若葉・九条の会ニュースレター No 124
会 場 : みつわ台公民館講堂
資料費 : 300円
講師:弁護士 舩澤弘行さん
先の参議院選挙で14人もの当選者を国会に送り込んだ参政党の憲法構想案を
読んでみます。そうして、弁護士の舩澤さんを囲んで話し合いましょう。
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近詠5句 大城戸 紀子
領土奪われ 何の和平ぞ ウクライナ
エアコン頼み スワと原発推進派
排外を叫び 重労働は イヤ
ポピュリズム 右へ右へと 参、国、維
新米の ニュース横目に 古古古米
NO ! WAR
戦争反対!
NO ! NUKES
核兵器廃絶!
スタンディングアピールを 毎月3日 12:30~13:30 JR千葉駅前で行っています。雨、猛暑などにより中止することがあります。
問合せは 090-9304-1030(鎌倉)まで。
6月例会 (6/22) 語り継ぐ
「戦争・戦後・そしてわたしと憲法」
参加者:11名
・ぼんやり生きてきて、「若葉・九条の会」に来て初めて憲法を読みました。
・進路選択の時、13条(個人の尊重・幸福追求権)25条(生存権)が力になりました。
・労働組合活動の中で憲法を知りました。28条(勤労者の団結権)等々…。
それぞれ思うことを語り合いました。
暑気払いお楽しみ会
7月27日(日)参加者:25 名
紙芝居、朗読、ギター演奏&トークと歌を楽しみ 最後に風刺的替え歌をみんなで唄いました。
「米がない」
アダモ「雪が降る」のメロディで
♬
米がない あなたは古米
しかたない 私は古古米
味 悪くない 値段高くない
文句言わない ただ これから
しばらく古米 いくら待っても
白い新米 夢みるだけ
♪
古米 古古米
古古古米 古古古古米
古古古古古米
古古古古古古米
古古古古古古古米
古古古古古古古古米 ♯
古古古古古古古古古米
「若葉・九条の会」として
以下二つの賛同団体署名をしました
① 「参議院選挙にあたり排外主義の煽動に反対するNGOの緊急共同声明」への団体賛同
(声明の内容)
日本社会に外国人、外国ルーツの人々を敵視する排外主義が急速に拡大している。「日本人ファースト」等の ヘイトスピーチが行われている。国籍、民族に関わらず、誰もが人間としての尊厳が尊重され、差別されず、平和に生きる共生社会をつくるよう共に声をあげよう。
② アジア平和共同声明
(声明の内容)
第二次世界大戦において日本は韓国をはじめとするアジアの国々に筆舌に尽くしがたい被害を与えた。その反省の上に立って日本の市民は、日本国憲法において政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、過ちを二度と繰り返すまいと世界に誓った。ところが2022年日本政府は「安全保障に関する3文書」を改定、抑止力の名の下に防衛費を増やし、専守防衛から先制攻撃へと180度考え方を転換。
軍備拡大は抑止力にならず、戦争への道をひらくもの。今こそ反戦と平和を!
地球上の全ての人々は、穏やかに安心して生きる権利がある。
国際的なすべての対立的課題を、武力ではなく対話で解決することを求める。
『それでも日本人は「戦争」を選んだ』といわれないために
- 日本学術会議法人化後に来る社会で 西都賀 崎山比早子
多くの学者、市民の反対の声をよそに、2025年6月、日本学術会議法人化法案が、自民、公明、維新の会など賛成多数で成立してしまいました。法人化は、学術会議への権力の介入を制度化し、国の下請け機関にするのが狙いです。
菅義偉前首相は2020年に日本学術会議が推薦した105名の会員のうち6名の任命を拒否しました。拒否されたメンバーは表題の本の執筆者である加藤陽子氏を含む安保法制、秘密保護法、辺野古基地建設などで政府方針に対し異論を唱えた方々です。任命拒否は学術会議始まって以来はじめてのことで、権力の学術への介入として社会的な批判を浴び、1,000以上の団体が抗議声明を出しました。
日本学術会議は第二次世界大戦で科学が戦争に総動員され、科学者が軍事協力させられた反省から生まれました。日本学術会議法は憲法23条の「学問の自由」でも保証されています。学術会議は1950年の「戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない」に続き1967年及び2017年にも同様の趣旨の声明を出しています。これは軍事研究を進めたい政府にとっては目の上のたんこぶのようなもので、菅前首相による任命拒否はこれを取り除くための第一歩でした。坂井担当大臣は法人化されると「特定のイデオロギーや党派的主義を繰り返す会員は解任できる」と述べています。これでは憲法が保障する「学問の自由」が奪われることは必然です。国が望む研究には、ふんだんに予算を付け,お金で研究者をつるという傾向は近年露骨になって来ています。毎年文部科学省からの研究費は削られていますから、防衛省が募集する研究課題に応募する大学や研究所の数が増加しています。防衛省から研究費を貰えば、研究成果の発表や研究交流にも防衛省の意向が働き自由にはできず、秘密主義になるでしょう。これでは学術の発展は望めません。ノーベル賞受賞者の梶田隆章前学術会議会長は法人化は学術の「終わりの始まり」と言っています。学術会議が権力の下部組織にされると、教育はもろにその影響を受けるでしょう。
これから私達はどうするか?
防衛省によると日本の軍事予算は毎年増加し続け、2019年の5.3兆円から2025年には8.7兆円になっています。研究開発費も防衛生産基盤も強化されており、戦争を放棄した国の予算とは思えません。それでは私達には戦争回避の道はないのでしょうか?日本全土にミサイル配置が進んでも、国民一人一人が不服従を貫き,戦争を拒否する抵抗を続ければ、戦争を防ぐ事はできるでしょう。「戦争を選ばない」ために戦争に繋がりそうな一切を拒否する抵抗運動を新しく展開しようではありませんか。
(下は当日の風景)
貸 出 し い た し ま す
DVD
☆ 荒野に希望の灯をともす
~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡
☆ 琉球弧を戦場にするな
藤本幸久・影山あさ子監督
☆ 拝啓 住民投票さま
企画/撮影/編集 湯本雅典
書籍
♢ 『なぜ日本は原発を止められないのか?』
青木美希著 文春新書
♢ 『14歳から考える恒久平和のつくり方』
花岡しげる著 花伝社
♢ 『イスラエル軍元兵士が語る非戦論』
ダニー・ネフセタイ著 集英社新書
♢ 『台湾侵攻に巻き込まれる日本』
半田滋著 あけび書房
♢ 『「核兵器廃絶」と憲法9条』
大久保賢一著 日本評論社
♢ 核分裂・毒物テルルの発見
原爆/核実験/原発被害者たちの証言から
山田國廣著 藤原書店
♢ はだしのゲン ①~⑦
中沢 啓治 中公文庫コミック
ブックレット
★『平和憲法で戦争をさせない』
――立憲主義と安保法制違憲訴訟
寺井 一弘・伊藤 真著
★『新たな改憲の危機と九条の会運動の意義』
渡辺 治・高田 健著
―― 九条の会ブックレット
★ 石破政権の「戦争する国」づくり改憲と対決する ――九条の会ブックレット
貸出期間:原則2週間返却時送料のみご負担ください
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申込先:090-9304-1030
お 出 か け 情 報
◆ 10月11日(土)13:30~15:30
千葉市生涯学習センター 地下小ホール
第17回平和を願う市民の集いin ちば
映画「ペーパーシティ 東京大空襲の記憶」
上映と全国空襲被害者等連絡協議会
河合節子さんのお話
チケット:1000円
◆ 11月16日(日)13:30~
千葉県弁護士会館
なぜ日本は原発を止められないのか?
福島への思い・・原発事故は終わっていない
青木美希さん講演会
参加費:500円
◆ 11月29日(土)12:50~
千葉市幕張公民館講堂
第15回公民館フォーラム
~~公民館をもっと知ろう!!~~
資料費:200円
映画「公民館」 ・・・ 32分
基調講演:公民館をもっと知ろう
長澤成次さん(千葉大学名誉教授)
報告:公民館と私と地域防災 池江麻里さん
地域に根ざした公民館事業 高橋延代さん
♡ 近況、俳句、川柳、大論文などお寄せください。
E-mail は
カンパをありがとうございます。引き続き
よろしくお願いいたします
郵便振替番号:00130-3-723858
若葉・九条の会
編 集 後 記
猛暑の折 みなさま いかがお過ごしですか。
残暑などという やさしいものではないですね。
8月 夏休みとしましたので 発行日がずれました。
ご了解ください。 鎌倉
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若葉・九条の会ニュースレター No.124
2025/9/1発行 編集人:鎌倉淑子
行責任者:木村忠彦 若葉区みつわ台5-41-6