若葉・九条の会ニュースレター No 73
2017.2.15 発行
ホームページhttp://wakabaarticle9.com/
発行責任者 木村 忠彦043-255-3904
2017年1月29日 千葉市若葉文化ホールにて「第10回わかば新春平和と文化のつどい」が開催されました。
上の写真:若葉シンフォニーオーケストラをバックに、全員合唱「手のひらに太陽を」「ふるさと」
当日のアンケートから
・最後までいたら オーケストラで歌えて楽しかった。
・幼い子、中学生と一緒のコンサートは楽しかった。
・時代の流れが平和を脅かすので、平和と文化を大事にして助け合う社会にしたい。
2月例会 案内
▽ 2月26日(日)午後2時~4時30分
▽於:みつわ台公民館
▽「憲法しゃべり場」
伊藤真さんの憲法ってなあに?(DVD55分、伊藤真弁護士 語り下ろし)憲法改正ってどういうこと? を観ます。優しく分かりやすい解説です。学生、若い方、どうぞ参加してください。
3月例会は、公民館が自治会の総会などのためとれないのでなしです。
▽ 4月2日(日)午後2時~4時30分 第13回定期総会
みつわ台公民館
2016年度は、ずいぶんいろんなことがありました。活動を総括して新たな2017年度を踏み出しましょう。どなたでもご参加ください。
交 流 広 場 アベの政権NO!のわけ
1月3日 お昼時 JR千葉駅クリスタルドームで「アベ政治を許さない」のスタンディングをしていたら、「どうしてアベ政治を許さないのか」と訊かれた。
A 70年の風雪に耐え、私たちの憲法が守ってきた「戦争の放棄」をなきものにしようとしている。憲法が禁止している「戦争」を「積極的平和」と呼び替えてアメリカの指導のもと、米軍と一緒になって戦争のできる国にしようと次から次へとありとあらゆる手練手管を使ってやつぎばやに日本国民をだまし討ちにする安倍政権は許せない。 (H.S)
A ① 憲法の上位に日米安保を置く政治。民意無視。自分自身を憲法と思っている
② 名称を変更して提出する法案
共謀罪 →テロ等準備罪、武器輸出三原則 →防衛装備移転三原則
→ 武器輸出可能に
③ 2015年9月19日午前2時過ぎの安保法制強行採決後議場の混乱を最後まで見届けないで、1人そ
っと退室する姿は決して忘れない。 (S.O)
A ●為政者のミニマムモラル獲得障害の政権。つまり、憲法と国民の願いへのリスペクト不足どころか
敵扱い。(憲法学者の意見表明、市民の「ちょっと待て」の声も無視し安保関連法の強行採決)
●己の願望と客観的事実の区別ができない政権。(福島の汚染水は完全ブロックされている。オスプ
レイは墜落ではなく不時着。南スーダンの戦闘は衝突。米国は100パーセント日本の味方。私は正
しい、総理だから)
●悪魔の成長戦略の推進。(原発再稼働、海外展開。戦争装備の開発と輸出。カジノ解
禁) (T.O)
A アベ政権は沖縄辺野古の美しい海に米軍海兵隊の一大軍事拠点建設の本格的埋め立て工事を開始し
た。埋め立て土砂によるジュゴンの生息地やサンゴ礁などの生態系破壊は元に戻すことはできな
い。安倍政権は建設反対の民意を無視し辺野古基地の必要性も議論せず強行に工事を開始した。違
憲のアベ政治は許すことができない。(M.W)
A ① 安倍内閣は私たち市民の平和な暮らしを脅かすことをしているから、許せない。
② 「戦争をするなんて言ってないよ」と言いつつ「積極的平和主義」を掲げ米軍と組んで戦争をす
る。日本はどこかの国の<敵>に必ずなる。私たちには災難。戦争だけはごめん
だ。 (T.K)
どうぞ「死の商人」にならないで
◇ 川崎重工業によるニュージーランドへの軍用機輸出、新明和工業によるインドへの軍用飛行艇輸出に
反対です。
安倍政権は2014年4月、「武器輸出三原則」を閣議だけで撤廃し、「防衛装備移転三原則」をつくりま
した。これによって日本は武器輸出ができる国になってしまいました。儲けるためなら何でもする軍
事大国になるのですか。ひとたび軍事経済へ足を踏み出せば、またたく間に「軍事なし」では成り立
たない経済になるのでは?
◇ 大学の研究者、科学者もデュアルユースとか言って軍事研究に手を染めるのですか。いったん開発し
た技術は研究者の手を離れて歩き出す。防衛省から110億円(1年間で)、米軍から8億円(2007年から
10年間で)も受け取っている。
「安全保障技術研究推進制度」の撤廃を求めます。
◇ 南スーダンPKO(国連平和維持活動)に今、陸上自衛隊員350名が派遣されています。「安全保障関
連法」の適用により2016年12月から「駆け付け警護」と「宿営地の共同防衛」の新任務が加わりま
した。
今、国会で問題になっているように防衛省が出してきた「日報」(真っ黒の墨塗りの)によっても
わか るように、南スーダンは非常に危険な戦闘地域になっています。
南スーダンでは親を殺され軍隊に入るしかない子どもたちが12000人以上少年兵として徴用されて
いるといいます。その少年兵に自衛隊員が銃口を向けることも起こりうるとしたら・・・。
「駆け付け警護」は内戦参加であり、中立性は保ちえないのではないでしょうか。どちらかの
「敵」に なるのは明らかです。
PKO5原則も崩れています。(①停戦合意が成立していること②紛争当事国によるPKO実施と日本参加への合意③中立性を保つ④ ①から③が満たされないときは撤退する)⑤武器使用は最少限度
一刻も早く自衛隊は南スーダンジュバから撤退すべきです。平和憲法9条を持つ日本がやるべきことは軍事支援ではなく、食糧、水、医療品などの人道支援です。
防衛省、外務省、首相官邸に意見を届けましょう。HPの御意見からメールを送ることができます。
お 出 か け 情 報
<講演会>安倍首相の狙いは?
自民党改正憲法草案の本質
2月18日(土)午後6時~
千葉市民会館3F特別会議室
講師:清水雅彦さん
(日本体育大学教授・憲法学)
参加費:無料
主催:九条の会・千葉地方議員ネット
東京大空襲資料展
日時 3月9日(木)~12日(日)
午前10時~午後5時
場所 浅草公会堂ギャラリー(台東区浅草1-38)
・特別企画展示 小池仁氏原画展
・追悼集会 3月10日(金)午後1時~
隅田公園内言問橋際
・3/9 (木)午後1時~ 第3集会室
DVD「知られざる東京大空襲」など
・3/10(金)午後2:30分~第1集会室
アコーデオンで歌おう
~~戦中から戦後、そして平和へ~
・3/11 (土) 午後1時~ 第3集会室
名前の在り処~人の記憶から空襲を知る
―2015年千葉市空襲の刻名碑は建てられた
講演:伊藤章夫さん(千葉市)
榎本喜久治さん(東京)
・3/12(日)午後1時~ 第3集会室
平和寄席
入場無料 他に浅草戦跡めぐり(除:10日)
~~平和・民主・人権を守る憲法を壊すな~
憲法、平和、そして沖縄
日時:3月12日(日)午後1時30分開会
会場 一橋日本教育会館8F第2会議室
地下鉄神保町駅 A1出口
竹橋駅 北の丸公園側出口
お話:三上智恵(ジャーナリスト・映画監督)
井筒高雄(元陸上自衛隊レンジャー隊員)
佐々木寛(新潟国際情報大学教授)
丸井 春(「DAYS JAPAN」編集長
参加費:500円
定員:150名(先着順)
主催:市民の意見30の会・東京
2017年 高岩仁監督作品上映会
教えられなかった戦争 フィリッピン編
侵略・「開発」・抵抗
3月20日(月・祝)午後1:20~
午後3:30~竹見智恵子さんのお話
東京ウイメンズプラザ・ホール
渋谷区神宮前(近くに国連大学、青山学院大学)
前売1300円 当日1500円 学生1000円
問合せ・前売り券申込み
TEL&FAX03-5974-1333
福島のいまと反原発運動の展望を語る
武藤類子さん:「福島 被災者の今」
河合弘之弁護士:「反原発運動の展望」
4月8日(土)午後1時30分 開演
資料代:500円、学生・高校生以下無料
千葉市生涯学習センターホール
主催:原発さよなら千葉
編 集 後 記
東京新聞2月11日「この国のかたち2017」のなかの上野千鶴子さんの一文「平等に貧しくなろう」は示唆に富む。読んでみてください。
(都賀の台・鎌倉)
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