ニュースフラッシュニュースレター118号(2024.8.9発行)を掲載しました(2024.8.14)ニュースフラッシュ

ニュースレター 13
 
「若葉・九条の会」 ニュースレター  第13 号
(2007年6月5日発行) 発行/「若葉・九条の会」広報部
 
九条守る 77%
憲法九条の改訂を問う全国一斉街頭シール投票発表結果
 
憲法交付60周年の今年4月29日(土)から5月3日(水)の5日間、憲法9条改定の賛否を問う全国一斉街頭シール投票が行われました。投票結果は9条を変えることに反対 21,652(77%)、賛成 3,270(12%)、わからない 3,247(11%)合計 28,169 となり、反対が圧倒的多数を占めました。
若葉九条の会も、都賀駅と動物公園前で投票を行いその結果はそれぞれ 632(73.2%),96(11.1%)135(15.6%)でした。 若葉九条の会ではこれからも”9”の日にシール投票を継続してゆく予定です。
シール投票を実施希望の場所がありましたら、事務局又は木村までご連絡下さい。
 
「日本国憲法の改正手続に関する法律」の国会成立にあたって
若葉・九条の会世話人会
 
5月14日「日本国憲法の改正手続に関する法律」が参議院本会議において自民党・公明党のみの賛成で可決・成立しました。
この法律が実際に施行されるのは3年後の2010年で、それまでは憲法改正原案の提出・審査はできません。しかし、次の国会(参議院選挙後に臨時国会が開催されればこの夏)から衆参両院に設置される「憲法審査会」において、憲法調査という名目で、3年を待たず、憲法改正原案の骨子・要綱案の作成など実質的な憲法改正論議は始められる可能性があります。
施行以来60年間、堅持し、今日の日本の平和的繁栄の基礎となってきた日本国憲法、特に第9条の改定が具体的な日程に上ってきたことを実感します。
わたしたち若葉・九条の会は、「憲法九条を変え、日本を米軍と肩をならべて戦うことができる国にする」ことに反対します。
日本国憲法とりわけ第九条を守るために一層粘り強く運動を展開して、国会での「憲法改正の発議をさせない世論」を、つくりだしましょう。
次の国会で設置される憲法審査会は、附則および付帯決議で提起された諸課題を始め、この法律が持つ国民主権や民主主義に反する条項を見直し、主権者である国民が自由に国民投票運動に参加できる法律に変えるための審議に集中することを要求します。     2007年5月
 
“国民投票法”の国会審議を傍聴して
2007年5月14日、憲法改正のための国民投票法が成立しました。私はこの法案が4月13日午後衆議院本会議で採決された時と、5月11日参議院憲法調査特別委員会で可決された日に国会に傍聴に行きました。国会議員はどんな顔をしてこの法案を審議し採決するのかこの目で確かめたかったからです。衆議院本会議場の傍聴席から見下ろすと議席の大半は改憲勢力であり、恥ずかしくなるようなヤジを飛ばす多くの議員によっていとも簡単に、国の根幹である憲法を変えるための投票法が可決されてしまいました。これらの議員を選んでしまった国民の責任は重いと感じました。国会前では60年安保闘争世代が連日ハンストを行い教職員組合、労組、市民団体、宗教者、全学連、個人などさまざまな立場の人々が集まって演説をし、シュプレヒコールをあげ、強行採決に対する抗議を表明していました。この法律は何がなんでも憲法を改悪するために成立させたとしか考えられません。がしかし、国民投票の一票を行使するのは私たちです。戦争はいやだ、平和がいい、憲法を変えさえしなければ、その願いはかなうのです。(西都賀 崎山 比早子)
 
● 5月6日、若葉区都賀コミュニテイセンターで憲法を護る学習集会を行いました。講師は「千葉市・九条の会」代表の弁護士、度会久実さん。*「改憲手続き法案としての国民投票法案」は何故問題なのかがよくわかった(参加者の感想)46名参加。
 
「九条の会・ちばけん」が発足
5月27日(日)千葉市民会館小ホール
早乙女勝元さんの記念講演「憲法九条の伝書鳩に~ある作家の体験から」、九条の会事務局川村俊夫さんによる情勢報告の後、交流の時間もあり、「美術家・九条の会」などユニークな9条の会のパフオーマンス、さまざまな独創的な活動が紹介されました。350名の会場は満席に。
今後県内の「九条の会」の連携をはかる。
 
●ニュースレター12号(前号)3P「憲法9条について考えること」に対して、Eメールで、お返事を頂きました。みなさまも、議論の輪に参加して下さい。 編集係
斉藤博子様
<「戦争反対」「9条を守る」でも愛する者が殺されそうになったらどうする?
無防備、無抵抗でいいのか。私は立ち向かうと思う。このギャップについて問いたい。>とのご意見であったと思います。
<軍隊は国家権力者の命令に従う組織であって、愛する家族を守ってくれるとは限りません。将来子どもが戦争に行って人殺しをしないためにも、また殺されないためにも、理想の憲法9条をより現実にするために考え行動しましょう。>
この文章を夫に見せたらきれい事と言われました。夫の意見は、「9条の拡大解釈で自衛隊も海外派遣も認められるのだから九条を変えたらもっとひどい事になる。海外に派兵しないという条件の下に自衛隊は認め、理想としての憲法九条は変えてはならない」 というものです。 この日、憲法論議で、我が家は あつーくなりました。 殺される恐怖だけでなく、殺す恐怖も感じなくてはなりません。
世界各国が憲法9条を守れば人類悲願の平和がかなうでしょう。莫大な軍事費を使わなくなれば、飢えや貧困が無くなり世界はもっと豊かになるでしょう。理想論かもしれませんが、究極の核戦争を考えた場合、人類が滅ばないためには、軍隊を、武器を捨てるしかないと思います。 (都賀の台・主婦 53歳)
これからの予定、お知らせ欄
● 6月9日:午前11時から12時30分
シール投票
動物公園前で「憲法九条変える?変えない?」シール投票を行います。憲法記念日を中心に行われたシール投票は大きくマスメデイアにも取りあげられ全国的な広がりを見せました。この機運をさらに継続させるために若葉九条の会では、これからも毎月9日、あるいはそれに最も近い週末にシール投票を行います。多数の御参加をお願いします。
● 6月9日(土)九条の会勉強会
講師:渡辺治「安倍内閣と集団的自衛権」
時間:午後1時30分から
場所:日本教育会館8階(一ツ橋ホール)
● 6月10日(日)午後1時開場
講師:きくち ゆみ
場所:四街道商工会議所
参加費:500円
● 6月14日(木)「日本の青空」試写会
時間:午後7時から9時
場所:若葉文化ホール(モノレール千城台駅
より3分)。
● 6月16日(土)平和憲法を守るぞ!
千葉市民集会
時間:午後1時30分から5時
場所:千葉県労働者福祉センター
講師、演題:佐高信、「護憲から好憲へ」
参加費:500円 (詳細は1頁参照)
● 6月24日(日)6月例会
「9:11の嘘をくずせ」上映会
時間:午後1時30分から4時
場所:みつわ台公民館
日本国政府がひたすら追随してゆくアメリカという国は一体どのような国なのか?多くの日本人、いやアメリカ人すら知らないアメリカ!映画「日本国憲法」でも指摘されているように、戦後アメリカは一貫して九条を変えるよう日本政府に圧力をかけ続けてきました。憲法を変えて戦争の出来る国にし、付き従って行く先には何が待っているのでしょうか?このドキュメンタリーを見て立ち止まり、よく考えることが必要でしょう。映画上映後自由討論を予定しています。
 
「平和憲法を守ろう!」をつけて走ろう!
九条を守るために簡単に出来ること。あなたの車に「平和憲法を守ろう!」のステッカーをつけてみませんか?
方法、費用などのお問い合わせは岡本さんまで(Tel:090-1435-4667)。

「若葉・九条の会」ニュースレター 第13 号
(2007年6月5日発行)   
九条守る 77% 憲法九条の改訂を問う全国一斉街頭シール投票発表結果
憲法交付60周年の今年4月29日(土)から5月3日(水)の5日間、憲法9条改定の賛否を問う全国一斉街頭シール投票が行われました。投票結果は9条を変えることに反対 21,652(77%)、賛成 3,270(12%)、わからない 3,247(11%)合計 28,169 となり、反対が圧倒的多数を占めました。若葉九条の会も、都賀駅と動物公園前で投票を行いその結果はそれぞれ 632(73.2%),96(11.1%)135(15.6%)でした。若葉九条の会ではこれからも”9”の日にシール投票を継続してゆく予定です。シール投票を実施希望の場所がありましたら、事務局又は木村までご連絡下さい。
 




「日本国憲法の改正手続に関する法律」の国会成立にあたって

若葉・九条の会世話人会
5月14日「日本国憲法の改正手続に関する法律」が参議院本会議において自民党・公明党のみの賛成で可決・成立しました。
この法律が実際に施行されるのは3年後の2010年で、それまでは憲法改正原案の提出・審査はできません。しかし、次の国会(参議院選挙後に臨時国会が開催されればこの夏)から衆参両院に設置される「憲法審査会」において、憲法調査という名目で、3年を待たず、憲法改正原案の骨子・要綱案の作成など実質的な憲法改正論議は始められる可能性があります。
施行以来60年間、堅持し、今日の日本の平和的繁栄の基礎となってきた日本国憲法、特に第9条の改定が具体的な日程に上ってきたことを実感します。
わたしたち若葉・九条の会は、「憲法九条を変え、日本を米軍と肩をならべて戦うことができる国にする」ことに反対します。日本国憲法とりわけ第九条を守るために一層粘り強く運動を展開して、国会での「憲法改正の発議をさせない世論」を、つくりだしましょう。
次の国会で設置される憲法審査会は、附則および付帯決議で提起された諸課題を始め、この法律が持つ国民主権や民主主義に反する条項を見直し、主権者である国民が自由に国民投票運動に参加できる法律に変えるための審議に集中することを要求します。     2007年5月

“国民投票法”の国会審議を傍聴して
2007年5月14日、憲法改正のための国民投票法が成立しました。私はこの法案が4月13日午後衆議院本会議で採決された時と、5月11日参議院憲法調査特別委員会で可決された日に国会に傍聴に行きました。国会議員はどんな顔をしてこの法案を審議し採決するのかこの目で確かめたかったからです。衆議院本会議場の傍聴席から見下ろすと議席の大半は改憲勢力であり、恥ずかしくなるようなヤジを飛ばす多くの議員によっていとも簡単に、国の根幹である憲法を変えるための投票法が可決されてしまいました。これらの議員を選んでしまった国民の責任は重いと感じました。国会前では60年安保闘争世代が連日ハンストを行い教職員組合、労組、市民団体、宗教者、全学連、個人などさまざまな立場の人々が集まって演説をし、シュプレヒコールをあげ、強行採決に対する抗議を表明していました。この法律は何がなんでも憲法を改悪するために成立させたとしか考えられません。がしかし、国民投票の一票を行使するのは私たちです。戦争はいやだ、平和がいい、憲法を変えさえしなければ、その願いはかなうのです。                                    (西都賀 崎山 比早子)

● 5月6日、若葉区都賀コミュニテイセンターで憲法を護る学習集会を行いました。講師は「千葉市・九条の会」代表の弁護士、度会久実さん。*「改憲手続き法案としての国民投票法案」は何故問題なのかがよくわかった(参加者の感想)46名参加。

「九条の会・ちばけん」が発足
5月27日(日)千葉市民会館小ホール早乙女勝元さんの記念講演「憲法九条の伝書鳩に~ある作家の体験から」、九条の会事務局川村俊夫さんによる情勢報告の後、交流の時間もあり、「美術家・九条の会」などユニークな9条の会のパフオーマンス、さまざまな独創的な活動が紹介されました。350名の会場は満席に。今後県内の「九条の会」の連携をはかる。

●ニュースレター12号(前号)3P「憲法9条について考えること」に対して、Eメールで、お返事を頂きました。みなさまも、議論の輪に参加して下さい。 編集係

斉藤博子様
<「戦争反対」「9条を守る」でも愛する者が殺されそうになったらどうする?無防備、無抵抗でいいのか。私は立ち向かうと思う。このギャップについて問いたい。>とのご意見であったと思います。 <軍隊は国家権力者の命令に従う組織であって、愛する家族を守ってくれるとは限りません。将来子どもが戦争に行って人殺しをしないためにも、また殺されないためにも、理想の憲法9条をより現実にするために考え行動しましょう。> この文章を夫に見せたらきれい事と言われました。夫の意見は、「9条の拡大解釈で自衛隊も海外派遣も認められるのだから九条を変えたらもっとひどい事になる。海外に派兵しないという条件の下に自衛隊は認め、理想としての憲法九条は変えてはならない」 というものです。 この日、憲法論議で、我が家は あつーくなりました。 殺される恐怖だけでなく、殺す恐怖も感じなくてはなりません。 世界各国が憲法9条を守れば人類悲願の平和がかなうでしょう。莫大な軍事費を使わなくなれば、飢えや貧困が無くなり世界はもっと豊かになるでしょう。理想論かもしれませんが、究極の核戦争を考えた場合、人類が滅ばないためには、軍隊を、武器を捨てるしかないと思います。(都賀の台・主婦 53歳)

これからの予定、お知らせ欄● 6月9日:午前11時から12時30分シール投票動物公園前で「憲法九条変える?変えない?」シール投票を行います。憲法記念日を中心に行われたシール投票は大きくマスメデイアにも取りあげられ全国的な広がりを見せました。この機運をさらに継続させるために若葉九条の会では、これからも毎月9日、あるいはそれに最も近い週末にシール投票を行います。多数の御参加をお願いします。● 6月9日(土)九条の会勉強会講師:渡辺治「安倍内閣と集団的自衛権」時間:午後1時30分から場所:日本教育会館8階(一ツ橋ホール)● 6月10日(日)午後1時開場講師:きくち ゆみ場所:四街道商工会議所参加費:500円● 6月14日(木)「日本の青空」試写会時間:午後7時から9時場所:若葉文化ホール(モノレール千城台駅   より3分)。● 6月16日(土)平和憲法を守るぞ!  千葉市民集会時間:午後1時30分から5時場所:千葉県労働者福祉センター講師、演題:佐高信、「護憲から好憲へ」参加費:500円 (詳細は1頁参照) ● 6月24日(日)6月例会 「9:11の嘘をくずせ」上映会時間:午後1時30分から4時場所:みつわ台公民館日本国政府がひたすら追随してゆくアメリカという国は一体どのような国なのか?多くの日本人、いやアメリカ人すら知らないアメリカ!映画「日本国憲法」でも指摘されているように、戦後アメリカは一貫して九条を変えるよう日本政府に圧力をかけ続けてきました。憲法を変えて戦争の出来る国にし、付き従って行く先には何が待っているのでしょうか?このドキュメンタリーを見て立ち止まり、よく考えることが必要でしょう。映画上映後自由討論を予定しています。

「平和憲法を守ろう!」をつけて走ろう!九条を守るために簡単に出来ること。あなたの車に「平和憲法を守ろう!」のステッカーをつけてみませんか?方法、費用などのお問い合わせは岡本さんまで(Tel:090-1435-4667)。