若葉・九条の会ニュースレター No 59
  
                          2013.09.26発行
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                    代表 木村 忠彦043-255-3904
 
「平和の申し子たちへ!泣きながら抵抗を始めよう」  なかにし 礼
 
2014年7月1日火曜日  
集団的自衛権が閣議決定された
この日 日本の誇るべき  
たった一つの宝物 平和憲法は粉砕された
つまり君たち若者もまた 
圧殺されたのである
こんな憲法違反にたいして  
最高裁はなんの文句も言わない
かくして君たちの日本は
その長い歴史の中の どんな時代よりも禍々しい 暗黒時代へと もどっていく そしてまたあの 醜悪と愚劣 
残酷と恐怖の戦争が始まるだろう  
ああ、若き友たちよ!
巨大な歯車がひとたびぐらっと
回りはじめたら最後 
君もその中に巻き込まれる  
しかし君に闘う理由などあるのか  
国のため? 大義のため? 
そんなもののために  
君は銃で人を狙えるのか  
君は銃剣で人を刺せるのか  
君は人々の上に爆弾を落とせるのか
若き友たちよ!
君は戦場に行ってはならない
なぜなら君は戦争にむいてないからだ
世界史上類例のない
69年間も平和がつづいた  
理想の国に生まれたんだもの
*生活であり存在理由なんだ
平和ぼけ?  なんとでも言わしておけ  戦争なんか真っ平ごめんだ
人殺しどころか喧嘩もしたくない  
たとえ国家といえども  
俺の人生にかまわないでくれ
俺は臆病なんだ  俺は弱虫なんだ 
卑怯者? そうかもしれない
しかし俺は平和が好きなんだ  
それのどこが悪い?  
弱くあることも 勇気のいることなんだぜ  そう言って胸をはれば
なにか清々しい風が吹くじゃないか 
怖れるものはなにもない
愛する平和の申し子たちよ  
この世に生れ出た時  
君は命の歓喜の産声をあげた
君の命よりも大切なものはない  
生き抜かなければならない  
死んではならない
が 殺してもいけない  
だから今こそ!もっともか弱きものとして 
産声を上げる赤児のように  
泣きながら抵抗を始めよう 
泣きながら抵抗をしつづけるのだ 
泣くことを一生やめてはならない
平和のために!
9/4「戦争させない!9条壊すな」総がかり行動(日比谷野音)で神田香織さんが朗読した詩です
 
平和しか知らないんだ
平和の申し子なんだ
平和こそが君の故郷であり*
 
交 流  広 場  
 
署名活動に参加して
西都賀・信太栄吉
 
4月2日の朝日新聞夕刊に座間市の主婦、鷹巣直美さんが思いつきで始めた「憲法9条にノーベル平和賞を」との呼びかけに共感の輪が広がり、平成25年8月には「実行委員会」も生まれ署名活動が本格化したという記事が載りました。私も何らかの協力ができないかと考えておりましたが「若葉・九条の会」が署名活動に参加することとなり私も積極的に協力することにいたしました。
まず自治会の懇意にしている人々、人の大勢集まるお茶の先生、知り合いのお店の店頭、また私の塾の生徒のご両親に生徒を通して依頼しました。その結果「ノーベル平和賞を」に129筆、「集団的自衛権反対」に149筆の署名を戴きました。
署名に当たって多くの方々から賛同の意見が寄せられ励まされました。一方依頼した1割の方からは「署名行為はいたしません」「国のすることに反対はできない」「自国を守る覚悟が必要」「わからない」とのことで署名をいただけませんでした。
署名された方々には心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。今年度の「ノーベル平和賞」は受賞できませんでしたが来年度以降の受賞を目指し、100万人以上の署名を集めるとのことです。(現在44万人以上の署名が集まっています。)
ますますこの輪が広まることを念じております。
ねえ、ねえ7月1日の「閣議決定」って
<無効>じゃないの?
 
 
 
いや・・そのだから・・それはね・・・・・
2014年7月1日安倍(自民党・公明党)内閣は「集団的自衛権行使容認」の閣議決定を行いました。
・議会(衆議院・参議院)軽視
・すべての議員(保守革新を問わず)を侮辱、軽視
・地方自治体の全ての議員を軽視、無視
・主権者国民を無視しバカにしている
そこで
自治体議員立憲ネットワーク
が設立(2014/6/15)されました。
このネットワークを応援し、全国津々
浦々の<チャンと働く議員>を励ます
ことが有権者にできることでは?
行ってきました 小柴千鶴恵
8/24 ピースフェスティバル千葉2014
アーサービナードさんの講演をきいて来ました。――千葉の夏 核の冬――と題しての講演でした。
 沖縄辺野古でのボーリング反対支援の報告から普天間に行きましたかと私たちに問い普天間は返還といわれてきた、それが辺野古への移設とすり替わっている。新聞でも移設と取り上げられている。言葉にだまされてはいけない。普天間と辺野古は繋がってはいない。しかし言葉のペテンとしては繋がっていると断言。辺野古は移設ではない。巨大な新しい基地を造ろうとしている。滑走路も二本、カモフラージュにV字型にしている。美しい海はジュゴンの生息地。破壊された生態系は二度と戻らない。普天間はすでに古くアメリカは新しい基地が欲しいのである。沖縄に基地があるのではなく基地の中に沖縄がある。これは日本という国に置き替える事もできると警告します。普天間は戻ってもあの汚染された土地が使用可能であるのかとも。
 詩人の役割は 言葉を繋ぐこと これを怠るとコピーライターとなり下がる。自身で翻訳した“キンコンカンせんそう”(伊・ジョン ロダーリ作)を読み上げ 平和のボッパツにより大将が逃げる なぜ逃げるのか!平和になるとなぜ困る?ビナード氏は平和は革命・平和は過激・平和になると経済が変わる・度し難い平和を と呼び掛けさらには湾岸戦争勃発(辞書には戦争勃発とのっています)記事についても戦争は勃発しない あれはアメリカが仕掛けたのであり勃発ではない。言葉のインチキに気付こう。でも平和は勃発する。(ビナード氏はこの時イタリアに在住)
 辺野古はアメリカにとって21世紀の戦争投資であり岩国は米軍再編の移駐先となっている。 
 今こそ平和以外の商売がなり立たない真の平和を!と結びました。グローバルな言語の中から日本語で語るビナード氏の講演は、言葉のペテンに気付けと私たちに何度も啓示しアメリカという国家戦略に呑み込まれている現状と推し進める自民党政権をあぶり出してくれました。
 辺野古に多くの支援をのビナード氏の訴えは木更津がオスプレイ整備基地とされようとしている千葉県民にとってもまさに沖縄は繋がっているのです。 
○参 岩波ブックレットNo.16 「80年代の日本国憲法 私はこう考える」46p 大田昌秀・「沖縄と憲法」をお読みください。本土と呼ばれた私たちと沖縄との切ない思いが伝わります
 
本  の  紹  介
「新・戦争のつくりかた」
文/りぼんぷろじぇくと 絵/井上ヤスミチ
マガジンハウス 2014/9/11 刊1000円
<よくよく考えれば「平和」の反対語は「戦争」じゃなくて「ペテン」だとわかります。ぼくらがペテンにひっかかるところから、もう戦争は始まっています>
   アーサー・ビナード(本の帯から)
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✉ 11月定例会
11/23 (日) 2:00~4:40
みつわ台公民館講堂
討論会「戦中、戦後の歩みと体験から
考える日本と日本国憲法」
問題提起:関口 甫 (世話人・小倉台)✉ ポスター、署名用紙、本がほしい方は
043-255-3904(木村)
090-9304-1030(鎌倉)
          043-252-2036(FAX)
✐    お元気ですか?
交流広場にお便りをお寄せ下さい。
川柳・感想文・本やDVDの紹介など
 
第32回みつわ台公民館文化祭参加     10月25日(土)2時30分から公民館和室
      おはなしかい
市川まり子さんオリジナルかみしばい      
絵本読み聞かせ・・「ビロードのうさぎ」「くまにたすけられたおとこ」
おりがみづくり・・<折りづる>ほか
お 出 か け 情 報               
◇戦争への道をゆるさない東京集会      
集団的自衛権行使容認閣議決定撤回   
「戦争のできる国」法整備阻止!      
10/17(金)18:30 日比谷公会堂300円       
講演:前泊博盛(沖縄国際大学教授)               
主催:戦争をさせない東京1000人委員会    
◆「標的の村」上映会                         
10/23(木)18:30~             
亀戸文化センター3Fカメリアホール      問合:03-3640-4076、03-3683-9765
前売り1000円 当日1200円 
▽10/24(金)17:30 日比谷野音
ANTI  WAR  LIVE in Hibiya
加藤登紀子・制服向上委員会 ほか
入場料:前売・予約1000円
    当日   1500円
FAX 042-438-6919/10/20 〆                            
 9条の会千葉県 学習交流会
講師:高田 健
演題:戦争する国に向かう現日本の政治情勢、九条の会の意義
10/25 (土) 6:00~
千葉市文化センター5Fセミナー室
▽第五福竜丸新たな出航のコンサート       
10/26(日) 17:00開演
第五福竜丸展示館 (東京・夢の島公園)                           
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番      
林光 第五福竜丸に捧げる・核なき世界へ               
ピアノ:崔善愛、チェロ:三宅進 ほか      
入場料:3000円
チケット申込みTEL03-3521-8494                          
立憲主義とデモクラシー 
千葉市文化センター5Fセミナー室
講演:石田憲(千葉大学法政経学部教授)
11/3(月・祝)午後2:00~   500円
千葉市生涯学習センターB1 メディアエッグ
主催:解釈改憲による集団的自衛権行使容認に反対する千葉市民の会
暴走する安倍政権
講師:山崎耕一郎(労働者運動資料室)
11/3 (月・祝)14:00~
千葉市民会館3F特別会議室 500円
憲法と暮らしを考える会 043-243-5152
✐★  若葉九条の会シール投票
11/3 (月)1:30~3:30JR千葉駅クリスタルドーム「集団的自衛権行使容認」について
▼11.11総がかり国会包囲行動
 11/11(火)18:30~国会議事堂周辺
○11月例会 茶話会11/23(日)2:00~
みつわ台公民館講堂     3P 参照
●11/24 (月・休)13:00~
日比谷公会堂とその周辺・・・安倍内閣の改憲暴走を許さない集会とパレード           
▽第6回平和を願う市民の集いin ちば
~~~未来をつくるには~~~
12/6 (土)1:30~
千葉市民会館小ホール(B1)500円
うた:Yaeさん
講演:「科学者からの提言・核と人間は共存できるか?」池内 了さん(宇宙物理学者・世界平和アピール七人委員会)
参加者も加わり ディスカッション
発行責任者:木村忠彦  ・編集者:鎌倉淑子
若葉区みつわ台5-41-6   043-255-3904