若葉・九条の会ニュースレター No 57
2014.06.12発行
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
代表 木村 忠彦043-255-3904
集団的自衛権についてのシール投票開催
2014年4月29日、 千葉都市モノレール動物公園駅陸橋上で開催された
シール投票結果 参考: 全国 61か所 12,146人の結果 集団的自衛権行使に反対 83% 62%
賛成 2% 16%
分からない 15% 22%
5月13日、 全国会議員にポスティングしたあと、信濃町にある公明党本部に申し入れ。
(当日のシール投票の模様)
Q 「集団的自衛権」を使えるようにすることとは?
A 専守防衛ではなく、外国のために戦争をすること。
Q 自衛隊はなにをするようになるの?
A 日本の防衛とは関係なく、海外で武力を行使すること。
自衛官が外国人を殺し、殺されるということ。
Q 「戦争」にまきこまれる心配があるといいます。それはどういうこと?
A 何気ない日常が変わること。大切な家族と一緒にいられなくなること。
5月例会での小川惣兵さんのお話を聞いて、戦争ほど人間の暮らしに(とりわけ子どもに)悲惨・苦しみをもたらすものはないと知りました。「憲法九条」をなきものにする現政権の<怖ろしいたくらみ>を絶対に許してはならないと思います。
私たちは、デモ、座り込み、大小の集会への参加、チラシ配布、署名運動、対話、インターネット投稿、新聞雑誌への投稿、政治家への働きかけなど、暴力以外のあらゆる手段を使って、いま力をつくしましょう。 疲れないように、ガンバラナイで。手をつないで。負けるわけには、いかないから!
6月例会のお知らせ
と き:6月22日(日) 午後2時~4時30分
と こ ろ:みつわ台公民館講堂
「原発避難民の怒りにかけて」
お話:千代田信一さん(双葉町から千葉に避難)
○交 ○流 ○広 ○場
語り継ぐシリーズを振り返ると
第1回2006年4月から2014年5月までの例会で、お話してくださったのは、伊藤清さん、上野壽さん、 信太正道さん、 篠塚良雄さん、田中武利さん、堤信一さん、溝口律夫さん、小川惣兵さんです。
過ちを繰り返さないように、記憶し記録し忘れないで語り継ぎたい。
Those who can not remember the past are condemned to repeat it.
「過去を記憶できない者は、その過去を繰り返す運命を背負わされる」
――― ジョージ・サンターヤナ(米・哲学者)
・ 「<満蒙開拓団>のお話は、年齢がちが
うので、わたくしの理解できるレベルでなかった」との感想が寄せられました。
✐ それで昭和史のおさらい
満州国=1931年(昭和6年)満州事変。
1932年、日本が中国東北部、内蒙古にまたがりつくった傀儡国家。
満蒙開拓団=1936年(昭和11年)から国策により開拓植民推進計画が立てられ1938年から1942年(昭和17年)まで、日本内地から27万人以上が入植移住した。
・小川さんのお話はテープ起こし中です
いま思うこと
・『政権から、国民を守る』
私たちの人生は、心豊かにそれぞれの個性を育て、他人を慈しむ、自然を愛でる、こうして一生を遂げる生き物としてこの世にあると思います。
安倍政権はハッキリと敵です。一次の教育基本法の改悪、国民投票法。二次政権での特定秘密法から始まって集団的自衛権の戦争政策等々。経済特区とか大資本と国民悲嘆を顧りみることのない敵襲に敢然と闘います。 (関口甫・小倉台)
・自分が「憲法」と思い込んでいる安倍首相、閣議決定等で孫や若者たちを絶対に戦場へは出しません!!個人の生存権を国家が奪って良いものか!!
安倍首相を初め、集団的自衛権推進のご一同様、真っ先に前線に行って下さい。
若者たちの未来を奪い自分たちはフカフカのベットで寝ているなんて許すことはできない。
(5人の孫がいる小川しま子・みつわ台)
・ぼくは戦争きらいです。いかないよ。 (10歳 Y.O)
・ 6月10日に行われた「九条の会」10周年記念講演会にて、大江健三郎さんが「戦争する国」を許さないために作家活動をセーブし「九条の会の活動に集中する」ことを表明した。大江さんの心意気にエールを送りたい。
今は「戦後」なのか、それとも「戦前」なのかと錯覚するほど、物騒で承服し難いニュースを適切な解説もなく耳にすることが多く憂鬱になっていた。が気を取り直し「憲法の前途は草の根の力関係で決まる」との呼びかけに、微力でも呼応したいと考えている。(C.O)
・ 恐ろしい国 日本
厚顔無恥な首相の顔がテレビの画面に嫌という程現れる。67年の間、戦争をしないでいたこの国を、机上の空論に基づき、米国に従属する型で、若者を戦争に駆り出そうと策略している安倍晋三。「私が最高責任者だ」と傲慢に言い張り、立憲主義の完全否定をしている。国家存亡の時にあっても、ごく一部を除いてはマスコミの追求も甘く、未だに現政権の支持者は半数を越す。これでは、国民の意識にも問題があるといわれても釈明の余地がない。(崎山樹・西都賀)
・怒りを行動にとできることから始めました。NHK受信料の引き落としをやめて不払いにしました。めんどうですができました。(MA)
「国民安保法制懇」の委員
愛敬 浩二 (名古屋大教授、憲法学)
青木 未帆 (学習院大教授、憲法)
伊勢崎賢治(東京外大教授、平和構築・紛争予防)
伊藤 真 (弁護士)
大森 政輔 (元内閣法制局長官)
小林 節 (慶応大名誉教授)
阪田 雅裕 (元内閣法制局長官)
長谷部恭男 (早稲田大教授、憲法)
樋口 陽一 (東大名誉教授、憲法)
孫崎 享 (元外務省国際情報局長)
最上 敏樹 (早田大学教授、国際法)
柳沢 協二 (元内閣官房副長官補)
* 5月31日に記者会見
お 知 ら せ
★福島原発事故の実態を学ぶツアー
4名追加募集
実施日:2014年7月13日(日)ー14日(月)
視察地:希望の牧場(放射能に汚染された牛を原発事故の証人として飼育)
浪江町請戸地区(福島第一原発まで約7km)など
マイクロバス:定員21名(現在17名)
希望の方は6月22日までに
木村(Fax043-255-3904)まで
☆シール投票
「集団的自衛権行使容認賛成?反対?」を行います。
日時:6月29日(日)午後2時~3時30分
場所:JR千葉駅クリスタルドーム近辺
主催:若葉・九条の会
参加できる時間帯に何分でも、ご参加を!
ほん・紹介
半田滋著
「集団的自衛権のトリックと安倍改憲」高文研
角田房子著
「墓標なき八万の死者」中公文庫
交流広場に投稿してください
コメント、思うこと、意見、おススメの本や映画、DVD、川柳など
E-mail kamakura@alpha,ocn.ne.jp
または
FAX 043-252-2036(鎌倉)
お 出 か け 情 報
◎ 集団的自衛権行使で日本はどうなるのか?――有名無実化する憲法9条
講演:前田哲男
6/14(土)13:30~16:30
千葉県弁護士会大講堂(千葉市中央区) 無料 手話通訳あり主催:千葉県弁護士会
● 憲法をハイジャックする安倍首相の暴走を止めよう!
自治体議員立憲ネットワーク設立総会
日 時 6月15日(日) 13:30~
会 場 連合会館2F (お茶の水駅徒歩5分)
第1部 設立総会 前広島市長秋葉忠利
上原公子 ほか
第2部 記念講演 山口 二郎
「集団的自衛権と立憲主義」
参加費:1000円 一般参加・可
◇ 閣議決定で「戦争をする国」にするな!
6.17 大集会 日比谷野音
6/17(火)18:30~
主催:解釈で憲法を壊すな!実行委員会
◆ 本当に危ない安倍政権の集団的自衛権行使容認論
お話:山内敏弘 (一橋大学名誉教授)
6月21日(土)18:30~
東京文京区民センター参加費:800円
主催:許すな!憲法改悪・市民連絡会
▼ 6月 例会
6/22 (日) 14:00~
みつわ台公民館講堂
「原発避難民」の怒りにかけて
お話:千代田信一さん
◇シール投票実施。
6/29(日) 14:00~15:30
JR千葉駅クリスタルドーム
「集団的自衛権行使容認」賛成?反対?」
参加できる時間にどうぞ!
○ 「福島原発事故の実態を学ぶツアー」
7/13, 14 マイクロバスにて
目的地 : 希望の牧場(放射能に汚染された牛を原発事故の証人として飼育) 浪江町請戸地区(福島第1原発まで7KM)
あと4名参加可。追加募集中〆切6/22
木村(043-255-3904)まで
編集後記に代えて
行ってきましたピースフェア2014 In千葉 (中央区・きぼーる 6/8 ~12)
「ちば・戦争体験を伝える会」「千葉市空襲と戦争を語る会」主催の「戦争を繰り返さないための集い2014」が中央区のきぼーるであった。協賛団体・市民団体による展示とステージで、三々五々参加できるのが良かった。幼い子どもとお母さんが<絵本子どもたちへ>のコーナーでへいわの絵本をゆっくり見ていたのが優しい空気をつくっていた。(鎌倉)