ニュースフラッシュニュースレター119号(2024.10.1発行)を掲載しました(2024.10.1)ニュースフラッシュ

若葉・九条の会ニュースレター No 103

2022. 2.18発行

発行責任者:木村忠彦 
 
 
2 月 例 会 ご 案 内
                                
日 時:2022年2月27日(日) 午後2時~4時30分
 
会 場:みつわ台公民館 講堂
 
内 容:いま、憲法があぶない

「日本国憲法」を守り抜けるか 
 
「九条を変えさせない」ことが出来るか  


   
2月2日の東京新聞は、<自民党が改憲世論作りのために、全国各地で憲法集会を開く取り組みを決めた。そのために若手、中堅議員約50人を実働部隊に任命、知名度の高い石破茂元幹事長を派遣も>と報じています。・・・2022年は、「九条の会」の正念場

私たちはあらためて「現行憲法のねうち」(前文から103条まで)を、確かめたい。
あなたは憲法のどの文言が好きですか。今までで助けられた条文は何条ですか。九条を守りたい理由は?  改憲勢力に立ち向かうために話し合いを深めたいのです。
そうして なにができるか議論しましょう。
 
参議院選挙は7月10日とも言われています。
 
日本は未だコロナ感染爆発中ですが、ぐずぐずしてはいられないので、
公民館講堂定員37名をまもって例会を開きます。
ご参加ください。
 

★ 3月3日(木) 12:30~13:00
 
 JR千葉駅元クリスタルドーム付近にて
「改憲を許さない」スタンディングアピールをおこないます。ご参加ください

3月27日は 午後2時から4時30分 拡大世話人会の予定
千城台公民館(みつわ台公民館が使えないため)にて


【報 告】 
 Zoom参加しました ききごたえ見ごたえのある集会です
 
 安保
 

Webから 見ることが出来ます https://anpoiken.jp  [YOUTUBE]
                            報告・鎌倉
主催:安保法制違憲訴訟全国原告連絡会
日時:2022年1月27日(17:30~20:30)全180分。長時間なので後半だけでも。
会場:日本教育会館一ツ橋ホール
内容:全国の違憲訴訟の会原告(埼玉、大阪、東京、山梨など)から裁判の現状と運動の報告
講演:石川健治東京大学教授

集会終了後以下のアピールを採択しました
 
 現憲法は戦争の反省から生まれたのです
「集団的自衛権の行使は違憲である」という1972年(昭和47年)の日本政府見解を、安倍政権は2014年7月1日に閣議決定で覆し、「新安保法制法」を2015年9月19日に国会で強行採決しました。そのとき、石川健治東京大学法学部教授は「これはクーデターである」と喝破しました。
 
 安倍政権の暴挙に憤った約8000人もの市民が、全国22の地裁で25件の裁判を提起し、
この法律の違憲判断を求めました。しかし今、次々と判で押したような棄却判決が続いています。それはなぜでしょうか。
 
 第2次世界大戦における度重なる空襲と、原爆投下を体験した私たちは、もはや軍隊と言う暴力装置によって平和が創られるという物語を信じることができません。にもかかわらず、まことしやかに台湾有事が喧伝され、米政府からの圧力もあり、日本政府は自衛隊を、先制攻撃をも可能な国防軍へ先祖返りさせようとし、防衛費を拡大、沖縄・南西諸島等での軍事基地拡張を、強行しています。
 
 また、アジア人2000万人、日本人310万人、その他死者数不詳といわれる米ソ英仏蘭豪の多くの命を奪った先の大戦の反省から生まれた「憲法9条」の明文改憲が、市民生活を維持するための喫緊の政治課題であるかのごとく、マスメディアを利用して主張されています。事は逆であって、「新安保法制法」の強行採決から7年が過ぎ、その後さらに大きく変質した日米軍事一体化の現実を見れば、一連の「新安保法制法」は「平和外交」を放棄した「戦争法」であり、憲法9条を骨抜きにして日本を戦争のできる国家とする危険な法律であることは明らかなのです。裁判を通じて、今こそ、憲法を守りぬくことこそが平和の礎であることを明らかにしなければなりません。棄却判決は、裁判官の職務放棄であり、司法権の放棄であり、戦争が起これば必ずや責任が問われることになるでしょう。
 
 引き続き市民・原告・弁護団の皆さんと知恵を絞り、交流を深め、私たちの力を結集しましょう。
双方悲惨な被害を生み出す戦争に、正しいものなどありません。世界に誇れる平和憲法に記された、私たちの「平和に生きる権利」が、今まさに危機に瀕しているのだと言う事実を、裁判官の心に肉薄して訴え「安保法制は違憲・無効」を求めて、全国の仲間と共に闘いを続けましょう。
「勝利を我らに!」       2022年1月27日 憲法を変えるな!全国集会参加者一同


第14回 わかば新春平和と文化のつどい 
    
1月23日 若葉文化ホール

 1月23日(日)コロナ禍の中、今年は念願だった「若葉新春平和と文化の集い」が入場数を半減し感染対策をしながら、行われました。
 
 昨年はコロナ禍で中止。「今年こそは…」というみなさんの想いから、役員の方々のご苦労や出演者の多くの方々のご協力で今年は無事に開催されました。
 
 今年もコロナ感染者数が増えていく中、当初は不安やら心配やらでどうなるのか…と。ハラハラドキドキしながら周囲の方々に声を掛けさせて頂きました。皆さんコロナ禍の中感染対策をしっかりしながら快く一緒に参加して下さり、私も楽しみに参加致しました。
 
 角谷信一さんの「野に咲く花のように」のギターと穏やかな歌声がゆったり流れ、弾き語りが会場いっぱい、心に沁み入ってくるような雰囲気で始まりました。続いて「ちばぞうれっしゃ合唱団」の方々の歌声、「どこかで春が」は、もうすぐ訪れる春に希望を見つけコロナ収束への願いを込めて素晴らしい歌声を届けて下さいました。
 毎回出演して下さる伊藤むつ子さんの腹話術もいつも楽しませてもらっております。千葉県出身の若くて明るいかめいゆみさんの歌声と古賀さんのギターは、私たちの気持ちを元気づけるエールを送って下さいました。
 
 毎回、最後は「若葉シンフォニーオーケストラ」の迫力ある演奏に感動。コロナ禍で皆さん練習する機会も少なかったにもかかわらず、出演者の方々はボランティアで活動して下さり、本当にありがとうございました。
 
 1年遅れで開催された東京オリンピック、パラリンピック開催にあたり、賛否両論ありましたがこれまで頑張ってきた選手たち。そしてオリンピックを楽しみにしてきた世界の人たち・・・・・・・・。
 
 
 そして今回の「若葉新春平和と文化の集い」。いずれも大変な状況下ではありましたが、役員の方々のがんばりや、出演者たちの熱意、素晴らしい歌声や演奏に、感動し「勇気」と「生きる力」をもらい「自分も頑張らねば…」という想いになりました。
 
 戦争のない世だからこそ実現し、澄んだ歌声や演奏を聴くことができ、「平和っていいなあ…」とつくづく幸せな気持ちになり、今回参加できて本当によかったと思いました。来年も是非多くの人に参加して頂けるよう、声掛けしていきたいと思います。そして、皆さんとご一緒にもっと「平和の輪」を拡げて行きましょう。
                          みつわ台・岡本和子


当日のワンショットです

訃報
60年来の友木暮佳右さんが昨年末84歳で逝った、無念である。
労働組合運動、成田闘争など常に弱者の立場にあった彼だが、亡くなられたその月まで「戦争責任を考える千葉8月の会」を主催し映画や講演会を35年間継続してきたことは特筆すべきこと。また彼は佐倉「国立歴史民俗博物館」友の会の「古代東国探訪」研究会で好きな縄文・弥生遺跡に関する活動もし、造詣が深い。
若葉九条の会員としても貴重な存在であったと思う。 合掌      千城台北・渡邉政一

 
お出かけ情報
 
◇ 憲法9条 どうなる? 
~~維新・自民の動き 何を狙っているのか
講師:清水雅彦さん(日本体育大学教授)
2月23日(水・祝)14:00 開始
船橋市勤労市民センターホール
参加費:無料
主催:九条の会・千葉地方議員ネット

◇ 千葉市憲法講演会
「今・憲法が危ない」参院選に勝利を!
講師:廣瀬理夫さん(千葉県弁護士会所属)
3月12日(土)13:30 開始
稲毛東町内会館2階
参加費:無料
主催:千葉市憲法を活かす会

◇ 伊藤真 憲法講演会
4月6日(水)13:30~
千葉市民会館 地下小ホール
主催:全日本年金者組合千葉県本部

立憲フォーラムブックレットをまとめて購入しました
欲しい方にお分けします。       頒価100円

☆政策破綻に向かう岸田「新資本主義」 金子勝著              
 
☆台湾有事で踏み越える専守防衛   半田滋著                

本・DVDを貸し出します

★「歴史認識」とは何か 大沼保昭・江川紹子著
★ 武器輸出大国ニッポンでいいのか
    池内了・古賀茂明・杉原浩司・望月衣塑子
★集団的自衛権のトリックと安倍改憲 半田滋
 
DVD
★ 荒野に希望の灯をともす(1時間28分)
~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~
★ 新聞記者(シム・ウンギョン、松坂桃李主演)
★ 終わりのない原子力災害(43分)
 
 
新 し い 署名活動を は じ め ま す
 
 2月5日の世話人会で「憲法改悪を許さない全国署名」(2022年版)に取り組むことを決めました。みんなで協力して、署名を集めましょう。街頭で、家族に、友人にいろいろなイベントで、たのみましょう。
 
 署名用紙は準備します。また憲法前文から103条までを印刷したクリアファイルを用意しました。読んでくれる人にあげても良いのでは?
 
♡ お便りをお寄せください
 
近況、感想文、大論文、俳句、川柳、本の紹介など。
E-mail : このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
FAX : 043-252-1852 (鎌倉)
郵送  : 264-0032 千葉市若葉区みつわ台
5-41-6 木村  忠彦
 
♣ カンパをありがとうございます。引き続き、よろしくお願い致します。
 
 郵便振替番号は 00130-3-723858
「若葉・九条の会」です
 
編 集 後 記
 「久しぶりに素敵な音楽、気持ちが晴れました」は、「わかば新春平和と文化の集い」のアンケートにあった言葉です。音楽は私たちにとって心の栄養分ですね。         (都賀の台・鎌倉)
 
 
若葉・九条の会ニューズレターNo.103 22/2/18発行
   編集人:鎌倉淑子 発行責任者:木村忠彦
   〒 264-0032 千葉市若葉区みつわ台5-41-6