ニュースフラッシュニュースレター118号(2024.8.9発行)を掲載しました(2024.8.14)ニュースフラッシュ

「若葉・九条の会」 ニュースレター  第16号
  (2007年10月25日発行) 発行/「若葉・九条の会」広報部
9月9日のシール投票結果
9月9日午後3時から5時30分までJR千葉駅で行われたシール投票風景です。高校生らしい若者が沢山シール投票に参加してくれ大変楽しい行動でした。
9の日で毎月行われている「憲法九条を変える?変えない?」の投票と一緒に「テロ特措法」の延長に賛成?反対?の投票も行いました。
投票結果は
憲法九条を変えない226(79.6%)、変える35(12.3%)、わからない23(8.1%)
テロ特措法の延長に賛成11(5.4%), 反対170(82.9%), わからない24(11.7%)
(参考:テロ特措法全国集計 賛成1,136(10.8%), 反対(82.9%), わからない(12.8%))
 
 全国45カ所で一斉投票が行われた結果は http://terotk.exblog.jp/にありますのでご覧下さい。
 海上自衛隊によるインド洋での給油は主にアメリカ艦船に対して行われ、イラク戦争に使われたことが今では明かになっています。
「集団的自衛権とは何か」
豊下楢彦著 連続学習会( 9/30,10/21) 最終回12月16日13:30みつわ台公民館
個別的自衛権・・「自らの国が攻撃された場合に自衛する権利」
集団的自衛権・・「国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃をされ 
ていないにもかかわらず、実力を持って阻止すること」
今日までの政府見解・・自衛権は有している。国際法上、集団的自衛権も保有はしているが、
憲法上行使不可。自衛権も憲法9条の下において、わが国を防衛するた 
めの最小限度にとどめるべき。
◇ 国際的経緯・・・国際連合と国連
憲章・・1945年設立、憲章採択。
国連憲章51条・・個別的自衛権、集団的自衛権共に個有の権利と規定。
 (「自衛権概念」導入の歴史的経緯、米、英、仏などの思惑と1979年、1981年レーガン政権 
を経て、2002年「米国の国家安全保障戦略」(ブッシュドクトリン)に至るまでの状況、米戦 
略を詳細に検証。.2002年イラク戦争開始のアメリカの理屈→先制攻撃の拡散という危険に
至る。
◇ 日米安保条約(旧1951)、新は1960年署名「日本国とアメリカ合衆国との相互協力及び安全保障の条約」と「平和憲法」の関係の50年の歴史。
「集団的自衛権」→ 日本にある米軍基地のみを防衛。
アメリカにとっては日本の米軍基地確保が最重要。沖縄の犠牲。
広義の集団的自衛権・・基地提供、経済援助。
狭義の集団的自衛権・・武力行使(憲法上不可)。
自衛隊がイラクに派兵されても武力行使はできなかった。
◇ 政府解釈・・1996年、安保条約の目的が「極東」から「アジア太平洋地域」に拡大。2001年「テロとの戦い」がアメリカの国家戦略に。「米国の世界戦略」への「日本の一体化」が要求されている。
アーミテージ“憲法9条が日米同盟関係の妨げになっている”
◇ 日本はアメリカと対等か。
「主体的判断」が可能か。
  米軍は日本を守ってくれるのか。
「核の傘」とミサイル防衛の現実。
武力による「テロとの戦い」の結末は?
(以上第四章まで終了)
12月16日の最終回にどうぞお出かけ下さい
内閣法制局とは? 長官って、今だれ?
「核の傘の下」とはどういうこと?それって「安全なの」?
一つ 一つ 立ち止まって、考えています。週刊誌のコピー、新聞の切り抜きなどを持ち 
寄って、喧々諤々。議論は佳境です。(第五章から<おわりに>まで)
忙しくてテキストが読めなくてもいいです。
テキスト(岩波新書)残部少しまだあります。
インド洋での給油が国会で問題になっています。
今、私たちが選択する道は,アメリカの戦争に まきこまれるか。世界の平和を目指すのか  
問われているように思います。
行ってきました 千葉大学公開講座
10/13,10/20  西原博史・・ 憲法改正論における国民と国家の関係
    岩間昭道・・ 憲法9条と解釈・変遷・改正
阪口正二郎・ 改憲問題とその現在
巻 美矢紀・ 憲法改正の限界
○ 憲法を使って国民が権力を監視していかなければならない(西原氏)
○ 9条は50年間ずっと拡大解釈されてきた。憲法の理念より安保条約が
優先されてきた現実。真の護憲政党不在。国民が支え手。(岩間氏)
○ いま憲法を変える必要はどこにあるのか。自衛隊の合憲化ではなく
「集団的自衛権を認めさせること」が9条の“改正”の最大のねらい。
改憲派は96条を変えることにより日本国憲法を「硬性憲法」から「軟性憲法」に変え、憲法 
を単なる一つの法律にしようとしている。9条は一国平和主義ではなく、アジア諸国への謝罪 
と非軍事化の表明。(阪口氏)
○ ネオコン的アメリカの憲法学⇒多数決による民主主義(小泉内閣の手法も同)。
憲法とは多数決で負けたもの、少数をも重視するもの。(巻氏)

われわれ地域で悪戦苦闘している市民としては違和感もあったが、千葉大と市民との連携に 
  は意味があると思った。(事務局長・藤木武夫)
“平和憲法”を学ぶチャンス 出来るところに参加しよう
敬愛大学生涯学習講座」(第5回) 
日時:10月27日(土)13:30 ~15:00 
講師:館 正彦さん(千葉市・九条の会)「国連と人権」
場所:敬愛大学 当日直接参加可 有料
憲法学習会第1回 
日時:11月3日 (土・祝) 14:00~ 
講師:吉沢 弘志さん 9条と自衛隊の現在(いま)」
場所:千葉県労働者福祉センター 参加費:500円 
主催:平和への大結集・千葉
11・3市民集会 武力で平和は作れない!
日時:11月3日(土・祝)14:30〜 コンサート、リレートーク
場所:日比谷野外音楽堂
主催:11・3市民集会実行委員会
講演と文化のつどい 
日時:11月10日(土)13:30 ~  
講師:品川 正治さん 「憲法と日本経済の展望」
場所:千葉県労働者福祉センター
主催:千葉県革新懇
憲法講座 第2回 (第1回は10/18)
日時:11月15日(木) 18:30 ~21:00
講師:井口秀作「本番を迎えた改憲攻防」
場所:日本キリスト教会舘(西早稲田)
参加費 1000円
12月例会 
日時:12月16日(日)13:30〜16:00
場所:みつわ台公民館
勉強会:『集団的自衛権とは何か』(豊下楢彦著 岩波新書)
5章から最後までの予定です
千葉県内「九条の会」交流集会 
  日時:2007年1月12日(土)
     10:00から16:00まで
  場所:千葉大学ケヤキ会館
  午前:伊籐真さんの講演
  午後:分散会 県内12団体からの報告と交流
「新春平和の集い」のお知らせ
 日時:2008年1月26日(土)
 開場:13時30分、開演14時
 会場:若葉文化ホール
 第1部:(浪岡浩子さんを中心に)
 第2部:若葉地域の文化活動から 全員合唱
 参加費:大人500円 学生、子供200円
 若葉九条の会ではこれまで2回にわたり「新春コンサート」をみつわ台公民館で催しました。今春は参加者も120人以上になり、好評だったためより多くの方にご参加頂きたく会場を若葉文化ホールにいたしました。
 新春に平和を願い地域の文化交流を深めたいと思います。お誘い合わせの上是非ご参加下さい。
編集後記:毎月行われるシール投票も定着した感があります。特に若い人が積極的に参加してくれるのが嬉しいですね。自分たちの思いを表現しやすいからでしょうか?憲法9条を知らない人達もいます。会話しながら9条を広めるチャンスです。
 11月4日のシール投票では「テロ特措法」に替わる「給油新法」の賛否も合わせて問います。多数のご参加をお願い致します(H.S.)。

「若葉・九条の会」ニュースレター第16号
(2007年10月25日発行)

9月9日のシール投票結果
9月9日午後3時から5時30分までJR千葉駅で行われたシール投票風景です。高校生らしい若者が沢山シール投票に参加してくれ大変楽しい行動でした。
9の日で毎月行われている「憲法九条を変える?変えない?」の投票と一緒に「テロ特措法」の延長に賛成?反対?の投票も行いました。
投票結果は
憲法九条を変えない226(79.6%)、変える35(12.3%)、わからない23(8.1%)
テロ特措法の延長に賛成11(5.4%), 反対170(82.9%), わからない24(11.7%)
(参考:テロ特措法全国集計 賛成1,136(10.8%), 反対(82.9%), わからない(12.8%))
 
 
全国45カ所で一斉投票が行われた結果は http://terotk.exblog.jp/にありますのでご覧下さい。
 海上自衛隊によるインド洋での給油は主にアメリカ艦船に対して行われ、イラク戦争に使われたことが今では明かになっています。

「集団的自衛権とは何か」
豊下楢彦著 連続学習会( 9/30,10/21)
最終回12月16日13:30みつわ台公民館
個別的自衛権・・「自らの国が攻撃された場合に自衛する権利」
集団的自衛権・・「国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃をされ 
ていないにもかかわらず、実力を持って阻止すること」

今日までの政府見解・・自衛権は有している。国際法上、集団的自衛権も保有はしているが、
憲法上行使不可。自衛権も憲法9条の下において、わが国を防衛するた 
めの最小限度にとどめるべき。
◇ 国際的経緯・・・国際連合と国連
憲章・・1945年設立、憲章採択。
国連憲章51条・・個別的自衛権、集団的自衛権共に個有の権利と規定。
 (「自衛権概念」導入の歴史的経緯、米、英、仏などの思惑と1979年、1981年レーガン政権 
を経て、2002年「米国の国家安全保障戦略」(ブッシュドクトリン)に至るまでの状況、米戦 
略を詳細に検証。.2002年イラク戦争開始のアメリカの理屈→先制攻撃の拡散という危険に
至る。
◇ 日米安保条約(旧1951)、新は1960年署名「日本国とアメリカ合衆国との相互協力及び安全保障の条約」と「平和憲法」の関係の50年の歴史。
「集団的自衛権」→ 日本にある米軍基地のみを防衛。

アメリカにとっては日本の米軍基地確保が最重要。沖縄の犠牲。
広義の集団的自衛権・・基地提供、経済援助。
狭義の集団的自衛権・・武力行使(憲法上不可)。
自衛隊がイラクに派兵されても武力行使はできなかった。
◇ 政府解釈・・1996年、安保条約の目的が「極東」から「アジア太平洋地域」に拡大。2001年「テロとの戦い」がアメリカの国家戦略に。「米国の世界戦略」への「日本の一体化」が要求されている。
アーミテージ“憲法9条が日米同盟関係の妨げになっている”
◇ 日本はアメリカと対等か。
「主体的判断」が可能か。
  米軍は日本を守ってくれるのか。
「核の傘」とミサイル防衛の現実。
武力による「テロとの戦い」の結末は?
(以上第四章まで終了)
12月16日の最終回にどうぞお出かけ下さい
内閣法制局とは? 長官って、今だれ?
「核の傘の下」とはどういうこと?それって「安全なの」?
一つ 一つ 立ち止まって、考えています。週刊誌のコピー、新聞の切り抜きなどを持ち 
寄って、喧々諤々。議論は佳境です。(第五章から<おわりに>まで)
忙しくてテキストが読めなくてもいいです。
テキスト(岩波新書)残部少しまだあります。
インド洋での給油が国会で問題になっています。
今、私たちが選択する道は,アメリカの戦争に まきこまれるか。世界の平和を目指すのか  
問われているように思います。

行ってきました
千葉大学公開講座
10/13,10/20  西原博史・・ 憲法改正論における国民と国家の関係
    岩間昭道・・ 憲法9条と解釈・変遷・改正
阪口正二郎・ 改憲問題とその現在
巻 美矢紀・ 憲法改正の限界

○ 憲法を使って国民が権力を監視していかなければならない(西原氏)
○ 9条は50年間ずっと拡大解釈されてきた。憲法の理念より安保条約が
優先されてきた現実。真の護憲政党不在。国民が支え手。(岩間氏)

○ いま憲法を変える必要はどこにあるのか。自衛隊の合憲化ではなく
「集団的自衛権を認めさせること」が9条の“改正”の最大のねらい。
改憲派は96条を変えることにより日本国憲法を「硬性憲法」から「軟性憲法」に変え、憲法 
を単なる一つの法律にしようとしている。9条は一国平和主義ではなく、アジア諸国への謝罪 
と非軍事化の表明。(阪口氏)
○ ネオコン的アメリカの憲法学⇒多数決による民主主義(小泉内閣の手法も同)。
憲法とは多数決で負けたもの、少数をも重視するもの。(巻氏)

われわれ地域で悪戦苦闘している市民としては違和感もあったが、千葉大と市民との連携には意味があると思った。(事務局長・藤木武夫)
“平和憲法”を学ぶチャンス 出来るところに参加しよう
「敬愛大学生涯学習講座」(第5回) 
日時:10月27日(土)13:30 ~15:00 
講師:館 正彦さん(千葉市・九条の会)「国連と人権」
場所:敬愛大学 当日直接参加可 有料
憲法学習会第1回 日時:11月3日 (土・祝) 14:00~ 
講師:吉沢 弘志さん 9条と自衛隊の現在(いま)」
場所:千葉県労働者福祉センター 参加費:500円 
主催:平和への大結集・千葉
11・3市民集会 武力で平和は作れない!
日時:11月3日(土・祝)14:30〜 コンサート、リレートーク
場所:日比谷野外音楽堂
主催:11・3市民集会実行委員会
講演と文化のつどい 日時:11月10日(土)13:30 ~  
講師:品川 正治さん 「憲法と日本経済の展望」
場所:千葉県労働者福祉センター
主催:千葉県革新懇
憲法講座 第2回 (第1回は10/18)
日時:11月15日(木) 18:30 ~21:00
講師:井口秀作「本番を迎えた改憲攻防」
場所:日本キリスト教会舘(西早稲田)
参加費 1000円
12月例会 日時:12月16日(日)13:30〜16:00
場所:みつわ台公民館
勉強会:『集団的自衛権とは何か』(豊下楢彦著 岩波新書)
5章から最後までの予定です
千葉県内「九条の会」交流集会 日時:2007年1月12日(土)
 10:00から16:00まで
場所:千葉大学ケヤキ会館
  午前:伊籐真さんの講演
  午後:分散会 県内12団体からの報告と交流
「新春平和の集い」のお知らせ 日時:2008年1月26日(土)
 開場:13時30分、開演14時
 会場:若葉文化ホール
 第1部:(浪岡浩子さんを中心に)
 第2部:若葉地域の文化活動から 全員合唱
 参加費:大人500円 学生、子供200円
 若葉九条の会ではこれまで2回にわたり「新春コンサート」をみつわ台公民館で催しました。今春は参加者も120人以上になり、好評だったためより多くの方にご参加頂きたく会場を若葉文化ホールにいたしました。新春に平和を願い地域の文化交流を深めたいと思います。お誘い合わせの上是非ご参加下さい。
編集後記:毎月行われるシール投票も定着した感があります。特に若い人が積極的に参加してくれるのが嬉しいですね。自分たちの思いを表現しやすいからでしょうか?憲法9条を知らない人達もいます。会話しながら9条を広めるチャンスです。
 11月4日のシール投票では「テロ特措法」に替わる「給油新法」の賛否も合わせて問います。多数のご参加をお願い致します(H.S.)。