ニュースレター

ニュースレター 6
第6号(2006.3.15発行)
新春コンサート開催
こどもたちに戦争のない平和な世界を!
「新春/平和の集い」の当日(1月22日)は、前日降り積もった雪が凍りつく寒い日曜日でした。この日のために歌手の浪岡浩子さんとピアニストの木村佐穂子さんは、何度も練習や打ち合わせを重ねてきました。お金をかけない手作りのコンサートですから演奏者へのお礼はなく、会場も音響効果の良くない公民館の講堂です。盛会への願いと裏腹に観客は集まるだろうかという不安もありました。でも、いざ蓋をあけてみると80名もの人が集まり、うっとりとするような歌とピアノの曲が会場を満たし、ゆるやかな時間が流れてゆきました。高校生の平和メッセージも聞く人に感動を与えました。会の成功は皆の力の結集によって齎されたのだと思います。        本間陽子
新春のつどいを終えて
若葉・九条の会の皆様、そして当日ご参加くださいました皆様、あいにくの天候だったにもかかわらず、良い出会いに恵まれましたことを心より感謝申し上げます。世話人の方々のご苦労にも本当に頭の下がる思いでございます。
音楽の“生”の力にふれて頂くことで一人でも多くの方々と平和の尊さを共感できましたことは、私に取りましてもこの上ない喜びでございました。今後も皆様と共に憲法九条を守りぬいてゆきたいと願っております。浪岡浩子
アンケートから
25名の方がアンケートをよせて下さいました
♪コンサートについて
・ 選曲が大変良かった
・ 心にしみる歌のかずかずでした
・ しっとりとした気分のコンサートでした
・ ピアノ伴奏もよかった。自由に歌い、自由に意見を発表できる、当たり前のことができる世の中こそ大切
・ 歌がすばらしかった
・ 解説と浪岡さんのひとことが、歌をさらに印象深いものにした
・ 浪岡さんのうたう声から平和を願う気持ちが伝わってきました
・ クラシック音楽フアンにとり、大変良い企画でした
・ 自然体で共感できた
・ なつかしい歌、そうして新鮮な感じ
全体を通して
・ 楽しいひとときでした
・ 心、あたたかな感じ
・ 平和なればこそと幸せを感じた
・ 平和の大切さを実感しました
・ 楽しいことをしながら、大切なことをきちんと伝えていく雰囲気がよかった。詩の朗読がよかった
・ 「憲法」を読んだことが「よい締め」だった
・ 学習会と思って来たら歌のプレゼント。そそっかしい自分のうれしい時間でした
高校生による平和メッセージ
・ 自分の言葉できちんと語っていた
・ 若い人の声を聞く機会がこのごろ少なかったので、印象深いよいメッセージ
・ 三人の若い人たちがしっかりと自分の考えをつたえてくれたことに感銘を受けました。大人がきちんと若い人たちにわかるように伝えることをしていけば、このように、率直に対応してくれると思います
・ こんなにも平和にたいして感じている高校生がいる。胸つまる思いです
・ 頼もしい三人の高校生
・ 若い人に未来を感じ、未来をたくせる
・ 緊張しました。気持ちが伝わったかな(高校生)
・ 本当にたくさんの人が平和をねがっているんだなと、あらためて思った
・ 大切な人を戦争で失いたくありません。むだな命などないことを、忘れないで!
・ 今のこの時間は平和がなかったら、ないものなんだなとすごく感じました
・ あらためて平和について考えることが出来ました(高校生)
・ できたらまたこのような会を開催してください
_  あなたのメッセージを
・ こどもたち、孫の世代に平和な世界、平和な日本を遺したい
・ 今危機的な状況にあるとわかりながら、なかなか行動できないが、平和のためにできることから、少しでも行動に移していきたい
・ 九条あっての平和。日本だけでなく世界の平和を願う人々、すべてにとって「日本国憲法第9条」はたからもの。
・ 戦争体験を後輩たちにさせたくない
・ 一人ひとりが声を出すことでしょうか。平和と幸せのためには、憲法九条が大切だと
・ 戦後60年、戦争しなかったことは、平和憲法があったため。世界に日本が誇れる唯一のもの。
・ 戦争は二度としてはならないと強く思った
・ 平和のありがたさ、をあらためて感じました
・ 小さな点が、手をつなぐことで、あちこちに”自分の言葉で九条を話そう“の広がりを!
・ 「憲法を守る」草の根のような集い、その一つの輪に入れて良かった
勉強会「憲法を「改正」したがる人々と愛国心」
2月26日、城丸章夫千葉大学名誉教授を講師に迎えて標記勉強会をみつわ台公民館講堂において開催しました。生憎の雨模様でしたが27名の参加があり、米寿を過ぎたにもかかわらず約2時間の熱のこもった講演でした。紙面の制約で論点のみ記します。
1.いま教育勅語について研究している。現在の視点から研究する必要がある。例えば、徳、忠あるいは忠節という言葉はあるが、道徳、忠義、愛国心という言葉はでてこない。
2.愛国心を持つのはあたりまえである。戦争を進めたものには愛国心がなかった。これは彼らの敗戦後の生き様を見れば分かる。
3.現在日本を支配しているのは「憲法」「教育基本法」「日米安保」である。始めの二つが「改正」されると、「改正」されないのは「安保条約」だけになる。その結果、自衛隊は米軍の指揮の下に事実上統合され、米国の第一線、旅団(直ぐに出撃する部隊)になる。
日本の愛国者と称する連中は誰を愛しているのか、誰に忠義を尽くしているのか。
4.米軍は動くものがあれば殺す。いまイラクでやっている掃討作戦はこれである。イラクでは職の無い移民米国人にやらせているが、この役を自衛隊にやらせることになる。
5.外交関係というものはどれ程うそをつくものなのか。まともに政府の発表を信じないで、なぜそうするのかと自分の頭で考える必要がある。相手方の立場に立って考えることが大事である。特に1900年以降の戦争の特徴は戦争の目的が鮮明でなく、目的もころころ変わっていく。日清戦争、日露戦争、太平洋戦争、今はイラク戦争しかりである。ポツダム宣言、ヤルタ会談、日本国憲法制定、対日平和条約も分析しなおす必要がある。
6.戦争に負けるとはどういうことか?今日の日本人はその結果のもとで生きている。米軍機が飛び回っていても不思議に思わない不思議な国民になってしまっている。日本を守ってくれているという人までいる。外国基地がある、それも治外法権的にある。これは侵略以外の何ものでもない。
7.戦後のアメリカの政策をきちんと見て欲しい。アメリカは最初から天皇を利用しようとしていた。アメリカは、沖縄を琉球国としてアメリカの属国に、日本をアメリカの「家来」の国にすることを考えていた。沖縄と日本本土は大きく異なった状況であった。沖縄は米軍の占領下にあり、日本本土は連合国の占領下にあった。
8.日本国憲法は連合国が作った憲法である。積極的に日本の話も聞き取り入れている。教育基本法は殆ど日本側が作った。マッカーサーは、憲法は連合国の立場で作るという立場に立っていた。各国の世論、日本の意見を考慮し、アメリカが勝手に作ってはいない。幾ら立派な憲法が作られても、米軍の占領下のもとでは実質的な発効はしないと考えていた。アメリカの立場からは、早く講和条約を結び、日本を連合国から切り離しアメリカが単独支配する日本にし、安保条約を飲ませたい、そうすればアメリカの「家来」の日本ができると考えていた。安保条約を結んだ場所が、将校集会場ではなく、下士官集会場であったことは象徴的である。(木村忠彦)
§参加者の感想から
・敗戦間際の沖縄戦や敗戦直後のドタバタの裏話にはハッとする発見もあり有意義でした。
・海賊船の旗印が「日の丸」のルーツだったと聞き驚きました。アジア侵略のシンボルとして使われたのもそのルーツ故でしょうか。何となく納得してしまいました。ところでドイツではナチス時代に国旗代わりに使われていたハーケンクロイツ(カギ十字)は連合軍により使用禁止になったそうですが、「日の丸」が生き伸びたのは何故なのでしょうか。知ってる方は教えてください。
・武士の世界には忠と義(君子からのリターン)があったが軍人勅語は恩のみ求めた。この話にはますますヤラズ・ブッタクリになってきたサラリーマン世界に共通するものを感じてしまいました(もっと後の時代に生きたかった・・)
・火をもって火を消すことはできない。正規軍が勝っても国民の抵抗により敗退するとベトナム戦争の事などを例に取りながら戦争の愚かさを語った点に共感を覚えました。イラク戦争の顛末が予測できますね。中国古代の孫氏も戦争をしないのが最大の「ヒューマンセキュリティー」と説いたそうですが、今を生きてれば9条の会に賛同しているでしょうね。
・戦後日本の「国のかたち」を作ってきたのは、平和憲法と日米安保条約のダブルスタンダードであった事が判りました。一方のスタンダードを貫徹するには9条が障害になっていることも。
・戦争と教育に関してもう少し聞きたかった。何故なら戦争を合法化したとしても。それをバックアップする国民の心の動員に成功しなければ、仏を作って魂を入れずとなるだろうから。
・戦争を推進した愛国者と阻止しようとした愛国者がいたが、前者は戦後裏切ったのが多数いた。自分の国への思いとおなじみて、他国を尊重できたなら「鬼畜米英」という言葉は生まれなかったと思います。

ニュースレター 第6号(2006.3.15発行)

新春コンサート開催こどもたちに戦争のない平和な世界を!
「新春/平和の集い」の当日(1月22日)は、前日降り積もった雪が凍りつく寒い日曜日でした。この日のために歌手の浪岡浩子さんとピアニストの木村佐穂子さんは、何度も練習や打ち合わせを重ねてきました。お金をかけない手作りのコンサートですから演奏者へのお礼はなく、会場も音響効果の良くない公民館の講堂です。盛会への願いと裏腹に観客は集まるだろうかという不安もありました。でも、いざ蓋をあけてみると80名もの人が集まり、うっとりとするような歌とピアノの曲が会場を満たし、ゆるやかな時間が流れてゆきました。高校生の平和メッセージも聞く人に感動を与えました。会の成功は皆の力の結集によって齎されたのだと思います。                                        本間陽子

新春のつどいを終えて
若葉・九条の会の皆様、そして当日ご参加くださいました皆様、あいにくの天候だったにもかかわらず、良い出会いに恵まれましたことを心より感謝申し上げます。世話人の方々のご苦労にも本当に頭の下がる思いでございます。音楽の“生”の力にふれて頂くことで一人でも多くの方々と平和の尊さを共感できましたことは、私に取りましてもこの上ない喜びでございました。今後も皆様と共に憲法九条を守りぬいてゆきたいと願っております。         浪岡浩子

アンケートから
25名の方がアンケートをよせて下さいました
♪コンサートについて・ 選曲が大変良かった・ 心にしみる歌のかずかずでした・ しっとりとした気分のコンサートでした・ ピアノ伴奏もよかった。自由に歌い、自由に意見を発表できる、当たり前のことができる世の中こそ大切・ 歌がすばらしかった・ 解説と浪岡さんのひとことが、歌をさらに印象深いものにした・ 浪岡さんのうたう声から平和を願う気持ちが伝わってきました・ クラシック音楽フアンにとり、大変良い企画でした・ 自然体で共感できた・ なつかしい歌、そうして新鮮な感じ
全体を通して・ 楽しいひとときでした・ 心、あたたかな感じ・ 平和なればこそと幸せを感じた・ 平和の大切さを実感しました・ 楽しいことをしながら、大切なことをきちんと伝えていく雰囲気がよかった。詩の朗読がよかった・ 「憲法」を読んだことが「よい締め」だった・ 学習会と思って来たら歌のプレゼント。そそっかしい自分のうれしい時間でした
高校生による平和メッセージ・ 自分の言葉できちんと語っていた・ 若い人の声を聞く機会がこのごろ少なかったので、印象深いよいメッセージ・ 三人の若い人たちがしっかりと自分の考えをつたえてくれたことに感銘を受けました。大人がきちんと若い人たちにわかるように伝えることをしていけば、このように、率直に対応してくれると思います・ こんなにも平和にたいして感じている高校生がいる。胸つまる思いです・ 頼もしい三人の高校生・ 若い人に未来を感じ、未来をたくせる・ 緊張しました。気持ちが伝わったかな(高校生)・ 本当にたくさんの人が平和をねがっているんだなと、あらためて思った・ 大切な人を戦争で失いたくありません。むだな命などないことを、忘れないで!・ 今のこの時間は平和がなかったら、ないものなんだなとすごく感じました・ あらためて平和について考えることが出来ました(高校生)・ できたらまたこのような会を開催してください
あなたのメッセージを・ こどもたち、孫の世代に平和な世界、平和な日本を遺したい・ 今危機的な状況にあるとわかりながら、なかなか行動できないが、平和のためにできることから、少しでも行動に移していきたい・ 九条あっての平和。日本だけでなく世界の平和を願う人々、すべてにとって「日本国憲法第9条」はたからもの。・ 戦争体験を後輩たちにさせたくない・ 一人ひとりが声を出すことでしょうか。平和と幸せのためには、憲法九条が大切だと・ 戦後60年、戦争しなかったことは、平和憲法があったため。世界に日本が誇れる唯一のもの。・ 戦争は二度としてはならないと強く思った・ 平和のありがたさ、をあらためて感じました・ 小さな点が、手をつなぐことで、あちこちに”自分の言葉で九条を話そう“の広がりを!・ 「憲法を守る」草の根のような集い、その一つの輪に入れて良かった

勉強会「憲法を「改正」したがる人々と愛国心」
2月26日、城丸章夫千葉大学名誉教授を講師に迎えて標記勉強会をみつわ台公民館講堂において開催しました。生憎の雨模様でしたが27名の参加があり、米寿を過ぎたにもかかわらず約2時間の熱のこもった講演でした。紙面の制約で論点のみ記します。
1.いま教育勅語について研究している。現在の視点から研究する必要がある。例えば、徳、忠あるいは忠節という言葉はあるが、道徳、忠義、愛国心という言葉はでてこない。
2.愛国心を持つのはあたりまえである。戦争を進めたものには愛国心がなかった。これは彼らの敗戦後の生き様を見れば分かる。
3.現在日本を支配しているのは「憲法」「教育基本法」「日米安保」である。始めの二つが「改正」されると、「改正」されないのは「安保条約」だけになる。その結果、自衛隊は米軍の指揮の下に事実上統合され、米国の第一線、旅団(直ぐに出撃する部隊)になる。日本の愛国者と称する連中は誰を愛しているのか、誰に忠義を尽くしているのか。
4.米軍は動くものがあれば殺す。いまイラクでやっている掃討作戦はこれである。イラクでは職の無い移民米国人にやらせているが、この役を自衛隊にやらせることになる。
5.外交関係というものはどれ程うそをつくものなのか。まともに政府の発表を信じないで、なぜそうするのかと自分の頭で考える必要がある。相手方の立場に立って考えることが大事である。特に1900年以降の戦争の特徴は戦争の目的が鮮明でなく、目的もころころ変わっていく。日清戦争、日露戦争、太平洋戦争、今はイラク戦争しかりである。ポツダム宣言、ヤルタ会談、日本国憲法制定、対日平和条約も分析しなおす必要がある。
6.戦争に負けるとはどういうことか?今日の日本人はその結果のもとで生きている。米軍機が飛び回っていても不思議に思わない不思議な国民になってしまっている。日本を守ってくれているという人までいる。外国基地がある、それも治外法権的にある。これは侵略以外の何ものでもない。
7.戦後のアメリカの政策をきちんと見て欲しい。アメリカは最初から天皇を利用しようとしていた。アメリカは、沖縄を琉球国としてアメリカの属国に、日本をアメリカの「家来」の国にすることを考えていた。沖縄と日本本土は大きく異なった状況であった。沖縄は米軍の占領下にあり、日本本土は連合国の占領下にあった。
8.日本国憲法は連合国が作った憲法である。積極的に日本の話も聞き取り入れている。教育基本法は殆ど日本側が作った。マッカーサーは、憲法は連合国の立場で作るという立場に立っていた。各国の世論、日本の意見を考慮し、アメリカが勝手に作ってはいない。幾ら立派な憲法が作られても、米軍の占領下のもとでは実質的な発効はしないと考えていた。アメリカの立場からは、早く講和条約を結び、日本を連合国から切り離しアメリカが単独支配する日本にし、安保条約を飲ませたい、そうすればアメリカの「家来」の日本ができると考えていた。安保条約を結んだ場所が、将校集会場ではなく、下士官集会場であったことは象徴的である。(木村忠彦)

§参加者の感想から
・敗戦間際の沖縄戦や敗戦直後のドタバタの裏話にはハッとする発見もあり有意義でした。
・海賊船の旗印が「日の丸」のルーツだったと聞き驚きました。アジア侵略のシンボルとして使われたのもそのルーツ故でしょうか。何となく納得してしまいました。ところでドイツではナチス時代に国旗代わりに使われていたハーケンクロイツ(カギ十字)は連合軍により使用禁止になったそうですが、「日の丸」が生き伸びたのは何故なのでしょうか。知ってる方は教えてください。
・武士の世界には忠と義(君子からのリターン)があったが軍人勅語は恩のみ求めた。この話にはますますヤラズ・ブッタクリになってきたサラリーマン世界に共通するものを感じてしまいました(もっと後の時代に生きたかった・・)
・火をもって火を消すことはできない。正規軍が勝っても国民の抵抗により敗退するとベトナム戦争の事などを例に取りながら戦争の愚かさを語った点に共感を覚えました。イラク戦争の顛末が予測できますね。中国古代の孫氏も戦争をしないのが最大の「ヒューマンセキュリティー」と説いたそうですが、今を生きてれば9条の会に賛同しているでしょうね。
・戦後日本の「国のかたち」を作ってきたのは、平和憲法と日米安保条約のダブルスタンダードであった事が判りました。一方のスタンダードを貫徹するには9条が障害になっていることも。・戦争と教育に関してもう少し聞きたかった。何故なら戦争を合法化したとしても。それをバックアップする国民の心の動員に成功しなければ、仏を作って魂を入れずとなるだろうから。・戦争を推進した愛国者と阻止しようとした愛国者がいたが、前者は戦後裏切ったのが多数いた。自分の国への思いとおなじみて、他国を尊重できたなら「鬼畜米英」という言葉は生まれなかったと思います。

ニュースレター 5
第5号(2005.12.15発行)
10月例会・勉強会
「国民投票法と憲法を巡る国会状況」開催
10月23日にみつわ台公民館で10月例会と勉強会を開催しました。勉強会は上記のテーマで筑紫建彦氏(憲法を生かす会事務局次長)に話してもらいました。講師は長年の衆議院議員秘書経験をもとに永田町の裏話も含めて国会での憲法を巡る政党間の取り引きや、やり取りについてリアルな話に引き込まれました。
発表されたばかりの自民党新憲法案を中心に「九条」ばかりでなく「前文」や「国民の権利・義務」「政教分離」「憲法改正規定」など広範囲にわたる改正についてその危険性と実現性についてあらためて危惧をアピールされました。また、民主党や公明党の憲法改正への対応についても危険性を指摘された。
「国民投票法案」をめぐる動きとその狙いについて国民の監視と阻止する活動を呼びかけました。(藤木武夫)
やはり世論がカギ
筑紫さんの講演を拝聴しました。国会で9割以上を占める改憲派議員の唯一のアキレス腱が“国民の根強い9条支持”という指摘に共感を覚えました。自民党の中川国対委員長は「発議は4,5年先」と発言していますが、その真偽はともかく、9条を支持する国民世論が障碍になっていることは確かだろうと思います。今後、世論の分断に向けて『平和のための軍隊』などといった喧伝が強められる可能性があります。私達の活動をどう広げていくか、正念場を迎えているのではないでしょうか。(村松 勇)
自民党憲法改正草案を学ぶ   
 内藤専大教授を招いて
 11月の勉強会は内藤光博専修大学法学部(憲法学)教授を招いて、11月22日に自民党結党50周年大会で発表された「新憲法草案」の狙い、真意、内容について約2時間にわたり質疑も含めてじっくりお話していただきました。
 この草案はたんなる憲法改正ではなく、まったく「新しい憲法を制定」しようというもので、その狙いは逐条投票でなく一括投票にしようというところにある。またこの草案は日本国憲法の基本理念である「前文」の全文削除・改定に象徴されるように、「基本的人権の尊重」「平和主義」「国民主権」という現憲法の3大原則が骨抜き変容されることになる大変な改悪であると鋭く指摘された。 この草案の狙いと意味するものを次の5点にまとめられた。
1) 国益と国家の利益を第一とする 2) 戦争が出来る国にする 3) 国民の権利を制限する 4) 思想・言論・表現の自由を抑制する 5) 総理大臣独裁への道を開くもの。質疑のなかで、「若い人をどう取り込むか」「戦争の現実を若者に知らせていく」「政権交代がほとんどなかったため民主主義が機能しなかったため憲法遵守がおろそかになった」というような意見がだされた。そして最後に先生から「憲法は市民の闘いの武器である」という締めの言葉がありました。
(藤木武夫)
語り継がなくては・・・!
「若葉9条の会」世話人会恒例の学習会。今回は、専修大学法学部 内藤光博教授から、自民党憲法改訂案のねらいと問題点について学びました。内藤教授は憲法学者という立場から、現憲法と自民党憲法案の違い、例えば、「てにをは」や「修飾語」の追加などで趣旨がどう変わるか、主客がどう転倒するかなど鋭い分析をされていました。私自身大学で憲法を学んできましたので、今回は40年ぶりのゼミ参加の気持ちに浸れました。
この討論では、「教育の憲法」といわれる教育基本法改悪の策動や、現場で進んでいる基本法骨抜きの状況報告もありましたが、内藤教授への参加者からの「今の大学生は現憲法についてどう考えていますか?」との質問に、「7-8割は改憲派でしょう」との回答。これには私に少々ショックを受けましたが、続いて、「将来に希望が無く、現状肯定の若者が多いが、戦後の日本の平和維持に憲法第9条がどれだけ寄与してきたかを具体的に話すと『9条守れ』に変わります。人は変わるのです。ですから多いに語ることが重要です」の報告にホットさせられもしました。やはり教育が大切だと言う事を実感させられました。
今、日本も戦争を体験した方々が少なくなってきています。私も戦争を知らない世代です。それでも親からは戦争の悲惨さ・悲劇を聞いてきました。戦争を知らない私達が、戦争を知らない息子や娘達に、そして彼等・彼女達がその息子や娘達にどう伝えるのか?これは私達たちだけでなく、本来は国家としても大きな問題のはずです。ヨーロッパや日本を除くアジアの国々では、それを語り継ぐために官民上げて取り組んでいる。大変うらやましい事です。残念ながら日本は逆の方向に行っています。だからこそ「9条守れ」の声を上げ、この策動を打ち破りたいと思っています。(小宮豊治)
「若葉・九条の会」の輪(和)を広げましょう 織旗もできました
「若葉・九条の会」の旗を作りました。例会で旗とかでアッピールするものがほしいと話がでていました。年金者・九条の会で「平和憲法を守ろう」と緑地に白ぬきの字の旗を販売していました。団体名が入っていないものがありましたので、「若葉・九条の会」と緑のフェルトでアップリケをし、シンボルマークを刺繍しました。集会や宣伝の時に使っていただければと思います。旗竿はお貸しします。(森村 敏子)
呼びかけ人メッセージその5
§「戦争をしない国から戦争をする国」にしようと,今、憲法第9条がゴミ箱に捨てられようとしています。日本の,そして世界の平和のために「憲法守れ」の多数派づくりをめざします(小宮豊治 会社員)
§世界に誇る憲法第9条を世界の常識に!私達の闘いは,日本と世界,そして地球の未来を賭けた,壮大なロマン実現の運度でもあります。頑張りましょう!(小宮美津枝 主婦)

ニュースレター  第5号(2005.12.15発行)

10月例会・勉強会
「国民投票法と憲法を巡る国会状況」開催
10月23日にみつわ台公民館で10月例会と勉強会を開催しました。勉強会は上記のテーマで筑紫建彦氏(憲法を生かす会事務局次長)に話してもらいました。講師は長年の衆議院議員秘書経験をもとに永田町の裏話も含めて国会での憲法を巡る政党間の取り引きや、やり取りについてリアルな話に引き込まれました。
発表されたばかりの自民党新憲法案を中心に「九条」ばかりでなく「前文」や「国民の権利・義務」「政教分離」「憲法改正規定」など広範囲にわたる改正についてその危険性と実現性についてあらためて危惧をアピールされました。また、民主党や公明党の憲法改正への対応についても危険性を指摘された。
「国民投票法案」をめぐる動きとその狙いについて国民の監視と阻止する活動を呼びかけました。(藤木武夫)
やはり世論がカギ
筑紫さんの講演を拝聴しました。国会で9割以上を占める改憲派議員の唯一のアキレス腱が“国民の根強い9条支持”という指摘に共感を覚えました。自民党の中川国対委員長は「発議は4,5年先」と発言していますが、その真偽はともかく、9条を支持する国民世論が障碍になっていることは確かだろうと思います。今後、世論の分断に向けて『平和のための軍隊』などといった喧伝が強められる可能性があります。私達の活動をどう広げていくか、正念場を迎えているのではないでしょうか。(村松 勇)

自民党憲法改正草案を学ぶ   
 内藤専大教授を招いて
11月の勉強会は内藤光博専修大学法学部(憲法学)教授を招いて、11月22日に自民党結党50周年大会で発表された「新憲法草案」の狙い、真意、内容について約2時間にわたり質疑も含めてじっくりお話していただきました。
 この草案はたんなる憲法改正ではなく、まったく「新しい憲法を制定」しようというもので、その狙いは逐条投票でなく一括投票にしようというところにある。またこの草案は日本国憲法の基本理念である「前文」の全文削除・改定に象徴されるように、「基本的人権の尊重」「平和主義」「国民主権」という現憲法の3大原則が骨抜き変容されることになる大変な改悪であると鋭く指摘された。 この草案の狙いと意味するものを次の5点にまとめられた。
1) 国益と国家の利益を第一とする 2) 戦争が出来る国にする 3) 国民の権利を制限する 4) 思想・言論・表現の自由を抑制する 5) 総理大臣独裁への道を開くもの。質疑のなかで、「若い人をどう取り込むか」「戦争の現実を若者に知らせていく」「政権交代がほとんどなかったため民主主義が機能しなかったため憲法遵守がおろそかになった」というような意見がだされた。そして最後に先生から「憲法は市民の闘いの武器である」という締めの言葉がありました。
(藤木武夫)

語り継がなくては・・・
「若葉9条の会」世話人会恒例の学習会。今回は、専修大学法学部 内藤光博教授から、自民党憲法改訂案のねらいと問題点について学びました。内藤教授は憲法学者という立場から、現憲法と自民党憲法案の違い、例えば、「てにをは」や「修飾語」の追加などで趣旨がどう変わるか、主客がどう転倒するかなど鋭い分析をされていました。私自身大学で憲法を学んできましたので、今回は40年ぶりのゼミ参加の気持ちに浸れました。

この討論では、「教育の憲法」といわれる教育基本法改悪の策動や、現場で進んでいる基本法骨抜きの状況報告もありましたが、内藤教授への参加者からの「今の大学生は現憲法についてどう考えていますか?」との質問に、「7-8割は改憲派でしょう」との回答。これには私に少々ショックを受けましたが、続いて、「将来に希望が無く、現状肯定の若者が多いが、戦後の日本の平和維持に憲法第9条がどれだけ寄与してきたかを具体的に話すと『9条守れ』に変わります。人は変わるのです。ですから多いに語ることが重要です」の報告にホットさせられもしました。やはり教育が大切だと言う事を実感させられました。

今、日本も戦争を体験した方々が少なくなってきています。私も戦争を知らない世代です。それでも親からは戦争の悲惨さ・悲劇を聞いてきました。戦争を知らない私達が、戦争を知らない息子や娘達に、そして彼等・彼女達がその息子や娘達にどう伝えるのか?これは私達たちだけでなく、本来は国家としても大きな問題のはずです。ヨーロッパや日本を除くアジアの国々では、それを語り継ぐために官民上げて取り組んでいる。大変うらやましい事です。残念ながら日本は逆の方向に行っています。だからこそ「9条守れ」の声を上げ、この策動を打ち破りたいと思っています。(小宮豊治)

「若葉・九条の会」の輪(和)を広げましょう 織旗もできました 「若葉・九条の会」の旗を作りました。例会で旗とかでアッピールするものがほしいと話がでていました。年金者・九条の会で「平和憲法を守ろう」と緑地に白ぬきの字の旗を販売していました。団体名が入っていないものがありましたので、「若葉・九条の会」と緑のフェルトでアップリケをし、シンボルマークを刺繍しました。集会や宣伝の時に使っていただければと思います。旗竿はお貸しします。(森村 敏子)

呼びかけ人メッセージその5
§「戦争をしない国から戦争をする国」にしようと,今、憲法第9条がゴミ箱に捨てられようとしています。日本の,そして世界の平和のために「憲法守れ」の多数派づくりをめざします(小宮豊治 会社員)
§世界に誇る憲法第9条を世界の常識に!私達の闘いは,日本と世界,そして地球の未来を賭けた,壮大なロマン実現の運度でもあります。頑張りましょう!(小宮美津枝 主婦)