ニュースフラッシュニュースレター119号(2024.10.1発行)を掲載しました(2024.10.1)ニュースフラッシュ

若葉・九条の会ニュースレター No 104

2022.4.15 発行
 
発行責任者:木村忠彦 043-255-3904
              
 
第18回定期総会を開きます
 
♯多数の方々のご参加をお願いします
                                

日 時:2022年4月24日(日) 午後2時~4時30分
 
会 場:みつわ台公民館 講堂
 
内 容: 講演:舩澤弘行さん
 
「侵略戦争に 憲法9条は無力なのか」 約1時間 
 
質疑

議事:活動報告・決算報告・監査報告
     
         世話人の提案、選出 ~ 総会当日まで候補者を募ります。推薦をお願いします~
    
         活動方針案、予算案審議

 
月24日のロシア軍ウクライナ侵攻から1か月半、停戦には、まだ至っていません。

 改憲勢力は「敵基地攻撃能力保有」の必要性、「米国の核兵器を日本にも配備し共同で運用し、『有事に』使用する「核共有」の議論を始めるべきだ」と主張。
 
 「攻められたらどうする」と発言し、軍事予算をもっと増やすと言っています。ハト派の顔をした岸田政権はタカ派の政策を着々と行っています。
(重要土地等調査規制法、警察法改正、経済安全保障推進法などは、違憲の稀代の悪法です)
 
 「攻められたらどうする」ではなく「攻めない、攻められない」ための外交を!
 
 「専守防衛」「非核三原則」を守らせ、護りたい。
 
 憲法は骨抜きになっています。でも死んではいない、憲法の息の根を止めさせてはならないと決意します。
 
  私たち「若葉・九条の会」は正念場を迎えます。
                                  

JR千葉駅前にて 2022/4/3
                              

  
 
下は当日配布したチラシの1部です            
 
 
5月3日(火・憲法記念日)12:30~13:30 
 
JR 千葉駅前にてスタンディングアピールを行います


2月例会 2/27 みつわ台公民館  【報告】参加者:10名
「私と憲法――憲法が危ない今 話そう」
 
 ・14条が好きです。法の下の平等、差別の禁止を言っている。26条の教育を受ける権利につながり、現在は夜間中学に関わっている。
 
 ・故郷は北海道。母から朝鮮人差別の話を聞いた。教師となって様々な差別と闘ってきた。
 
 ・21条、表現の自由も大事だと思う。
 
 ・99条にあるように憲法を守らなければならない人は、天皇、国務大臣、国会議員、裁判官、公務員。であるのに守っていない。最高裁が違憲判断しないのが問題。
 
 ・9条は戦争の放棄、戦力及び交戦権を否定しているが、暴力を否定しているのだと思う。
 
 ・前文の「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」は、日本人だけではなく全世界の人々を言っている。
 
 ・24日にロシア軍がウクライナに侵攻した。
今日の集まりの名前で、ロシア政府に抗議文を送ることになった。
 
 ・ひるまず、しゃべっていきたい。(よく見る・よく聞く・ひるまずしゃべる)

ロシアのウクライナへの軍事侵攻に抗議します
  
 日本国憲法前文には、「日本国民は・・・政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、・・・われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」とあります。
 
 私たちは、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を一刻も早くやめるように求めます。
 
 在日ロシア大使 ミハイル・ガルージンさま
   
2022年2月27日
 
「若葉・九条の会」例会参加者一同
 
 
 
3月拡大世話人会 3/27 千城台公民館
           
                                                            参加者:12名
自己紹介に続き、情報交換と話し合いで以下のことを共有しました。
 
コロナ禍とロシアによるウクライナ侵攻を奇貨として、
 
・緊急事態条項を憲法に創設する
 
・憲法9条に自衛隊を明記する
 
・米軍の核兵器を日本にも配備し共同で運用し、「有事に」使用する→「核共有」論
 
・専守防衛、非核三原則(核を持たず、作らず、持ち込ませず)が揺らぐ
が進んでいる。
 
♯ 戦後最大の憲法の危機
 
♯ 7月の参議院選挙で改憲勢力に三分の二を許したら憲法が危ない
 
 
私たちは 何が出来るか。
 
・憲法を守る運動を見える化する
 
・憲法を変えるという候補者を落選させる
 
・5割の投票に行かない有権者に訴える
(何を訴えるのかまで話は行かなかった)
 
参加者全員の知恵を絞って、同封のチラシが出来ました。ご自由にお使いください。
                                                                       【報告:鎌倉】
 
「若葉・九条の会」は 署名運動に取り組みます。草の根で皆様のご協力をお願い致します
 
憲法改悪を許さない全国署名用紙(2022年版)一枚を同封します。5名迄書けます。6月末までを目安にします。
 
家族、友人、近所の人に頼んでみましょう。例会時お持ち下さるか世話人迄お届けくださるか又は郵送して下さい。直接東京の呼びかけ団体に送ることも可です。
 

♥ 返信用切手、封筒は済みませんがカンパして下さい。

ウクライナの「戦争」と亡き母から聞いた「戦争」
                                                                                  千城台南・神保義信
 
 ロシア・ウクライナの戦争は本当に酷い状態になってきているようです。特にマリウポリの街では赤十字からの食糧や水、医薬品などの物資が届かず、住民は飼っていたペットを食べ、水たまりの水を飲んでいるそうです。
 
 母が亡くなってもう10年以上たちますが、よく戦争中のことを私に語ってくれました。
ある日、母の兄、つまり私の伯父さんが、何の肉か言わず、テーブルの上に置いて「さあ、喰え」と言ってみんなに肉をふるまったそうです。
 
 食べた後、母が「今のは、何の肉」と聞いたら「飼っていた猫だよ」と言ったそうです。母は気持ちが悪くなって、吐いてしまったそうです。猫に申し訳ない気持ちでいっぱいになったそうです。
戦争は本当に残酷なものだと思います。

♡ お便りをお寄せください
 
 近況、感想文、本の紹介、俳句、川柳など
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FAX : 043-252-1852 (鎌倉)
郵 送:264-0032 千葉市若葉区みつわ台
          5-41-6 木村忠彦

♣ カンパをありがとうございます。
 
引き続きよろしくお願いいたします
 郵便振替番号は  00130-3-723858
         「若葉・九条の会」です

お 出 か け 情 報
 
◇伊藤真さん講演会
「憲法改正」どうなるの?私たちの未来
  ~~やさしくて大切な憲法の話~~
 5月8日(日)14:00~16:00
 会 場:千葉市生涯学習センター2Fホール
     参加費:800円 *30歳以下無料 子連れOK 定員150名
 事前予約制 申込み・問合せ先 電話:080-9047-4759(なかのざき)
 主 催:憲法とくらしを考える会

◇22年 千葉県憲法集会
「日本国憲法は猫に小判か」
 ~~~世界は<昭和オヤジに何を望んだのか
 講 師:辛淑玉さん(反レイシズム国際運動
    「のりこえねっと」共同代表)
     明治大学政治経済学部客員教授 5月14日(土)13:30~

 会 場:千葉県教育会館 新館501会議室
 参加費:500円
 主 催:憲法を活かす会・千葉県協議会
     043-244-6860

DVDを貸し出します

★ 荒野に灯をともす(1時間28分)
~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡
★ 新聞記者(シム・ウンギョン、松坂桃李主演)
★ 終わりのない原子力災害(43分)
★ 中村敦夫・朗読劇
     線量計が鳴る(104分)

期間は原則2週間です。次に待っている方がいなければ、2週間延長可。
申し込み先:090-9304-1030 (鎌倉)
 
返却時の郵送料のみご負担ください。返送先は、発送時に明記します
編 集 後 記
 
戦争で一番目の犠牲者は「真実」であると言う。
 
ウクライナを巡っては米ロの情報戦だ。お互いに相手を噓つきだと言っている。
 
私たちは否応なく情報リテラシーが必要な社会に投げ込まれたのだと思う。 
 
リテラシーとは活用能力のことだそうです。
                                 (都賀の台・鎌倉淑子)
 
補遺
                               2022.3.25    九条の会事務局
 
 ロシアによるウクライナへの国際法、国連憲章を真っ向から蹂躙した侵略に対して、日本
でも強い抗議の声と行動が起こっています。ところが、侵略開始直後から、このウクライナ
侵略を口実に、「9条で国は守れるのか」、「力のみを信奉する相手には力でしか対抗できな
い」(国家基本問題研究所「意見広告」)と称して、9条の破壊と改憲を一層推し進めようと
する言動が勢いを増しています。
 
 ロシアによる侵略開始直後の26日には、林芳正外相がブリンケン米国務長官と会談し、
ウクライナ侵攻を引き合いに出して、対中国を念頭に「日米同盟の抑止力・対処力の強化」
を約束しました。翌27日には、安倍晋三元首相が、米国の核兵器を日本にも配備し共同で
運用し「有事に」使用する「核共有」の議論を始めるべきだと主張し、自民党幹部や維新の
会が呼応しました。「敵基地攻撃能力保有」の必要性も、一層声高に語られています。
 
 明文改憲を煽る主張も活発化しています。3月13日に開かれた自民党大会で挨拶した岸
田文雄首相は、ウクライナ侵攻を「我が事として捉え」防衛力の強化と共に党是である改憲
の実行に取り組むこと、「そのための力を得るたたかいが来たる参院選だ」と訴えました。
衆参両院で開催された憲法審査会においても、自民党や維新の会の議員は口々に、「力によ
る現状変更の脅威」を口実に、緊急事態条項の創設など改憲案の審議の必要性を主張してい
ます。
 
 しかし、今回のウクライナ侵略が明らかにしたのは、軍事力と軍事同盟の強化は軍事対決・
発を激化させ国際社会を分断させるだけで、平和の実現に寄与するどころか戦争と武力行使
に帰結する、という事実に他なりません。いま、自民党や改憲勢力が「台湾有事」を口実に
強行しようとしている日米軍事同盟強化と改憲の道では、日本とアジアの平和を実現するこ
とはできません。9条を持つ日本政府の責務は、国際社会の分断を修復し、ロシアの侵略に
反対し、アジアの紛争を武力によらないで解決する枠組みを作るために各国に働きかけるこ
とです。断じて、改憲、9条破壊を許してはなりません。
 
 ロシアによる侵略以来1ケ月、すでに地域・草の根で、「憲法改悪を許さない全国署名」な
どを手に、ウクライナ侵略に抗議し、便乗した改憲策動に反対する市民の行動が展開され、
多くの共感が寄せられつつあります。
 
 市民の行動、市民と野党の共闘は、安倍、菅政権が企てた改憲を阻んできました。この力
に確信を持ち、市民の皆さんが、ロシアによる人道破壊攻撃と侵略の即時停止と共に、それ
に名を借りた、改憲と9条破壊の企てを阻むために、立ち上がられることを訴えます。
 
 改憲、9条破壊NO ! の声と行動を強め、来たるべき参院選では、市民の力で改憲勢力3分
の2を阻みましょう。


若葉・九条の会 ニューズレターNo.104 2022年4月15日 発行
 
編集人:鎌倉淑子  
発行責任者:木村忠彦
 
〒264-0032 千葉市若葉区みつわ台5-41-6