ニュースレター 14
「若葉・九条の会」 ニュースレター  第14号
(2007年7月8日発行) 発行/「若葉・九条の会」広報部
映画 「日本の青空」上映会
7月15日(日)午前10時・午後2時
千 葉 市 若 葉 文 化 ホ ー ル
(モノレール千城台駅徒歩3分)おさそいあわせ お出かけ下さい
日本国憲法誕生の真相を今!
現在の「日本国憲法」の原型となった「憲法研究会・草案要綱」を起草した鈴木安蔵(1904~1983年)は、様々な国の憲法や明治の自由民権憲法案に精通していた。彼は、民間の「憲法研究会」案を通して、日本人のこころにかなった日本国憲法の基礎をつくり上げた立役者である。憲法公布直後には憲法普及会の理事を務め、後に大学で教鞭(憲法学)をとり、日本国憲法の普及に尽力した。
高野岩三郎らの活動、GHQと吉田茂、白州次郎らの息詰まるやりとりが描かれています。若き日のベアテ・シロタ・ゴードンさんも登場。
大沢豊監督。高橋和也、藤谷美紀、田丸麻紀、加藤剛出演。
国立国会図書館の場面は、千葉市の経済大学図書館が撮影に使われました。現代の若者たちが爽やかです。
前売:1000円   当日:1500円   小中高生:800円
チケットの申し込みは「若葉・九条の会」世話人へ どうぞ
木村――043-255-3904 崎山――043-287-2443  鎌倉――043-252-1852
主催:若葉区「日本の青空」上映実行委員会
後援:千葉市教育委員会
「日本の青空」を見て 原町・竹田 郁子
敗戦後、まっ先に上陸してきたのが米軍偵察隊で、その米軍を受け入れたのが、佐官級宿舎として接収された新橋の第一ホテルでした。
戦争中、始めから日本の敗北を信じていた私はこっそりと英語の勉強をしていた。日本人第1号としてホテルのフロントに就職出来たのは、非常にラッキーな24歳の私だった。
そこで見たり聴いたりした彼等の紳士的な言動と優秀さは、今迄、鬼畜米英のスローガンで教えられて来た日本政府の宣伝が、如何に間違っている情報だったかと思わされた。
その当時の人々(日本人も)とまるで再会出来た様な映画の中の将校たち。涙が流れました。
又、安蔵の妻の「女は子どもを戦争に行かせたくない」というその気持ちが如何に切実か。現在でもまわりのお母さん達から聞こえています。二度と徴兵などしないで下さい!
私は今では86歳の老女ですが現在「九条の会」のビラ配りに毎日の散歩を有効に活かしています。女が力を合わせれば「九条」は守れると信じます。
がんばりませんか!
(7月15日の本上映に先立ち6月14日に試写会をしました。)
6.16 平和憲法を護るぞ!千葉市民集会
去る6月16日、千葉市内の9条の会が連携協力して「平和憲法を護るぞ!千葉市民集会」を千葉県労働者福祉センター大ホールで開きました。
佐高 信氏の講演会「護憲から好憲へ」に引続き、「千葉市内9条の会」交流集会が開かれました。交流会では思い思いの参加の仕方、楽しいアイディアが発表され、椅子がたりなくなるほど。これからも連絡をとりあうことを決めました。
~~~アンケートから~~~
・佐高さんのお話はおもしろかった。
・著書を買いました。
・日米安全保障条約も軍隊というものも、私たちの安全を守らないのではないか。
関連した図書
「護憲派の一分」
(土井 たか子 佐高 信 著 2007/4 角川書店 刊 686円)
「ひとりひとりのいのち、ひとりひとりの人生」
(佐高 信 著 2005/7 七つ森書舘 刊 1800円)
千葉市図書館(公民館図書室でも)にて 借りられます。
「9.11の嘘をくずせ」上映会開催
6月24日(日)の例会で「9.11の嘘をくずせ」上映会が開催されました。
アメリカによるアフガニスタン攻撃の発端となった2001年9月11日の同時多発テロ。公式発表では「19人のハイジャック犯が4組に分かれ1」、アメリカ航空機を乗っ取りアメリカ国防総省(ペンタゴン)、2)世界貿易センタービルの北塔と3)南塔に激突。ビルは火災のために崩壊。4)ユナイテッド航空93便はハイジャック犯が乗客の抵抗のために目的地に行けずペンシルバニア州シャンクスビルに墜落した。」ことになっている。しかし、このドキュメンタリー映画は多発テロに関する公式発表に対し多くの疑問を投げかけている。1)で誰の目にも明らかなのはペンタゴンに突入したと言われるボーイング757型機の大きさと建物にあいた穴の大きさの不一致、旅客機の残骸が見あたらない、乗客の死体がない等々。2)3)世界貿易センタービルに関しては旅客機の燃料が高熱で燃焼したことによってビルが倒壊したとされているが、これまで火災で鉄筋コンクリートのビルが倒壊した記録はない。又、おおくの人が爆発音を聞いており、ビルの倒壊のし方は解体時のそれと非常によく似ている。飛行機がぶつかっていない第7ビルが倒壊した。しかも、倒壊原因の調査は全く不十分にしか行われておらず、瓦礫は早々にリサイクル業者に売り払われ、残りは海に捨てられた。4)シャンクスビルに墜落したとされる飛行機からは乗客が家族に携帯電話をかけているが、旅客機の高度と飛行速度から電話がかかる可能性はほとんどないこと、93便が墜落したとされている地点に機体の残骸も人の死体も見つからず火災も起きていない。又、19人のハイジャック犯の内9人が生きている。これらは一体何故なのか、多くの疑問は政府の調査報告書では答えられていない。
この映画の製作者は、市民の一人一人がこれらの疑問をぶつけ、真相究明を要求して欲しいと強く訴えかけている。誰がこのようなテロを行う動機を持ち、実行する能力と強い意志があり、それによって何を得たかを明らかにすることによって、我々市民がおかれている状況を把握することが可能になる。
9.11は言うまでもなくアメリカ一国の問題ではない。このテロを契機として世界中にテロに対抗するためと称したテロ戦争が広がっていった。
日本国憲法を改悪しようとする動きにはアメリカが強く係わっている。1953年ニクソン副大統領は日本の国会で「アメリカが日本国憲法を作ったのは間違い。日本は再軍備をすべきだ」と演説した。それ以後この路線は一貫して今日に至っている。40年近く前私がボストンに住んでいたときにテレビで見たニュースを今でも思い出す。そのニュースではこれから30年後に、アジア沿岸地域一帯を日本の軍隊が守るというようなものだった。その時私は「バカげた構想だ、日本には平和憲法がありそんなことをするはずはない」と思った。しかし、今それが殆ど現実になろうとしている、アメリカの計画通りになるかもしれない、日本はそこまで追い込まれてきてしまったという感じを持っている。日本政府がひたすら付き従ってゆこうとしているアメリカという国はどんな国で、何をしようとしているのか。日本人の大部分、いやアメリカ人すら知らないアメリカの暗い深淵をこのドキュメンタリーは見せてくれた。もしこのテロが、アメリカ政府内部組織の自作自演であったとしたら?・・
崎山比早子
参議院選挙に当たって
-憲法九条を護る候補に一票を-
いよいよ「日本国憲法の改正の手続きに関する法律」(国民投票法)の成立後最初の国政選挙として、第21回参議院選挙が7月12日公示、29日投票で実施されます。この選挙では、年金問題、格差社会の是正問題等とともに、憲法とりわけ憲法九条の改定問題が大きな争点となってきました。
安倍首相は、かねてより「自分の任期中に憲法を改正したい。自民党の憲法草案はすでに出来ている。7月の参議院選挙において憲法改正を争点にしたい」と述べ、改憲に強い決意を示してきました。今回の自民党参議院選挙公約では、「平成22年の国会において、憲法改正案の発議をめざし国民投票による承認を得るべく、新憲法制定推進の国民運動を展開する」を第一番に詠っています。
自民党の憲法九条の改定の目的は、自衛隊を「軍隊」にかえ、日本のその軍隊をアメリカ軍と腕を組んで海外で戦争することができる国にすることです。「戦争できる国」になれば、戦前と同じように、軍備増強のため増税が必要になって国民の生活が圧迫されます。戦争を批判する言論が封殺されて自由にモノがいえなくなります。
憲法九条の改定を推し進めているのは、慰安婦問題などに象徴的に見られるように、先の戦争の反省をせず、戦前の国家体制を美化している人々です。このような過去の戦争に反省の無い勢力が、憲法を変えて、武力で海外に打って出ようとしているわけですから、こんな恐ろしいことはありません。
今回の選挙で選出された議員が参議院における憲法改定問題を審議することになります。如何なる党であろうと、憲法九条の改定を目指す勢力の進出を許してはなりません。憲法九条を護る候補に一票を投じることを訴えます。        若葉・九条の会世話人会
映画「日本の青空」千葉県上映予定
9/1 (土)我孫子けやきプラザふれあいホール
9/2 (日)市川市民会館大ホール
9/9 (日)鎌ヶ谷・三橋記念館ホル
9/23 (日)船橋市・高根台公民
10/23(火)柏アミュゼクリスタルホール 03-3549-06


「若葉・九条の会」ニュースレター 第14号
                                            (2007年7月8日発行)

映画 「日本の青空」上映会
7月15日(日)午前10時・午後2時 
千 葉 市 若 葉 文 化 ホ ー ル
(モノレール千城台駅徒歩3分)おさそいあわせ お出かけ下さい

日本国憲法誕生の真相を今!
  現在の「日本国憲法」の原型となった「憲法研究会・草案要綱」を起草した鈴木安蔵(1904~1983年)は、様々な国の憲法や明治の自由民権憲法案に精通していた。彼は、民間の「憲法研究会」案を通して、日本人のこころにかなった日本国憲法の基礎をつくり上げた立役者である。憲法公布直後には憲法普及会の理事を務め、後に大学で教鞭(憲法学)をとり、日本国憲法の普及に尽力した。高野岩三郎らの活動、GHQと吉田茂、白州次郎らの息詰まるやりとりが描かれています。若き日のベアテ・シロタ・ゴードンさんも登場。大沢豊監督。高橋和也、藤谷美紀、田丸麻紀、加藤剛出演。国立国会図書館の場面は、千葉市の経済大学図書館が撮影に使われました。現代の若者たちが爽やかです。
前売:1000円 当日:1500円 小中高生:800円 チケットの申し込みは「若葉・九条の会」世話人へ どうぞ  木村――043-255-3904 崎山――043-287-2443  鎌倉――043-252-1852
主催:若葉区「日本の青空」上映実行委員会
後援:千葉市教育委員会

「日本の青空」を見て
敗戦後、まっ先に上陸してきたのが米軍偵察隊で、その米軍を受け入れたのが、佐官級宿舎として接収された新橋の第一ホテルでした。
戦争中、始めから日本の敗北を信じていた私はこっそりと英語の勉強をしていた。日本人第1号としてホテルのフロントに就職出来たのは、非常にラッキーな24歳の私だった。
そこで見たり聴いたりした彼等の紳士的な言動と優秀さは、今迄、鬼畜米英のスローガンで教えられて来た日本政府の宣伝が、如何に間違っている情報だったかと思わされた。
その当時の人々(日本人も)とまるで再会出来た様な映画の中の将校たち。涙が流れました。 又、安蔵の妻の「女は子どもを戦争に行かせたくない」というその気持ちが如何に切実か。現在でもまわりのお母さん達から聞こえています。二度と徴兵などしないで下さい!
私は今では86歳の老女ですが現在「九条の会」のビラ配りに毎日の散歩を有効に活かしています。女が力を合わせれば「九条」は守れると信じます。がんばりませんか!(原町・竹田 郁子) (7月15日の本上映に先立ち6月14日に試写会をしました。)

6.16 平和憲法を護るぞ!
千葉市民集会去る6月16日、千葉市内の9条の会が連携協力して「平和憲法を護るぞ!千葉市民集会」を千葉県労働者福祉センター大ホールで開きました。

佐高 信氏の講演会「護憲から好憲へ」に引続き、「千葉市内9条の会」交流集会が開かれました。交流会では思い思いの参加の仕方、楽しいアイディアが発表され、椅子がたりなくなるほど。これからも連絡をとりあうことを決めました。
~~~アンケートから~~~・佐高さんのお話はおもしろかった。・著書を買いました。・日米安全保障条約も軍隊というものも、私たちの安全を守らないのではないか。
関連した図書「護憲派の一分」 (土井 たか子 佐高 信著 2007/4 角川書店 刊 686円)「ひとりひとりのいのち、ひとりひとりの人生」 (佐高 信 著 2005/7 七つ森書舘 刊 1800円)千葉市図書館(公民館図書室でも)にて 借りられます。

「9.11の嘘をくずせ」上映会開催 
6月24日(日)の例会で「9.11の嘘をくずせ」上映会が開催されました。アメリカによるアフガニスタン攻撃の発端となった2001年9月11日の同時多発テロ。公式発表では「19人のハイジャック犯が4組に分かれ1」、アメリカ航空機を乗っ取りアメリカ国防総省(ペンタゴン)、2)世界貿易センタービルの北塔と3)南塔に激突。ビルは火災のために崩壊。4)ユナイテッド航空93便はハイジャック犯が乗客の抵抗のために目的地に行けずペンシルバニア州シャンクスビルに墜落した。」ことになっている。しかし、このドキュメンタリー映画は多発テロに関する公式発表に対し多くの疑問を投げかけている。1)で誰の目にも明らかなのはペンタゴンに突入したと言われるボーイング757型機の大きさと建物にあいた穴の大きさの不一致、旅客機の残骸が見あたらない、乗客の死体がない等々。2)3)世界貿易センタービルに関しては旅客機の燃料が高熱で燃焼したことによってビルが倒壊したとされているが、これまで火災で鉄筋コンクリートのビルが倒壊した記録はない。又、おおくの人が爆発音を聞いており、ビルの倒壊のし方は解体時のそれと非常によく似ている。飛行機がぶつかっていない第7ビルが倒壊した。しかも、倒壊原因の調査は全く不十分にしか行われておらず、瓦礫は早々にリサイクル業者に売り払われ、残りは海に捨てられた。4)シャンクスビルに墜落したとされる飛行機からは乗客が家族に携帯電話をかけているが、旅客機の高度と飛行速度から電話がかかる可能性はほとんどないこと、93便が墜落したとされている地点に機体の残骸も人の死体も見つからず火災も起きていない。又、19人のハイジャック犯の内9人が生きている。これらは一体何故なのか、多くの疑問は政府の調査報告書では答えられていない。
この映画の製作者は、市民の一人一人がこれらの疑問をぶつけ、真相究明を要求して欲しいと強く訴えかけている。誰がこのようなテロを行う動機を持ち、実行する能力と強い意志があり、それによって何を得たかを明らかにすることによって、我々市民がおかれている状況を把握することが可能になる。 
9.11は言うまでもなくアメリカ一国の問題ではない。このテロを契機として世界中にテロに対抗するためと称したテロ戦争が広がっていった。
日本国憲法を改悪しようとする動きにはアメリカが強く係わっている。1953年ニクソン副大統領は日本の国会で「アメリカが日本国憲法を作ったのは間違い。日本は再軍備をすべきだ」と演説した。それ以後この路線は一貫して今日に至っている。40年近く前私がボストンに住んでいたときにテレビで見たニュースを今でも思い出す。そのニュースではこれから30年後に、アジア沿岸地域一帯を日本の軍隊が守るというようなものだった。その時私は「バカげた構想だ、日本には平和憲法がありそんなことをするはずはない」と思った。しかし、今それが殆ど現実になろうとしている、アメリカの計画通りになるかもしれない、日本はそこまで追い込まれてきてしまったという感じを持っている。日本政府がひたすら付き従ってゆこうとしているアメリカという国はどんな国で、何をしようとしているのか。日本人の大部分、いやアメリカ人すら知らないアメリカの暗い深淵をこのドキュメンタリーは見せてくれた。もしこのテロが、アメリカ政府内部組織の自作自演であったとしたら?・・崎山比早子

参議院選挙に当たって-憲法九条を護る候補に一票を-
いよいよ「日本国憲法の改正の手続きに関する法律」(国民投票法)の成立後最初の国政選挙として、第21回参議院選挙が7月12日公示、29日投票で実施されます。この選挙では、年金問題、格差社会の是正問題等とともに、憲法とりわけ憲法九条の改定問題が大きな争点となってきました。
安倍首相は、かねてより「自分の任期中に憲法を改正したい。自民党の憲法草案はすでに出来ている。7月の参議院選挙において憲法改正を争点にしたい」と述べ、改憲に強い決意を示してきました。今回の自民党参議院選挙公約では、「平成22年の国会において、憲法改正案の発議をめざし国民投票による承認を得るべく、新憲法制定推進の国民運動を展開する」を第一番に詠っています。
自民党の憲法九条の改定の目的は、自衛隊を「軍隊」にかえ、日本のその軍隊をアメリカ軍と腕を組んで海外で戦争することができる国にすることです。「戦争できる国」になれば、戦前と同じように、軍備増強のため増税が必要になって国民の生活が圧迫されます。戦争を批判する言論が封殺されて自由にモノがいえなくなります。
憲法九条の改定を推し進めているのは、慰安婦問題などに象徴的に見られるように、先の戦争の反省をせず、戦前の国家体制を美化している人々です。このような過去の戦争に反省の無い勢力が、憲法を変えて、武力で海外に打って出ようとしているわけですから、こんな恐ろしいことはありません。
今回の選挙で選出された議員が参議院における憲法改定問題を審議することになります。如何なる党であろうと、憲法九条の改定を目指す勢力の進出を許してはなりません。憲法九条を護る候補に一票を投じることを訴えます。        若葉・九条の会世話人会

映画「日本の青空」千葉県上映予定 
9/1 (土)我孫子けやきプラザふれあいホール 
9/2 (日)市川市民会館大ホール 9/9 (日)鎌ヶ谷・三橋記念館ホル
9/23 (日)船橋市・高根台公民10/23(火)柏アミュゼクリスタルホール 03-3549-06