若葉・九条の会ニュースレター No 90
「憲法9条守る?変える?」その理由を教えて下さいと呼びかけました。
●わからない:9(11.7%)
・新聞を読まない:1
・戦争する国づくりを加速:1
わかば9条の会の会員による街角や駅前スタンディング
多くの人々と出会い、街角で話してきました。
守るという人は、理由も明快です。変えるという人は、いろいろ考えていて単純ではないです。考えるきっかけになってくれれば良いと、これからもスタンディングは、続けますが、体力との勝負!
みなさまもどうぞご参加ください。
アジアの平和、核兵器廃絶に貢献しない沖縄新基地建設を止めない
主権者の名において。
1.安倍首相らがすすめる憲法9条などの改憲発議に反対します。
2.憲法を生かし、平和・人権・民主主義、生活の向上が実現する社会を求めます。
・日本にお住まいの方であれば、年齢、国籍を問わず署名できます。
・海外在住で日本国籍をお持ちの方も署名できます。
・「住所」の欄には、「都道府県」名から、海外にお住まいの方は国名からお書きください。
・ご家族の姓や住所が同じ場合でも、「同上」とか「〃」ではなく姓名と住所を全部お書きください。
・署名は原則として自筆でお願いします。自筆で書けない事情があり、ご本人の承諾があれば、代筆も可能。
・筆記用具は、消せないものを使ってください。鉛筆は使わないでください。
・書き間違えたときは、修正液を使わず、二重線で消してください。
連絡先・戦争をさせない1000人委員会
・憲法9条を壊すな!実行委員会
・戦争する国づくりストップ!憲法を守り、いかす共同センター
・九条の会
「大地の医師」中村哲さん凶弾に倒れる 残念無念
私は15年ほど前からアフガンで水利事業に活躍するNGOペシャワール会の中村哲さんに大きな関心と尊敬をもっていました。 |
1984年北パキスタン.ペシャワールの地に赴任し、東アフガニスタンを含む地域の貧困層の医療に携わった中村さんは、人々を救うためにはきれいな水と食料が必須なことを目の当たりに見、医の限界を強く感じていたようです。「百の診療所より一本の水路」を合言葉に、砂漠化と豪雨に抗し、2003年「緑の大地計画」を発表、現地人を指導、協力して水利事業(近くを流れるクナール大河からの取水と農地造成)に注力していきました。
2001年アメリカによる「対テロ最前線」と位置ずけられたアフガンは空爆と内戦に加え2000年来続く大干ばつと洪水で人々の困窮はどん底状況にあった。家族を養うためには麻薬栽培かタリバン、反タリバンの傭兵にならざるをえなかった。
2018年12月のペシャワール会報によると、16000ヘクタールの農地に安定送水し60万人の生活を保障できるようになったという。植樹は80万本に達する。「緑の計画」を更に拡大しようとしていた矢先中村哲さんは凶弾に倒れた。アフガン大統領は彼の棺を担いだ。
診療所建設、水利事業の他にも職業訓練所、寄宿舎、モスクを建設している。
2019年12月13日発行の週刊誌「週刊金曜日」から下記を紹介します。
中村さんの理念は「憲法九条そのもの」「その土地の住民と信頼関係を築くことが最大の安全保障。武器ではない」
2001年10月衆議院テロ対策特別委員会の参考人質疑で:「自衛隊派遣がとりざたされていますが、当地の事情を考えますと有害無益でございます」
中村さんの思想と行動は、日本国憲法の前文に言う「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有する」を具現化するものであり続けている。
参照資料;ペシャワール会報
千城台北 渡邉政一 記
お 出 か け 情 報
▽ 緊迫情勢憲法9条が危ない!学びと交流(←をクリックするとチラシを見ることができます)
2020年1月18日(土)14:00~
場所:千葉県教育会館 501号室
講師:藤原真由美弁護士
主催:九条の会・ちばけん九条の会千葉地方議員ネット
参加費無料
▼平和憲法から命の重さを考える
1月26日(日)13:30 開会
会場:千葉県教育会館・本館203
講師:志葉 玲さん(ジャーナリスト)
主催:憲法と暮らしを考える会
合せ:043-243-5152(矢野)
◇ 安倍政権を退陣させる!2.6 市民集会
2/6 (木) 18:30-20:30
北とぴあ・さくらホール
JR京浜東北線「王子」駅 徒歩2分
東京メトロ南北線「王子」駅5番出口直結
【講演】古賀 茂明(元内閣審議官)宮古あずさ(看護師)
立憲野党からの発言/おしどりマコ・ケン
近 詠 紹 介
大災害まずはご自宅を見舞う知事
祝賀一色金食い虫のおぜん立て
お祭り男金は低きに流さない
きっとごみ箱 わんさと残る招待者
教皇の主旨 トランペットに煙ったい
みつわ台 大城戸紀子
お知らせ
カンパに寄せておたよりをいただきました。ご紹介します。
★「主権と日米地位協定」主権者として自覚する若者を増やすために現状を知ってもらう事が大事、身近に若者がいない老人のわが身、歯ぎしりしています。
★何も行動に移せない、いや移さないことの行き届かなさを申し訳ないと知りつつそのまま過ごさせて頂いています。9条の会としての大きな力が益々充実していかねばとわずかなカンパを!!せめてお届けさせていただきます。
☆ いつもカンパありがとうございます。引き続き年間1000円位で支えていただけるとありがたいです。
☆ 郵便振替番号は 00130-3-723858 です。
感想文、近況など投稿もお待ちしています。
☆ E-mail
〒264-0032 みつわ台4-30-20(高見美保子)
~編集後記~
12月例会の1年の振り返り、事前のはがきでの呼びかけも功を奏し、話のやり取りが活発になされました。
2019年の若葉・9条の会では、エネルギー政策の学習会で持続可能なエネルギー社会を語り、「海をわたった家族」の紙芝居では、徴用工の話にも関わり、1年を通して学習や話し合いがされました。
今年も憲法9条を守ることを第一に皆さんの知恵を借りながら、より効果的な戦略を打ち出して、楽しく活動出来たらいいと思います。
3000万署名のご協力ありがとうございました。
●新たな署名活動がスタートします。
危機迫る「安倍改憲」について対話を重ねながらの署名活動にご協力お願いします。