ニュースフラッシュニュースレター118号(2024.8.9発行)を掲載しました(2024.8.14)ニュースフラッシュ

若葉・九条の会ニュースレター No 68

                          2016. 4.19発行
                             ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
                    代表 木村 忠彦043-255-3904
 
4月定例会 ご案内
日 時  4月24日(日)午後4時~6時  時間のお間違えなきよう
場 所  みつわ台公民館講堂
       戦争のつくり方 (動画・7分)を見て、話し合い、討論。
 
「だいじょうぶです」と 歩き去る人に
日本はこのままで、本当に「だいじょうぶです」か?
原発再稼働、地震対策、本当に「だいじょうぶです」か?
 4/14 夜、熊本地震発生。4/17日現在 川内原発稼働中 「異常なし」というけれど、熊本から150キロメートルの川内原発を止めない異常さ。地震は天災、原発は人災。 原発を抜きにした「防災」はあり得ないのでは?       
自衛隊の皆さん、南スーダンに出かけて、本当に「だいじょうぶです」か?
 
よく考えよう
「戦争は絶対に、いけない」だから「戦争を回避するために抑止力が必要だ」
                            ★ 本当かな?
「武力を持つことが戦争回避になる」           ★ 本当かな?
「北朝鮮からミサイルが飛んでくるかもしれない」     ★ 本当かな?
「中国が、領土や資源を盗んでいるから、許せない」    ★ 本当かな?
 
再稼動 ありき聞く耳 とうに捨て
マイナンバー マイナス金利 マイ金庫  N子
 
5月定例会 
あすわかさん(明日の自由を守る若手弁護士の会)の舩澤弘行さんによる
憲法講演会 「暮らしと憲法」  ~~~幸せのレシピ~~~
と   き  5月29日(日) 午後2時~4時30分
と こ ろ  みつわ台公民館講堂
参 加 費     無料          
          特に 初めて選挙権を手にした若い方のご参加を!
 
交流広場   
戦争の記憶     みつわ台・大城戸紀子
 
戦意高揚
 私の生家は君津郡小糸村、現在の君津市小糸町、真正面に鹿野山を置き、真ん中に小糸川が流れ東京湾に注ぎ、現君津方面になる。三方を里山に囲まれた長閑な盆地である。裏山に登れば右手の開けた方にぼんやり東京湾が光り、天気さえよければ横須賀の白い建物が見えた。
 私の記憶は五歳頃から克明になり特に戦争の記憶は二歳上の兄より細かく覚えている。父は獣医師、母は元女学校教師、父は新聞を隅まで読み、ニュースに敏感な人だった。まだ酒が売られていた頃は晩酌の度に子供たちに世界情勢を説い聞かせていた。幼い私達は傍らでこっくり、こっくりしていたらしい。
 二階の五人の兄達の部屋には大きな世界地図が貼ってあり、どこそこが陥落というニュースが入ると日の丸を貼ってバンザーイ、バンザーイと浮かれた。決まってジャン、ジャンッ ジャンッジャカジャンのジャンジャンカジャンッ 守るもっ攻めるっもくろがねのーと箒を担ぎ軍歌で気勢を挙げた。私もはたきを担いでしんがりについたことを覚えている。昭和十九年の前半頃までそんな遊びをしていたように思う。
 
戦況不穏
 ある晩父が「我が家も防空壕を掘らねばなるまい」と深刻な顔で切り出した。それまでは「なあに此処がやられる時は日本が全滅する時だっ、そんなことがある筈がないっ」またある時は「奴らの目的は東京近辺だ」といっていた父も何度かの偵察機の来襲にいよいよ家族の安全が逼迫したらしい。幼い私達が咄嗟に避難できる場所と言うことで家のすぐ裏山の土手にトンネル式の壕を掘った。村の働き手はみな出征していないので我が家は父と上の兄達四人で仕上げた。関東ローム層でも地盤の柔らかかった土地だったので予定より捗ったらしい。(戦後兄達は、もし爆弾を落とされていたら一家中ぺしゃんこだったね)とそのもろさを苦笑していた。九人家族で入れるたっぷりした広さだった。燈明の台も何箇所か用意して筵を敷くと、結構な隠れ基地の遊び場となった。
 小糸村は太平洋から東京を目指す場合空路になっていた、房総の里山一つ越した真下になる。従って関東地方の空襲の場合、警戒警報と同時に大編隊の爆音が村中を揺さぶった。毎日毎晩半鐘が鳴り続けた。
 迎撃する飛行機があった頃は頭の上で空中戦が始まり、流れ弾がヒュンヒュン飛んできて椎の大木にしがみついたり、生きた心地がしなかった。隣家など玄関の壁を突き抜けた弾が床柱に突き刺さった。(男の子は薬莢拾いを競った)真鍮の筒型は我が家でも防空壕の燈明にしたり重宝していた。中には不発弾を拾い指を失くした人もいた
とか。
 
憎きB29
 初めてB29が本土に偵察に飛来した時のことを昨日の事ように覚えている。日日は定かではないが夏の暑い盛りだった。家族で昼食の最中、いつもとは違う盆地を震わすカミナリの様な爆音に父が一番上の兄に「空を見てごいっ」とどなった。すっ飛びだした兄が「お父さんグラマンッ、グラマンッ」と絶叫した。(その頃はB29などと言う機種は知らず、デカイ敵機は全部グラマンと呼んでいた)
 父はふんどし一つで蔵の前の植え込みから敵機を睨んだと同時に「伏せろっ」「伏せろっ」とどなった。なんと隣家のおばさんが肌襦袢のまま田圃で小手をかざしていた。父の声でおばさんは地面に突っ伏した。「死ぬ気かっ」とまた怒鳴る。里山にぶつかるのではと思うほど低空を飛び、パイロットが笑っているように見えた。「畜生っ鉄砲があればなあっ」と兄は悔しがった。父も「舐められたもんだっ」と拳を握りしめていた。
 私は父の足にしがみついていたので家の中に蹴飛ばされた。幸いこの時は帝都の偵察が目標だったとのことで迎撃機が何機か撃ち落されただけで地元には被害がなかったらしい。
 
東京大空襲
 私が六歳の三月、その日は夕方早くから警戒警報が鳴っていたので電燈に黒い風呂敷をかぶせ早々と雨戸を閉めた。その頃村の警防団が巡回して灯りが洩れていたりすると(用心してください)と注意された。ラジオを聞きながら早めの夕食を済ませ布団に入った途端けたたましい空襲警報が鳴り出した。同時に空をつんざくような爆音、電気を消して雨戸をあけると空一面に黒いカラスの様な集団が頭の上を通り過ぎる。次から次へ爆音が途切れることはなかった。ラジオを付けても雑音しか聞こえず、私は思わず「おしっこー」と叫んだ。言葉にならない怖さに震えが止まらなかった。「子ども達は念のため壕に入れっ」と父に命令され私たちは頭巾をかぶり、ちゃんちゃんこを着て外に出た。父は「これは東京は大変なことになるぞ」とため息をついた。すると上の兄達が「山に行って見て来ます。」と言うが早いか草履をはいて駆け出した。「わたしも」と駆け出したら「紀子は無理だよ」と下の兄に抑えられた。その下の兄もじっとしていられず「行こうか」と私の手を握った。「うんっ」と私のほうが先に駆け出した。
    ・・・・・次号に続く・・・・・
 
3月27日 総会を開き2016年度がスタートしました。
下記のように、世話人を選出しました。一年間、よろしくお願いいたします。
代 表:木村忠彦
副代表:鎌倉淑子、崎山比早子
小川しま子、小野寺力(庶務)、
関口甫(会計)、浪岡尊志、藤木武夫、
森村敏子、山田安太郎、渡辺政一
 
5月の活動予定
・5月5日(木・祝)午後1:30~3:00
シール投票「憲法9条守る?変える?」
モノレール動物公園駅陸橋上
 
・5月9日(月)午後5時~6時
宣伝行動「戦争法の廃止を求める」
JR都賀駅
 
お 出 か け 情 報 
4月23日(土)13:30~16:30
会 場:船橋市民文化ホール JR船橋駅徒歩7分・京成船橋駅徒歩5分
入場料:  500円
主 催:  九条の会・ちばけん
九条の会・地方議員ネット
パネルディスカッション SEALDs・ママの会@ちば
 
国連・憲法問題研究会講演会
緊急事態条項ココが危険
4月23日(土)18:30~21:00
講師:中井 雅人さん
(明日の自由を守る若手弁護士の会)
会場:文京シビックセンター3F会議室A (地下鉄後楽園駅・春日駅)
参加費:800円
 
4月24日(日)13:00~14:30
会 場:生涯学習センターメディアエッグ
講 師:  中野 晃一先生
参加費:  無料
定 員: 80名 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。になるべく事前申し込みを
主 催: ママの会@ちば
 
5・3 憲法記念日の集い
と   き:5月3日 14時~
と こ ろ:千葉市文化センター ホール
記念講演  : 石川康宏さん(神戸女学院大教授・経済学)
「安倍流改憲の道か、日本国憲法の道か」
主権者は軍国立国をめざすアベ政治を許さない
参 加 費  : 500円   
主  催 :憲法を守り・いかす千葉県共同センター/千葉県憲法会議
 
5・3 憲法集会  東京有明防災公園
りんかい線 「国際展示場駅」
ゆりかもめ 「有明駅」
13:00~16:00
「明日を決めるのは私たち
        平和といのちと人権を!」
スピーチ・あいさつ・リレートーク
 大切な人とご一緒にあつまりましょう。
 
千葉県憲法集会  憲法を変えさせない市民のつどい
日 時 :5月7日(土)13:30
会 場 :千葉県弁護士会館3F(教育会館となり)
講 演 :上原 公子さん「安倍政権を斬る」- 憲法と私たちの生活
資 料 代 :500円
主   催 :憲法を活かす会千葉県協議会
 
  緊急事態条項は許さない
講演:清水雅彦日本体育大学教授(憲法学)
5月15日(日)14:00~
千葉市文化センター 5Fセミナー室
入場料:1000円(高校生以下無料)
主 催:憲法と暮らしを考える会
 
◇ 戦争法発動させない!戦争する国許さない!
5月19日(木)18:30
衆議院第2議員会館前~国会図書館前
総がかり行動実行委員会
 
定例会
5月29日(日)14時~
みつわ台公民館