ニュースフラッシュニュースレター120号(2024.11.8発行)を掲載しました(2024.11.8)ニュースフラッシュ

「若葉・九条の会」 ニュースレター  第18号
(2008年2月22日発行) 発行/「若葉・九条の会」広報部
 
 
 
 
 
詳細は:http://whynot9.jp/first/ で見ることができます。
 
わかば・新春平和と文化のつどい
 
1月26日(土)・若葉文化ホール
 
みなさまのご協力で、楽しいひととき
 
‘08年「若葉新春平和と文化のつどい」に聴く側から妻と参加しました。
開催に至るまでのご苦労、多きことでしたでしょう。そして、実行委員皆様の努力のもと、すばらしいコンサートとなり感激いたしました。ステージから伝わって参ります出演くださった方々「平和を願う音楽家の会」「地域にて活動されている合唱団」の音と言葉による平和希求への思いは、心の中にぐんぐんと浸みて参りました。
特に、志半ば凶弾に倒れられた前長崎市長伊藤一長さんの「被爆60年、‘05年、長崎平和宣言」による「あきらめないで」の合唱をワンテンポ遅れながらも自然と音階を追い、詩を噛み締めながら口ずさんでいました。
長崎の空に響きわたる鐘の音、
世界中の核を持つ国の指導者の皆さん、
アメリカ市民の皆さん、
日本政府に求めます
若い世代の皆さん
と語りかけ、呼びかけ、終りに原爆で亡くなられた方々の御霊への鎮魂。平和を祈念する宣言は胸に迫り、説得力を持って迫ってくる言葉です。
つどいの終り、ステージと聴衆による全員合唱「ふるさと」を大声で歌い余情を残しながら会場を後に致しました。
今、平和憲法を改憲する方向付けが着々と進められ、戦争をしない国、日本が、戦争のできる国に変わろうとする瀬戸際です。
平和希求の運動は、国民一人ひとりが強く連帯し、九条を守り、生かすことに努力して行かねばならない大切な時です。
より多くの方々に九条の会への参加を願わずにはいられません。
ボーダレスの世界は、何時くるのでしょうか。 (都賀の台: 佐古口 護)
 
年が明けた1月26日の午後、モノレール千城台の駅から若葉文化ホールを目指して人の波が続いた。年齢はさまざま。「新春平和と文化のつどい」に参加する人の群れである。半年まえの夏、7月15日日本国憲法誕生のドラマ「日本の青空」を観に出かけた時と同じ光景である。 「平和」に対する同じ「思い」を持った人たちが、集まってくるのは、限りなく嬉しい。日本中が、こういう人たちで溢れかえって来てほしい。そう思いながら、私は会場に足を運んだ。 ロビーには一言では表現できないほど、いろいろの主張を持ったグループが、それぞれにアピールしていて、賑やかなことこの上もない。
集会は「一部」と「二部」に分かれ、独唱、コーラス、楽器演奏、朗読と盛り沢山だ。コーラスは、混声合唱をふくめて、千葉市内にこれほど多くあるとは予想外だった。「会津磐梯山」のような民謡から、美空ひばりの歌まで、演奏者も楽しんだ。音楽は平和の象徴の一つだ。 民謡といえば、スペインのカタロニア地方の民謡、「鳥の歌」のファゴットに感激した。ファゴットは余りなじみのない楽器で、この会場で初めて目にした人も多かったに違いない。カザルスのチェロの演奏はお馴染みだが、ファゴットの音色は会場を「しん」とさせた。
バルセロナの郊外にあるカザルスの生家を訪れたことを思い出した。十月の明るい日の下で小さな家は静まり返っていた。フランコ政権下では、カタロニア地方は、カタロニア語を使うことが禁じられていた。鳥は、ピーチェ ピチェ 平和 平和と鳴くのに。(みつわ台:柳田 順  ♪♪♪♪♪♪♪)
 
 
 
 
 
 
 
当日のスナップ写真より
 
第2回千葉県内「九条の会」交流集会
1月12日(土) 千葉大学「けやき会館」 朝からの強風と氷雨の中、県下70の会から400人が参加し、会場は満席となりました。
集会は 「千葉県うたごえ九条の会」による「憲法九条 五月晴れ」の合唱でオープニングし、まず、 「全国の九条の会」事務局長の小森陽一さんが「九条の会の現状と私たちが切り開くもの」のテーマで、全国6801の会(‘07/11月現在)まで発展した運動の広がりとその背景、また、私たちのめざすべき運動の方向―九条の世界平和に果たしている意義を話されました。
続いて「国連憲章と日本国憲法―日本にとっての国際貢献とは?」のテーマで、伊藤塾塾長の伊藤真さんが 2時間にわたり記念講演を行いました。伊藤さんは憲法の一般法との性格の違い、憲法が持つ力などについて、過去の世界や日本の失敗、成功の歴史に触れながら、具体的かつわかりやすく話されました。現在の日本の教育の現状と問題点や権力側の狙いなどについても触れたおはなしでは、今取り組んでいる私たちの運動(憲法九条を守ろう、活かそうという運動)と憲法の力のすごさ、を再認識しました。
午後は7つの「分散会」で活発な意見交換
各会場とも経験交流、意見交換の発言が途切れることなく続きました。千葉県には準備会も含めて‘07末現在304の「九条の会」が生まれているとのことです。
私たち「若葉・九条の会」からは 世話人を中心に約20名が参加しま、第7分散会の司会進行と共に、交流集会全般の実行委員も分担しました。
第7分散会では<会の運営は、会費制かカンパのいずれが良いか><学習を中心にしている><外に出て、署名活動、宣伝活動も大事><農村地域で小さな会では、大きな催しがむずかしい><署名は気張らないで気楽にやって成果を上げている><署名活動をしたらそれがどうなったか・・国会に届けた等の報告が大切><参加者、会員とのコミュニケーションのためにニュースの発行、配布は欠かせない> などの討論や意見交換をおこないました。私たち「若葉・九条の会」からは千葉駅頭などでの「シール投票」、「新春平和のつどい」の開催の経験、節目、節目に行っている宣伝活動について報告しました。
大きな盛り上がりで、大成功となった今回の第2回交流集会でしたが、来年は更に沢山の実践経験や知恵と工夫が持ち寄られることでしょう。        (報告:都賀の台・小宮)
 
 
<お出かけ情報>
● 北東アジア非核兵器地帯の可能性
日時:2月23日(土) 14時〜18時
場所:有楽町朝日スクエア
資料代:1000円 学生500円
第1部:基調講演 北東アジア平和の条件 佐々木寛(新潟国際情報大学)
北東アジア非核兵器地帯の意義 梅林宏道(ピースデポ代表)
第2部:議員フォーラム
第3部:市民フォーラム 市民自治体の役割
上原公子(前国立市長)
田中照己(日本被団協)
丸山善弘(生活者協同組合かながわ)
 
● 2・23平和憲法を守ろう!千葉県民集会
日時:2月23日(土)13時30開会
場所:千葉県労働者福祉センター大ホール
講師:糸数慶子(参議院議員)
ミニコンサート:ユニオン/ニューフィル
千葉メンバー
資料代:500円
発言の広場、集会後デモ行進
 
● 九条の会講演会: 小田実さんの志を受け継いで
日時:3月8日
開場12時、開会13時30分
場所:渋谷C.C.Lemonホール
講演:井上ひさし(劇作家)
大江健三郎(作家)
奥平康弘(憲法研究者)
加藤周一(評論家)
澤地久枝(作家)
鶴見俊輔(哲学者)
音楽:チェロとピアノの演奏
チェロ演奏 渡辺宏
(東京ビバルディ合奏団代表)
ピアノ演奏 山形明朗
前売り券1000円、当日券1200円
口座名:九条の会
口座番号00180−9−611526
通信欄に講演会入場券○枚希望と
お書き下さい。
 
● アレン・ネルソントークライブin千葉 金持ちが儲けて、貧乏人が殺される
これが戦争の本質だ!
日時:年3月8日(土)18:15分開場、
18:30分開演
場所:千葉生涯学習センター・2Fホール
資料代:一般千円、高校生以下500円、
小学生以下無料
星野文昭絵画展
日時:3月18日(火)13時~3月23日
場所:船橋市民ギャラリー
(船橋スクエア21ビル3F)
主催:再審無罪・釈放を!
星野文昭絵画展実行委員会
 
● イラク・アフガン戦争に 反対する県民集会
日時:3月20日(木・祝)
13時30分開場 14時開会
場所:市民会館小ホール
講師:天木直人(元レバノン大使)
テーマ:日米軍事同盟とアジア・
中東情勢)
参加費:500円
 
● 憲法と地方自治「憲法をくらしに生かす新潟県加茂市のとりくみ」入場無料
日時:3月22日 14時〜16時30分
場所:千葉県教育会館大ホール
講師:小池清彦(新潟県加茂市長)
主催:千葉県弁護士会
 
編集後記:岩國の市長選では、いかに今の日本人がアメに弱いかを見せつけられた思いがしました。お金に換えられない大切なものを売り渡してしまったのです。無念。
 

「若葉・九条の会」ニュースレター第18号
(2008年2月22日発行)

わかば・新春平和と文化のつどい
(1月26日(土)・若葉文化ホール) 
みなさまのご協力で、楽しいひとときを持つことができました。

‘08年「若葉新春平和と文化のつどい」に聴く側から妻と参加しました
。 
開催に至るまでのご苦労、多きことでしたでしょう。そして、実行委員皆様の努力のもと、すばらしいコンサートとなり感激いたしました。ステージから伝わって参ります出演くださった方々「平和を願う音楽家の会」「地域にて活動されている合唱団」の音と言葉による平和希求への思いは、心の中にぐんぐんと浸みて参りました。
特に、志半ば凶弾に倒れられた前長崎市長伊藤一長さんの「被爆60年、‘05年、長崎平和宣言」による「あきらめないで」の合唱をワンテンポ遅れながらも自然と音階を追い、詩を噛み締めながら口ずさんでいました。 
長崎の空に響きわたる鐘の音、世界中の核を持つ国の指導者の皆さん、アメリカ市民の皆さん、日本政府に求めます 若い世代の皆さんと語りかけ、呼びかけ、終りに原爆で亡くなられた方々の御霊への鎮魂。平和を祈念する宣言は胸に迫り、説得力を持って迫ってくる言葉です。
つどいの終り、ステージと聴衆による全員合唱「ふるさと」を大声で歌い余情を残しながら会場を後に致しました。今、平和憲法を改憲する方向付けが着々と進められ、戦争をしない国、日本が、戦争のできる国に変わろうとする瀬戸際です。平和希求の運動は、国民一人ひとりが強く連帯し、九条を守り、生かすことに努力して行かねばならない大切な時です。より多くの方々に九条の会への参加を願わずにはいられません。 ボーダレスの世界は、何時くるのでしょうか。                          (都賀の台: 佐古口 護)

年が明けた1月26日の午後、モノレール千城台の駅から若葉文化ホールを目指して人の波が続いた。年齢はさまざま。「新春平和と文化のつどい」に参加する人の群れである。半年まえの夏、7月15日日本国憲法誕生のドラマ「日本の青空」を観に出かけた時と同じ光景である。 「平和」に対する同じ「思い」を持った人たちが、集まってくるのは、限りなく嬉しい。日本中が、こういう人たちで溢れかえって来てほしい。そう思いながら、私は会場に足を運んだ。ロビーには一言では表現できないほど、いろいろの主張を持ったグループが、それぞれにアピールしていて、賑やかなことこの上もない。集会は「一部」と「二部」に分かれ、独唱、コーラス、楽器演奏、朗読と盛り沢山だ。コーラスは、混声合唱をふくめて、千葉市内にこれほど多くあるとは予想外だった。「会津磐梯山」のような民謡から、美空ひばりの歌まで、演奏者も楽しんだ。音楽は平和の象徴の一つだ。民謡といえば、スペインのカタロニア地方の民謡、「鳥の歌」のファゴットに感激した。ファゴットは余りなじみのない楽器で、この会場で初めて目にした人も多かったに違いない。カザルスのチェロの演奏はお馴染みだが、ファゴットの音色は会場を「しん」とさせた。バルセロナの郊外にあるカザルスの生家を訪れたことを思い出した。十月の明るい日の下で小さな家は静まり返っていた。フランコ政権下では、カタロニア地方は、カタロニア語を使うことが禁じられていた。鳥は、ピーチェ ピチェ 平和 平和と鳴くのに。
(みつわ台:柳田 順  ♪♪♪♪♪♪♪)



会場は満員の盛況でした

第2回千葉県内「九条の会」交流集会

1月12日(土) 千葉大学「けやき会館」 朝からの強風と氷雨の中、県下70の会から 400人が参加し、会場は満席となりました。
集会は「千葉県うたごえ九条の会」による「憲法九条 五月晴れ」の合唱でオープニングし、まず、「全国の九条の会」事務局長の小森陽一さんが「九条の会の現状と私たちが切り開くもの」のテーマで、全国6,801の会(‘07/11月現在)まで発展した運動の広がりとその背景、また、私たちのめざすべき運動の方向―九条の世界平和に果たしている意義を話されました。 
 続いて「国連憲章と日本国憲法―日本にとっての国際貢献とは?」のテーマで、伊藤塾塾長の伊藤真さんが 2時間にわたり記念講演を行いました。伊藤さんは憲法の一般法との性格の違い、憲法が持つ力などについて、過去の世界や日本の失敗、成功の歴史に触れながら、具体的かつわかりやすく話されました。現在の日本の教育の現状と問題点や権力側の狙いなどについても触れたおはなしでは、今取り組んでいる私たちの運動(憲法九条を守ろう、活かそうという運動)と憲法の力のすごさ、を再認識しました。 
 午後は7つの「分散会」で活発な意見交換 各会場とも経験交流、意見交換の発言が途切れることなく続きました。千葉県には準備会も含めて‘07末現在304の「九条の会」が生まれているとのことです。 私たち「若葉・九条の会」からは世話人を中心に約20名が参加しま、第7分散会の司会進行と共に、交流集会全般の実行委員も分担しました。第7分散会では<会の運営は、会費制かカンパのいずれが良いか><学習を中心にしている><外に出て、署名活動、宣伝活動も大事><農村地域で小さな会では、大きな催しがむずかしい><署名は気張らないで気楽にやって成果を上げている><署名活動をしたらそれがどうなったか・・国会に届けた等の報告が大切><参加者、会員とのコミュニケーションのためにニュースの発行、配布は欠かせない> などの討論や意見交換をおこないました。私たち「若葉・九条の会」からは千葉駅頭などでの「シール投票」、「新春平和のつどい」の開催の経験、節目、節目に行っている宣伝活動について報告しました。大きな盛り上がりで、大成功となった今回の第2回交流集会でしたが、来年は更に沢山の実践経験や知恵と工夫が持ち寄られることでしょう。  (報告:都賀の台・小宮) 

<お出かけ情報>
 ● 北東アジア非核兵器地帯の可能性
日時:2月23日(土) 14時〜18時
場所:有楽町朝日スクエア資料代:1000円 学生500円
第1部:基調講演 北東アジア平和の条件 佐々木寛(新潟国際情報大学)  北東アジア非核兵器地帯の意義 梅林宏道(ピースデポ代表) 
第2部:議員フォーラム第3部:市民フォーラム 市民自治体の役割  上原公子(前国立市長)田中照己(日本被団協)丸山善弘(生活者協同組合かながわ)
●2・23平和憲法を守ろう!千葉県民集会
日時:2月23日(土)13時30開会
場所:千葉県労働者福祉センター大ホール
講師:糸数慶子(参議院議員)ミニコンサート:ユニオン/ニューフィル 千葉メンバー資料代:500円  発言の広場、集会後デモ行進
●九条の会講演会: 小田実さんの志を受け継いで
日時:3月8日 開場12時、開会13時30分
場所:渋谷C.C.Lemonホール
講演:井上ひさし(劇作家)大江健三郎(作家)奥平康弘(憲法研究者)加藤周一(評論家)   澤地久枝(作家)鶴見俊輔(哲学者)
音楽:チェロとピアノの演奏 チェロ演奏 渡辺宏(東京ビバルディ合奏団代表)ピアノ演奏 山形明朗 前売り券1000円、当日券1200円 口座名:九条の会 口座番号00180−9−611526 通信欄に講演会入場券○枚希望と お書き下さい。
●アレン・ネルソントークライブin千葉 金持ちが儲けて、貧乏人が殺される  これが戦争の本質だ!
日時:年3月8日(土)18:15分開場、18:30分
開演場所:千葉生涯学習センター・2Fホール
資料代:一般千円、高校生以下500円、 小学生以下無料
 ●星野文昭絵画展
日時:3月18日(火)13時~3月23日       
場所:船橋市民ギャラリー(船橋スクエア21ビル3F)
主催:再審無罪・釈放を! 星野文昭絵画展実行委員会
●イラク・アフガン戦争に 反対する県民集会
日時:3月20日(木・祝)13時30分開場 14時開会 
場所:市民会館小ホール
講師:天木直人(元レバノン大使)テーマ:日米軍事同盟とアジア・中東情勢)参加費:500円
●憲法と地方自治「憲法をくらしに生かす新潟県加茂市のとりくみ」入場無料
日時:3月22日 14時〜16時30分
場所:千葉県教育会館大ホール講師:小池清彦(新潟県加茂市長)主催:千葉県弁護士会

編集後記:岩國の市長選では、いかに今の日本人がアメに弱いかを見せつけられた思いがしました。お金に換えられない大切なものを売り渡してしまったのです。無念。