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「若葉・九条の会」ニュースレター 創刊号
(2005年3月27日発行)

お知らせ

*2月27日に設立した「若葉・九条の会」はその後も順調に呼びかけ人を増やしています。3月22日現在、呼びかけ人と会員を合わせて37名となり、九条に対する関心の高まりを感じます。カンパも113,000円集まりました。

*5月29日(日曜日)には岩田行雄氏を招き、講演をお願いすることになりました。氏は「検証・憲法九条の誕生」の編・著者であり、面白くわかりやすい話術が聴衆をひきつけることで定評があります。マジックもお得意なので、当日披露してくださるかもしれません。場所と時間が確定しましたら改めてお知らせします。


*今「九条の会」は全国に拡がりをみせています。文学者が、役者が、マスコミ人が、科学者が、銀行員が、地域の人々が、それぞれに仲間を作って九条を守ろうと結束しています。昨年6月に最初の「九条の会」が発足した当時、多くのマスコミはこれを軽視していました。しかし会のめざましい拡大に彼らも目をそむけてはいられなくなり、NHKや朝日新聞、その他の地方紙が憲法問題をとりあげるようになりました。平和を願う私たちはこれからも一層結束を深め、憲法九条の素晴らしさを世間に訴えてゆきましょう。

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呼びかけ人からのメッセージ  <憲法九条と私>

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私たちが平和を希求することをやめたとき、

戦争への一歩がはじまる

信州に戦没が画学生を忘れないための無言館あり

真冬、凍える絵の前にてすすりなく人あり

真夏、じっと、じっと、佇む人あり

命を捧げる祖国はありやと

憲法を変えて、再び戦争をしてはならない

鎌倉淑子(主婦)

中学生の時、平和と憲法というレポートを書く機会があり、どのような形で始まった憲法でも良いものは良いのだと書いたことを思い出しています。上林紘子(看護師)

たくさんの尊い命を奪った恐ろしい戦争。「教え子を二度と戦場に送らない」ために憲法九条を守り、平和を!!岡本和子(学習塾講師)

私達夫婦には子どもがいます。その子達もその次の子達も決して殺されたり殺したりしてほしくありません。そのため憲法九条を守ることが絶対必要条件です。小幡行弘(会社経営)・朋子(主婦)

戦後60年間、戦争で一人の他国民も殺さず、一人の自国民も殺さなかった日本。日本国憲法第九条のお陰です。良いものは良い。悪いものは悪い。日本国憲法第九条はいつの時代でも良いものです。木村忠彦(大学教授)

人の命を守ることを生業としているものとして、弱者がいつも犠牲になる戦争にはどんな形でも反対です。そのためには九条を守ることが絶対条件です。崎山樹(医師)

平和の値打ちは戦争の中で身にしみて感じられる。でもそれでは遅すぎる。想像してみよう。人の命を奪うことを命令される日を!それでも九条をかえますか?決めるのは私たちです。崎山比早子(医師)

日本が他国へ軍隊を送り、他国の人を傷つけたり殺したり、殺されたりしないように、現憲法を守っていきたい。武田康雄(学習塾講師)

世界に誇れる日本の平和憲法、今生きている私たちが命がけで守る努力をしていく事は当然の事です。浪岡浩子(声楽家)

もう、庶民はだまされない。今こそ声を上げよう。憲法九条が世界平和のシンボルであるように。浪岡尊志(音楽団体職員)

日本が60年間平和だったのは九条のおかげである。戦争による犠牲者を生まない為にも改憲は許されない。本間一臣(歯科医師)

二度と戦争しない、との誓いが空文化されようとしている中で、私たち一人ひとりの決意と行動が問われています。村松勇(医療団体役員)

中学一年の時「新しい憲法のはなし」を学びました。戦争放棄のさし絵と「世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」という言葉が心に焼き付いています。森村敏子(元小学校教師)

日本国民は、国際平和を望んでいます。戦争は国の発動ですから、国の交戦権は認めないというのが第九条です。森村弘(元小学校教師)

日本が世界に誇ることが出来るもの、それは憲法第九条です。私はこの「第九条」をどうしても守りたいのです。柳田順(主婦)

産婦人科医としてもう40年以上も命の誕生に立ち会ってきた。それらの命を戦火にさらすことは絶対に許されない。本間誠(医師)

戦中生まれの私は、空襲の恐怖と戦後の食糧難の中をぎりぎりに生き延びた。孫たちに同じ思いをさせはしない。本間陽子(主婦)