ニュースフラッシュニュースレター120号(2024.11.8発行)を掲載しました(2024.11.8)ニュースフラッシュ

 

若葉・九条の会ニュースレター No 84

                          2018.12.25
                                                                                          HP http://wakabaarticle9.com
                                                                                         発行責任者:木村忠彦 043-255-3904
 
 
私たちは 憲法9条に自衛隊を書き込むことに反対です
☆ 安倍政権は 護衛艦「いずも」を空母化することを 12月17日の閣議できめた。ヘリ搭載型に
      するために建造費は1200億円かかるそうだ。
☆ 空母化とは、敵基地攻撃能力をもつということ。専守防衛を逸脱する。
   私たちはこのようなことを望んでいない。
 
2019年のご案内
1月定例会はありません。
1月27日(日)開催の「第12回わかば新春平和と文化の集い」に参加することに替えます。
 
2月例会は2月17日(日)午後2時~4時30分 みつわ台公民館講堂予定
 
お正月でもスタンディング
1月3日(木)12時30分~ おおよそ30分~40分間
JR 千葉駅旧クリスタルドームにて 「安倍政治を許さない」スタンディング
出来る時間帯だけでも 自由に参加してください。
プラカードも自由に作って・・・・・
 
交 流 広 場
日本よ、アジア平和のために
イニシャチブをとれ!!                        言う人・書く人 若葉区小倉台 関口 甫
 
    若葉・九条の会の世話人方のお陰で、7月例会「日本国憲法と南北朝鮮問題」と11月例会「朝鮮の植民地化と日本の朝鮮支配」(講師趙景達さんー千葉大学教授、朝鮮現代史―)を文字と声で学習する機会を頂きました。ありがとう。
 私は4月27日の「板門店宣言」6月2日の「米朝首脳会談の共同声明」に先立つ国際シンポジウム「朝鮮半島の核危機、対話による解決は可能か」(3月31日 於:早稲田大学井深大記念ホール)に出席し、朝鮮語による5時間は終了したとたんヘタリ込むほど疲労困憊しました。
 内容は文正仁(韓国大統領特別補佐官)の「戦争の危機から平和へー文在寅政府の対北朝鮮政策」とパネルディスカッション:「南北・米朝首脳会談の展望と日本外交の課題」①南北米朝の首脳会談で核危機は打開できるのか。その「成功」の条件は何か。②日本の外交をどう評価するか。何をなすべきか。でした。
 私はこの日(3月31日)話を聞く中で
平和のリアリズム(2~3か月の間に朝鮮半島の運命が決まる)
②日本は南北の対話交渉に入れてもらう。南・北・中の交渉の中に入れてもらう。(平和と非核化を同時並行して議論する)、北がなぜ核を持たなければならなかったかを究明しなければならない。在韓米軍が大きな問題であり、南北より米朝が大事な問題である。)
③慰安婦が納得行くように、戦時労働者調達問題も。先行きツー・トラックで日本と対決してくると思う。などなど学びました。
私の意見と、とても大事なことだ思う提案
1.どんな問題でもいいから、日本の今迄を反省し、自分なりに評価することです。良い国、住んで幸せな人生を送れる国にするためには安倍政権にお役ご苦労さんにすることです。それには、選挙に有権者の大多数が参加することです。50%内外の投票率では現状の3分の2の議席をくずすことはできません。原発問題、教育制度(大学も幼児も)障害者問題、自衛隊海外派遣、武器弾薬を(米から)ドンドン借金してまで買い続ける仕末(戦争政策)、財政破綻による国家の存亡、他国を侵略した日本の反省のないこと。などなど。
2.私は地続きの距離にある「加曾利貝塚」(2017年11月に特別史跡になる)のガイドの会、友の会に入り、縄文時代の「平和と文化」を老若男女と語らいながら、現在の「平和と文化」を共有したいと活動し始めました。選挙の投票率の大幅アップと九条守れの国民思想向上に少しでも役に立つ人生を送りたいと考えています。貝塚にも来てください。
 
 
浅尾浩子さん講演「明治150年」を考える          都賀の台 坪井はるか
 浅尾さんは、県立高校の歴史の先生。
 講演は、クイズから始まりました。先の大戦を日本が始めたとき、敗戦で終わったときの年月日や場所など。正確な知識を持たないことを、思い知る時間でした。高校の授業でもクイズから、始められるとのこと。
 歴史を学んだとき、先の大戦、治安維持法や中国への侵略は、自分の世界と地続きに思えましたが、「日清、日露」は、鎌倉や室町と同様の、「過去のこと」として、意識の遠くにありました。今回の講演では、参考資料や参考文献の情報も含め、詳細な資料が用意され、明治が、戊辰戦争による分断や、アイヌ民族の同化、琉球処分などの問題をかかえながら始まって、対外膨張主義で、日清、日露、日中戦争、太平洋戦争へと進んだことが示されました。戦争の記憶を意識的に抹消し、BC級戦犯だけでなく、A級戦犯も祀る靖国。今も、集団で参拝する国会議員たち。…
 その歴史が次の時代に当然続いていると、しっかり意識しなければいけないと思いました。
 若い人たちにどう伝えていくのか。『蟹工船』の映画を見て、漫画・小説の蟹工船と比較する授業では、違いによって、それぞれの作者の意図を考え、当時の政治状況と、現在の状況との比較もされて、自分の身に引きつけて、しっかり考えていることがわかりました。時間をかけた、丁寧な授業なのだと感じました。この地元千葉でも(!)、このような授業を受ける高校生がいる…。ありがたいことと思いました。
 お話の中で、勤務校では組合加入が5人というのが記憶に残りました。60年代初めに都内区立中の生徒だったとき、先生方にとってニッキョウソは日常の一部と思っていましたから。
 
暮しウオッチングメモ                 みつわ台 小野寺 力
1年を顧みる。喜び、悔しさ、怒りと、多々思い浮かぶ場面や出来事があった。
●「好戦主義者恥を知れ」と喝破した俳人、金子兜太さんが2月に99歳でなくなった。
2015年安保法の反対運動で「アベ政治を許さない」というプラカードが掲げられた。これを揮毫したのが金子さん。このプラカードは、まだ活躍願うご時勢が続いているが金子さんはあの世でどう思っているのか。
●通常国会で「子供の生活底上げ法案」を6野党が共同提出した。生活保護基準額160億円カットの政府策に対し「貧困家庭や貧困な子供たちをさらに苦しめ、憲法25条の生存権が侵害される」懸念に歯止めをかけるのがねらい。
因みにオスプレイ1機200億円だとされていた。いいネ野党共闘。
●4月にイラクに派遣された自衛隊の日報が見つかった。経緯は①ひとまず残っていない、廃棄したと時間稼ぎし、②文章に手を入れ、③探したら出てきたという。森友、加計学園関係しかり、そして今後も続きそう。
●6月12日に発の米朝首脳会談で、「朝鮮半島の非核化と平和体制構築」に合意。具体性が乏しいと懐疑的な見方もあるが、始まりの始まり。歴史的プロセスと考えたい。
●9月30日の沖縄知事選で「辺野古基地NO」の玉城デニーさんが圧勝した。
主権者として「絶対屈しない、あきらめない」と誇りある判断をした沖縄の人が輝いて見える。
●明治150年。政府はさまざまな祝い行事を企画した。当会の10月、11月の例会では、暦史の何々主義を離れてニュトラルに近現代史を学ぶ機会になった。
更に明治150年を読み解く私の課題とキーワードは①戦争と植民地支配②言論弾圧③富国強兵とブラックな働き方④自由民権運動と大正デモクラシーの成果と限界⑤地下茎で繋がる戦争と貧困を作り出す力のメカニズム。
●臨時国会で自民改憲案の提示が阻止された。草の根の行動が世論形成になり野党の連携を強めて相乗効果。微力だったが3000万署名の取り組みは無力でなかった。
 
お知らせ・お出かけ情報
 
「安倍政治を許さない」スタンディング
2019/1/3 (木)12:30~ JR千葉駅前
  
第12回わかば新春平和と文化の集い
1/27(日)13:30開演
場所 都賀コミュニティセンター2Fホール
参加費 無料 
但し満席の場合賛同券持参の方優先
賛同券は300円 (木村・鎌倉が持っています)
 
🔶定例会 
2/17/(日)14時~16時30分
みつわ台公民館講堂(予定)
 
千葉9区市民連合若葉第2回シンポジウム
2/24(日)13:30~16:00
「安倍政権による9条改憲を阻止するため今何をすべきか」
場所 千城台コミュニティセンター多目的ホール
  
3/21(木)春分の日 11:00~
東京代々木公園B地区
 
 
「若葉・九条の会」のHPを充実していきたいと考えています。「お役立ち情報」蘭に例会の資料などを順次掲載します。HPの「声」「お役立ち情報」等をご覧ください。http://wakabaarticle9.com
 
「交流広場」への原稿をお待ちしています。日々の感想、一言メッセージ、川柳、俳句など。
木村代表宅への郵送又はFAX
〒264-0032 みつわ台5-41-6
FAX   043-255-3904
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本を貸し出します
「原発立地地域から原発ゼロ地域への転換」
   原子力市民委員会     45ページ
「国会事故調 報告書」    592ページ
「原発ゼロ社会への道2017」
   原子力市民委員会    310ページ
「原爆と原発」落合栄一郎著 鹿砦社2012刊
 
訃報
2005年5月「若葉・九条の会」発足時から、長く会計監査をして下さっていた伊藤清さんが10月に99歳で、お亡くなりになりました。また伊藤さんは「戦争を語り継ぐ」の第1回目で、ご自身の戦争体験をお話しくださり、「二度と戦争はしてはならない」と語ってくださいました。伊藤さん、ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。