を風化させない! 入場無料
講演:「放射能汚染の健康影響―甲状腺検診結果を中心に」種市靖行さん
「原発事故情報操作の闇」日野行介さん (毎日新聞 記者)
「原発事故から4年福島は今」武藤類子さん
千葉県活動団体報告
主催福島問題を考えるフォーラム実行委員会
申込み・問い合わせ TEL047-420-2600 FAX047-420-2400
日時:2月28日(土)13:00~16:00
会場:船橋市勤労市民センター ホール
福島原発問題を風化させない! 入場無料
講演:「放射能汚染の健康影響―甲状腺検診結果を中心に」種市靖行さん
「原発事故情報操作の闇」日野行介さん (毎日新聞 記者)
「原発事故から4年福島は今」武藤類子さん
千葉県活動団体報告
主催福島問題を考えるフォーラム実行委員会
申込み・問い合わせ TEL047-420-2600 FAX047-420-2400
◎ 映画「日本と原発」上映とトーク
監督:河合弘之(弁護士)
トーク:木村 結
日時:3月7日(土)第1回 10:00~ 第2回 13:45~
場所:千葉市生涯学習センター メディアエッグ
上映協力費 1000円 高校生以下無料
予約者優先 TEL 0436-74-6042 FAX 0436-98-5858
主催:原発さよなら千葉
監督:河合弘之(弁護士)
トーク:木村 結
日時:3月7日(土)第1回 10:00~ 第2回 13:45~
場所:千葉市生涯学習センター メディアエッグ
上映協力費 1000円 高校生以下無料
予約者優先 TEL 0436-74-6042 FAX 0436-98-5858
主催:原発さよなら千葉
● 九条の会全国討論集会
日時:3月15日(日)13:20~17:00
会場:専修大学神田キャンバス301号室(神田神保町3-8)
参加希望者は木村代表まで(255-3904)
日時:3月15日(日)13:20~17:00
会場:専修大学神田キャンバス301号室(神田神保町3-8)
参加希望者は木村代表まで(255-3904)
編 集 後 記
いま、私たち日本人は 崖っぷちに向って踊りながら走っているネズミのような気がします。<笛吹き男>は安倍晋三。崖から「バンザイ!」と叫んで飛び込むのかな。
交流広場への投稿をお願いします。川柳、俳句、感想文、大論文、お便りなど。
「若葉・九条の会」の郵便振り込み口座番号は 00130-3-723858 です。(鎌倉)
発行責任者:木村忠彦
編集者:鎌倉淑子(090-9304-1030)
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若葉・九条の会ニュースレター No 60
2014.12.18発行
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村 忠彦043-255-3904
第8回わかば新春・平和と文化のつどい(下にチラシのコピーを掲載)
日時:2015年1月25日(日) 13:30~16:00
場所:都賀コミュニテェーセンター(若葉文化ホール工事のため)
お楽しみに!
みつわ台公民館での例会はありません。
近詠十句 大城戸紀子
選挙戦ナマズも騒ぐ震度六
どたばたと暮れ掻き回す選挙戦
ネギや団扇でまたも釣る氣か立候補
やすやすと禊はすまい有権者
一票は声なき声の代弁者
島んちゅの基地は要らぬと低力
お隣の団扇が煽ぐ自衛隊
賃上げ増税どこまで保つか知恵袋
バラバラのみんなの党はジョーク好き
へんくつかお笑い見ても腹が立つ
11月24日「九条の会」集会とパレードに参加してきました
木村忠彦(みつわ台5丁目)
20分程前に着いたが、すでに会場(日比谷公会堂、座席数2000)は一杯であり、多くの人が会場外にたむろしていた。集会が始まった頃には500名ほどの人が、屋外に設営された大型テレビジョンの前に集まっていた。呼びかけ人の奥平康弘さん、澤地久枝さんのスピーチ、各地と各分野の活動報告では、栃木市「太平山麓九条の会」、宮城県で今春結成の「みやぎ青年九条の会」など9つの九条の会が報告した。最後に今日の参加者は会場外も含めて2500名とのアナウンスがあった。
3時頃からパレードが始まった。千葉県からも「九条の会ちばけん」の旗を始め「四街道・九条の会」「佐倉・九条の会」などの旗の下に40~50名が集まった。最後尾の東京の前が千葉であったが、実際にパレードの順番が回ってくるまでにかなりの時間がかかった。3000人を超えていたのではないかと思われる。集会には参加できなかったがパレードには参加しようという人が集まってきたのではないかと話し合った。私も持参したプラカードを持って「日本を戦争する国にするな」とのシュプレヒコールに唱和しながら行進した。日比谷公会堂から西銀座通りを通って東京駅近辺まで行進して解散した。
11/23、12/14日、の定例会は 昭和史と2014年は どんな年であったかをふり返り、自分史もまじえて話し合いました。聞き上手 話し上手になってきました。
忘れてはならないこと
<過去を記憶しないものは、再び同じ過ちを繰り返す運命にある>
1941/12 太平洋戦争開戦(真珠湾)
1945/ 広島(8/6)長崎(8/9) に 米軍、原爆投下。
日本、ポツダム宣言受諾、 敗戦
1947/ 5 日本国憲法施行
1951/ 日米安保条約調印
1954/3 ビキニ環礁で第5福竜丸被爆
1960/1 日米新安保条約調印
1970 日米安保条約自動延長
1972 沖縄施政権返還
1986 チェルノヴィリ原発事故
2001 9.11 同時多発テロ
2003 米英軍イラク攻撃
2004 自衛隊イラクサマワ入り
2006 第1次安倍内閣教育基本法改悪
2009/9 民主党政権成立
2011/3 東日本大震災、福島原発事故
2012/12 第2次安倍内閣成立
2013/ 7 参議院選挙自民党圧勝
12 特定秘密保護法成立
2014/5 大飯原発再稼働差止判決
2014/10/7 集団的自衛権行使閣議決定
11/16 沖縄知事選挙翁長氏当選
12/14 衆議院選挙 2015年への宿題
私たちには平和のうちに生きる権利がある
そのための道具。みなさん道具を教えて!
1) 原発再稼働をさせないために
・ 2014/5/21 福井地方裁判所「関西電力福井大飯原発再稼働差止判決文
・ 「科学者からの提言・核と人間は共存できるか?」 2014/12/06 池内了さんP.P
講演とディスカッションの記録DVD あり
・ 若葉・九条の会 副代表崎山比早子さんの仕事と各地での講演 (DVDあり)
2)「集団的自衛権行使閣議決定」撤回のために
・ 自治体議員立憲ネットワーク加入を県議市議など自治体議員にすすめる
・ 2015年4月には統一地方選挙もある。護憲、脱原発の議員を当選させよう
・ 閣議決定には「立法事実」がなく、無効
3)「特定秘密保護法」に対抗
・ 知りたいことは情報公開請求をおこなう
・ 自治体の民主化(市民の側に立つ行政)
・ 世界はどう見ているかー「国際人権基準と秘密保護法」(パンフレットあり)
4)投票率を上げるために
・「日本がもし100人の村だったら」せんきょ版。 池田香代子さん原案 IT にて拡散中。 プリントあり。どなたか紙芝居にしませんか。
5) 国民投票で<現行の平和憲法>を選びなおす有権者になろう。
「新・戦争のつくり方」から
政府が戦争するとか、戦争するかもしれない、と決めると、テレビやラジオや新聞は、政府が発表したとおりのことを言うようになります。政府につごうのわるいことは言わない、というきまりも作ります。
従軍慰安婦問題
現在のわたくしの拙い理解と意見 都賀の台 鎌倉淑子
1991年8月14日 韓国のキムハクスンさんが、日本軍「慰安婦」被害者であったことを初めてて名乗り出たことをきっかけにアジア各国の被害女性たちが証言に立ちあがった。<フィリピンのエステリータ・デイさんは1944年14歳の時、市場で日本兵に捕まり、トラックに押し込められて日本軍の駐屯地に連れていかれ、3週間毎日輪姦された。>と証言。
彼女たちは、日本政府が謝罪すること、事実を認めること、補償をすることを求めている。戦争中の強姦、女性への暴力は犯罪ではなく日常的な行為だといまだ許されており、戦時性暴力犯罪は処罰されていない。しかも、2014年には、南京虐殺の虐殺されたとする人数の細かい数字や、慰安婦問題のニュースソースの信ぴょう性をめぐり、あたかも事実がなかったかのように言われた。(新聞、週刊誌)「日本軍の侵略と戦争犯罪はなかったとしたい。」もしくは醜悪な戦争の美化ではないかと思う。(一国の首相の靖国神社参拝はそのことを世界に公言したことと同じ)。
歴史のねつ造ではないか。ハルモ二たちの羞恥心、自分を否定したい気持ちを思うと二度殺されたと同じなのではないか。被害を証言することは本人にとって、再び暴力で犯されたと同じ、人権侵害だと思う。
参考書:『「資料集日本軍「慰安婦」問題と「国民基金」』鈴木裕子著 梨の木舎2013刊
お出かけ情報
◇渡辺 治さん 講演会「戦争する国」を許さない!
12月20日(土) 13:30~
文京区民センター 2F(東京メトロ丸ノ内線 後楽園駅4b出口)
資料代 500円 080-5376-5710
◆第7回千葉の子どもを幸せにする教育タウンミーティングこどもたちが活きる学校
12月20日(土)13:30~
千葉市 きぼーる11F 中央保健福祉センター
資料代:500円 043-262-9534
▽ 四街道市核兵器廃絶平和都市宣言31周年 平和と文化のつどい
12月21日(日)13:30~
四街道市文化センター 大ホール
被爆60周年平和記念作品「NAGASAKI 1945アンゼラスの鐘」(長編カラーアニメーション)上映 800円 小中高生、障害のある方 無料
♥「女の平和」殺し殺されるのはイヤッ!国会をヒューマンチェーンで包囲
2015年1 月17日(土) 13:00~15:00 この間、下記の時間で4回行います。
①14:00 ②14:20③14:40④15:00
コート、セーター、パンツ、マフラー、帽子ストッキングなど赤いものを身に着けて
男性の参加歓迎
「女の平和実行委員会」 FAX 03-3511-5784
お薦め 映画・本
・ 映画「日本と原発」河合弘之 弁護士海渡雄一 弁護士作成のドキュメンタリ
・ 本「沖縄の<怒> 日米への抵抗 ガバン・マコーマック+乗松聡子著
2013/4 刊 法律文化社 2800円
2013/4 刊 法律文化社 2800円
編集後記
・12月9日 夕方6時から 都賀駅で14日の投票を呼び掛けるチラシを配りました。寒くて家路を急ぐ人たちには迷惑そうでした。「選挙権ありますか?」と声をかけると、「ないよ!」「えっ?」「在日だから」戦後すぐに生まれたくらいの年齢です。日本で育ち、働き、税金を納めてきたと。私たちの国の政府はひどい、したがって私たちもひどい人々。
・若い男性に「選挙に行きますか?」とききました。「もうどうでもいいから行かない。今日 仕事を辞めてきたから。家に帰り寝るのが夜12時、翌日には5時半までに仕事場に行かなければならない。もう死にそうだから仕事辞めてきた。」
・沖縄の選挙結果をじっくり見ました。
「若葉・九条の会」をつくって10年です。沖縄の智慧、たたかう思い!
発行責任者:木村忠彦
編集者:鎌倉淑子
若葉・九条の会
若葉区みつわ台5-41-6 木村方 TEL : 043-255-3904
- 詳細
- 参照数: 924
若葉・九条の会ニュースレター No 59
2013.09.26発行
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村 忠彦043-255-3904
「平和の申し子たちへ!泣きながら抵抗を始めよう」 なかにし 礼
2014年7月1日火曜日
集団的自衛権が閣議決定された
この日 日本の誇るべき
たった一つの宝物 平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた
圧殺されたのである
こんな憲法違反にたいして
最高裁はなんの文句も言わない
かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の どんな時代よりも禍々しい 暗黒時代へと もどっていく そしてまたあの 醜悪と愚劣
残酷と恐怖の戦争が始まるだろう
ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後
君もその中に巻き込まれる
しかし君に闘う理由などあるのか
国のため? 大義のため?
そんなもののために
君は銃で人を狙えるのか
君は銃剣で人を刺せるのか
君は人々の上に爆弾を落とせるのか
若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ
世界史上類例のない
69年間も平和がつづいた
理想の国に生まれたんだもの
*生活であり存在理由なんだ
平和ぼけ? なんとでも言わしておけ 戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩もしたくない
たとえ国家といえども
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ 俺は弱虫なんだ
卑怯者? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ
それのどこが悪い?
弱くあることも 勇気のいることなんだぜ そう言って胸をはれば
なにか清々しい風が吹くじゃないか
怖れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ
この世に生れ出た時
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない
生き抜かなければならない
死んではならない
が 殺してもいけない
だから今こそ!もっともか弱きものとして
産声を上げる赤児のように
泣きながら抵抗を始めよう
泣きながら抵抗をしつづけるのだ
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!
9/4「戦争させない!9条壊すな」総がかり行動(日比谷野音)で神田香織さんが朗読した詩です
平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり*
交 流 広 場
署名活動に参加して
西都賀・信太栄吉
4月2日の朝日新聞夕刊に座間市の主婦、鷹巣直美さんが思いつきで始めた「憲法9条にノーベル平和賞を」との呼びかけに共感の輪が広がり、平成25年8月には「実行委員会」も生まれ署名活動が本格化したという記事が載りました。私も何らかの協力ができないかと考えておりましたが「若葉・九条の会」が署名活動に参加することとなり私も積極的に協力することにいたしました。
まず自治会の懇意にしている人々、人の大勢集まるお茶の先生、知り合いのお店の店頭、また私の塾の生徒のご両親に生徒を通して依頼しました。その結果「ノーベル平和賞を」に129筆、「集団的自衛権反対」に149筆の署名を戴きました。
署名に当たって多くの方々から賛同の意見が寄せられ励まされました。一方依頼した1割の方からは「署名行為はいたしません」「国のすることに反対はできない」「自国を守る覚悟が必要」「わからない」とのことで署名をいただけませんでした。
署名された方々には心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今年度の「ノーベル平和賞」は受賞できませんでしたが来年度以降の受賞を目指し、100万人以上の署名を集めるとのことです。(現在44万人以上の署名が集まっています。)
ますますこの輪が広まることを念じております。
ねえ、ねえ7月1日の「閣議決定」って
<無効>じゃないの?
いや・・そのだから・・それはね・・・・・
2014年7月1日安倍(自民党・公明党)内閣は「集団的自衛権行使容認」の閣議決定を行いました。
・議会(衆議院・参議院)軽視
・すべての議員(保守革新を問わず)を侮辱、軽視
・地方自治体の全ての議員を軽視、無視
・主権者国民を無視しバカにしている
そこで
自治体議員立憲ネットワーク
が設立(2014/6/15)されました。
このネットワークを応援し、全国津々
浦々の<チャンと働く議員>を励ます
ことが有権者にできることでは?
行ってきました 小柴千鶴恵
8/24 ピースフェスティバル千葉2014
アーサービナードさんの講演をきいて来ました。――千葉の夏 核の冬――と題しての講演でした。
沖縄辺野古でのボーリング反対支援の報告から普天間に行きましたかと私たちに問い普天間は返還といわれてきた、それが辺野古への移設とすり替わっている。新聞でも移設と取り上げられている。言葉にだまされてはいけない。普天間と辺野古は繋がってはいない。しかし言葉のペテンとしては繋がっていると断言。辺野古は移設ではない。巨大な新しい基地を造ろうとしている。滑走路も二本、カモフラージュにV字型にしている。美しい海はジュゴンの生息地。破壊された生態系は二度と戻らない。普天間はすでに古くアメリカは新しい基地が欲しいのである。沖縄に基地があるのではなく基地の中に沖縄がある。これは日本という国に置き替える事もできると警告します。普天間は戻ってもあの汚染された土地が使用可能であるのかとも。
詩人の役割は 言葉を繋ぐこと これを怠るとコピーライターとなり下がる。自身で翻訳した“キンコンカンせんそう”(伊・ジョン ロダーリ作)を読み上げ 平和のボッパツにより大将が逃げる なぜ逃げるのか!平和になるとなぜ困る?ビナード氏は平和は革命・平和は過激・平和になると経済が変わる・度し難い平和を と呼び掛けさらには湾岸戦争勃発(辞書には戦争勃発とのっています)記事についても戦争は勃発しない あれはアメリカが仕掛けたのであり勃発ではない。言葉のインチキに気付こう。でも平和は勃発する。(ビナード氏はこの時イタリアに在住)
辺野古はアメリカにとって21世紀の戦争投資であり岩国は米軍再編の移駐先となっている。
今こそ平和以外の商売がなり立たない真の平和を!と結びました。グローバルな言語の中から日本語で語るビナード氏の講演は、言葉のペテンに気付けと私たちに何度も啓示しアメリカという国家戦略に呑み込まれている現状と推し進める自民党政権をあぶり出してくれました。
辺野古に多くの支援をのビナード氏の訴えは木更津がオスプレイ整備基地とされようとしている千葉県民にとってもまさに沖縄は繋がっているのです。
○参 岩波ブックレットNo.16 「80年代の日本国憲法 私はこう考える」46p 大田昌秀・「沖縄と憲法」をお読みください。本土と呼ばれた私たちと沖縄との切ない思いが伝わります
本 の 紹 介
「新・戦争のつくりかた」
文/りぼんぷろじぇくと 絵/井上ヤスミチ
マガジンハウス 2014/9/11 刊1000円
<よくよく考えれば「平和」の反対語は「戦争」じゃなくて「ペテン」だとわかります。ぼくらがペテンにひっかかるところから、もう戦争は始まっています>
アーサー・ビナード(本の帯から)
~~~~~~~~~~~~~~~~~
✉ 11月定例会
11/23 (日) 2:00~4:40
みつわ台公民館講堂
討論会「戦中、戦後の歩みと体験から
考える日本と日本国憲法」
問題提起:関口 甫 (世話人・小倉台)✉ ポスター、署名用紙、本がほしい方は
043-255-3904(木村)
090-9304-1030(鎌倉)
043-252-2036(FAX)
✐ お元気ですか?
交流広場にお便りをお寄せ下さい。
川柳・感想文・本やDVDの紹介など
第32回みつわ台公民館文化祭参加 10月25日(土)2時30分から公民館和室
おはなしかい
市川まり子さんオリジナルかみしばい
絵本読み聞かせ・・「ビロードのうさぎ」「くまにたすけられたおとこ」
おりがみづくり・・<折りづる>ほか
お 出 か け 情 報
◇戦争への道をゆるさない東京集会
集団的自衛権行使容認閣議決定撤回
「戦争のできる国」法整備阻止!
10/17(金)18:30 日比谷公会堂300円
講演:前泊博盛(沖縄国際大学教授)
主催:戦争をさせない東京1000人委員会
◆「標的の村」上映会
10/23(木)18:30~
亀戸文化センター3Fカメリアホール 問合:03-3640-4076、03-3683-9765
前売り1000円 当日1200円
▽10/24(金)17:30 日比谷野音
ANTI WAR LIVE in Hibiya
加藤登紀子・制服向上委員会 ほか
入場料:前売・予約1000円
当日 1500円
FAX 042-438-6919/10/20 〆
◎ 9条の会千葉県 学習交流会
講師:高田 健
演題:戦争する国に向かう現日本の政治情勢、九条の会の意義
10/25 (土) 6:00~
千葉市文化センター5Fセミナー室
▽第五福竜丸新たな出航のコンサート
10/26(日) 17:00開演
第五福竜丸展示館 (東京・夢の島公園)
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番
林光 第五福竜丸に捧げる・核なき世界へ
ピアノ:崔善愛、チェロ:三宅進 ほか
入場料:3000円
チケット申込みTEL03-3521-8494
▼ 立憲主義とデモクラシー
千葉市文化センター5Fセミナー室
講演:石田憲(千葉大学法政経学部教授)
11/3(月・祝)午後2:00~ 500円
千葉市生涯学習センターB1 メディアエッグ
主催:解釈改憲による集団的自衛権行使容認に反対する千葉市民の会
▽ 暴走する安倍政権
講師:山崎耕一郎(労働者運動資料室)
11/3 (月・祝)14:00~
千葉市民会館3F特別会議室 500円
憲法と暮らしを考える会 043-243-5152
✐★ 若葉九条の会シール投票
11/3 (月)1:30~3:30JR千葉駅クリスタルドーム「集団的自衛権行使容認」について
▼11.11総がかり国会包囲行動
11/11(火)18:30~国会議事堂周辺
○11月例会 茶話会11/23(日)2:00~
みつわ台公民館講堂 3P 参照
●11/24 (月・休)13:00~
日比谷公会堂とその周辺・・・安倍内閣の改憲暴走を許さない集会とパレード
▽第6回平和を願う市民の集いin ちば
~~~未来をつくるには~~~
12/6 (土)1:30~
千葉市民会館小ホール(B1)500円
うた:Yaeさん
講演:「科学者からの提言・核と人間は共存できるか?」池内 了さん(宇宙物理学者・世界平和アピール七人委員会)
参加者も加わり ディスカッション
発行責任者:木村忠彦 ・編集者:鎌倉淑子
若葉区みつわ台5-41-6 043-255-3904
- 詳細
- 参照数: 1696
若葉・九条の会ニュースレター No 58
2014.08.16発行
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村 忠彦043-255-3904
集団的自衛権についてのシール投票開催
去る6月29日(日)2時~3時50分、JR千葉駅前クリスタルドームにて、集団的自衛権行使容認に「反対」「賛成」のシール投票を行いました。結果は、「反対」81%、「賛成」8%、「わからない」11%でした。
下は、平和とは何かを真剣に考えて、「反対」にシールを貼っていった高校生、考え中の高校生等の姿です。
平和への誓いーー行動を始める勇気を 2014/8/6
広島平和記念式典より
広島に育つわたしたちは、広島の被害、悲しみ、そして、強さを学びました。爆風により、多くの建物がくずれました。家や家族を失い、ふつうの生活がなくなりました。(中略) 悲しみや苦しみの中で、生きることへの希望を見つけ、生き抜いた人々に感謝します。当たり前であることが、平和なのだと気がつきました。ある語り部の方は言いました。「小さなことからはじめてほしい」。わたしたちは、もう行動をはじめています。友達を大切にし、優しく接しています。家族や被爆体験者から被爆の事実と平和への思いを聞いています。平和への思いを込めて、毎年千羽鶴を折り、慰霊碑にささげています。
平和とは何か自分で考え、友達とも意見を交流しています。平和について考えることで、仲間とつながりました。わたしたちは、できることからはじめる勇気を持つことができました。
Welcome To Hiroshima みなさんをここ広島で待っています。平和について、これからについて、共に語り合い、話し合いましょう。 たくさんの違う考えが平和への大きな力となることを信じて。
子ども代表 田村 怜子(広島市立牛田小6年)・ 牟田悠一郎(広島市立尾長小6年)
8月例会ご案内
8月24日(日)午後2時~4時30分
みつわ台公民館 講堂
「宮澤・レーン『スパイ冤罪事件の真相』」
講演 ~秘密保護法 戦前からの警鐘~ 山野井孝郁さん(真相を広める会代表)
DVD上映「スパイの妹とよばれて」
「福島原発事故の実態を学ぶツアー」
参加者16名は7月13日午前7時モノレールみつわ台駅を出発し、14日午後8時20分頃元気に帰ってきました。
私は、①津波により水田や家屋が殆どすべて流された地域は、放射能汚染が比較的少なく、今年になって津波で流された瓦礫処理が始まり、高さ2m程の壁に囲まれた広い敷地に大きな黒いビニール袋の山が延々と続いていたこと、②しかし津波に飲み込まれた広大な田園がそのまま放置されていること、③津波や地震の被害は殆どなかった浪江町市街地域は、福島第一原発事故による放射能汚染が大きく、一見普通のように見える街には人影は全くなかったこと、④原発から約20kmにある「希望の牧場」は一見のどかに見えるが、放射線量は極めて高く牛に遺伝的異常が生じつつあること、等が強く印象に残りました。
今回の「ツアー」は、宮前利明(日本共産党ボランテイアセンター)、吉沢正巳(希望の牧場)、星巌(農家民宿一番星)、中島孝(中島ストア)、梁取洋夫(フリー政治ジャーナリスト、講師)、柳田茂男(マイクロバス運転手)、野本信正(千葉市議会議員)各氏のご協力を得て実施できました。また山崎ご夫妻はこの旅行の企画運営・現地との折衝などご尽力下さいました。皆様に心から感謝申し上げます。報告集を作成中です。 (報告・木村忠彦)
『福島』から帰ってきて。7月24日記 関口 甫(小倉台)
◎ 『牛飼いが「浪江町」から、雄たけびを上げ、東京・渋谷に通ったこの「ドラの音」が九州・川内までも、轟音となって響き渡れ!』。
「希望の牧場」(殺処分反対。福島県唯一の牛の牧場330頭を今も生かし飼い続ける。放射能災害の科学的データを獲得し、災害予防に貢献したい。決死救命の飼い主)吉沢正巳さん、四街道市の出身とか。「牛飼いが歌をよむとき 世の中の 新しき歌大いにおこる」(伊藤左千夫詠・明治33年)吉沢さんに贈る言葉。
◎ 農民連農家民宿「一番星」の星巌さん。夜間学習会『福島を忘れない』~3.11から3年、原発事故被災地の現状と課題、講師梁取洋夫さん、3時間半のあとの懇談会の席での星さんの言葉が忘れられない。「やっぱり違うんだ、どうしても違うんだなあー。皆さんの言葉、話はその通りだと思います。が私たち現地の者とは、やっぱり違う。」という言葉。 遠くで原発放射能、地震津波災害を見ていた者と現場で直に受けた人との越えられない何かの違いをいっているのかなあ。
◎ 中島ストアの中島孝さん。「生業を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟」の原告団長の話。
◎ 1.5キロ離れた山に逃げて、生徒全員が助かった請戸小学校の残骸と浪江町の広大な野原に残る船、自動車、家の跡、ドン袋の山々。
◎ 福島から帰ったら「はだしのゲン」を観る機会がありました。懐しい三国連太郎、左幸子に会いました。最近聴いた中村みつ子の「壷坂霊験記」(浪花亭綾太郎)を歌えるようになりたいと2,3日前に図書館から借りたCDの歌を何と中岡ゲンが映画の中で2度も歌っていたのにはびっくりしました。「福島」も「はだしのゲン」も私の心を打った場所は同じです。
近詠十句 大城 戸子 (6/22)
弄舌の総理に欲しい凍土壁
要介護見捨ててはしゃぐ自衛権
権力という凶器が走る永田町
暴走族へエール 浮かれた改憲派
耳鳴りにダブる憲法壊す音
あって無き野党今こそ辻に立て
都議会へお里の知れる野次の主
金目でしょ お育ち柄の親子鷹
廃炉は遅々と 軍拡だけは急ピッチ
三たび紫陽花追われた里と同じ色
本の紹介
「すっきりわかる!集団的自衛権Q&A」浅井基文著 大月書店刊
非常にわかりにくい「集団的自衛権」を国際法的に考えるとわかりやすい。
・国家が登場して以来の人類の歴史 → 戦争の歴史
・戦争 = 国家による組織的な人殺し
個人の次元では殺人は宗教的、道義的、法律的に許されないものとしてルールが確立。
・しかし「国家」による犯罪を取り締まることができなかった
・20世紀になり、第1次、第2次大戦を人類が体験、戦争を取り締まらないと人類の存続が危ない(殺傷兵器 の進歩・運搬手段の進歩・核兵器・無差別殺戮・市民が犠牲)と自覚し
・不戦条約(1928年)→国際連合憲章(1945年)で「戦争は違法」「戦争を含むあらゆる武力行使は違法」(2条4)とした
・紛争は武力に依らず話し合いで解決。
・第51条において違法な攻撃に対しては国の「自衛権」を認めるとした
―3要件<切迫性><必要性><相当性>
・そのうえ、アメリカの思惑で「国家は他国のために(あるいは他国に代わって)武力行使を行うことが権利として認められる、とする根拠を憲章に盛り込んだ。(「自衛権」を膨らませた)。
「自衛権」の本来的意味からは「他国を守る(他衛)」は概念矛盾
・さらに膨らませて「予想に基づく自衛」=先制自衛も認めさせたのが2003年のイラク侵攻。(日本の小泉政権は無条件で支持した数少い国の一つ) <鎌倉>
出来ることから始めよう 行動提起
・ 九条の会ポスターをはる
・ 「九条の会」請願署名に取り組む
「集団的自衛権行使は海外で戦争をすることであり、平和憲法の破壊です。憲法9条を守り、生かしてください。」内閣総理大臣、衆参両院議長宛の用紙は世話人会で作成
・ 10月9日(木)夕方6時~7時 都賀駅 署名と宣伝活動
お 出 か け 情 報
◇ 千葉市空襲写真パネル展
8/15(金)まで。8:30~17:30。15日は16時まで
「考えよう平和の大切さ」千葉市役所1Fロビー
◆原発再稼働反対国会前大集会
8月30日(土)17:00~20:00
国会議事堂正門前
主催:首都圏反原発連合
協力:さようなら原発1000万人 ほか
○ 「核兵器と科学者、市民、被ばく者」
9月6日(土)13:00~17:00
明治学院大学白金校舎国際会議場
<報告者>小沼通二(世界平和アピール七人委員会・物理学) 「ビキニ事件と科学者」
樋口敏広(京大・科学技術史)「核実験と欧米市民・知識人~核開発への抑止」
川崎哲(核兵器廃絶国際キャンペーン・ピースボート)「核兵器のない世界への胎動~2015年NPT再検討会議へ」
予約・問合わせ:第五福竜丸平和協会
TEL: 03-3521-8494, FAX: 03-3521-2900
◆サイエンスを身近に=妄信でなく、拒絶でもなく
9月7日(日) 14:00~16:00
ホテルポートプラザちば(多目的室)
講師:大日方昴さん 資料代:500円
主催 : 憲法と暮らしを考える会 問合わせ: 080-1390-0924(細谷)
▽映画「標的の村」上映と沖縄支援のつどい
9月14日(日)13:30~(水
会場:きらり鎌ヶ谷市民会館きらりホール
入場料:1000円 大学生以下無料
主催:京葉いきいき会議 連絡先:047-457-6960
▼さようなら原発全国大集会
9月23日(火)秋分の日 11:00~13:00~
トークライブ 大江健三郎・落合恵子・鎌田慧・澤地久恵ほか
福島から 再稼働の現地から 海外から(韓国・台湾・トルコ)
●定例会
9月28日(日)14:00〜16:30
みつわ台公民館講堂
DVD上映と討論
「右傾化の源流」35分「証言③ 若者が問う侵略戦争」40分
▽九条の会・請願署名と宣伝活動
10月9日(木) 18:00〜19:00 JR 都賀駅
- 詳細
- 参照数: 1444
若葉・九条の会ニュースレター No 57
2014.06.12発行
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村 忠彦043-255-3904
集団的自衛権についてのシール投票開催
2014年4月29日、 千葉都市モノレール動物公園駅陸橋上で開催された
シール投票結果 参考: 全国 61か所 12,146人の結果 集団的自衛権行使に反対 83% 62%
賛成 2% 16%
分からない 15% 22%
5月13日、 全国会議員にポスティングしたあと、信濃町にある公明党本部に申し入れ。
(当日のシール投票の模様)
Q 「集団的自衛権」を使えるようにすることとは?
A 専守防衛ではなく、外国のために戦争をすること。
Q 自衛隊はなにをするようになるの?
A 日本の防衛とは関係なく、海外で武力を行使すること。
自衛官が外国人を殺し、殺されるということ。
Q 「戦争」にまきこまれる心配があるといいます。それはどういうこと?
A 何気ない日常が変わること。大切な家族と一緒にいられなくなること。
5月例会での小川惣兵さんのお話を聞いて、戦争ほど人間の暮らしに(とりわけ子どもに)悲惨・苦しみをもたらすものはないと知りました。「憲法九条」をなきものにする現政権の<怖ろしいたくらみ>を絶対に許してはならないと思います。
私たちは、デモ、座り込み、大小の集会への参加、チラシ配布、署名運動、対話、インターネット投稿、新聞雑誌への投稿、政治家への働きかけなど、暴力以外のあらゆる手段を使って、いま力をつくしましょう。 疲れないように、ガンバラナイで。手をつないで。負けるわけには、いかないから!
6月例会のお知らせ
と き:6月22日(日) 午後2時~4時30分
と こ ろ:みつわ台公民館講堂
「原発避難民の怒りにかけて」
お話:千代田信一さん(双葉町から千葉に避難)
○交 ○流 ○広 ○場
語り継ぐシリーズを振り返ると
第1回2006年4月から2014年5月までの例会で、お話してくださったのは、伊藤清さん、上野壽さん、 信太正道さん、 篠塚良雄さん、田中武利さん、堤信一さん、溝口律夫さん、小川惣兵さんです。
過ちを繰り返さないように、記憶し記録し忘れないで語り継ぎたい。
Those who can not remember the past are condemned to repeat it.
「過去を記憶できない者は、その過去を繰り返す運命を背負わされる」
――― ジョージ・サンターヤナ(米・哲学者)
・ 「<満蒙開拓団>のお話は、年齢がちが
うので、わたくしの理解できるレベルでなかった」との感想が寄せられました。
✐ それで昭和史のおさらい
満州国=1931年(昭和6年)満州事変。
1932年、日本が中国東北部、内蒙古にまたがりつくった傀儡国家。
満蒙開拓団=1936年(昭和11年)から国策により開拓植民推進計画が立てられ1938年から1942年(昭和17年)まで、日本内地から27万人以上が入植移住した。
・小川さんのお話はテープ起こし中です
いま思うこと
・『政権から、国民を守る』
私たちの人生は、心豊かにそれぞれの個性を育て、他人を慈しむ、自然を愛でる、こうして一生を遂げる生き物としてこの世にあると思います。
安倍政権はハッキリと敵です。一次の教育基本法の改悪、国民投票法。二次政権での特定秘密法から始まって集団的自衛権の戦争政策等々。経済特区とか大資本と国民悲嘆を顧りみることのない敵襲に敢然と闘います。 (関口甫・小倉台)
・自分が「憲法」と思い込んでいる安倍首相、閣議決定等で孫や若者たちを絶対に戦場へは出しません!!個人の生存権を国家が奪って良いものか!!
安倍首相を初め、集団的自衛権推進のご一同様、真っ先に前線に行って下さい。
若者たちの未来を奪い自分たちはフカフカのベットで寝ているなんて許すことはできない。
(5人の孫がいる小川しま子・みつわ台)
・ぼくは戦争きらいです。いかないよ。 (10歳 Y.O)
・ 6月10日に行われた「九条の会」10周年記念講演会にて、大江健三郎さんが「戦争する国」を許さないために作家活動をセーブし「九条の会の活動に集中する」ことを表明した。大江さんの心意気にエールを送りたい。
今は「戦後」なのか、それとも「戦前」なのかと錯覚するほど、物騒で承服し難いニュースを適切な解説もなく耳にすることが多く憂鬱になっていた。が気を取り直し「憲法の前途は草の根の力関係で決まる」との呼びかけに、微力でも呼応したいと考えている。(C.O)
・ 恐ろしい国 日本
厚顔無恥な首相の顔がテレビの画面に嫌という程現れる。67年の間、戦争をしないでいたこの国を、机上の空論に基づき、米国に従属する型で、若者を戦争に駆り出そうと策略している安倍晋三。「私が最高責任者だ」と傲慢に言い張り、立憲主義の完全否定をしている。国家存亡の時にあっても、ごく一部を除いてはマスコミの追求も甘く、未だに現政権の支持者は半数を越す。これでは、国民の意識にも問題があるといわれても釈明の余地がない。(崎山樹・西都賀)
・怒りを行動にとできることから始めました。NHK受信料の引き落としをやめて不払いにしました。めんどうですができました。(MA)
「国民安保法制懇」の委員
愛敬 浩二 (名古屋大教授、憲法学)
青木 未帆 (学習院大教授、憲法)
伊勢崎賢治(東京外大教授、平和構築・紛争予防)
伊藤 真 (弁護士)
大森 政輔 (元内閣法制局長官)
小林 節 (慶応大名誉教授)
阪田 雅裕 (元内閣法制局長官)
長谷部恭男 (早稲田大教授、憲法)
樋口 陽一 (東大名誉教授、憲法)
孫崎 享 (元外務省国際情報局長)
最上 敏樹 (早田大学教授、国際法)
柳沢 協二 (元内閣官房副長官補)
* 5月31日に記者会見
お 知 ら せ
★福島原発事故の実態を学ぶツアー
4名追加募集
実施日:2014年7月13日(日)ー14日(月)
視察地:希望の牧場(放射能に汚染された牛を原発事故の証人として飼育)
浪江町請戸地区(福島第一原発まで約7km)など
マイクロバス:定員21名(現在17名)
希望の方は6月22日までに
木村(Fax043-255-3904)まで
☆シール投票
「集団的自衛権行使容認賛成?反対?」を行います。
日時:6月29日(日)午後2時~3時30分
場所:JR千葉駅クリスタルドーム近辺
主催:若葉・九条の会
参加できる時間帯に何分でも、ご参加を!
ほん・紹介
半田滋著
「集団的自衛権のトリックと安倍改憲」高文研
角田房子著
「墓標なき八万の死者」中公文庫
交流広場に投稿してください
コメント、思うこと、意見、おススメの本や映画、DVD、川柳など
E-mail kamakura@alpha,ocn.ne.jp
または
FAX 043-252-2036(鎌倉)
お 出 か け 情 報
◎ 集団的自衛権行使で日本はどうなるのか?――有名無実化する憲法9条
講演:前田哲男
6/14(土)13:30~16:30
千葉県弁護士会大講堂(千葉市中央区) 無料 手話通訳あり主催:千葉県弁護士会
● 憲法をハイジャックする安倍首相の暴走を止めよう!
自治体議員立憲ネットワーク設立総会
日 時 6月15日(日) 13:30~
会 場 連合会館2F (お茶の水駅徒歩5分)
第1部 設立総会 前広島市長秋葉忠利
上原公子 ほか
第2部 記念講演 山口 二郎
「集団的自衛権と立憲主義」
参加費:1000円 一般参加・可
◇ 閣議決定で「戦争をする国」にするな!
6.17 大集会 日比谷野音
6/17(火)18:30~
主催:解釈で憲法を壊すな!実行委員会
◆ 本当に危ない安倍政権の集団的自衛権行使容認論
お話:山内敏弘 (一橋大学名誉教授)
6月21日(土)18:30~
東京文京区民センター参加費:800円
主催:許すな!憲法改悪・市民連絡会
▼ 6月 例会
6/22 (日) 14:00~
みつわ台公民館講堂
「原発避難民」の怒りにかけて
お話:千代田信一さん
◇シール投票実施。
6/29(日) 14:00~15:30
JR千葉駅クリスタルドーム
「集団的自衛権行使容認」賛成?反対?」
参加できる時間にどうぞ!
○ 「福島原発事故の実態を学ぶツアー」
7/13, 14 マイクロバスにて
目的地 : 希望の牧場(放射能に汚染された牛を原発事故の証人として飼育) 浪江町請戸地区(福島第1原発まで7KM)
あと4名参加可。追加募集中〆切6/22
木村(043-255-3904)まで
編集後記に代えて
行ってきましたピースフェア2014 In千葉 (中央区・きぼーる 6/8 ~12)
「ちば・戦争体験を伝える会」「千葉市空襲と戦争を語る会」主催の「戦争を繰り返さないための集い2014」が中央区のきぼーるであった。協賛団体・市民団体による展示とステージで、三々五々参加できるのが良かった。幼い子どもとお母さんが<絵本子どもたちへ>のコーナーでへいわの絵本をゆっくり見ていたのが優しい空気をつくっていた。(鎌倉)