ニュースフラッシュニュースレター120号(2024.11.8発行)を掲載しました(2024.11.8)ニュースフラッシュ

 

若葉・九条の会ニュースレター No 75

                          2017.6.16 発行
                             ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
                    発行責任者 木村 忠彦043-255-3904

6月例会 ご案内
 6月25(日) 午後2時~4時30分
みつわ台公民館講堂
「日本国憲法制定70年 
憲法について 話しましょう」
~~~ 話してみよう。
あなたの思い、私の想い。~~
 
 
 
                   
               (学習会風景)
 
下記 緊急アピールをお知らせします
 国会が死にかけている       WP7 No.125J
                                                            10 June 2017
武者小路公秀 土山秀夫 大石芳野 小沼通二 池内了 池辺晉一郎 髙村薫
  
 かつてここまで国民と国会が軽んじられた時代があっただろうか。
 戦後の日本社会を一変させる「共謀罪」法案が上程されている国会では、法案をほとんど理解できていない法務大臣が答弁を二転三転させ、まともな審議にならない。安倍首相も、もっぱら質問をはぐらかすばかりで、真摯に審議に向き合う姿勢はない。聞くに耐えない軽口と強弁と脱線がくりかえされるなかで野党の追及は空回りし、それもこれもすべて審議時間にカウントされて、最後は数に勝る与党が採決を強行する。これは、特定秘密保護法や安全保障関連法でも繰り返された光景である。
  いまや首相も国会議員も官僚も、国会での自身の発言の一言一句が記録されて公の歴史史料になることを歯牙にもかけない。政府も官庁も、都合の悪い資料は公文書であっても平気で破棄し、公開しても多くは黒塗りで、黒を白と言い、有るものを無いと言い、批判や異論を封じ、問題を追及するメディアを恫喝する。
 
  こんな民主主義国家がどこにあるだろうか。これでは「共謀罪」法案について国内だけでなく、国連関係者や国際ペンクラブから深刻な懸念が表明されるのも無理はない。そして、それらに対しても政府はヒステリックな反応をするだけである。
  しかも、国際組織犯罪防止条約の批准に「共謀罪」法が不可欠とする政府の主張は正しくない上に、そもそも同条約はテロ対策とは関係がない。政府は国会で、あえて不正確な説明をして国民を欺いているのである。
  政府と政権与党のこの現状は、もはや一般国民が許容できる範囲を超えている。安倍政権によって私物化されたこの国の政治状況はファシズムそのものであり、こんな政権が現行憲法の改変をもくろむのは、国民にとって悪夢以外の何ものでもない。
  「共謀罪」法案についての政府の説明が、まさしく嘘と不正確さで固められている事実を通して、この政権が「共謀罪」法で何をしようとしているのかが見えてくる。この政権はまさしく国会を殺し、自由と多様性を殺し、メディアを殺し、民主主義を殺そうとしているのである。                                                                  連絡先:http://worldpeace7.jp 
 
5月28日「共謀罪と私たちの生活」
学習会に参加して     
            みつわ台・高見美保子
 千葉県若手弁護士の会の、島貫美穂子さんの話しは、学習会という堅苦しいものではなく、わかりやすくとても好感が持てました。
 単に「共謀罪」に ついての学習というより、30代の女性が、今の政権の意図しているところを、丁寧に話しされ、その内容に、心動かされ、自分も何かしなければと思いました。 まだ上手く使えないのですが、生まれて初めてフェイスブックに投稿しました。
 共謀罪なんて興味無い、自分に関係無い、よくわからん!自分はそんなことする訳ないし・・・。
 世論調査でも、賛成、反対が拮抗(20%〜30%代)、わからないが50%以上だから無理もない話しです。
 共謀罪は、取り締まりは警察官がするので範囲が広い。
 例えば、通報があり、警察官が来て当事者(一市民)に声をかける。きちんと説明をして間違いだったとしても、警察官から何か言われるのは、一市民としていい気持ちではない。そこに「萎縮」が生まれ、面倒なことはさける「無関心」が生まれ、言われたことだけにしようという「いいなり」が生じていきます。
 一方で、学校教育でも知らず知らずに、子どもたちは自分の意見を言えないまま、これも「いいなり」な子どもが育ちかねません。
 島貫さんは、安倍首相が、2020年を憲法改正の年にしたい。違憲と言われている今の自衛隊を憲法に明記したいと言い出したことを大きく捉えており、これがまさに本丸であるとのことでした。
 現政権の支持率が下がらない内に、それと睨みながら、世論の支持を受けている自衛隊を合法化しようとしているのです。
今、自衛隊は
✖︎・軍備も反対・・・共産党など少数。
自衛隊は○、災害時などの活躍、国を守る軍備は仕方ないと思う人・・・・・多数。
自衛隊は○、軍事力を高めて、他国にも行く・・・現政権。に分かれる。
 現政権は、自衛隊を○か✖︎で振り分け、国民の支持を受けていると言いきります。でも多数の国民は、自衛隊が国軍として、他国の後方支援であろうが、戦闘地に行くなら反対の筈です。
 安倍は憲法9条は、1,2項はそのままにして、3項に自衛隊を明記すると言っています。合憲化して、9条の1,2項をなし崩しにしていきます。
過去を振り返れば、 安保法案も沖縄のことも民主主義も立憲主義も福島県の原発事故のことも、なしくずしをなんとも思っていません。
という訳で、私たちのできること。誰かに伝えなければと思いました。
 
共謀罪は、廃案に!現政権での憲法改正は絶対阻止!
大きな国民運動にしなければと強く思いました。
 
交 流 広 場         
「物権」「人権」「女の時代」、
「拉致被害者」「北朝鮮」                    小倉台・H.S
 
 憲法九条の字面の勉強から、どうしたら「九条の精神」を実現できるかを一人一人ようく哲学し、できることを実行したいと思います。
 戦後の70年間「物権」中心の国民だった
私たちも、もうそろそろ世界の潮流になってきている「人権」中心の世の中に格上げしなければなりません。
 「人権」を実現するシンボルは「女性」です。日本を「女の時代」にするために、男性も女性も手を携えて進歩しましょう。
 「北朝鮮の従軍慰安婦」に心からの謝罪と補償を行い「拉致被害者」を日本に返してもらいたいです。
 北朝鮮に対し、アメリカ軍と一緒になって自衛隊の軍力で戦う、今の安倍政権のやり方でなく、訪問し、話し合いの外交で戦後
70年間の敵、味方の関係を終りにして貰いたい。政権ではなく、国会の決議で「拉致問題解決全権大使」をつくり、相手国の国連大使もいますし、ピョンヤン訪問、マンボンギョン号、貿易関係の復活と日本にとって一番近い北朝鮮と官民あげての平和外交で平和条約を結びたいです。明治から150年たちます。かつての戦争で痛めつけた植民地と仲直りをして「東洋和平」という宿願を達成したいものです。
 
6月3日 千葉駅クリスタルドームにて
「共謀罪」って ご存知ですか? 街宣
 
行ってきました 「九条の会」講演会
 6月2日 東京 杉並公会堂で開かれた日本国憲法施行70年 講演会“憲法破壊の政治をやめさせよう!”に世話人の木村忠彦・山田安太郎・渡邊政一・鎌倉淑子の 4人が参加しました。内容は6月例会でレジュメ的に報告します。
 2004年「九条の会」発足時の呼びかけ人9人の中、ご存命の方は、梅原猛さん・大江健三郎さん・沢地久恵さんだけとなりました。   2016年10月に 愛敬浩二、浅倉むつ子、池内了、池田香代子、伊藤千尋、伊藤真、内橋克人、清水雅彦、高遠菜穂子、高良鉄美、田中優子、山内敏弘を構成メンバーとして世話人会が出来、豊かな九条の会となったのはうれしいことでした。このたびの講演会も、奥平康弘さんはじめ多くの遺産(学問の、日本の知性の、敬愛する人格の、読み継がれる作品の)を引き継ぐものでした。                             都賀の台・鎌倉淑子
 
お 出 か け 情 報
共謀罪反対リレートーク
6月19日(月)午後5時~6時
JR 都賀駅
チラシ配布
 
九条の会事務局主催 学習会
「安倍首相の改憲発言をめぐって」
「安倍首相の改憲発言―その憲法論的検討」
  浦田一郎さん(一橋大学名誉教授・憲法学)
「安倍首相の改憲発言―そのねらいと危険性」
  渡辺治さん(一橋大学名誉教授・政治学)
6月20日(火) 18:30~21:00
会場:韓国YMCA地階スペースY
   JR水道橋駅から徒歩6分
参加費1000円
 
「安倍やめろ!!緊急市民集会」
高野孟・鈴木邦男・浅野健一・大口昭彦・
 
古賀茂明・植草一秀・井筒高雄ほか
6月21日(水)16:00~
参議院議員会館1F講堂
資料代:500円080-2049-3309(田中)
 
定例会「日本国憲法制定70年憲法について話しましょう」
6月25日(日)14:00~16:30
みつわ台公民館講堂
 
▽ 沖縄と千葉を結ぶ会
7月1日(土)14時~16時半 
千葉商工会議所 第1ホール
      (ツインビル2号館14階)
基調講演:糸数慶子参議院議員
資料代  500円
 
7月8日(土)13:30開演
千葉県教育会館ホール 2000円
第1部 特別企画講演:児玉三智子さん
「核のない世界をめざして」
第2部  筝・尺八・十七絃
     ピアノ・合唱など
第3部  コンチェルト ピース 他
     ファゴット・ピアノ
     「時をこえ」他千葉合唱団
      詩と音楽「命の詩(うた)」
  花はどこへいった(全員合唱)
 
オルタナテブ日本(もう一つの日本)の
経済政策・ポストアベノミクス
講師:金子 勝 慶応義塾大学経済学部教授
7月20日(木) 18:00~21:00
スペースたんぽぽ 講座番号472
JR水道橋駅西口から5分 千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F
参加費+資料費 800円
予約:TEL03-3238-9035
 
7月22日(土)14:00~船橋東部公民館4F 講堂   講演
 
主催:パトリオットミサイルはいらない習志野基地実行委員会     資料代:500円
 
編 集 後 記
・・・・・とある蕎麦屋で
店主「へい、おまち!  モリはどちら?」
あべ「私はカケ」   あきえ「私はモリ」
(食事が済んで会計)
あきえ「おいくらですか?」
店主 「モリは8億円、カケが14億円です」
あきえ「あなた、高いからまけてもらいましょうよ」
あべ 「タダにしてくれ」・・・・ つづく