ニュースレター

 

若葉九条の会ニュースレター NO.39
発行 2011.6.6
ホームページ         若葉九条の会広報部
http://wakabaarticle9.com/ 代表木村忠彦043-255-3904
わたしたちは平和に生きる権利がある。 こどもたちには健やかに育つ権利がある。
お知らせ
原発学習会パートⅡ   原子力発電はなぜ危険なのか
日 時:6月26日(日)午後2:00~4:30
場 所:みつわ台公民館講堂  参加費無料
講 師:木村忠彦さん(若葉・九条の会世話人、千葉大名誉教授・物理学)
3/11 以来、難関立ちはだかると実感します。地震、津波は天災です。しかし原発事故は人災です。元千葉大学物理学教授の木村忠彦さんに話していただき、事実を知ることから、討論へ・・・。どなたでもどうぞ!
報告:シール投票実施 5月5日 午後2:00~3:30 JR千葉駅前 参加者10名
「憲法9条守る?変える?わからない」  投票総数:159
守る・・109(68.5%)   変える・・25(16%)     わからない・・25(16%)
崎山さんのお話を聞いて
福島第一原発事故に不安を抱いてらっしゃる方が多いせいか、会場は100人を越え、質問される方も多く、充実した学習会でした。講師の崎山さんは、元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士であり、科学を市民の手に取り戻そうという高木学校のメンバーでもあります。以前、崎山さんの講演で、日本には原発が54基もあり、爆破されれば住めなくなる。原発を抱えて自衛戦争はできない。生き延びるためには憲法9条が必要だと言われましたが、今回は戦争ならぬ天災がきっかけで原発事故が起こり、日本が傾きそうです。
崎山さんの話の中で印象に残ったのは、広島の原爆にウランが63キログラム使われていたのに対して、福島第一原子力発電所にあるウランは851トンで、原爆の約13000倍である。もし1基でも失敗したら人が近づけなくなるので他の基も危なくなり、最悪の事態になる可能性がある。今後どうなるか誰も分からない。ということでした。
どうしてこのような事になったのでしょうか?誰も原発の安全に責任をもっていなかったと思います。政府は国策として原発を推進しています。経済産業省原子力安全・保安院は、原子力の専門家というより官僚で、東電に天下りするぐらい東電と癒着していました。原子力安全委員会の安全委員は、原発推進の御用学者ばかりで、東電から多額の研究費をもらっていました。マスコミは、電力会社がスポンサーなので、原発の危険性を唱える者や番組は下ろします。こんな中で安全のためのチエックシステムが機能していたとは思えません。東電は、目先の利益追求に専念し、安全のための地震・津波対策を軽視していたのではないでしょうか?人災と言われても仕方がありません。
原発事故収束の具体的見通しが立たない中、個人が判断して身を守るため、せめて原発の真実の情報は流して欲しいと思います(2カ月後のメルトダウン発表等)。人の命を守ることが平和の条件であるなら、政府は軍事同盟強化や、改憲(9条)を画策するより、足元の原発事故の収束、放射性物質拡散の被曝による発癌について、真剣に考えて欲しいと思いました。(57歳、主婦)
参考図書&インターネットから
・「プルトニュウムの恐怖」高木仁三郎著
岩波新書
・「原発はなぜこわいか」天笠啓祐著 高文研
・「原発はなぜ危険か」田中三彦著 岩波新書
・「隠された被爆」矢ケ崎克馬著 ちくま新書
▼ 現代史スクープドキュメント
~~ 原発導入のシナリオ
冷戦下の対日原子力戦略~~~
インターネットで見ることが出来ます
お出かけ情報
▽ 6月11日(土)PM12:00~
脱「原発」世界同時集会&デモ
東京:脱原発アクション都内数箇所(芝公園など)2:30~デモ
18:00~20:00 新宿東口アルタ前
千葉:東日本大震災チャリティライブ IN 千葉中央公園12:00PM~
<世界中の希望をのせて>
後援:千葉市まちづくり協議会
☆ 「ミツバチの羽音と地球の回転」
鎌仲ひとみ監督・ドキュメンタリー
6月18日(土)午後1:30開場
千葉市男女共同参画センター
前売:1000円 当日:1500円
申込・問合せ:252-1852 (鎌倉)
▽ 6月19日(日)13:00~16:00
『無言館』への旅・・窪島誠一郎
プラザ菜の花 大会議室
モノレール県庁前駅 徒歩1分
主 催:九条の会・千葉医療者の会
参加費:無料
▼ 6月19日(日)14:00~
原発事故と健康/被曝とは何か・・
崎山比早子医学博士にきく
四街道市文化センター会議室
無料、先着120名まで
▽ 「原発よ、静かに眠れ」
講演:内藤新吾被曝労働と原発震災
6月19日(日)16:20~
千葉市生涯学習センター3F研修室
資料代:500円主催:マルハバ!サラム
★ 映画「いのちの山河」上映
6/23 (木)10時、2時、7時
美浜文化ホール 大ホール
前売り/1000円、当日/1500円
連絡先043-279-9564(田村)
◇ 若葉・九条の会 例会
6月26日(日)午後2:00~
原発事故学習会 パートⅡ
講師:千葉大名誉教授木村忠彦
みつわ台公民館講堂  無料
◆ 7/7 千葉市空襲66周年
戦争を繰り返さないための集い2011
7月7日(木)午後2:00~4:30
紙芝居、体験談、平和の歌をうたおう
主催:千葉市空襲と戦争を語る会
ちば・戦争体験を伝える会
連絡先:080-5305-3739(伊藤)
◇ 中核地域生活支援センターシンポジウム
日時:7月10日(日)13:30~16:30
場所:千葉市蘇我勤労市民プラザホール
~~~無縁社会からの脱却 地域の再構築
基調講演:湯浅 誠
要申し込み:0478-50-2881(FAX)
0478-50-2800(TEL)
編集後記
表紙、世界の地震地帯と原発の立地点の図は2002年東大名誉教授茂木清夫氏による。「赤」と「黒丸」が重なっているのは、日本列島です。
「放射能ってなに?Q&A」は制作者の西岡由香さんの了解をいただき、プリントしました。わかりやすくためになるマンガです。学習会などでお使い下さい。  (都賀の台・鎌倉)

「若葉九条の会」ニュースレター No 43                                                        (2012.02.15発行)                            
                 若葉九条の会広報部   代表木村忠彦 043-255-3904                                   ホームページ  http://wakabaarticle9.com/   

 2012年度「若葉・九条の会」総会のご案内

  若葉・九条の会は今年2月23日、設立7周年を迎えました。
 読売新聞の世論調査では、この7年間に、国民の意識は、憲法を「改正する」が61%から43%へ、「改正しない」が27%から39%へ、九条を「変える」が44%から32%へ、「守る」が46%から58%へと変化してきました。
  一方、2011年11月、改憲手続法(07年5月成立)に基き衆参両院憲法審査会が実質審議を始めました。いつ、どのようなかたちで、「改憲」問題が持ち上がるか予断を許しません。
 下記の通り、総会を開催し、2011年度の活動のまとめ、2012年度の活動の方向を議論致したく、皆様のご参加をお願い致します。関心をお持ちの方はどなたでもご参加下さい。

日時:3月18日(日)14:00~16:30  みつわ台公民館講堂にて

第5回「若葉新春平和と文化のつどい」が、去る1月29日に若葉文化ホールで開催されました。
下に当日寄せられたアンケートへの声の一部を掲載します。
・ 沖縄の曲を選曲されたのは「平和と文化のつどい」にふさわしい。
・2部 素晴らしかった。こんな本格的な演奏や独唱がきけるなんて来てよかった。
・「福島の震災によせて」では、涙がこぼれた。一つ一つの言葉がむねを打った。音楽の訴える力の大きさを感じた。
・ 詩の朗読”風を返せ”の言葉にじんときた。
・ 全員合唱で久しぶりにお腹の底から声を出して歌った。
・ プサルターを初めてきいた。やさしい音色、知っている曲。
・腹話術、話題も技も二重丸 ◎!
・元気のでるあたたかな、コーラス。
・オーケストラのラスト曲、「美しく青きドナウ」、ワルツで幸福な時間になりました。
・ 最後に参加者全員で歌ってこころが一つになった。・来年も楽しみにしています。

~~ ♩ ♪ ♫ ~~

♥ コンサートがDVDになりました。申し込みは木村(電話043-255-3904 )まで。

♥ 脱原発1000万人署名へのご協力をありがとうございました。届けました。
(全国集計の途中結果:2月13日現在 4,026,244名) 

下に新春コンサートの写真を載せます

平和を願う音楽家の会”つぶてソング”

全員合唱”花” ”ふるさと”

てづくり 古楽器 プサルター

 

交流広場    本の紹介
「ひとり舞台」 山本太郎著
「夜に賭けて」「GO」などの映画で硬派役を演じた男優、山本太郎が,2月8日に表記の「ひとり舞台」を出版した。サブタイトル「脱原発−闘う役者の真実」の通り、山本が,3.11以後に如何に悩み、そして、如何に行動したかの記録である。原子力村に楯突くと仕事から干されてしまうという環境の中で、その活動の原点は、「大人にはこども達に希望を感じさせる義務がある」と言い、国内外の行動の記録は多くの写真と共に詳細に述べられている。
様々な悩みの末にとった彼の
行動は「今声を上げなければ自分は人間ではなくなる」という彼の思いに裏付けられており、一人でも多くの人の声の集まりがこのおぞましい惨事を防ぐ唯一の道であることを訴えている。(西都賀・崎山樹)
「ひとり舞台」集英社刊2012 1300円
 
図書館にリクエストも可
「科学は今どうなっているの?」
池内了著 2001年 晶文社刊 2200円  千葉市図書館所蔵 次号に紹介予定。
感想文(400字位)
を募ります。E-mail 又は FAXにて 編集委員会までお寄せ下さい。043-252-2036

お出かけ情報
▲いのちが大事/いらない原発と基地 in ヒロシマ
 2月18日(土)14:00~16:30
 広島平和記念(原爆)資料館 ホール
 講演:渡辺 治(一橋大名誉教授/九条の会事務局)     
 福島から:武藤類子さん
 ●ビキニ被爆者 核を問う
 2月25日(土)14:00~17:00
 第5福竜丸展示館「夢の島マリーナ会議室」
 NHK・ETV特集「大江健三郎・大石又七」対話 89分上映
 核を考える市民講座:資料代500円
 新木場駅から徒歩15分 03-5569-2710
◎ 若葉・九条の会2月例会  
 2月26日(日)14:00~16:30
 みつわ台公民館
 レポート:鎌倉 淑子(検証・3/11以後)
 ◆ 講演会「チェルノヴィリで起きたことから何を学ぶか」
2月26日(日)10:00~12:00 
千葉市生涯学習センター大研修室 
演者:広河 隆一(DAYS JAPAN編集長)
主催:ニルス理科実験クラブ
無料 当日先着順
問合せ:稲毛区地域振興課284-6105
◇原発さよなら!3・4 千葉集会
3月4日(日)13:00開場(ライブ;13:00-14:10)
千葉県教育会館大ホール 資料代500円
制服向上委員会(結成20年のアイドルグループ 。「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」が大反響を呼ぶ) 
講演:「フクシマの真実」武藤類子さん(9/19 脱原発5万人集会で発言)
連絡先:原発さよなら千葉 (090-2553-2587)

 

■東日本大震災 市民のつどい「ピース オン アース stage」
〈追悼し、未来を・・・〉

3月10日(土)11:00~19:00(予定)

日比谷公園噴水前特設ステージ  無料

田中優・Yae・マエキタミヤコ・キャンドルジュン 他

3月11日(日)11:00~19:00(予定)

坂本龍一・後藤正文・加藤登紀子・鎌田實

飯田哲也・中沢新一

◎「若葉・九条の会」総会(トップページにご案内)
3月18日(日)14:00
みつわ台公民館 
◇さようなら原発1000万署名集約集会
3月24日(土) 13:30~
東京・日比谷野外音楽堂集会、パレード

 

編集後記
 恒例、当会も実行委員会に参加の「若葉・新春平和と文化のつどい」(5回目)がおわりました。西都賀在住 信太さん(書家)の味わい深い文字の看板、高品在住の浪岡さん(メゾソプラノ)の”つぶてソング”、クールな市民科学者、崎山さん(西都賀)、モクモクと裏方の務めをはたす岩佐さん(千城台)・・・みんな、わたしたちの市民力だと感じます。あきらめないで「平和の文化」を発信し続けましょう。
「脱原発1000万署名」は会場で52筆頂きました。2月末に届けます。
2012/2/9(都賀の台・鎌倉)



 

 

 

 


 

若葉九条の会ニュースレター NO.39
発行 2011.6.6
ホームページ         若葉九条の会広報部
http://wakabaarticle9.com/ 代表木村忠彦043-255-3904
わたしたちは平和に生きる権利がある。 こどもたちには健やかに育つ権利がある。
お知らせ
原発学習会パートⅡ   原子力発電はなぜ危険なのか
日 時:6月26日(日)午後2:00~4:30
場 所:みつわ台公民館講堂  参加費無料
講 師:木村忠彦さん(若葉・九条の会世話人、千葉大名誉教授・物理学)
3/11 以来、難関立ちはだかると実感します。地震、津波は天災です。しかし原発事故は人災です。元千葉大学物理学教授の木村忠彦さんに話していただき、事実を知ることから、討論へ・・・。どなたでもどうぞ!
報告:シール投票実施 5月5日 午後2:00~3:30 JR千葉駅前 参加者10名
「憲法9条守る?変える?わからない」  投票総数:159
守る・・109(68.5%)   変える・・25(16%)     わからない・・25(16%)
崎山さんのお話を聞いて
福島第一原発事故に不安を抱いてらっしゃる方が多いせいか、会場は100人を越え、質問される方も多く、充実した学習会でした。講師の崎山さんは、元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士であり、科学を市民の手に取り戻そうという高木学校のメンバーでもあります。以前、崎山さんの講演で、日本には原発が54基もあり、爆破されれば住めなくなる。原発を抱えて自衛戦争はできない。生き延びるためには憲法9条が必要だと言われましたが、今回は戦争ならぬ天災がきっかけで原発事故が起こり、日本が傾きそうです。
崎山さんの話の中で印象に残ったのは、広島の原爆にウランが63キログラム使われていたのに対して、福島第一原子力発電所にあるウランは851トンで、原爆の約13000倍である。もし1基でも失敗したら人が近づけなくなるので他の基も危なくなり、最悪の事態になる可能性がある。今後どうなるか誰も分からない。ということでした。
どうしてこのような事になったのでしょうか?誰も原発の安全に責任をもっていなかったと思います。政府は国策として原発を推進しています。経済産業省原子力安全・保安院は、原子力の専門家というより官僚で、東電に天下りするぐらい東電と癒着していました。原子力安全委員会の安全委員は、原発推進の御用学者ばかりで、東電から多額の研究費をもらっていました。マスコミは、電力会社がスポンサーなので、原発の危険性を唱える者や番組は下ろします。こんな中で安全のためのチエックシステムが機能していたとは思えません。東電は、目先の利益追求に専念し、安全のための地震・津波対策を軽視していたのではないでしょうか?人災と言われても仕方がありません。
原発事故収束の具体的見通しが立たない中、個人が判断して身を守るため、せめて原発の真実の情報は流して欲しいと思います(2カ月後のメルトダウン発表等)。人の命を守ることが平和の条件であるなら、政府は軍事同盟強化や、改憲(9条)を画策するより、足元の原発事故の収束、放射性物質拡散の被曝による発癌について、真剣に考えて欲しいと思いました。(57歳、主婦)
参考図書&インターネットから
・「プルトニュウムの恐怖」高木仁三郎著
岩波新書
・「原発はなぜこわいか」天笠啓祐著 高文研
・「原発はなぜ危険か」田中三彦著 岩波新書
・「隠された被爆」矢ケ崎克馬著 ちくま新書
▼ 現代史スクープドキュメント
~~ 原発導入のシナリオ
冷戦下の対日原子力戦略~~~
インターネットで見ることが出来ます
お出かけ情報
▽ 6月11日(土)PM12:00~
脱「原発」世界同時集会&デモ
東京:脱原発アクション都内数箇所(芝公園など)2:30~デモ
18:00~20:00 新宿東口アルタ前
千葉:東日本大震災チャリティライブ IN 千葉中央公園12:00PM~
<世界中の希望をのせて>
後援:千葉市まちづくり協議会
☆ 「ミツバチの羽音と地球の回転」
鎌仲ひとみ監督・ドキュメンタリー
6月18日(土)午後1:30開場
千葉市男女共同参画センター
前売:1000円 当日:1500円
申込・問合せ:252-1852 (鎌倉)
▽ 6月19日(日)13:00~16:00
『無言館』への旅・・窪島誠一郎
プラザ菜の花 大会議室
モノレール県庁前駅 徒歩1分
主 催:九条の会・千葉医療者の会
参加費:無料
▼ 6月19日(日)14:00~
原発事故と健康/被曝とは何か・・
崎山比早子医学博士にきく
四街道市文化センター会議室
無料、先着120名まで
▽ 「原発よ、静かに眠れ」
講演:内藤新吾被曝労働と原発震災
6月19日(日)16:20~
千葉市生涯学習センター3F研修室
資料代:500円主催:マルハバ!サラム
★ 映画「いのちの山河」上映
6/23 (木)10時、2時、7時
美浜文化ホール 大ホール
前売り/1000円、当日/1500円
連絡先043-279-9564(田村)
◇ 若葉・九条の会 例会
6月26日(日)午後2:00~
原発事故学習会 パートⅡ
講師:千葉大名誉教授木村忠彦
みつわ台公民館講堂  無料
◆ 7/7 千葉市空襲66周年
戦争を繰り返さないための集い2011
7月7日(木)午後2:00~4:30
紙芝居、体験談、平和の歌をうたおう
主催:千葉市空襲と戦争を語る会
ちば・戦争体験を伝える会
連絡先:080-5305-3739(伊藤)
◇ 中核地域生活支援センターシンポジウム
日時:7月10日(日)13:30~16:30
場所:千葉市蘇我勤労市民プラザホール
~~~無縁社会からの脱却 地域の再構築
基調講演:湯浅 誠
要申し込み:0478-50-2881(FAX)
0478-50-2800(TEL)
編集後記
表紙、世界の地震地帯と原発の立地点の図は2002年東大名誉教授茂木清夫氏による。「赤」と「黒丸」が重なっているのは、日本列島です。
「放射能ってなに?Q&A」は制作者の西岡由香さんの了解をいただき、プリントしました。わかりやすくためになるマンガです。学習会などでお使い下さい。  (都賀の台・鎌倉)

「若葉九条の会」ニュースレター No 42                                                         (2011.12.05発行)                            
                 若葉九条の会広報部   代表木村忠彦 043-255-3904                                ホームページ  http://wakabaarticle9.com/   

 

原発 やめる? 続ける? わからない 全国シール投票実施
2011年11月3日(祝)午後1:30~3:20  千葉市動物公園モノレール駅陸橋上にて
原発 やめる ・・・236人(61パーセント)
原発 続ける ・・・ 57人(15パーセント)
わからない・・・・・ 92人(24パーセント) 総数:385人 
会のメンバー13名と柴犬1頭が参加しました。家族連れ、カップル、中学生もシール投票をしてくれました。長崎で被曝し聴覚が不自由という年配の方が偶然に通られ「核なき世界を」と。東京新聞千葉支局と赤旗の取材があり、翌日記事になりました。

当日の模様です

 全国の集計結果が11月30日に出ました
原発 やめる  ・・・15,094人(73パーセント)
原発 続ける  ・・・ 2,275人(11パーセント)
わからない   ・・・ 3,308人(16パーセント)
計          20,677人が答えました 国会に届けます

12月定例会  「2011年を振り返って」

12月23日(祝・金) 午後2時~4時30分 みつわ台公民館
自由に語り合いましょう。参加費無料、どなたでもどうぞご参加ください

第4回九条の会全国交流集会 (11/19)  於: 日本教育会館
 第4回九条の会全国交流集会に参加しました。参加者は約750名、熱気ある交流会でした。大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんのあいさつの印象に残ったことを紹介します。
 
大江さん:9月19日の「さよなら原発」大集会とそのあとのデモでは今までの集会や行進とは違うという印象を持った。5大国以外に、原発の使用済み核燃料からプルトニュウムを取り出し使用を認められている国は、日本とドイツだけである。自民党の国会議員が、“原発を維持するということは何時でも核兵器をつくれるということであり、潜在的な核抑止力になっている。原発をなくすということは潜在的な抑止力を放棄することになる”といっている。我々は九条により戦争をしない、武装はしないといってきたが、すでに核弾頭を造ることができるし、核抑止力をもっている、こういうことがすでにあるという感を強く持った。
  憲法ができる前、日本人は広島、長崎への原爆投下という大きな災難を被り、被害者の苦しみは今も続いている。その苦しみを繰り返してはならないという決意が「憲法文化」です。核は持たないという自覚をしているのは大きな文化です。そこに福島原発事故という戦後のマイナスの要素がもう一つ加わった。子どもは内部被曝不安の中で20年30年と生きていかねばならない。もう二度とこのようなことが、あってはならない状況をつくることが「憲法文化」的な仕事です。

奥平さん:3.11がもたらしたもの、復旧とは何か改めて考える必要がある。原発問題の直ぐ背後に核兵器武装が付きまとっている。すなわち九条のことと関わっている。ある高名な音楽家が、世界文化賞の受賞記者会見において、「原発文化のなかにどっぷりと浸かっていた、恥ずかしい思いである」と語っていたのが印象的だった。
いま、3.11を機軸に憲法「改正」の動きにピッチが上がり、憲法審査会が眠りから覚め動き出した。結党50周年党大会で憲法改正案を採択し、改憲手続法(2007年5月施行)を強行採決し、この原動力であった自民党は、今ならやれるぞという気がある。憲法は、単に政治的な問題ではなく、国の基本に関わる問題、哲学的な問題、人間の生き方の根幹に関わる問題、「正義」に関わる問題であることがようやく認識されてきた。この時に改憲が亡霊のように出てきた。それも自民党は「九条だけでなく全面改訂しよう。押し付けられた憲法は全面的に改訂しなければならない」と。

澤地さん:9月19日の明治公園での「さよなら原発5万人集会」で本当に感動した。6万人の発表でも少ないぐらい集まり道にも人があふれた。“原発を止めよう”とこれだけの人が思いを一つにして集まったのを見て、日本もまだ捨てたものではないと強く実感した。憲法を変えようという黒い野心をつぶせるかどうかは、結局は私たちの手の中にある権利です。 生存権を認める憲法のもとで福島の子どもたちや現場の労働者が毎日被曝している。憲法を守ることは原発への意思表示とつながっている。日本は今、世直しを求められている。
木村 忠彦 みつわ台5丁目  世話人

交流ひろば
「さようなら原発1000万人アクション」に伴う署名活動に参加して

9月20日付朝日新聞で、大江健三郎さんらが呼びかけた集会に約6万人が参加したとの記事にスゴイと感嘆しておりました。翌日の朝日新聞に「脱原発集会:民主主義が動き出す」との社説で、その意義を高く評価しておりました。
その翌日小生の許に「チェルノブィリ子供基金」を通して「さようなら原発」の署名用紙が届きました。当初は30名程度が精一杯と思いましたが、町内の自治会員のお宅を皮切りに署名活動をスタートしましたところ、賛同者が多く、励ましの声も多く頂き、一ヶ月の間に200名ほどの署名が集まり、10月20日に事務局に送付いたしました。ただ、お願いした2割ぐらいの人は「まだ判断がつかない」「判らない」と署名を拒否されました。現在も署名活動を続けており40名ほどの署名が集まっております。最終締め切りは来年2月末ですので、今後も続けてまいりたいと思っております。   (西都賀・信太)

「脱原発を実現し自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」
1000万人署名
只今149名。
用紙をコピーして増やし今日まで149名の署名を集めました。判断しかねている方は「原発をやめると電力が足りなくなるのではないか」と思い込んでいる方が多いです。便利第一の生活を変えて脱原発を実現したい。   (稲毛区柏台・野々瀬)

「さよなら原発」ステッカー作りました
みなさんの声で九条ステッカーだけでなく、脱原発ステッカーを是非つくってほしいということで作りました。自動車や自転車、ポストなどに取り付け、取り外し簡単、マグネット式です。

 *色(赤・白・青・黄・緑)
*大きさ5cm×30cm 両サイドカット自由
*1枚500円     (みつわ台・岡本) <連絡先 090-1435-4667へ>

みなさま、「交流ひろば」に、メッセージ、ご意見、近況報告、本の紹介などをお寄せください。600字以内    FAX  043-252-2036  E-mail  このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

みつわ台公民館文化祭(10/29)参加
公民館和室にて
お話会(紙芝居・東京大空襲)(絵本・「世界がもし100人の村だったら」「しごくのそうべえ」)
折り紙創り(折り鶴・楽しい色鉛筆)を楽しみました。

 お出かけ情報
◎ さようなら原発1000万署名に参加しよう
12月10日(土) 11:30 有楽町駅前で署名・街宣
日比谷野外音楽堂12:00開場
オープニングコンサート
13:30 開会  神田香織MC
スピーチ内橋克人・鎌田慧・フクシマから
14:10 パレード
★ 原発の安全神話を支えてきた学校教育
12月11日(日) 13:30~
御茶ノ水 明治大学リバティータワー16F 1163
パネルディスカッション 鎌田慧・俵義文他

◇ 四街道市「平和と文化のつどい」
12月18日(日) 開会13:00
四街道市文化センター大ホール
1部 合唱、フクシマからの報告ほか
2部 講演 前広島市長 秋葉忠利氏
参加券 999円(木村・鎌倉まで)

◆ 定例会
   12月23日(金・祝) 14:00~
みつわ台公民館
2011年を振り返ってー懇談会
参加費:無料
どなたでもどうぞご参加ください
 
 ○ 東海第2原発と千葉
 2012年1月21日(土) 18:15~
 千葉市民会館 4F 会議室
 講 師:小林正弥さん
 資料費:500円 
 主 催:平和への大結集(080-2042-5625)

 ♪ 「第5回 わかば新春平和と文化のつどい」

~ニューイヤーコンサートin わかば 2012   おたのしみに・・
 2012年1月29日(日) 13時開場
 若葉文化ホール(千城台)
 前売り券 500円(世話人までどうぞ!)
 主催 つどい実行委員会
 後援 千葉市・千葉市教育委員会・振興財団
 「つぶてソング」より  (詩:和合亮一)
 浪岡浩子さん朗読・独唱 フクシマによせて
 オーケストラによるワルツ、ファゴット独奏
 新婦人コーラスひまわり・加曽利コーラス等

● さようなら原発1000万人アクション
 2012年2月11日(土) 13:30~
 東京代々木公園・集会、パレード

◇ 第九条の会ヒロシマ20周年記念講演会
 「許すな!憲法改悪・市民運動全国交流集会」
 2012年2月18日(土) 14:00~
 広島平和記念(原爆)資料館メモリアルH
  “いのちが大事 いらない!原発と基地”
 講  演:渡辺 治さん
 福島から:武藤類子さん

◎ さようなら原発1000万署名集約集会
 2012年3月24日(土) 13:30~
 東京・日比谷野外音楽堂 集会、パレード

編集後記 
 憲法審査会が野田政権のもと始動した。<改憲のためのハードルを低くする>(3分の2→2分の1)<9条を捨てて集団的自衛権を使えるようにする>のが目的だと思う。いろいろメクラマシ術を使うだろうが、①審査会を傍聴し、監視しよう。②自衛隊よ海外に人殺しにいくな。③正反対の人命救助に徹せよ。K