ニュースフラッシュニュースレター119号(2024.10.1発行)を掲載しました(2024.10.1)ニュースフラッシュ

 

若葉・九条の会ニュースレター No 82

                          2018.8.18
                                                                                          HP http://wakabaarticle9.com
                                                                                         発行責任者:木村忠彦 043-255-3904
8月例会ご案内
日 時 8月26日(日) 午後2時~4時30分
会 場 みつわ台公民館 講堂
    「戦争体験を語る」(第16回)
          ~~千葉市中央区在住 河合 節子さん~~
1939年(昭和14年)3月 東京都江東区(当時深川区)生まれ1945年、茨城県の親戚に疎開。家族は東京大空襲で被災。子どもの目線での自作の紙芝居で戦争を語り継ぐ活動をされています。2007年 東京大空襲訴訟に参加
2010年 全国空襲被害者連絡協議会結成
2018年現在 空襲被害者に対する立法を求める活動をしています。
 
3000万人署名次回集約日は9月30日!!
安倍政権、自民党は9条改憲の強行をなおおあきらめていません。秋の臨時国会への改憲原案の提出をねらっています。
3000万人署名の方でも改憲発議を断念させ、安倍政権を退陣に追い込むしかありません。
全国津々浦々で、3000万人署名の取り組みが精力的にられています。
何としても、3000万人署名を達成しましょう。改憲発議を断念させ、9条改憲に終止符を打たせましょう。
 
 
 

 

交 流 広 場
 ―原発ゼロ社会は憲法の要請―------みつわ台 小野寺 力
 6月の例会は「プラント技術協会」の川井康郎さんを講師に招いての学習会だった。
 テーマは「原発ゼロ社会は実現できるか(原発をめぐる現状と課題)」
 40点以上の資料を使いながら多面的にレクチャーをして頂いた。専門的な内容に理解が及ばないことも若千あったが、終始興味深く聞いた。
 原発事故は時間的にも空間的にも甚大な被害をもたらし、今も進行中。
 政府は、オリンピックまでに復興にケリをつけると豪語したが、次の事実から信じがたい。①メルトダウンした原子炉(三基)は、核燃料の状態把握が困難で取出作業が出来ない。②地下水の流入、汚水の処理に手を焼いている。③廃炉費用が20兆円以上と推定され、東電は背負いきれない。④被災地の鉄道や国道は復興が進んできたものの、被災者の生活と生業は遅遅としており、避難生活の長期化や人の流出で新たな困難に直面している。⑤政府の自主避難者の住宅支援打ち切り、東電の賠償終了で被害者に分断と不安が生じている。
 原発事故の最大教訓は再稼動しないこと、原発ゼロ社会に方向転換すること。その流れは次の事からも力強く始まっていると認識する。
① 電力の充足を体験し、世論の6割以上が運転再開に反対。
② 4野党が「原発ゼロ法案」を共同提出し国政の舞台での論戦が始まる。
③ 「原発ゼロ、自然エネルギー推進連盟」に経済人、小泉元首相等が集い、市民団体との連携プレーが起きている。
④ 金だけ、今だけ、俺だけを哲学にしている再稼動推進チーム「原子力村」が国際社会から孤立しはじめた。
⑤ 憲法からアプローチが始まっている。南相馬市は地元9条の会の陳情を受けて全世帯と新成人者へ「憲法手帳」を配布し「原発と人権」を問いなおす活動をしている。その背景に、原発被害者は居住、職業選択の自由(22条)、財産権(29条)、教育を受ける権利(26条)、個人の尊重(13条)が侵害され憲法番外地に置かれた実感があった。
復興も安心な未来の実現も憲法を味方にするのが大道と考えた学習会だった。
 
 
政と官 嘘と改ざん競い合い
オスプレイ 買えて 教室サウナ風
誰のせい 世にもお寒い立法府
辞任劇 ほとぼり冷めりゃ 返り咲き
六増 カジノ 数を御旗の無頼漢
土石流 モリカケさえも流し去り
依存症 おいでおいでとカジノ法
 
 
 
海の環境問題に警鐘を鳴らす「海洋プラスチック憲章」   千城台  渡邊政一
 20世紀になって石油化学の発展と共にさまざまなプラスチック製品が開発され今や世界中にあふれている。国際環境計画によると毎年800万トンものプラスチックゴミが海洋に流入し現在1億5000万トンものプラスチックゴミが海に漂っているという。海の生き物にとっては凶器だ。
 プラスチックゴミの被害は生き物たちが命を落とす悲劇に止まらない。海に漂うプラスチックは紫外線などにより微細化(5ミリ以下の物をマイクロプラスチック、1ミリ以下をマイクロビーズという)されながら、何百年も消えないで年々海に溜まり続けている。それらは海水中の有害な合成化学物質(例、内分泌かく乱物質「環境ホルモン」と呼ばれるBPA, BPSなど)を吸着し、人間を含む食物連鎖に入り込んでいる。
 国連は「温暖化問題に匹敵する世界的問題」と警鐘を鳴らしている。2018年、カナダでのG7でプラスチックに関し規制する「海洋プラスチック憲章」が発表され日米を除く五か国とEUが署名している。
 日本政府は、この憲章にも署名しなかった。プラスチックごみを削減するという趣旨には賛成しているが、国内法が整備されていないため、社会に影響を与える程度が現段階でわからず署名できなかったと説明している。
 
憲章の内容例 ※不必要な使い捨てプラスチック用品を著しく削減し、プラスチック代替え品の環境インパクトも考慮する。
プラスチック容器の再利用またはリサイクル率を2030年までに55%以上、2040年までに100%に上げる。
 今、世界中の多くで使い捨てプラスチックを削減或いは販売禁止など活発化している。レジ袋は有料化や廃止が世界標準になりつつあるが、日本の対処遅いようだ。
 次世代の人間に引き渡す地球環境に、今を生きる私たちの責任は重い。
 
 
 
 
お知らせ・お出かけ情報
■ 3.11から8年 甲状腺がんの最新情報と支援活動
8月19日(日)13:30~15:30
花園地区自治会館(新検見川駅から徒歩5分)
講師:崎山比早子さん
3/11甲状腺がん子ども基金 代表理事
医学博士・元放射線医学総合研究所主任研究官 元国会福島事故調査委員会委員
主催:甲状腺検診ちばの会
申込み 043-271-0317(FAX)
 
□ 憲法を詩おうコンテスト
9月7日必着:あなたの思いを詩にしてください
審査員:湯川れい子・谷川賢作・アーサービナード・覚和歌子・青木美帆ほか
・文字数 300字以内 /小学生の部  /中高生の部  /大学、社会人の部
日本弁護士連合会人権第二課
〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-1-3  問合せ TEL 03-3580--9507
 
◆ 映画上映と監督トーク
 「 飯館村の母ちゃんたち土とともに」
8月25日(土)
①10:00~  ②14:30~
千葉市生涯学習センター地下小ホール
協力券 1000円(高校生以下無料)
予約優先       090-2553-2587
 
8月26日(日) 13:00開会
千葉市文化センター3F アートホール
  大人         1500円
  学生・障がいのある方 1000円
  高校生以下      無料
・合唱 ・シンポジウム ・朗読劇
主催:核兵器廃絶をめざす千葉県平和事業実行委員会
後援:千葉県 千葉市教育委員会
 
講演と落語のつどい
9月1日(土) 13:30〜
場所:千城台自治会館 参加費:500円
講演 小泉親司さん「朝鮮半島平和の激動・在日米軍基地・市民と野党の共闘」
落語:柳家千寿師匠「子別れ」
主催:若葉区革新懇 連絡先:米本裕 090-1465-4417
 
■ 映画上映
9月21日(金) 松戸市民会館大ホール
上映       10:30~
講演:山城博治  13:00
上映       14:30
講演::      16:45
上映       18:30
主催/ 松戸「沖縄とつながろう」実行委員会
連絡先 090-3248-3433
チケット 前売り大人/1000円
  20才以下・障がい者/無料
 
お詫びと訂正
カンパ振込先が間違っていました。ご迷惑をおかけしました。
正しくは下記の通りです 
郵便振替口座番号 00130-3-723858