ニュースフラッシュニュースレター119号(2024.10.1発行)を掲載しました(2024.10.1)ニュースフラッシュ

若葉・九条の会ニュースレター No 92

2020. 4.22 発行
発行責任者:木村忠彦 043-255-3904
 
4月26日(日)予定の2020年度若葉9条の会総会中止のお知らせ
                  
いま新型コロナウイルスの感染が広がり猛威を振るいつつあります。4月7日には東京都を始め千葉県を含む7都府県を対象として改定新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言がなされ、4月16日には全国全都道府県を対象とする緊急事態宣言へと拡大されました。この緊急事態宣言をうけて、千葉市は全公民館の閉館を決めました。現在みつわ台公民館は閉館されております。
これらの緊急事態宣言は5月6日までとされていますが、新型コロナウイルス感染の広がりから見て、かなりの期間にわたって延長されるものと思われます。
このような状況において2020年4月26日(日)に予定の2020年度若葉9条の会総会は中止せざるを得なくなりました。2019年度活動報告・決算報告、2020年度世話人予定候補者の名簿を同封しますので、ご意見をお願いします。2020年度活動方針案・予算案につきまして新型コロナウイルス感染が落ち着くまでは方針案が立てられませんので、落ち着いく見通しが立った時に提案したいと思っております。

                                                                                                                     若葉・九条の会 世話人会 2020年4月21日

 
5月3日(日、祝・憲法記念日)12:00~13:00スタンディング 
JR 千葉駅周辺 予定
 
安倍政治を許さない   武器より暮らし命を守れ
武器より医療機器を   軍拡より生活と命
軍事費を減らして 命を守るため 福祉費を増やせ
知事・市長は住民のために出来ることを PCR検査をふやせ
 
等々 アピールをボードに書いて、又は手ぶらでの参加も可。
マスクをつけて 距離を2メートルとって 黙って 立ちましょう
体調の悪い方は無理をしないでください
             問合せ先:043-255-3904  木村

交 流 広 場 
 
みなさま いかがお過ごしですか ?

♡ コロナ禍 今や世界的な広がりをみせているコロナ禍に恐怖を感じる。自分、自国の利ばかりにとらわれていては問題は解決しない。「アメリカファースト」「自国ファスト」の風調に神仏からおしかりを受けているように思う。私個人的には、コロナにうつらない、うつさないの心がけで生活をしていきたい。
♣ 安倍政権は一刻も早く退陣をお願いしたい。「うそつき安倍」といわれて久しい。国民の信頼は皆無。なのに支持率はさがらない。なぜ?今こそ野党が一致団結して安倍政権を倒してほしい。我々選挙民ももっとやるべき事があるはず。具体的に何をすべきかが大問題。
模索中。
                                                                           (西都賀・信太和子、栄吉)
                            
◓ 「コロナ対策」にこそ血税を
 コロナヴィルス関連のニュースで存在を知った「国立感染症研究所」。「今、ここのスタッフはPCR検査能力200件を400件に引き上げ、いつ倒れてもおかしくない状況の中で奮闘している」と語るのは厚生省労組の川名健さん。この研究所の職員は連年の削減計画で現在307人。年間予算は約90億円。一方アメリカの感染症対策3機関は4万人。予算は41兆円以上と雲泥の差がある。日本は大丈夫か。国民の命を守るための感染症対策を軽視してきたツケが今表れているのではないか。
 川名さんは語る、「アメリカから購入する147機のF35戦闘機は1機116億円。せめて1機分を感染研の予算に回してくれれば、コロナの危機対策に必要な体制を拡充できるのに」と。全く同感だ。
 温暖化などに伴う災害や感染症は今後も頻繁に起こりえる。そうしたことを想定し、イージスアショアの設置、オスプレイ、航空母艦の所有などの巨額の防衛費が必要かどうか急いで再考すべきだ。
                                                 (みつわ台・小野寺力)
                    
♪ 今を超えて ♬
今がどんなに暗く 星ひとつ見えない夜でも 
朝陽が昇らない空はない
 故郷を離れ大海原を飛ぶ鳥も 新しい陸を信じて飛ばない鳥はいない
今がどんなに苦しくても 乗り越えられない試練を神は与えない
 私たちは乗り越えて来た
 戦争の時代も 大災害の時代も 
地下鉄サリン事件のようなテロの時代も
私たちは あきらめない
必ず コロナヴィルスに負けない 
改憲発議をしようとしている権力者に勝つ
 そして汚れなき世を創るために 
目覚めた人たちと新しい国を創るだろう
         (千城台南・神保義信)

 
花の手入れとウオーキングの毎日です
とりあえず 駄作ながら10句お送りします

これコロナ地球丸ごといたぶるな
 
コロナ戦争何をしておる宇宙軍
 
最新鋭の軍備へコロナフリーパス
 
ウイルスの猛威軍拡あざ笑い
 
転売のマスク 性善説堕落

奇策練るアベノマスクはいと小型
 
アベノマスク漫画のネタにこと欠かず
 
施しのマスクへ億の赤字乗せ
 
改ざん追求まんまと躱(かわ)す新コロナ
 
死者予測今やマサカの現実味

  (みつわ台・大城戸紀子)                              


ウイルス禍とのグローバルな闘いを通じて平和を

WP7 No.140J


2020 年 4 月 13 日
世界平和アッピール七人委員会  (http://worldpeace7.jp/?p=1255)
武者小路公秀 大石芳野 小沼通二 池内了 池辺晋一郎 髙村薫 島薗進
 
 新型コロナウイルス COVID-19 のパンデミックで世界の多くの地域が苦しんでいる。これを戦争にたとえる人も多い。多くの死者があふれ出て埋葬にも困るような状況、ロックダウンや国境封鎖のような市民の自由の束縛、犠牲を覚悟した医療関係者の尽力、そして人々の移動のチェックや大規模消毒等のための軍隊の出動等、確かに戦時期に生じるような事態が多くの国々で生じている。
 
 特に、この新たな疫病は、高齢者や基礎疾患のある人々、国のインフラ、特に医療体制がまだ整っていない国や地域の人々、いわゆる先進国において貧富の格差に苦しめられている人々など、今地球上に生きている人々のうち、とくに弱い者のいのちを襲う病である。まさに、「人間の安全保障」が直接脅かされている。であればこそ、この危機は平和のための新たな自覚と行動の機会でもある。
 
 国連のグテーレス事務総長は 3 月 23 日、「グローバル停戦のよびかけ」と題する声明を発表した。この声明の冒頭には、「私たちの世界は COVID-19 という、共通の敵と対峙しています」とあり、「このウイルスには、国籍も民族性も、党派も宗派も関係ありません。すべての人を容赦なく攻撃します。その一方で、全世界では激しい紛争が続いています。女性と子ども、障害をもつ人々、社会から隔絶された人々、避難民など、最も脆弱な立場に置かれた人々が、最も大きな犠牲を払っています」と続けている。従来からの武力行使を続けている段階ではない。
 
 日本国内にも難民に比せられるような境遇にある人々が多数いる。疫病だけでなく経済の悪化によってもいのちの危機に陥る可能性が高い。これらの人々のいのちを守る働きが求められている。「人間の安全保障」として準備されているさまざまな仕組みのなかには、こうしたときに役立つものが少なくない。軍事力拡充の野心を放棄すれば、軍事費をウイルスとの闘いや気候危機の克服に振り向けることができる。諸外国の例では、もろもろの災害と同様、ウイルス禍との闘いで軍隊が力を発揮する場面も多い。軍隊や自衛隊の存在意義を根本から見直すべきときだ。
 
 ウイルスの脅威に直面して、国境が閉ざされて一時的な鎖国状態が具現しているが、これが人々の間に壁を作るものであってはならない。国際的平和主義・国境を越えた協調主義こそ人類が歩んできた歴史の向かう方向ではなかったか。実際、国境を越えた支援の働きが力になっている。コロナウイルスのもたらしたグローバルな災いは、世界の人々がともに平和を願い、力を合わせていく歩みを人類社会に促している。
 
 人類の歴史はウイルスとの共生の歴史とも言いうる。現代世界に生きる者同士が今回の経緯や体験から学び合い、今後も必ずおこる新種ウイルス出現にどう対処していくかの知恵を蓄積することが重要だ。この度の「闘い」と学びを、これからの平和と安全保障のあり方を方向づけるものにしなければならない。    連絡先::http://worldpeace7.jp

本・DVDなどを貸し出します
 

「海をわたった家族」      安 順伊著
「在日」            姜 尚中著
「慰安婦」問題とは何だったのか 大沼保昭著
「歴史認識」とは何か      大沼保昭著
「永遠平和のために」カント   池内 紀訳
「茶色の朝」   フランク パヴロフ・物語
                藤本一勇訳
「9条入門」          加藤典洋著
「戦後政治を終わらせる」    白井 聡著
「日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか」
                矢部宏治著
「集団的自衛権のトリックと安倍改憲」
                半田 滋著
「武器輸出大国ニッポンでいいのか」
池内了・古賀茂明・杉原浩司・望月衣そ子
「夕凪の街 桜の国」     こうの 史代
「この世界の片隅に」   原作こうの 史代
「絵で読む広島の原爆」   西村繁男・絵

DVD
「あたらしい憲法のはなし」
「9条改憲って何?」
「憲法ってなあに?憲法改正ってどういうこと?」
「憲法と自衛隊」
「不思議なクニの憲法」
「金子文子と朴烈」
「新聞記者」

雑誌その他
・「世界」5月号・特集コロナショック・ドクトリン
・コロナヴィルスのパンデミック下でどのように生きるか、考えるか。科学的な考察、メルケルさんの演説日本語訳などをあつめたスクラップ

貸出期間は約1か月
貸出ご希望は電話で 090-9304-1030(鎌倉)まで。レターパック(180円位)にてお送りします。
返送時の送料のみ ご負担ください。

訃 報
2017年から「若葉・九条の会」の世話人として
会計とニュースレターの編集を担当して下さっていた高見美保子さんが、去る3月29日に
亡くなられました。23日に急に体調を崩され入院していられました。

編 集 後 記
 高見さんが突然いなくなってしまいました。
今でも、「心配ないわよ」って微笑んで、来てくれそうな気がします。
世話人の渡邊政一さんは「高見さんは、若葉九条の会に爽やかな新風を吹き込んでくれた」といわれます。高見さんは大人の女性でした。大きな声をあげることはなく、いつも物静かで、あわてないのです。
 会計をきっちりと処理してくれました。体調をくづされる前日まで会計監査の仕事をしていられました。ニュースレターの印刷も、忙しい合間に「大変だ」とは決しておっしゃらずに日時厳守で完璧でした。彼女のほほえみを忘れません。

 92号は 集まれない中での発行となりました。
集まらなくても「一人じゃない」と紙面を通して交流できればと考えます。投稿をお待ちしています。
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FAX   043-252-2036
〒    千葉市若葉区都賀の台1-5-9

 新型コロナヴィルス感染の広がりを少しでも防ぐためにはPCR検査件数をもっと増やす必要がある。医療機関、かかりつけ医に頼んでも、帰国者・接触者相談センターに依頼しても、微熱が2週間以上続いているのに検査をしてもらえないと聞いた。
 千葉市は「ドライブスルー方式」の検体採取を始めたと4月18日の東京新聞は報じている。場所は非公開で、千葉市内1カ所。比較的症状が軽く自力で運転できる人。1日当たり10~20件。予約制。
土日を含め週4日。千葉市医療政策課は状況次第で、実施場所を増やすことも検討するそうだ。増やしてほしい。        (都賀の台・鎌倉淑子)