「若葉・九条の会」ニュースレター 30号
(2009.12.27 発行)
ホームページ http://homepage2.nifty.com/wakabaarticle9/
お知らせ 第3回わかば新春平和と文化のつどい
日時:2010年1月24日(日)、13時開場、13時30分
開演場所:若葉文化ホール
参加費:前売り券:500円、当日券700円、高校生:200円チケットなどのお問い合わせは 電話&ファックス; 木村:225−3904,森村:253−7992,高野:237—8003,猿田:237-4198 鎌倉:252−1852(電話)、252—2036(ファックス)
前売り券取扱所:若葉文化ホール・市民会館・文化センター・京葉銀行文化プラザ・女性センター プログラム、地図等はニュース欄をご覽下さい。
若葉九条の会・憲法を読む会総会
日時:3月28日(日) 14時から16時30分まで
場所:みつわ台公民館 講堂内容:5周年活動報告と計画、その他
若葉九条の会・憲法を読む会創立5周年記念講演会
日時:4月25日(日)14時から16時30分まで
場所:みつわ台公民館 講堂
講師:小森陽一さん((東京大学教授、九条の会事務局長)
演題:「平和運動と九条の会」(仮題)
普天間基地のグアム移転—現在進行形の公然の密約?
普天間基地移転問題について日本政府もマスメディアも、県内移設か、県外移設か、米国が日本政府に決定を迫っているかのごとくの情報を流し続けている。一方米国の海軍、空軍のホームページを見ると沖縄からのグアム移転は2014年までに完了するという日程表ですでに計画が進行していることがわかる。これは2006年5月に行われた日米安全保障協議会における在日米軍再編計画での合意事項なのだ。なぜグアムか、という疑問にも米軍の世界戦略上地理的に最適であると説明している。従ってこの移転計画は沖縄の事情ではなく全面的に米国軍事戦略の一環として決められたものだ。
12月11日、日本テレビのインタビューで宜野湾市伊波洋一市長がこの事実を明らかにし、なおかつ岡田外相がそれを知らなかった、米軍から説明を受けていない等と言い訳しているという驚くべき実態を曝露した。外交交渉に当たる担当大臣が誰でも読めるホームページの記事すら知らずに交渉していたとは!更にこの国のマスメディアは事実を伝えず、伊波市長のインタビュー放映後も、クリントン国務長官が藤崎駐米大使を呼びつけ、鳩山首相に釘を刺した等と事実とは全く異なる報道を行った。事実は大使が立ち寄ったのだと国務省のクローリー次官補が述べている。
辺野古基地建設問題で“アメリカとの関係が崩れる”と騒ぎ立てるマスメディアが伝えないのは「ジュゴン訴訟」だ。連邦地裁は米国文化財保護法に照らして基地建設を違法とした。これから控訴審が争われると仮定しても、その間キャンプ・シュワッブの敷地にかかる基地建設はできない。 きわどい情報操作までして外務省、マスメディアはなぜ辺野古移設にこだわるのだろうか? 基地建設で利益を得るのは誰か、納税者としてはとくと見極めて動く必要がありそうだ。 崎山比早子 (西都賀)
11月例会で藤木さんのお話を伺って
「日本は朝鮮で、アジアでなにをしたか」をビデオとお話で伺う機会に恵まれました。伺う前から、私にとってぞくぞくするような題名でしたし、観て聴いている最中から頭と心の中を「謝罪と感謝の気持ち」がかけめぐりました。 秀吉の時代から朝鮮に迷惑をかけてきたことは「日本の歴史」16巻(小学館)を読んで知っておりましたが、藤木さんのビデオとお話で、ますます生々しくその歴史に出会うことができました。 「歴史」が政権という利権の存続のために利用されて、彼等の都合の悪いことは教科書からも学校からも学ぶことはできません。歴史は「心」ではなく、事実なのですから、「歴史」の「現場」に行って自分の目で観て、考えて回りの人に伝え、話し合うことが大事だと思います。「9条の会」がどんな人にもある「平和を願う心」を基本にして、平和を喜びあえるようにたゆみなく活動して行く会になりますように、私も仲間になりたいと思います。 関口 甫 (小倉台)
行ってきました12月20日四街道市平和と文化のつどい
「核兵器のない世界を」で大石又七さん講演がありました。去る9月27日「若葉・九条の会」では、東京新木場にある「第五福竜丸展示館」を見学しました。その時、捨てられかけた歴史のある今展示されている全長30メートルの木造船を見ることができました。ビキニ事件そのものも又、乗組員23名の人命を危険にさらした葬られかけた米国の国家の犯罪です。被爆した船は福竜丸だけではない。政府が把握しただけでも856艘。およそ1000艘におよぶそうです。(広島型原爆の1000倍)その後<放射能はごめんだ>という声が高まり水爆実験禁止、原子兵器反対の署名に発展し、署名は3200万人を超えたのです。(1955)
大石又七さんは「ビキニ事件」を語れる唯一の第五福竜丸乗組員です。「第五福竜丸」がビキニ環礁で被爆したのは1954年です。当時大石さん20歳。「原爆病はうつるといわれた。15年は身を隠して生活していた」と言われました。私たちは、今こそ核兵器のない世界の実現に向け語り続けていかなければならないと思います。 (田村 御成台)
大石さんの本 ・「死の灰を背負って 私の人生を変えた第五福竜丸」1991 新潮社 ・「第五福竜丸とともに 被爆者から21世紀の君たちへ」2001 新科学出版社 ・「ビキニ事件の真実 いのちの岐路で」2003 みすず書房 ・「これだけは伝えておきたいビキニ事件の表と裏」 2007 かもがわ出版 どれも千葉市図書館で借りられます
BIKINI 55~PIKADON 65 黒田征太郎絵画展核なき地球へのメッセージ~ 2010年3月22日まで東京都江東区夢の島3-2都立第五福竜丸展示館 (03-3521-8494)「第五福竜丸」は いまも 核兵器のない未来へ向かって航海中です。
《お出かけ情報》
★第13回許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会
日時:2010年2月13日(土)13:30~17:00
場所:在日本韓国YMCA地下ホール「主権者は私たち」日米安保50年、憲法9条・25条、改憲手続き法を考える」、参加費:700円
★伊藤 真講演会「憲法は私たちのかけがえのない財産」
日時:2010年2月13日(土) 14:00 開演
場所:京成労働会館(3Fホール)京成津田沼徒歩5分参加費:500円
主催:習志野・憲法を生かす会連絡先:043-244-3860
《出版情報》『千葉市大空襲とアジア・太平洋戦争の記録 100人の証言』編集:市民有志。千葉市平和都市宣言20周年を記念して出版された。表題の100人を超える120人以上の戦争体験が集められた。「戦争を知らない若い人に読んでもらいたい」と編集者は話している。熊谷千葉市長はじめ推薦者多数。定価:1,000円。お問い合わせは編集委員の一人伊藤章夫さん(080−5305−3739)へ。
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