ニュースフラッシュニュースレター120号(2024.11.8発行)を掲載しました(2024.11.8)ニュースフラッシュ

「若葉九条の会」ニュースレター No.38

 (2011.4.23発行)

若葉九条の会」広報部
ホームページ http://wakabaarticle9.com/ 
代表木村忠彦043-255-3904

お知らせ

緊急学習会
「福島第一原発事故とその影響」
講師:崎山比早子さん(医学博士、元放射線医学総合研究所主任研究官、現高木学校)
日時:2011年5月1日(日) 午後3時~5時
場所:みつわ台公民館講堂(千葉市モノレールみつわ台駅下車千葉銀裏徒歩3分)
主催:憲法を読む会・若葉九条の会

参加費:無料     
(参考)日本最初の原子力発電(東海村)・・・  1963年  
福島第一原発1号機 運転開始  ・・・ 1971年   
米スリーマイル島原発事故     ・・・ 1979年  
旧ソ連チェルノブイリ原発事故 ・・・ 1986年


◎ シール投票 「憲法9条守る?変える?わからない」
日時:5月5日(木・子どもの日)午後2時
~3時30 分              
場所:JR 千葉駅クリスタルドーム         
主催:若葉九条の会(全国シール投票参加企画)

◎ 5月例会
「戦争体験を語る」 若葉区桜木在住 田中 武利さん         
日時:5月29日(日)午後2:00~4;30                  
場所:みつわ台公民館講堂         
主催:憲法を読む会・若葉九条の会

「2011年度総会報告」
  故加藤周一さん等9人の呼びかけ(2004/6)に応えて若葉区の市民も、2005年春、「若葉・九条の会」につどい、6年が経過しました。呼びかけ人のうち、小田実、加藤周一、井上ひさしは既に亡く、私たちは、そのこころざしを引き継いでいきます。全国の「九条の会」や護憲団体と緩やかに連携しつつ千葉の地域に根ざした草の根の活動を継続していきます。
  地震,津波、原発事故ショックのさなか、3月20日、7年目に入るための総会をみつわ台公民館で開きました。参加者は18名。黙祷の後、議事をすすめました。以下報告します。
議長:山崎春樹(みつわ台)議事録確認:信太栄吉(西都賀) 
▼ 2010活動報告・決算報告・・・承認 
▼ 2011年度活動方針案・予算案 活動方針案一部修正・・承認
* 活動方針に「原発に関する学習会を持つこと」を付け加えた。
7分休憩のあと、30分弱自由討論。
・ 地震と津波は天災であるが原発事故は人災。
・原発に関して正確な情報が必要・マスコミ報道は楽観的に過ぎる・事態はもっと深刻なのではないか(*3/20現在の意見)
・ 自衛隊は活躍している。(人命救助、災害を防ぐ)しかし本質は軍隊(国家権力行使の)なのではないか?
・ 自衛隊は日米安保条約と一体のものとして生まれた。現在完全に米軍指揮下にあるのではないか。
・ アメリカにも二つの勢力がある。沖縄の米軍基地はいらないという勢力も存在する。

▼ 活動計画
・ 世話人会を月一回開き、相談し方針に沿って活動を提案していく
・ 定例会を月1回みつわ台公民館で行う。(学習会、DVDを見て話し合う、戦争体験を聞いて記憶し記録する、講演会など)
・ 学習会で取り上げたいテーマ
<基本的人権・生存権と平和><国際経済問題とTPPについて><宗教特にイスラム教とその文化><核兵器廃絶と原発><東アジア共同体について><日米同盟と安全保障>
・ ニュースレターを隔月発行する
・ 「若葉九条の会だより」を必要に応じて発行する・ みつわ台公民館クラブ連絡協議会に加盟し文化祭に参加する
・ 会の運営はカンパによる
▼ 2011年度世話人:小野寺力・鎌倉淑子・木村忠彦・小宮豊治・崎山比早子・関口甫・藤木武夫・村松勇・森村敏子・山田安太郎

震災から一ヶ月、思うこと
2011年3月11日、巨大な地震と津波に襲われ多くの人の命が失われました。更に、福島の原子力発電所の爆発により、放射能は飛散し、大変な被害が起きています。多くの生命が奪われ、住居の喪失、足りない食料、燃料の不足、停電、野菜の出荷制限、漁業の破壊、農業も生活も破壊されました。多くの人が災害の復興支援に立ち上がり、支援をしています。千葉県でも、浦安等での液状化で、大変な被害が起きていますので、安全な町つくりが求められています。管政権は、全力で、復興支援をすべきと考えます。 
また、東京電力は、放射能汚染で、大変な事態になっているのに、正確な情報を提供していません。原子力発電所の爆発以後、政府と東京電力は、「直ちに人体に影響を与える数値の放射能汚染ではない」と責任を回避する態度をとってきました。今回の事故で、原発の安全神話はなくなり、原子力発電は、廃止の方向にいくと思われます。                     4/18(山田安太郎・みつわ台)

九条の会講演会
2011年6月4日(土)13:30 開会
場所:日比谷公会堂(東京日比谷公園内)
参加費:1000円(前売り)
講演:大江健三郎  奥平康弘   澤地久枝   鶴見俊輔
◆ 申し込み方法 郵便局備え付けの振替用紙に名前/住所/電話番号 入場券希望枚数○枚と記入代金を振込んでください。
00180-9-011520  加入者名「九条の会」
入場券は郵送 定員になり次第締め切  連絡先 
九条の会事務局(TEL 03-3221-5075)

子どもを放射能に曝してはいけないでしょう。子どもに嘘を教えてはいけないでしょう。
正確な情報と正しい知識が必要です。5月1日の学習会が第1歩となるでしょう。しかし、放射能汚染は待ってくれません。特に子どもは毎日、母乳やミルクや水をのみ大きくなっていきます。自分で避難することはできません。
* 放射能の埃を体内に入れないこと
* 雨にあたらないこと
* 子どもの屋外遊び、戸外でお弁当をたべることをひかえるは、すぐできます。

不適切な原発副読本
小学生向け「わくわく原子力ランド」、中学生向け「チャレンジ!原子力ワールド」(放射性物質を閉じ込めるため五重のかべを設けています)と、原子力安全神話を刷り込んでいる。発行したのは文科省と経済産業省だ。製作したのは日本生産性本部・エネルギー環境教育情報センター。書いたのは誰だ?と責任を問いたい。

今、インターネットで見られます
現代史スクープドキュメントhttp://bit.ly/5MsX9n(1994年 NHKにて放映)1945年ヒロシマ、ナガサキの被曝、1954年第五福竜丸被曝により「核アレルギー」の日本人にいかに原子力平和利用を受け入れさせていくか。巧みな日米戦略。

お出かけ情報
▽5月1日(日)15:00 ~
みつわ台公民館講堂 緊急学習会「原発事故」講師:崎山比早子 
▽5月3日(火・祝)12:30~ 日比谷公会堂(東京)5/3 憲法集会  三宅晶子・伊藤千尋・福島みずほ・志位和夫     
▽5月3日 13:30~「5・3憲法記念日の集い」
千葉市文化センターホール(パルコ前)
○講演「沖縄から平和憲法を考える」講師;弁護士 新垣 勉――安全保障ってなに?人権ってなに   ○琉球舞踊
主催:千葉県憲法会議憲法改悪反対千葉県共同センター参加費:500円  (連絡先:043-225-4567) 
▽ 5月5日(木・祝)15:00~シール投票 JR千葉駅東口
▽ 5月8日(日)13:30~千葉県教育会館(県庁前)新館5F
「5・8 千葉県憲法学習集会」
もうだまされない基地も原発も要らない 糸数けい子さん資料代:300円

映画の案内
☆ 特集「25年目のチェルノブイリ」東京・中野のミニシアターポレポレ 東中野 にて 5月6日まで  
ナージャの村 アレクセイと泉 祝の島ほか 17本 問合せ先:ポレポレ座(03-3371-0088)

☆ 「ミツバチの羽音と地球の回転」鎌仲ひとみ監督・ドキュメンタリー
6月18日(土)午後千葉市女性センター参加券:1000円
渋谷で上映中ですが千葉で上映決定! 問合せ先:鎌倉(252-1852)出納(254-7748)

編集後記 =がんばれ、と言わないで= 
今、盛んにTVで「日本は一つ、がんばろう」と言っている。これとそっくりに「原発は安全」とさけび続けていたことを思い出して欲しい。私たちは一つではない。皆、違う。強くないし、強い必要もない。皆、違って弱いけれども助け合うのがいいと思う。被災の子どもたちがあまりに<健気で、いい子なのが気がかりだ。  (鎌倉)